124 / 755
第五章 ハンター編其の三 旅に出るにゃ~
122 問い詰められるにゃ~
しおりを挟むイサベレは、おっかさんの最後を話し終えると、わしを強く抱き締める。
どうしておっかさんが兄弟達を、やすやすと人間に捕らえさせられたか不思議に思っておったが、エリザベスが人間の集団に興味を持って走って行ってしまったのか……。探知魔法を教えてしまったわしのミスじゃ。
聞くところ、おっかさんも兄弟達も、派手にやりあっておったんじゃな。地形が変わるわけじゃ。しかし、おっかさんの【咆哮】を耐えるとは、人間は侮れないな。一人一人は弱いけど、集団になると力を合わせて戦える。
それにしても……
話を聞き終わったわしは叫ぶ。
「嘘にゃ!」
「事実……」
「そんなわけないにゃ!!」
「シラタマが受け止められない気持ちはわかる」
「あのオッサンが活躍しているのが有り得ないにゃ!」
わしの叫びに、イサベレはポカンとした顔になった。
「え……王殿下?」
「そうにゃ。あんにゃオッサンが、的確な指示を出せるわけないにゃ!」
「そっち?」
「それ以外ないにゃ!」
「プッ……アハハハハ」
お、おう……。イサベレが大笑いしておる。笑顔を見たいとは思ったが、もっと品のある笑い方が欲しかったんじゃが……
「どうしたにゃ?」
「フフフ。てっきりお母さんのほうに怒っていると思った」
「あ~。おっかさんの最後は悲しいけど、楽しんで逝ったみたいにゃ。イサベレも聞いたにゃ?」
「聞き違いじゃなければ」
「わしも聞いたにゃ。おっかさんは楽しかったと言ってたにゃ」
「シラタマがどうやって?」
「おっかさんが死んだ日、おっかさんが幽霊になって会いに来たにゃ」
「あの光は、シラタマの元に向かったのか……」
「たぶんそうにゃ」
「そう……最後にシラタマに会えただけでも、私の心は救われる」
「気にしてたにゃ?」
「シラタマと会ってから、気になっていた」
それまでは気に掛けていなかったと……まぁ人間からしたら、狩りをしただけじゃもんな。わしも腹を膨らませる為に、多くの命を刈り取っている。目の前に仇討ちが現れたら、きっと気になるな。
「話してくれてありがとうにゃ」
「ん。改めて謝罪する。ごめんなさい」
「うんにゃ。受け取ったにゃ」
その後、湖を眺めながら。わしが追い掛けていた時の話をする。口数の少ないイサベレとの会話はもちろん盛り上がらず、日が傾きかけて来たので、車を走らせて王都へ帰る。
王都へ戻ると、またイサベレコールが起こるが、手を繋ぎ、イサベレの部屋まで送ってあげた。
「荷物はこれで全部だったかにゃ?」
「ん。ありがとう」
「それじゃあ、帰るにゃ」
ガシッ!
わしは帰ろうと振り向くと、腕を捕まれた。それと同時に、わしは危機感を覚える。
「にゃ、にゃにかにゃ~?」
「まだ、まぐわっていない」
「にゃんの事にゃ~!」
「デートというのはそういうもの」
「は、早いにゃ~! 初デートでは、そんにゃ事しないにゃ~!!」
「そうなの? 指南書には……」
「その指南書は間違っているにゃ~!」
「うそ……しょぼ~ん」
しょぼ~んって……言葉通りしょぼんとなっているけど、イサベレの頭の中にはそれしかないのか? 無表情な癖に、こんな時だけ表情を見せるのもやめて欲しいわい。仕方ない……
わしはイサベレに飛び付き、頬にキスをする。すると、イサベレは驚き、顔を赤らめる。
「シラタマ……」
「初デートは、ここまでにゃ」
「ん。嬉しい私も。チュッ」
わしも頬を赤らめ、別れを告げて、イサベレの部屋をあとにする。
そして家に帰ると……
「シラタマちゃ~ん」
「シラタマさ~ん」
「シラタマ殿~」
「シラタマ様~」
「猫ちゃ~ん」
「シラタマ様……」
さっちゃんと愉快な仲間達、リータ、メイバイに出迎えられた。
なんでさっちゃんがおるんじゃ! ソフィ達まで……。リータとメイバイも、なんか怖いんじゃけど……
「えっと~。ただいまにゃ」
「「「「「お・か・え・り~~~」」」」」
「にゃ!? なんにゃ! みんにゃ怖いにゃ~」
