鬼畜オオカミと蜂蜜ハニー

吉良龍美

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鬼畜オオカミと蜂蜜ハニー

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「どう? 鈴」
 根元を支えながら、アイスを舐めるようにカリの溝を舐める。
「気持ち好いの…隼人さん、イっちゃう!」
「イっちゃいなさい。呑んであげるから」
 口腔いっぱいに含んで、頭を上下に摩擦する。離れた場所から草叢が揺れた。もしかしたら、誰かがこの痴態を見ているかも知れない。駄目だと思いながらも、鈴は登り詰めた。
「ああん! ああっあうっ! ん、ん、んんっあ、あ、アアァ!」
 瞼の裏がチカチカして、ドプリと白濁が隼人の喉の奥に放出される。
「はあっはあっ」
 鈴はとろんと脱力して横たわっていた。
「ん」
 その時秘孔に熱い屹立が押し当てられた。
「…鈴」
「アアァ…おっきい…」
 ゆっくりと挿入された陰茎に、襞が絡まり蠢く。
「鈴の中…熱くて凄く好い」
「アアァ、あ、あ、ん、んんっ、も、やあんそこ、あ、ああん」
 前立腺を狙ってカリの部分でさすり、片手で僕の陰茎を撫で。左手を鈴の顔の横に置いて、律動を早めた。
「ひぃぃぃ! やあ、そこ、熱くておかしくなっちゃ、う!」
「もっとおかしくなって、甘い声…聴かせて」
「あああああっ、隼人さん! イっちゃう! イっちゃうの、もう…ダメ、イくっイく!」
 ぎゅっと隼人の陰茎を締め付けて、鈴はまた白濁を溢れさせる。
「く…うっ」
 隼人は鈴の最奥に白濁を叩き付け、その熱さに鈴は嬌声を上げてビクビクと、背をしならせた。
「鈴、愛してるよ」
 頬に額にキスをされ、鈴はくすぐったさに身を捩る。
「ん…」
 隼人の陰茎が抜かれて、中に出された白濁が零れ落ちた。
「後始末してからコンビニ行こうね?  鈴」
 鈴はぐったりとして、隼人のキスに応えていた。

 ビール缶をゴミ袋に入れた疾風は、縁側で月を見上げる隼人の隣に腰を下ろした。
「あいつら寝たのか?」
 煙草に火を点けると、紫煙を吐き出して隼人を一瞥する。
 鈴と上手く付き合っている隼人を、疾風は応援する反面、里桜となかなか上手く前進出来ないもどかしさに、少々嫉妬を覚えているようだ。
「仲良く抱き合って眠っていますよ」
 隣の開いた襖の向こう側で、布団で眠る双子を見やる。
「引っ越しが済めば、個室だもんな。お前、鈴を自分の部屋と一緒にするつもりか? 里桜の部屋は…」
「兄貴の部屋だよ。家から出たんだから、兄貴の部屋しか残らないだろ?」
「…けっ。上手く遣りやがって」
 吸いかけの煙草を灰皿に押し付ける。
「ま。そうしたいんですがね~私の部屋の広さにも限界が在りますから、鈴の部屋は私の隣です。まあ、寝るのは私の腕の中ですが」
「なんか…面白くねぇな…」
 やっと手に入れたのだ。世間知らずで無垢な鈴。のほほんとしているが、実は細心の気遣いが出来る鈴。里桜に笑っていて欲しくて、笑顔を絶やさない優しい子。以前零した言葉を思い出す。
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