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第2章 動きだした凶悪な者達

第21話 明るみに出始める真実と、取引

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 カザトは…
 ベットの上で披露困憊で寝ていた。

 遡ること、5時間前…

 カザトは、寝具を出してしばらく仮眠を取っている。
 これから、この封印を解析するのに頭の稼働率を上げないといけないと思ったからだ。

 その間に、トワイライト達が食事を作る班と、封印術式を書き写す班に別れて作業することになった。
 カザトが起きたのが一時間後…
 封印は…
 わりとあっさり解けた…

 暗号?
 無かった…

 ダイヤルとかは?
 無かった…

 空間操作で、中のレバーらしきものを引いていったら、ドアが開くみたいに開いたのだ!
 中から出てきたのは怒り状態の5精霊達…

 カザトに掴みかかったがカザトの身体越しに、コスモ1がカザトの事を高速データー通信みたいに、かなり濃い情報を、流したみたいで…

 それからが、大変だった。

 グランド王国にいるはずの
 風の大精霊の一体 ウェンディ
 火の大精霊の一体 フレイムが、塔に飛んで来て結界の中に入れたまでは良かった。

 その後に…

 5体の大精霊は、
 光焔の大精霊 プロミネンス
 水の大精霊 アクア
 闇の大精霊 ダーク
 光の大精霊 ライト
 空間の大精霊 フレームだと判明して、それぞれ自己紹介したのはカザトは覚えていた。

 その後だ…彼女達は、トワイライト達と会議を始めた。
 とりあえず、こんぺい塔のこの部屋に描かれた部屋の壁画を見て、大体何が描いてあるか神殿の壁画の解析が進んでいたので大体わかった。

 良かった…

 ネコッポイ仙人が出てきて超聖水を飲んで、大魔王と戦う展開じゃなくて!

 アレ?
 トワイライト達が、空間部屋からデカイベッドを出してきたぞ?
 そして、ちょうど昼の12時位の時に…
 カザトは襲われた!

 まず後からメーベルとマーベルが羽交い締めにしてきて、ベッドに移動したときは皆裸になっていたのだ!

 とんでもな、お楽しみが一段落すると…
 夜の10時位になっていた。

 そして、冒頭に戻る。

 彼女達、封印されていた大精霊達は、前管理者神と現管理者フェイクの交代の後、あまりにも酷いフェイクの扱いに怒って抗議したが無視されて、フェイクに抗議する者達が第3の試練のこの(こんぺい塔)に来たときに、共に前管理者に報告しようとしていたが、(抗議派)が待ち伏せしていた第2世代管理者神フェイクの部下に虐殺されてから、フェイクに管理世界勤務の不備に対して抗議として辞表を叩きつけて、前管理者神のもとに行こうとしたら、フェイクの仲間の同僚の者達に捕まって封印されたという。

 その時に、フェイクのつけているパワーブーストの宝玉を、封印するので精一杯だったそうだが、そのせいで常にフェイクは寝る様になったらしく、この世界がまだ存続出来ている理由の一つなのらしいと、風の大精霊ウェンディが、説明する。

 ちなみに、大精霊達の親つまり創造主は、この世界の元の創造主である前代創造主でフェイクでは無い。 

 深夜、ガス王城では天使とゴブリンエンペラー(邪神)の乱闘がまだ続いていた。
 その中、5体の大精霊の復活は隠蔽することにした。
 まだ他の大精霊達が封印されているらしいので、解放することに方針を決めるカザト。

 そして、一度ブラー王国に戻ることにした。
 帰りは、塔から飛び降りて飛ぶだけなので、かなり速く砦に着いた。
 マーベルやキスカ達は飛ぶことに慣れないが、風の大精霊や空間の大精霊達が補助するので、簡単にコツを掴んだらしい。




 ブラー王国 大鉱山の砦

 そこの、冒険者ギルド出張所前では、ガス王国の貴族の使いが3組ずっと陣取っていた。

 そして、少し前に貴族当主から緊急の連絡が入り、決して成果無しでは帰ることが出来ないと緊張していたのだが…
 そこに、[チームカザト]帰還の報が入る。
(風と火の大精霊は、グランド王国に帰還した。
 他の大精霊は、姿を消してカザトの空間部屋にいることになる)

 しかし[チームカザト]は、冒険者ギルドに顔を出さない。
 別にクエストで、出かけていた訳ではないので、ギルドに顔を出す必要も無いからである。


 カザト達の工房は制限地区と呼ばれるところに有り、今は許可をもらった者や、ブラー王国の一部の王族しか出入り出来ない状態になっている。

 ガス貴族の使いは無断で入ろうとしたが、かなりの数の貴族の使いが叩き出されて逮捕されてブラー王国出入り禁止になり、そのことでラッド公爵がガス貴族達はブチギレて、ラッド公爵領通行禁止にするぞと言って、やっと、3組まで絞り砦に待機状態になった経緯がある。

 その3組は、カザトが帰ってきたから制限地区に、入れろと言ったがもちろん許可は出ない。
 冒険者ギルドに、さんざん要請してギルドの使いが様子を見に行く事になったのだが…

冒険者ギルド受付嬢
「(仮)マスター?なんとかしてくださいよ~。
 ガス貴族なので、扱いが難しいのですよ~。
 要件は、ガス王都の開放みたいです!
 ガス先王をラッド公爵は、王都におくりこんだみたいですね。

 しかし、ガス王都の兵と残っていたC級ランク以下の冒険者と、住民は逃亡しました。
 そして、昨日の皆様がお帰りになる少し前に、ラッド公爵領から逃亡者達が公爵領に着いたと、連絡が有りました。
 今の王都の住民は、いません。
 いるのはガス王国と宰相とブレーダー王女に勇者ピエロ達です。」

カザト
「勇者ピエロ?何だそれ?」

冒険者ギルド受付嬢
「あの勇者たちはピエロって道化師の姿を突然し始めて、ゴブリン討伐を成功させてから、その姿を変えずに活動している為に(勇者ピエロ)って呼び名になったみたいです。
 その勇者ピエロたちは、道行く女性を襲おうとしてブレーダー王女に止められていたのですが、突如王女は姿を滅多に現さなくなりそれを聞いた者達は、脱出を始めました。
 ガス国王は、貴族令嬢達を勇者ピエロと政略結婚させようとしたので、貴族達も脱出を開始して、ついに勇者ピエロ達はペットや男に手を出そうとして、王都の民は逃げ出して来たそうです。

 男の老人に対しても、ヨダレを垂らして裸で襲って来るらしいので皆様必死で逃げたと、冒険者ギルドに報告が有ったようです。」


( ゚д゚)???

 開いた口が塞がらないカザト…

 あいつら、確かに本性はとんでもない悪でワルだが、一応カッコつけて善人そうに見えるように振る舞う事はした奴らだ。
 善人のフリをすることすら、辞めたのか!
 そして、しばらくしてある結論に結びつく!

 まずい!
 神聖皇国にいる女子高生勇者達が、琳(りん)達が、勇者ピエロ達の性の生け贄にされるぞ!

 第2世代管理者神フェイクの部下天使のやって来た行動から、そんな答えしか出なかった。
 奴ら(フェイク部下天使)に倫理観は恐らく無い!
 すぐにパートナースキルで、神聖皇国にいるナタリー達に連絡をして、ダンジョン攻略に出かけるように言う。

 皇主達が、先程から神託が来たので神殿にいるらしい。

 訳を知った琳(りん)達はすぐにダンジョン攻略に出かけた。
 皇国の冒険者ギルドに訳を言うと、すぐにダンジョンがかなりある地域の通行券を用意してくれて出発した。


 後に、冒険者ギルド伝えに聞くと皇主達に、女子高生勇者達のガス王城突入を指示されたみたいだが、皇主達は、抵抗しようとしたが命令だけしてすぐに、連絡を切ったらしい。

 しかし、琳(りん)達が、既にダンジョン攻略に向かったと聞いて皇主は、胸をなでおろしたらしいと冒険者ギルドの受付嬢は言っていた。
 今カザトは、冒険者ギルド出張所にいたのだ。
 先程から、ガス貴族の使いがドアの向こうでうるさいが、副マスターのガロンと今後の事を話していた。
 カザトは、ゴブリンエンペラーのゴブリンの増やし方をガロンに報告していた。

出張所 副マスター ガロン
「まさか! 邪神に乗っ取られて繁殖方法が、既に変わっていた?」

カザト
「マーベルも、同じ見解だな。だが、奴らはゴキブリっぽかった!
 殺虫剤を作ろうと思うのだが…」

副マスター ガロン
「昔、錬金術師がそれをやろうとして、カミナリが落ちて研究室ごと炭にされたらしい。
 冒険者ギルドでも、何度かモンスター特効毒を使っての討伐の為に毒開発をしたが、全て原因不明の火事や氷結や落雷で駄目になった。
 第2世代管理者神フェイクの方針とは違うから手を下したと、見ている。」

カザト
「なるほど…
 つまり…明らかな毒だと駄目と言う事か…。」

 そんな事を話していると強行して、部屋に入ってきたガス貴族達。
 もちろん、上から目線の物言いをすればすぐに氷漬けにするつもりで、魔法の用意をしていると、ふと、いい事を思いついたのでいきなり氷漬けにすることを止めた。

ガス貴族 ガス公爵2世
「貴様が…
ヒィーーーーーーーーーーーー!」

初手! ガス公爵2世
   上から物言い!

次手!カザト
   圧縮(威圧)発動!

 ガス公爵2世が、股を濡らして床に座り込む。

某侯爵
「(ヤバいヤバいヤバいヤバい!ラッド公爵が言っていたことは、嘘では無かった!
 だが、なんとかしないとガス王国は終わりだ!)
 カザト殿ですね。
 我々は、ガス王国貴族連合の使いです。
 召喚された勇者達の義務は…ヒィーーーーーー!」

 カザトは、威圧では足りなかったと反省して、殺気を殺すつもりでたたき込む!
 トワイライト達が止めてきたが、侯爵は、虫の息だ。
 それを見ていたガス公爵は、歯をガタガタ鳴らしている。

 そして、あと一人は震えている。
 少しは効果があればいいのだが。

某子爵らしい…
「ラッド公爵から、手紙を預かっております。
 お願いします!殺さないで下さい!
 お願いします!」

 カザトは、封蝋を溶かして開くと書いてあったのは…

カザト
「ろくでもない事を言い出したら、斬ってもいいのか。

 やれやれ。

 ゴブリンエンペラー討伐をしないと、既に国が保たなくなって来たのか。
 他の国からも要請が来たか…。

 アレ?
[王紋]スキル持ちを、派遣したのではなかった?」

某子爵
「ドワーフ元国王は、確かに強かったですが…
 本当に本当に困っているのです!お願いいたします。」

カザト
「旧アッロガーンス王国の事は知っている?」

某子爵・ガス公爵2世
「「はい。」」

カザト
「俺は、まず3回ほどブレーダー王女に殺されてかけている。
 そして、最近の事件は旧アッロガーンス王国の国王が実行犯だが、殺されかけている。
 言いたいことは、わかるよな?」

ガス公爵2世
「報酬は、ブレーダー王女でしたら討伐後、お渡しします。
 父を殺した犯人です。匿う理由はありません。
 ガス国王や宰相達は、国の運営を放棄しておりました。
 別にいなくても、何も変わりません。
 処刑してもいいと思います。

 先王が、王都に送り込まれましたが、全く変化はありませんでした。
 先王がどうなったかわかりませんが、王都奪還して新たな王を選出することになるでしょう。」

カザト
「そんなモノいらない。
 お前さん、ガス王族の血を引くのだな!
 俺は、今度の討伐契約には強制力のあるかなりキツイ魔法契約を求めるぞ!

 それこそ、一族が片っ端から死ぬレベルのモノだ!
 それでいいなら、討伐の用意をしよう。
 ただし!
 ただし、報酬はまず半分を前払いをしてもらってからだ!
 つまり、最低条件を飲まないと動くつもりは無い。
 そして俺をこんな目にあわせた、第2世代管理者神フェイクの規律に沿うことはしない。
 わかっているな!」

某子爵
「一族郎党死ぬレベル…。」

ガス公爵2世
「(ラッド公爵叔父から言われた通りになった。
 もう、選択肢はないと思え!なんて言われていたが…。やるしか無いのか…。)
 わかりました。
 金は用意させましょう。」

カザト
「金ではない! 心配するな! 出来る事だよ!

 いや…、
 第2世代管理者神フェイクが、邪神ではないと言うなら絶対に守らないといけない、やらねばならない事だよ!
 簡単な事さ!
 勇者達の半分を、元の世界に帰還させる!
 それだけだ!
 もちろん、その後、俺はゴブリンエンペラー1匹の討伐に入ろう!

 どうする? 嫌なら別にいいぞ!
 今なら、前払いはこの条件で強制魔法契約にしていいだろう!
 前の勇者みたいに、帰らせ無いとなると戦争でも起こさないといけないからな!
 どうする?」

ガス公爵2世
「魔導通信珠で、一度連絡を取りたい。」



2時間後

 かなり揉めたみたいだが…
 アッロガーンス王国が滅びベイントス公国が出来た事と、邪神戦争はかなりインパクトが強かったからか、強制魔法契約での女子高生勇者の元の世界に帰還する事の前払いと、カザトのゴブリンエンペラー1匹の討伐戦参加の条件の強制魔法契約が、締結された。

 後払いの報酬は、カザトが後に自由に決められるとの内容になっている。

 ジュ~!

 契約締結と共に、ガス公爵2世の身体に強制魔法契約紋が刻まれた。
 

同時期

 ゴブリンエンペラー相手に苦戦して、疲れ果てて王城に閉じ籠もったガス王国、宰相、ブレーダー王女に強制魔法契約紋が刻まれた。

 そして、先程まで全開で戦っていた3人の中の天使まで、強制魔法契約紋が刻まれた。

「「「ぎゃーーーーーーー!」」」

[[[ウガァーーーーーー!]]]

 そして天使伝いに、そして[勇者担当上位天使]権限伝いにフェイク執務室の管理制御装置に女子高生勇者達の
地球帰還が強制登録されてしまう。

 つまり、天使とかの許可とかなく、フェイク執務室の管理システムが自動的に女子高生勇者の帰還を許可してしまったのだ。
 気づいた天使達はいたのだが、[勇者担当上位天使]はあまりに無茶苦茶ばかりしていたのと、地上の実情を知って、フェイクが創造主だが反発している部下天使達が他の天使を説き伏せて、寝ているフェイクが起きないようにこっそりと隠蔽したのだ。

 そして、天界に訴える証拠を集めだしていた。

 そう!勇者担当上位天使の地上派遣を決めたのは、証拠集めの為の活動の邪魔になるからで、何も反対されずに証拠を集めたいからだった。


 予め、聞いていたので床に寝て痛みを耐え抜いたラッド公爵は、戦争の準備を急がせた。

 ベイントス公国から、旧アッロガーンス王国全軍の捕虜兵がやってきて、大忙しになっている。
 なんせ旧アッロガーンス王国全軍は、武功を立てると処刑回避と恩赦がもらえるので、士気が高い。
 これは、カザト出陣にあわせたベイントス公国の決定であり、その事はガス王国貴族達が、もうカザトに上から目線で言う事は、滅亡のリスクを負うとハッキリと認識させたのであった。

 兵隊こそ、出せないけどドワーフのA級鍛冶師達のチームが、やってきて武器の修理に来たのも、さらにカザトをゴミ扱いすることの危険性を深める事になる。

 カザト達は、ガス公爵2世を大量の武器のお土産を持たせて、ラッド公爵領に送り出し、神聖皇国に空から入って
すぐに琳達がいるダンジョンに向かった。
 連絡だと、琳達はB級ダンジョンの地下20階層の中ボス部屋の前にいるらしい。
 カザト達は、火力制限なしで突き進む!

 ダンジョンの壁?爆破だ!
 ゴブリン出てきた? 槍で串刺しだ!

 大きな落とし穴が出てきた?[エクスプロージョン]で爆破して下の階にショートカットだ!

 そして、2時間後…女子高生勇者達に追いつく。

 ダンジョン内では、爆音と振動で凄い揺れが出ていたらしい。

磯部 珠(いそべ りん)
「風人!」

 再開の感動を、味わう事なくすぐに、カザトは何が起こっているか、女子高生勇者組に説明する。
 もちろん、映像記録付で勇者ピエロ達の、凶暴な性の欲望の慰み者にされるとはっきりと言った。

 生徒会長の元彼女がいたのだが、奴らの本性を知っていたので証言したのが、女子高生勇者組の素早い決断の基にもになった。
 すぐに、合同でこのダンジョンの中ボスを討伐!

 1時間後、B級ダンジョンボスのビックゴブリン・マントヒヒの討伐が終了した。

 カザトは、ダンジョンボス部屋に結界を張って女子高生勇者達を寝かせていき、大精霊達の監修のもとに、彼女達からカザトのもはや超ユニークスキル級の[鑑定◁◇■]と、派生スキル全てを使って、魂から第2世代管理者神フェイクの付与したスキルだけを分離して、ガラス玉に封印していく。

 彼女達が後に獲得したスキルは、そのままにした。
 全てのスキル手術が終了したのは、6時間後である。

 そして、[フェイク付与のスキル玉]をこのカザト自作の宝箱に入れて、空間結界で封印する。
 後は、このダンジョンのダンジョンコアを制圧した。
 そして、ダンジョンコアを稼働させながら大精霊達は、旧勇者帰還陣を描き出す。

 コスモ1経由で既に、天界経由での帰還が承認されているみたいだ。

 琳(りん)が一緒に帰ろうと言うが、術師がカザトの為にそれは無理だと言って、先に帰ってくれと手紙を託して
最後には、琳(りん)を気絶させて、これまで集めたダンジョンコアの魔力を使い、空間の大精霊フレームの監修のもと、女子高生勇者組はフェイクランドの外の、超高次元空間に出て(もすごく強い存在に導かれて)地球に帰って行った。

 そしてヘトヘトだがカザトは、琳達女子高生勇者組のニセ人形を空間魔法で制作して、転移でダンジョン崩壊から
脱出する。
 そして、神官の立ち会いのもとニセ勇者帰還の儀式が始まる。

神官
「カザト様!勇者帰還陣があっても、魔力が足りなくて起動しないと思われます!」

カザトは、小さい声でささやく!
「フリだけでいい! 既に、話がついている! 皇主様も、既に知っている! フリだけでいいのだ!」

 神官は、呪文すら知らないから、適当に
「勇者を元の世界に、かえらせまたえ~」
と言うと、演出用に光魔法を魔法っポイものから出して、ニセ勇者人形達を消した!

 トワイライト達が、手を叩いて「成功ですね~」なんていう!

 神官は???状態だが、おそらくカザト達が魔力の補助をしたのだろうと、勝手に解釈して疑問点を忘れる事にした。

 その後、カザトは達は、ガス国境の街に向かう事になる。
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