273 / 334
第5章 ついに始まった本当の戦い。
第21話 防御する側では。
しおりを挟む第一次異世界衝突怪獣戦 ガス王都編が、勃発する少し前にさかのぼる。
魔導通信での会議場では、紛糾していた。
「冒険者ギルドが、責任を持って冒険者カザトに命令しろ!」
「うるさい!そんな事を言うなら、自前の軍隊で対応しろ!」
「げっへへへへ~。もうおわりだ~!」
グランドマスター バッカー
「何を言っている。冒険者カザトは指名免除だぞ。ボケたのか?
ボケたのであれば、仕方ない。
次のギルドマスターの選考をしないとな。」
「な、何を言って、アギャー!」
「すいません。うちのギルドマスターはボケてしまって話ができないようなので、副ギルドマスターの私が話をします。」
「き、貴様!何を勝手に、アギャー!」
邪神達は、どうも新たな頭目らしき者が出現して暴れ出したのでなんとしてほしいと、各王家から命令されたのだが、ラッド国王達に冒険者カザトの強制指名を強行する事を妨害されたので、冒険者ギルド経由でしろと言われたと言う。
バッカー
「冒険者ギルド本部決定事項をいうぞ。
冒険者カザトを奴隷あつかいした貴族は、ドワーフ王国と、ベイントス公国やポべー帝国の決定により処刑。
国家は、敵対国家であり邪神の下僕国家として魔王認定して討伐対象とする。
冒険者ギルドがやったとなれば切り離しを行う。
魔王認定されたければ、その話を勝手に言うがいい。」
「待ってくれ!こちらも存亡が、かかっているのだ!王女だろうがなんでも用意すると、国王が言っているのだ!
なんとかしてくれ!
あのブレーダー王女とか、クソガス国王に頼っても滅びるだけだと、国王陛下は深く反省した。
王女達を人質に出す決定もしたのだ。
バッカー頼む!なんとかしてくれ!」
そこに、マーベルがやってきた。
報告書をだす。
バッカー
「な!なんだ、もう出陣したのか。
既に、冒険者カザトは出陣した。
ガス王都上空で、衝突した異世界から降ってきた怪獣達の討伐のために出陣した。
あと、邪神達の新頭目の正体は元(仮)管理者神見習いフェイクの中にいた、フェイクの姉妹と母親達の魂を宿した邪神らしい。
そして、その新頭目の内の1体の邪神イナゴと怪獣が、ガス王都近くで衝突している。
つまりだな、いくら何を言っても冒険者カザトは戦闘中だ。
よって、その要請は不可能。
人質もいらない。
帰ってもらってくれ。」
「な!クッ!戦闘中だと?」
「少しぐらい、我々の要請を聴いてくれてもいいじゃ無いのか?」
「お!おい!このいつもと違う声のワールドアナウンスって、伝説のワールドアナウンスか?」
「空を見ろ!冒険者カザト 対 瘴気怪獣ブラック・レイダーだと?」
バッカー
「いつもすまん。頼む!カザトよ!生きて帰って来てくれ。」
それを聴いて、各ギルドマスター達は黙ってしまった。
ガス王都上空
瘴気怪獣ブラック・レイダー
「私は、エルフの皇帝になるのだー!」
カザト
「勝手になってろ。ファイヤーウォール!」
ブラック・レイダーの突撃をファイヤーウォールで目隠しして、すぐに姿を隠そうとしたがレイダーがものすごく後ろに飛んだ。
は?
鑑定では、(怯え)とでている。
なぜ?
まさか…共鳴合体した事で、変質した?
詳細鑑定開始!
な!
前に鑑定で出てこなかったレイダーの強さの秘密が、わかりそれが弱点となった事がわかった。
元々レイダー自身が、あのカメレオンと同じく属性変化をする能力を持っていたらしい。
おそらく、攻撃魔法に対して同じ属性になることで、気配を隠し耐性を急激に高めて突撃を繰り返していたのだろうな。
だが、あの瘴気浄化をする過程で、瘴気に対する浄化のノウハウをカザトがわかってきて、カンターレ戦からものすごく簡単に瘴気浄化を使えるようになったのだ。
あの黒い巨人は、瘴気と病原菌の塊だったのだ。
おそらくだが火と消毒や瘴気浄化に対して、ものすごく弱い。
それが共鳴合体のあと、レイダーの戦闘体質と組み合わさって、より大弱点となったに違いない。
あ!キノコがやってきたぞ!
それに他の怪獣達がこちらを向いたぞ。
瘴気怪獣ブラック・レイダー
「く!おのれ!私に恐怖を感じさせた罪は重いぞ!
ブラック・ウィンドカッター」
黒い風の刃が300放たれる。
待てよ!これはチャンスだ!
カザト
「ウ、ウギャー!(棒読み)」
カザトは、やられたフリをしてガス王都に急降下して行く。
瘴気怪獣ブラック・レイダー
「ふ、はっはは!」
だが、その時カザトがなぜ下に回避したのかが、わかる。
ブラック・レイダーの前にデカい口を開けた(どう見てもデカいトカゲ)が現れたからだ。
慌てて、閉じるトカゲの口を両手で上を持ち、足で下顎を踏んづけて抵抗する。
口を開けて食いつく姿はワニだ。
そして、ワニの口内から炎ブレスが発射されたが、同時にブラック・レイダーも瘴気砲を発射していた。
だが、そこにカザトは仕掛けた。
カザト
「プロミネンスフィールド!(滅菌魔法陣付与バージョン)」
ブラック・レイダーと、デカいトカゲの周辺空間に高温の熱の繭ができた。
そして、瘴気砲と炎のブレスの衝突爆発が発生する。
カザトは移動する。
それを追いかける高温で光る(デカいヒヨコ)は、口ら火を吹くのだがカザトの逃走を妨害出来ない。
カザトを上空から追いかける(そらとぶデカい布?)は、ある空域に入った途端に動かなくなった。
カザトが、仕掛けた[絶対零度]の罠の空域だ。
バリ!
バリバリバリバリバリバリバリバリバリ!
凍って砕けていく布!
そして、滅菌魔法陣と黒魔法ブラックファイヤーが、炸裂した。
ウギャー!
1つの怪獣の気配が消えた。
「ワールドアナウンスです。
異世界からの怪獣[そらとぶデカい布?]の討伐が、確認されました。」
カザトは、すぐに霧を出して気配遮断をして全力で現場を離脱する。
光る高熱ヒヨコは、そのまま大通りを王城めがけて突っ込んで行った。
セーフルームにたどりついたカザトは、すぐにスタミナポーションとかを飲み物替わりに食事を済ませて、眠りについた。
「怪獣の討伐によって、多大なる経験値が…」
アナウンスが終わる前に、カザトは「あ!一反木綿って妖怪がいたな!あれの特大版だよな」なんて思い出して寝に入ってしまった。
怪獣一覧
デカい触手キノコ。
粘体の黒い巨人。
デカいコカトリス。
どう見てもデカいトカゲ。
動く触手ヒマワリ。
デカすぎるヒヨコ。
そらとぶデカい布?。
どう見ても、デーモン。
カメレオン?
デカい西洋人形?
内 討伐済み
カメレオン?
そらとぶデカい布?
21
あなたにおすすめの小説
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる