217 / 250
第14章 仙台方面奪還作戦編Ⅱ
第17話 二つ目の置き土産は虚ろ目のエンザリア
しおりを挟む
・・17・・
大量の光線が事務所周辺を直撃した瞬間、『賢者の瞳』の隊内間限定通信は無情な宣告を孝弘達に告げる。
『SA17、18、19、20ロスト』
『SA3ゴーレム2、4、5蒸発』
ロスト。賢者の瞳が物理的に消えたのを表しており、つまり四人は即死だった。最精鋭と名高い特務小隊の一個分隊が、一瞬で。加えて警戒にあたらせていた大輝のゴーレムも三体が瞬殺されてしまう。
「クソがっっ!! ゴーレム悪ぃ!! 守ってくれ!!」
「第二波来るよ!! 皆避けて!!」
知花が警告を発した直後、十数本の光線が彼等の周囲に着弾する。
「あああぁ!?!?」
「ぐぁぁぁ!!!!」
『SA14、SA15システム異常。負傷判定』
二回目の攻撃はSA14の上野少尉とSA15の坂井曹長の魔法障壁のほとんどを破壊し、二人を遠くに吹き飛ばした。
「総員散開!! 二か三名で分散しろ!! まとまっていたら吹っ飛ばされるぞ!! 死にたくなければ身を守れ!!」
四人が死に、二人が負傷したがアレコレと考えている暇などない。孝弘は矢継ぎ早に命令を出していく。
「鉄壁よ、我等を守護せよ!! 続けて発動、土を抉れ穴を生じろ!!」
孝弘の命令通り、最大でも三名単位で分かれていく。法撃の性質上、単独行動は極めて危険だからだ。
小隊の全員が散らばって後退する中でも大輝は極めて短い詠唱で次々と壁を作り地面を抉って簡易的な塹壕を作り出していく。極短縮詠唱であるから防御力に期待は出来ないが無いよりはマシだった。
住宅と田畑が疎らにある地区とはいえ遮蔽物は幾つかある。孝弘達はそれらにようやく身を隠すことが出来た。
「水帆、牽制目的にでかいのぶちかましてくれ。このままだと身動きも取れない」
「分かったわ」
「知花、敵の数と距離は? この威力は洗脳されたエンザリアだろう?」
『うん。エンザリア。数は五五で距離は約七○○。散らばってこっちに少しずつ迫ってきてるよ。魔力反応からして、今回のはこれまでのより強い可能性が高いかな……』
「了解。大輝、後方に出来るだけ多く壁と塹壕を。結界内であと二キロも下がれない。数を減らしたら機動戦に移りたいけどその前に――」
『隠れる場所がねえとな。分かったぜ』
「頼んだ」
孝弘が指示を出す間にも数本の光線が飛んでくる。幸いどれも夾叉にもなっていないが、この場にいつまでも留まるのは得策ではないだろう。
(まさか対物ライフルを持ってこなかったのが仇になるなんてな……)
孝弘が今携行しているのは魔法拳銃二丁。七○○メートル先にいる敵を狙うのはいくら孝弘とて愚策だ。高速機動戦になるまで彼の出る幕は限られる。孝弘は命令を出しつつまずは負傷判定の出た二人を探すことにした。
「炎の礫は空より落ち、哀れな天使を焼き尽くす。『豪炎落下』」
水帆が発動した術式は上級火属性魔法。その中でも面制圧型の法撃だ。
上空に幾つか魔法陣が現れると、多数の炎石がエンザリアに向かって降ってゆく。
『敵八を撃破! 残り四七! 私もすぐに法撃に移るよ!』
「分かった!」
「ちっ。分散してて思ったより潰せてないわね……。知花の法撃からすぐもう一度……!」
「それが終わったら上野少尉と坂井曹長の救出に移る。援護を頼めるか?」
「了解よ。二人の怪我は?」
「イエローだ。早く助けてやりたい」
「そうね……。任せなさい」
「よろしく。慎吾少佐、有都大尉、華蓮大尉。俺と水帆で上野少尉と坂井曹長を救助しにいくから、その間できるだけ多くの火力を敵に叩き込んでくれ」
『了解しました』
孝弘は三人への指示を終えるとその直後、知花は詠唱を完了し上級光属性の面制圧型を発動。レーダーがダウンしており従前の命中率は期待できないが、探知魔法をフルに利用してなるべく敵が多く収まる範囲を選択した。
それからすぐ、水帆の二回目の法撃がエンザリアを襲う。他の小隊員達の懸命な法撃もあり残ったエンザリアは三二まで減った。
「今だ。行くぞ」
「ええ!」
「米原中佐を援護しますよ!」
「はいっ!」
「はーい!!」
孝弘と水帆は塹壕から飛び出す。要救助の二人は随分吹き飛ばされてしまっていて、孝弘達のいた所から二五○メートル先に倒れていた。
二人が塹壕から出てきたことで、明らかに射線はそちらに向かおうとしていた。
「させませんよ!」
「やらせてたまるかよ!」
「吹っ飛べー!!」
慎吾達三人の法撃は狙いを向けていたいくらかのエンザリアの気を逸らし、孝弘と水帆のもとに放たれた光線は三発で済んだ。
「光線が少し太いが、これなら避けられる! あと、あと少しだ!」
「二人とも、待ってなさいな! 今助けるわ!」
孝弘と水帆の声が届いたのか、脚からかなり血を流している上野少尉が二人の方に視線を向けた。坂井曹長は意識を失っているようで、動きが無かった。
あと一五○メートル。身体強化魔法を施した脚力ならすぐに届く距離だ。ところが。
『距離三○○の奥の建物から新たな高出力法撃反応!? 二人とも、すぐに避けて!!』
「させるかよっっ!!」
「やらせてたまるもんですか!!」
孝弘は二丁の拳銃を連射し、水帆は準備詠唱までしておいた炎属性爆発系の法撃を発動する。
二人の攻撃は新たに現れた五人のエンザリアを貫き、建物ごと吹き飛ばして難を逃れる。
「あと五○メートル!!」
『続けて高出力法撃反応! 既存の三から!』
『撃たせは、しないっっ!!』
法撃の主は宏光だった。発動したのは火と闇の複合属性上級魔法。紫色をした炎球は発射直前まで詠唱を終えていたエンザリア三体を消し尽くした。
「よくやった金山中尉!」
宏光の法撃によって貴重な間が生まれ、その隙に二人は上野少尉と坂井曹長の救助に成功する。
「救出完了!」
『よぅしっ!! 孝弘、急ごしらえもいいとこだがお前のとこから八時方向、距離六五○先に壁と塹壕を作った!! 向かってきてくれ!!』
「分かった! 二人をそこに置いたら態勢を立て直して高速機動戦に移るぞ!」
「助かるわ!」
大輝からの通信を受け取ると、上野少尉を抱える孝弘と坂井曹長を背負う水帆は走る速度を最大限まで上げる。
「米原中佐……、すみ、ませ……」
「気にするな。部下を助けるのも上官の役目だ」
「あ……、とう、ござ……ま……」
孝弘の背後でぽそりと口にした上野少尉は、そこから先の言葉が途切れる。意識を失ったようだった。
「上野少尉と坂井曹長、まずいな……」
「ええ……」
『二人とも二時方向に一旦転換! あと二秒で進路の先に来る!』
「ちぃ!!」
「ああもう!!」
知花の警告からすぐに十数メートル左に光線魔法が直撃する。彼女の警告が無ければ危なかった。
『ここまでして、許すわけ無いでしょっっ!!』
数秒後、知花の光属性上級魔法がエンザリア数人にヒット。知花がデータを送り続けているエンザリアの残数表示は一八まで減っていた。
彼女の攻撃で生じた隙は孝弘と水帆が大輝の作った応急防衛拠点にたどり着くには十分だった。
ここまで戦死四名。重傷二名。息つく暇なく、孝弘達は反撃へ移ることになる。この場から生き残り脱出する為に。
大量の光線が事務所周辺を直撃した瞬間、『賢者の瞳』の隊内間限定通信は無情な宣告を孝弘達に告げる。
『SA17、18、19、20ロスト』
『SA3ゴーレム2、4、5蒸発』
ロスト。賢者の瞳が物理的に消えたのを表しており、つまり四人は即死だった。最精鋭と名高い特務小隊の一個分隊が、一瞬で。加えて警戒にあたらせていた大輝のゴーレムも三体が瞬殺されてしまう。
「クソがっっ!! ゴーレム悪ぃ!! 守ってくれ!!」
「第二波来るよ!! 皆避けて!!」
知花が警告を発した直後、十数本の光線が彼等の周囲に着弾する。
「あああぁ!?!?」
「ぐぁぁぁ!!!!」
『SA14、SA15システム異常。負傷判定』
二回目の攻撃はSA14の上野少尉とSA15の坂井曹長の魔法障壁のほとんどを破壊し、二人を遠くに吹き飛ばした。
「総員散開!! 二か三名で分散しろ!! まとまっていたら吹っ飛ばされるぞ!! 死にたくなければ身を守れ!!」
四人が死に、二人が負傷したがアレコレと考えている暇などない。孝弘は矢継ぎ早に命令を出していく。
「鉄壁よ、我等を守護せよ!! 続けて発動、土を抉れ穴を生じろ!!」
孝弘の命令通り、最大でも三名単位で分かれていく。法撃の性質上、単独行動は極めて危険だからだ。
小隊の全員が散らばって後退する中でも大輝は極めて短い詠唱で次々と壁を作り地面を抉って簡易的な塹壕を作り出していく。極短縮詠唱であるから防御力に期待は出来ないが無いよりはマシだった。
住宅と田畑が疎らにある地区とはいえ遮蔽物は幾つかある。孝弘達はそれらにようやく身を隠すことが出来た。
「水帆、牽制目的にでかいのぶちかましてくれ。このままだと身動きも取れない」
「分かったわ」
「知花、敵の数と距離は? この威力は洗脳されたエンザリアだろう?」
『うん。エンザリア。数は五五で距離は約七○○。散らばってこっちに少しずつ迫ってきてるよ。魔力反応からして、今回のはこれまでのより強い可能性が高いかな……』
「了解。大輝、後方に出来るだけ多く壁と塹壕を。結界内であと二キロも下がれない。数を減らしたら機動戦に移りたいけどその前に――」
『隠れる場所がねえとな。分かったぜ』
「頼んだ」
孝弘が指示を出す間にも数本の光線が飛んでくる。幸いどれも夾叉にもなっていないが、この場にいつまでも留まるのは得策ではないだろう。
(まさか対物ライフルを持ってこなかったのが仇になるなんてな……)
孝弘が今携行しているのは魔法拳銃二丁。七○○メートル先にいる敵を狙うのはいくら孝弘とて愚策だ。高速機動戦になるまで彼の出る幕は限られる。孝弘は命令を出しつつまずは負傷判定の出た二人を探すことにした。
「炎の礫は空より落ち、哀れな天使を焼き尽くす。『豪炎落下』」
水帆が発動した術式は上級火属性魔法。その中でも面制圧型の法撃だ。
上空に幾つか魔法陣が現れると、多数の炎石がエンザリアに向かって降ってゆく。
『敵八を撃破! 残り四七! 私もすぐに法撃に移るよ!』
「分かった!」
「ちっ。分散してて思ったより潰せてないわね……。知花の法撃からすぐもう一度……!」
「それが終わったら上野少尉と坂井曹長の救出に移る。援護を頼めるか?」
「了解よ。二人の怪我は?」
「イエローだ。早く助けてやりたい」
「そうね……。任せなさい」
「よろしく。慎吾少佐、有都大尉、華蓮大尉。俺と水帆で上野少尉と坂井曹長を救助しにいくから、その間できるだけ多くの火力を敵に叩き込んでくれ」
『了解しました』
孝弘は三人への指示を終えるとその直後、知花は詠唱を完了し上級光属性の面制圧型を発動。レーダーがダウンしており従前の命中率は期待できないが、探知魔法をフルに利用してなるべく敵が多く収まる範囲を選択した。
それからすぐ、水帆の二回目の法撃がエンザリアを襲う。他の小隊員達の懸命な法撃もあり残ったエンザリアは三二まで減った。
「今だ。行くぞ」
「ええ!」
「米原中佐を援護しますよ!」
「はいっ!」
「はーい!!」
孝弘と水帆は塹壕から飛び出す。要救助の二人は随分吹き飛ばされてしまっていて、孝弘達のいた所から二五○メートル先に倒れていた。
二人が塹壕から出てきたことで、明らかに射線はそちらに向かおうとしていた。
「させませんよ!」
「やらせてたまるかよ!」
「吹っ飛べー!!」
慎吾達三人の法撃は狙いを向けていたいくらかのエンザリアの気を逸らし、孝弘と水帆のもとに放たれた光線は三発で済んだ。
「光線が少し太いが、これなら避けられる! あと、あと少しだ!」
「二人とも、待ってなさいな! 今助けるわ!」
孝弘と水帆の声が届いたのか、脚からかなり血を流している上野少尉が二人の方に視線を向けた。坂井曹長は意識を失っているようで、動きが無かった。
あと一五○メートル。身体強化魔法を施した脚力ならすぐに届く距離だ。ところが。
『距離三○○の奥の建物から新たな高出力法撃反応!? 二人とも、すぐに避けて!!』
「させるかよっっ!!」
「やらせてたまるもんですか!!」
孝弘は二丁の拳銃を連射し、水帆は準備詠唱までしておいた炎属性爆発系の法撃を発動する。
二人の攻撃は新たに現れた五人のエンザリアを貫き、建物ごと吹き飛ばして難を逃れる。
「あと五○メートル!!」
『続けて高出力法撃反応! 既存の三から!』
『撃たせは、しないっっ!!』
法撃の主は宏光だった。発動したのは火と闇の複合属性上級魔法。紫色をした炎球は発射直前まで詠唱を終えていたエンザリア三体を消し尽くした。
「よくやった金山中尉!」
宏光の法撃によって貴重な間が生まれ、その隙に二人は上野少尉と坂井曹長の救助に成功する。
「救出完了!」
『よぅしっ!! 孝弘、急ごしらえもいいとこだがお前のとこから八時方向、距離六五○先に壁と塹壕を作った!! 向かってきてくれ!!』
「分かった! 二人をそこに置いたら態勢を立て直して高速機動戦に移るぞ!」
「助かるわ!」
大輝からの通信を受け取ると、上野少尉を抱える孝弘と坂井曹長を背負う水帆は走る速度を最大限まで上げる。
「米原中佐……、すみ、ませ……」
「気にするな。部下を助けるのも上官の役目だ」
「あ……、とう、ござ……ま……」
孝弘の背後でぽそりと口にした上野少尉は、そこから先の言葉が途切れる。意識を失ったようだった。
「上野少尉と坂井曹長、まずいな……」
「ええ……」
『二人とも二時方向に一旦転換! あと二秒で進路の先に来る!』
「ちぃ!!」
「ああもう!!」
知花の警告からすぐに十数メートル左に光線魔法が直撃する。彼女の警告が無ければ危なかった。
『ここまでして、許すわけ無いでしょっっ!!』
数秒後、知花の光属性上級魔法がエンザリア数人にヒット。知花がデータを送り続けているエンザリアの残数表示は一八まで減っていた。
彼女の攻撃で生じた隙は孝弘と水帆が大輝の作った応急防衛拠点にたどり着くには十分だった。
ここまで戦死四名。重傷二名。息つく暇なく、孝弘達は反撃へ移ることになる。この場から生き残り脱出する為に。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜
一日千秋
ファンタジー
昨今、話題の現実にダンジョンができる系の作品です。
高校生達のダンジョン攻略と日常の学校生活、ビジネス活動を書いていきます。
舞台は2025年、
高校2年生の主人公の千夏将人(チナツマサト)は
異世界漫画研究部の部長をしています。
同じ部活の友人たちとある日突然できたダンジョンに
できてすぐ侵入します。
オタクは知っている、ダンジョンには先行者利益があることを。
そして、得たスキルでこつこつダンジョンを攻略していき、日本で影響力をつけていった先に待ち受ける困難とは!?
ダンジョンの設定はステータス、レベル、スキルあり、ダンジョン内のモンスターの死体はしっかり消えます。
一話につき1000〜2500文字くらいの読みやすい量になっているので初心者には読みやすい仕様になっております。
キャラクターはところどころ新キャラが出てきますがメインストーリーは主に3人なので複雑になりすぎないように心がけています。
「いいね」頂けるととても嬉しいです!
「お気に入り」登録も最高に嬉しいです!
よろしくお願いします!
※契約書、経済システムの書式、掲示板テンプレはAI生成を活用して制作しております。修正、加筆は行っております。ご了承下さい。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます
水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。
勇者、聖女、剣聖――
華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。
【戦術構築サポートAI】
【アンドロイド工廠】
【兵器保管庫】
【兵站生成モジュール】
【拠点構築システム】
【個体強化カスタマイズ】
王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。
だが――
この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。
最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。
識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。
「今日からお前はレイナだ」
これは、勇者ではない男が、
メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。
屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、
趣味全開で異世界を生きていく。
魔王とはいずれ戦うことになるだろう。
だが今は――
まずは冒険者登録からだ。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる