この恋は、風邪みたいなものでして。

風邪を引いたみたいに恋に落ちた。

問題は、この恋に処方箋がないということだ。


勘違いから婚約者のフリをしてくれた貴方は、一体本当は誰?
ある時はピアノの調律師。
ある時は恋愛小説家。
そして、本当は私が働くホテルの――?

「君の傷が癒えるまで、待つよ」

冷たかったり優しかったり。
強引だったり紳士だったり手が速かったり。

貴方の本音がわかりません。
私も貴方もワケありですが、

処方箋が見つかるのと恋に落ちるの、

一体どちらが早いでしょうか。

調律師?
腹黒紳士
御手洗 颯真 (みたらい そうま) 27歳
×
ホテル内レストラン勤務
鈍感、泣き虫
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