わしがおどおどしながら質問すると、さっちゃんが代表して答えてくれる。
「シラタマちゃんは、今日、何をしていたのかな~?」
「……イサベレと会ってたにゃ」
「なんで会ってたのかな~?」
「だから怖いにゃ~! おっかさんの話を聞いていただけにゃ~」
「「「「嘘おっしゃい!」」」」
わしは全員に嘘つき呼ばわりされ、さっちゃん、ソフィ、メイバイ、リータと次々にわしに詰め寄る。
「イサベレと手を繋いでいたでしょう!」
「服も買ってました!」
「広場でも買い物してたニャー!」
「車でどこに行ったのですか!」
え~~~! なんでみんな知っておるんじゃ……つけられた? イサベレに人が集まっていたから気付かんかった。これは絶体絶命のピンチじゃ! いや、まだ抜け出せるはず……
「にゃんでそんにゃに詳しく知ってるにゃ?」
「うっ……」
「もしかして……つけたにゃ?」
「うぅ……」
「へ~。みんにゃそんにゃ事するんにゃ~」
「うぅぅ……」
「悲しいにゃ~」
「うぅぅぅ……」
フッ……わしの勝ちじゃ。
「「「「「うが~~~!!」」」」」
え? キレた??
「それとこれとは別よ!」
「デートしてましたよね!」
「シラタマ殿の浮気猫~!!」
「にゃ~! 開き直るにゃ~!!」
さっちゃん、リータ、メイバイに反論すると、次はソフィ、アイノ、ドロテがわしを問い詰める。
「シラタマ様だって、開き直っているじゃないですか!」
「うっ。そんにゃ事ないにゃ~」
「いま、猫ちゃん。『うっ』て言ったよね!」
「いんにゃ。言ってないにゃ~」
「素直に謝ったほうがいいですよ」
「にゃにもやましい事してないにゃ~~~!」
わしの叫びは聞き入れてもらえず、またこっぴどく怒られた。ゴロゴロ攻撃で宥めようとしたけど「その手に乗るか!」とよけい怒られた。
結局、どうしたら許してくれるかと聞いて、みんなともデートをする事で、やっと許してもらえた。
その後、機嫌の直ったさっちゃん達は、わしを撫で回して帰って行くのであった。
どうしてみんな、猫なんかとデートしたがるんじゃ~!!
「それは、シラタマさんが、かわいいからですよ」
リータに心の声を読まれた……
「声に出てたニャー」
「にゃ? いまのも出てたにゃ?」
「で、出てたニャー!」
「出てましたよね~」
「にゃ~~~?」
リータとメイバイはそれ以降、わしを撫で回して質問をさせないようにする。納得はいかなかったので、二人から逃げ出してお風呂に入る。
どうせ二人も入って来るだろうから、断固猫型だ。今日も二人に洗われ、バススポンジになってから、猫型のまま布団に潜り込む。
二人は、人型になれとブーブー言いながら撫で続けるが、朝が早かったせいか、皆、すぐに眠りに落ちる事となった。
イサベレとデート……ゲフンゲフン。おっかさんの話を聞いた翌日、目を覚ますと、また寝室にリータとメイバイの姿がなかった。わしはどうしたのかと一階に降りると、居間に「夕食には戻る」と書き置きがしてあった。
どこ行ったんじゃろう? そう言えば、昨日も早く起きておったな。わしばかり詮索されておるし、つけてみるか……いや、わしがやられて嫌な事を、リータとメイバイにするのはやめておこう。いつか話してくれるじゃろう。
わしは朝食を済まし、庭の木に魔法で水やりをしていると、玄関から元気のいい声が聞こえて来た。わしは玄関に急ぎ、挨拶をする。
「エミリ。おはようにゃ~」
「おはようございます。今日からねこさんのごはんの準備をさせてもらいます。ふつつか者ですが、末長くよろしくお願いします!」
え? なに、この挨拶?? 料理人で雇ったはずなんじゃが、まるで嫁いで来たみたいじゃ……。前にババアが通い妻とか言っていたな。子供のエミリがそんな言葉を知るわけもないし、ババアの入れ知恵じゃろう。
なんにしても、リータとメイバイがいなくてよかった。こんなところ見られたら、怒られておったわい。
「よろしくにゃ~。上がって少し話をしようにゃ」
「はい!」
わしはエミリがニヤリとした事に気付かず、居間に上がらせる。そして働く日にちを決める。
