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そのじゅういち

そのじゅういち-11

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よしのちゃんは、おみせのひとたちと

「久しぶりーっ」

とかはぐしあってる。

ますたーらしきひと、かみみじかくて、おとこっぽいかっこしてるけど。

おんな?のひと。かなあ?

かうんたーでよしのちゃんのとなりにすわった。

「みのりん、酔っちゃった?」

よしのちゃんにあたま、なでなでされた。

「みのりん酔うとすんごい可愛くなるよねえ」

「ふつうだよお」

「うふふ。可愛い。昔は涼香逹にガードされちゃって手がだせなかったんだよね」

なんのことかよくわかんないなあ。

みずわりをのみながらまわりのひとたちのはなしをきいてると。

「へー。ノンケなんだ」

「でもネコの素質ありそう」

「今日ホテルにお持ち帰りしちゃおうかなあ」

よしのちゃんがゆうと。

やっちゃえー!

とかまわりのひとがゆう。

なんのこと?

もしかして、あたしねらわれてるのかなあ?

でもよしのちゃんおんなやし。あたしもおんなやし。

おんなどうしでどうするん。

おしゃべりならつきあうよ?

「おしゃべりもいいけど、もっと違う事も出来るよ」

ちがうこと?

なあに、それ?

「もう、みのりん…ホント可愛い」

よしのちゃんがほっぺたにきす、した。

なんかよしのちゃん、おとこのこみたい。

「みのりん、ホテルでゆっくり飲み直そ?」

よしのちゃんにうでくまれて、おみせからでた。

えれべーたーまってるときに、よしのちゃんにほっぺたなでられて。

「キスしていい?」

て、きかれた。

よしのちゃん、おんなやけど。

たける、おこるよなあ。

「ね、みのりん…」

かべにおしつけられた。

よしのちゃんのかおがちかづいて。

あれ?

きす、されちゃう?

こまったな。ほっぺた、りょうてでおさえられて。

にげられん。

「ちょっと待ったあ!!」

えれべーたーのどあがひらいて。

たけるがさけんだ。

かべにてをついて、ぜーぜーしてる。

はしってきたのかな。

「…吉乃さん」

たけるがあたしのて、ひっぱる。

「俺のですから」

ひっぱって、そのままぎゅう、てした。

「手、出されたら困ります」

「たける、くるしいよう」

ぎゅうするからいきできないよ。

「あっ、ごめ…」

たけるがあたしをみて。

「酔ってるの!?」

びっくりした。

「なんにもしてないよ」

「しようとしてたでしょ」

なんか、ふたりでにらめっこ。

「番犬みたいなヤツね」

よしのちゃんがわらった。

「みのりさんに関しては警察犬並みですから」

たける、いつからわんこになったの?

たけるにひっぱられて、とおりにでた。

「どうしよ…」

たけるがなんかこまってる。

「タクシー乗せるのも怖いし。店戻んないとだし…」

たける、ぶつぶつゆってたけど。

「いい?店終わるまでここでじっとしてるんだよ?わかった!?」

たけるのおみせのろっかーるーむの、いすにすわらされた。

ひとりになってしばらくしたら 。

「みのりさあん。お茶ですよぉ」

ゆうくんがきて、てーぶるにぐらす、おいた。

ありがとお。

ゆうくんをみた。

「ちょ、みのりさぁん」

ゆうくんがあかくなった。

「なんでそんな顔するのぉっ!ドキドキさせないでよぉ」

しつれいな。ふつうのかおだよ。

「うわ…ヤバいって、マジでヤバい…」

ゆうくんがやばいをれんぱつする。

へんなの。

「ちょ、ちょっとだけ…」

ゆうくんがあたしのほっぺたさわる。

「ユウっ!!」

どあがあいた。

たけるとりゅうじくん。

「うわあっ!ち、違いますよお!俺じゃないですぅ!!」

ゆうくんがたけるになんかいってる。

「みのりさん」

なあに?りゅうじくん。

りゅうじくんがためいき、ついた。

「…これは…しょうがないですね」

みんな、こまってるの、なんで?

りゅうじくんが、かみとまじっくだしてきて、なんかかいた。

「とりあえずドアに貼っときましょう」

かみには。

閉店まで入室禁止!!尊 

て、かいて。あった。

次の日、尊の家で眼が覚めた。

そして尊から。

「男プラス吉乃さんと二人きりで飲むの禁止!」

と。

言い渡された。
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