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秋の話
四 バスルーム(※)
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大人が六人くらいは入れそうな湯舟にお湯を溜めて、ふたりで入る。
レンはルイスの上に跨っていた。バスローションを入れてあり、お湯がとろとろする。ねっとりしていてお湯が重たい。
レンは手ですくったりしながら感覚を楽しんでいた。
「なんかすごいですね、これ」
「レン、滑って転ばないようにしてください。ちょっと心配です」
「たしかに」
下になっているルイスはいいが、ルイスに支えられているとはいえ、膝立ちのレンは危ない。湯舟の中は湾曲しているし、やたら広いので危険だ。それに、あまり熱くないとはいえ、はしゃぐとのぼせるかもしれない。
ルイスはレンの片腕をつかみながら、股の間に手を伸ばす。陰部の下から指で後孔をくすぐる。
「レン、指を入れますよ」
レンは返事をしない。もうのぼせたのかというくらい顔が赤くなっている。困ったように下がる眉に、ルイスは顔を近づけて口づける。汗をかいている。
「のぼせたら言ってください」
「は、はい……、っ」
指を一本入れる。入れながら、腰をそらしたレンの胸の突起をルイスは弄んだ。ぬるぬるしているせいで、触りやすい。レンの身体は跳ねやすい。膝を立ててレンを支えておく。
「あまり動かないように。滑って危ないから」
レンはルイスの両肩に手を置いて、指の動きに合わせて腰を動かしている。中にいれてぐにぐにとほぐしながら、ルイスは二本目を入れた。
「あっ」
「気持ちいいね、レン」
受け入れる準備はしてある。ルイスは指を引き抜いて雄をあてがう。すると、レンの腰がおりてくる。
レンはぎゅっと目を閉じて、赤い顔をしながら、ルイスのそれを確かめるように徐々に挿入しはじめた。
「ん、ん……」
レンに任せるべく、ルイスは動かない。レンの顔を両手で包んで、顔をあげてキスをする。レンの舌の先が探るようにルイスの唇を割ろうとする。その舌をルイスはとらえた。
くちゅくちゅと音がするのは、どこの音なのだろうか。
「レン、僕の、美味しい?」
鼻先をくっつけながら、唇を離す。どこかが触れていないと滑ってしまいそうだ。
ルイスのものをすべて飲み込んだレンは、苦しそうに息を吐く。
「は……」
膝が震えて動けない。
ルイスはレンの雄を正面から握る。お湯のぬるぬるが手伝って、滑りがよい。固さを確かめながら強弱をつけて前後する。
「っ、ん」
レンはこらえきれずに声を洩らした。力が抜けてきて、ルイスにしがみついて体重に任せて腰をこすりつける。
濡れた肌や、吐息。ルイスはレンに口づけた。動きのぎこちなさが可愛くてたまらない。涙目になって、レンは、
「もうだめです」
と言った。
「イくの? すぐイっちゃうね、レン」
胸の先をいじりながら、レンの雄を激しく前後し、さらに腰を動かしてレンを揺らすと、レンはルイスの上で嬌声をあげる。のぼせているように顔が真っ赤になっている。
「大きい、です、も、いっぱいで」
「いっぱいになったらイっちゃうんですか」
優しい声音で問いながら、レンの性器を追いあげていく。形がはっきりしてくる。ルイスは親指の腹でレンの裏側を強くこする。
「あっ」
お湯の中に白濁が噴出する。
最後の声をあげたレンの唇を、ルイスは吸った。
「可愛い」
お互いに火照っている。うるんだ瞳で見つめ合い、深く口づけた。
レンはルイスの上に跨っていた。バスローションを入れてあり、お湯がとろとろする。ねっとりしていてお湯が重たい。
レンは手ですくったりしながら感覚を楽しんでいた。
「なんかすごいですね、これ」
「レン、滑って転ばないようにしてください。ちょっと心配です」
「たしかに」
下になっているルイスはいいが、ルイスに支えられているとはいえ、膝立ちのレンは危ない。湯舟の中は湾曲しているし、やたら広いので危険だ。それに、あまり熱くないとはいえ、はしゃぐとのぼせるかもしれない。
ルイスはレンの片腕をつかみながら、股の間に手を伸ばす。陰部の下から指で後孔をくすぐる。
「レン、指を入れますよ」
レンは返事をしない。もうのぼせたのかというくらい顔が赤くなっている。困ったように下がる眉に、ルイスは顔を近づけて口づける。汗をかいている。
「のぼせたら言ってください」
「は、はい……、っ」
指を一本入れる。入れながら、腰をそらしたレンの胸の突起をルイスは弄んだ。ぬるぬるしているせいで、触りやすい。レンの身体は跳ねやすい。膝を立ててレンを支えておく。
「あまり動かないように。滑って危ないから」
レンはルイスの両肩に手を置いて、指の動きに合わせて腰を動かしている。中にいれてぐにぐにとほぐしながら、ルイスは二本目を入れた。
「あっ」
「気持ちいいね、レン」
受け入れる準備はしてある。ルイスは指を引き抜いて雄をあてがう。すると、レンの腰がおりてくる。
レンはぎゅっと目を閉じて、赤い顔をしながら、ルイスのそれを確かめるように徐々に挿入しはじめた。
「ん、ん……」
レンに任せるべく、ルイスは動かない。レンの顔を両手で包んで、顔をあげてキスをする。レンの舌の先が探るようにルイスの唇を割ろうとする。その舌をルイスはとらえた。
くちゅくちゅと音がするのは、どこの音なのだろうか。
「レン、僕の、美味しい?」
鼻先をくっつけながら、唇を離す。どこかが触れていないと滑ってしまいそうだ。
ルイスのものをすべて飲み込んだレンは、苦しそうに息を吐く。
「は……」
膝が震えて動けない。
ルイスはレンの雄を正面から握る。お湯のぬるぬるが手伝って、滑りがよい。固さを確かめながら強弱をつけて前後する。
「っ、ん」
レンはこらえきれずに声を洩らした。力が抜けてきて、ルイスにしがみついて体重に任せて腰をこすりつける。
濡れた肌や、吐息。ルイスはレンに口づけた。動きのぎこちなさが可愛くてたまらない。涙目になって、レンは、
「もうだめです」
と言った。
「イくの? すぐイっちゃうね、レン」
胸の先をいじりながら、レンの雄を激しく前後し、さらに腰を動かしてレンを揺らすと、レンはルイスの上で嬌声をあげる。のぼせているように顔が真っ赤になっている。
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「いっぱいになったらイっちゃうんですか」
優しい声音で問いながら、レンの性器を追いあげていく。形がはっきりしてくる。ルイスは親指の腹でレンの裏側を強くこする。
「あっ」
お湯の中に白濁が噴出する。
最後の声をあげたレンの唇を、ルイスは吸った。
「可愛い」
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