「こんにゃところかにゃ? 仕事で居ない時は前もって伝えるけど、急にゃ仕事の時があると思うから、その時はごめんにゃ。給金はその日も払うから、心配しなくていいにゃ」
「いえ。貰わなくても大丈夫です」
「これは仕事にゃ。仕事である以上、きっちり契約を取るにゃ。エミリがお店を持った時も、忘れず契約は取るにゃ。わかったにゃ?」
「はい!」
わかってくれたみたいじゃな。エミリが店を持つのは今から楽しみじゃ。それにしても朝早く来たもんじゃ。まだ朝二の鐘も鳴っておらん。おっと、そろそろ出ねば、約束に間に合わんな。
エミリが来たから忘れるとこじゃった……あ! いいこと思い付いた。
「ちょっと相談があるにゃ」
「なんですか?」
「エミリのお母さんのレシピの……」
エミリへの相談を終わらせると一緒に家を出る。そして手を繋ぎ、コーヒー売りのお姉さん、ガウリカとの約束の広場に向かう。
「猫!!」
ガウリカは、まだわしを見て驚いておるな。早く馴れて欲しいもんじゃ。
「おはようにゃ。待たせたかにゃ?」
「いや。いま来たところだ。それよりその子供は?」
「わしの家で雇った、料理人のエミリにゃ」
「猫が料理人を……」
「ねこさん。このお姉さんがさっき言ってた?」
「そうにゃ。ガウリカにゃ」
「よろしくお願いします」
「よろしく?」
う~ん。まだわしの存在が引っ掛かっておるようじゃな。それよりも話を進めよう。
「それで、コーヒー豆の値段はどうなったにゃ?」
「あ、ああ……見直したけど輸送費もあるから、そこまで安く出来ない」
串焼きの四倍か……。豆の段階でこれでは、庶民の口に入れるにはお高いのう。じゃが、わしに買わないと言う選択肢は無い。後はルートだけじゃな。
「ちょっと高いけど買うにゃ」
「本当!?」
「本当にゃ。今日は持って来てないのかにゃ?」
「全部買えるとは思っていないから、少ししか持って来てない」
「じゃあ、今はそれだけ買い取るにゃ。それと、ちょっと付き合って欲しいにゃ」
「猫と私が??」
「そっちじゃないにゃ~!」
「わかっているわ!」
わしとエミリにガウリカを加えて、広場で必要な食材の買い物を済ませて帰宅する。ガウリカはわしの家に驚き、靴のまま上がろうとしたので注意して、キッチンに連れて行く。
キッチンに着くと、さっそく美味しいコーヒーを入れて、エミリにご馳走する。
「臭いし苦いです……」
「やっぱりダメにゃ~? いいにおいだと思うんだけどにゃ~。ちょっと待つにゃ」
今度は砂糖とミルクを、エミリのコーヒーに入れて飲みやすくする。
「これでどうにゃ?」
「う~ん。飲めるようになったけど、においが……」
「ガウリカは、このにおいをどう思うにゃ?」
「いいにおいだと思うけど……」
「馴れないとダメかにゃ~? じゃあ、エミリのお母さんのレシピで作ってみるにゃ」
「はい」
エミリはレシピを広げ、コーヒー豆を使って調理を始める。作る料理はチョコレート。エミリのお母さんは生前、コーヒー豆を手に入れたらしく、コーヒーの苦みを使って、チョコに似た食べ物を作ろうとしていた。
レシピには多くの食材が書かれており、チョコに対する並々ならぬ思い入れが感じ取れるが、残念ながら完成には至っていない。でも、久し振りにわしも食べたくなっているので、エミリと協力して作り上げようというわけだ。
何度かの試作の後、チョコと言うには若干違うが、似たような味の食べ物が完成し、わしとガウリカの二人は美味しく味わう。何故、二人だけかと言うと……
「十分美味しいにゃ。ガウリカもそう思うにゃ?」
「うん。コーヒー豆から、こんなに美味しい物が出来るなんて凄いよ!」
「まだです! もう少し滑らかな口溶けが欲しいんです!!」
と、エミリが許してくれない。キャットランド建設責任者のカーポといい、孤児院の子供は完璧主義者が多いもんじゃ。
0
あなたにおすすめの小説
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる