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【R18】第三十二話「いきなり夜這い(後編)」

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「はぁっ……はぁっ……」

 荒い息を吐きながら痙攣を続けるルティエラ。
 白い肌をほんのりと朱に染め、快楽にとろけた表情でうっとりと虚空を見つめるその姿はある種の芸術性さえ感じさせる美しさだ。

 彼女が一息つくのをしばらく待っていると。

「凄いことになってしまったのです……」

 彼女がポツリと呟いた。

 凄い事。
 確かに。

 彼女の下から噴出した大洪水によりベッドも彼女のズボンもなんかもうビシャビシャだ。

「ご、ごめんなさい……うぅ……」
「大丈夫、後で魔法で乾かすから」
「そ、それはさすがに……私がやらせていただきますです……」
「そんなことより」
「ふぇ?」
「続き。するだろ?」

 彼女の目をじっと見つめる。

「ふぁ……あ、あの、えっと、その……よ、よろしくお願い……いたしますです……」

 頬を染めながら目を反らす彼女。その唇にキスをする。
 そしてゆったりとした彼女のズボンを脱がし、ビショビショになったパンツも脱がすと、その果てに待っていたのは美しい可憐な花園だった。
 肉付きの薄いほっそりとした脚。その中央部に隠された淡い桜色の桃源郷。それは彼女の白い肌の色と相まって、まるで雪原に咲く花の如き幻想的な美しさを感じさせてくれる。

 エルフという種族特性からくる、まるで中学生程度にも見えるその幼い容姿。白い肌の細い体をした少女。
 そんないたいけな少女が、今まさに目の前で、全裸で両脚を開き、その間に隠された神秘たる桜色の花弁をあらわにしているのだ。
 それはまさに犯罪的。実に背徳的な芸術と言えた。

「うぅ……あ、あんまり見ないでほしいのです」

 恥ずかしさに顔を両手で覆う姿も、ある種官能的な芸術とさえいえる美しさだ。

「わ、私ばかり恥ずかしい思いをして、不公平なのですっ……」

 むぅっとその小さな唇を尖らせながら可愛らしく抗議するルティエラ。

「わ、私だって……その、見たいのですよ……?」

 恥ずかしげに目をそらしながらも、チラチラとこちらを見ながら小さく懇願してくる。

「……私だって、その……異性の体というものに興味はありますので……その……うぅ……」

 そんな初々しい彼女の言葉に答えないわけにはいかないだろう。

「ちょっと待っててね」

 俺は急いで衣服を脱ぎ捨てた。

「ほ、ほわぁ……」

 すでにいきり勃った俺の一物に目が釘付け状態のルティエラさん。
 なんか結果的に彼女の眼前へと屹立した肉棒を見せ付けるような体勢になってしまった。
 完全に見せ槍の姿勢だこれ。

「こ、こんな……立派なものが……」

 彼女は小さく呟くと、ゴクリと唾液を嚥下する。
 ダビデ像のような貧相なもんじゃぁねぇ、俺の御立派様をまじまじと監察するルティエラさん。
 そして、はっと俺の視線に気付き、垂らしかけていた涎をその手で拭いとると、あえて俺の御立派様から目をそらし、俺の裸体をまじまじと観察しはじめる。

「かっこいいのです……」

 存分に堪能した後、うっとりと頬を朱に染めながら、溜息を漏らすように簡潔に感想を述べるルティエラさんなのだった。

 まぁ、前世とちがって情けない体はしてないからな。
 なんかもう腹筋とかバッキバキに割れてるし、胸板もしっかりとある。
 漫画に出てくるレベルの立派な細マッチョだもんな。そりゃぁ惚れるわな。

 うっとりと俺の体に興奮してくれているであろう彼女。
 その体を覆うような姿勢をとると、俺は彼女の耳元へとそっと囁いた。

「それじゃあ……続き、しようか」

 期待に瞳を潤ませながら、彼女はコクリと小さく頷くのだった。

 まずは避妊魔法からだな。
 まだまだ俺は家なし金なし戸籍なしの甲斐性なし。万が一にでも妊娠できちゃったら困るからね。
 すでに手馴れた詠唱からの発動。無事効果が出たであろう感触を確認。これでよしっと。

 気を取り直して彼女の方へと向きあう。
 安心させるように優しく微笑みかけ、頭を軽く撫でてから、触れる程度のキスをして、

「愛してる」

 耳元で囁いてから再度その唇をふさぐ。
 舌を絡めあうように挨拶程度の口づけをかわしながら、その局部に触れる。

「はぅっ……んっ……」

 秘裂を撫で、その淫らな花園に隠された小さな淫乱突起を刺激してやると、じんわりとさらなる蜜があふれ出してくる。
 痛みを少しでも与えないように、すでに硬くなった己の肉棒をそこに押し当て、あふれだすエキスに浸らせるように何度も入念にこすりつける。

 その間も、ルティエラは俺の背中へと手を伸ばしながら抱きしめるような姿勢でじっとこちらを見つめている。
 懇願するように塗れた瞳で。期待するような表情で、だ。
 その唇へとそっと口づけし、ゆっくりと口内を陵辱しながら、じっくりと丹念に、準備を整えてゆく。
 俺の男の証全体が充分にエキスで満たされたら準備完了だ。

「いくよ」
「は、はいっ……」

 破瓜の痛みに対する恐怖からか、緊張に体をこわばらせるルティエラ。

「大丈夫。俺に任せて。力を抜いて」

 落ち着かせるように優しく口づけし、舌を絡め合わせる。

「はむ……んっ……ふむ……んっ、んっ……はぅぅ……」

 リラックスしたのか、背中にまわされた腕から次第に力が抜け落ちていくのを感じる。

 こぶりな双丘を揉みしだきながら先端の突起を指で転がす。

「はぅっ……んっ……んっ……はぁぁぅ……」

 うっとりとした表情で快楽に身を委ね始めるルティエラ。

 今だ。

 ズブリと、一気に挿入する。

「っく……っ!」

 ヌルリとスムーズに入り込む。
 途中に感じたわずかな抵抗感も一瞬で突き破った。

「ぅっ、はぐぅっ……っ!」

 破瓜の痛みに目じりから小さな涙を浮かべながらも、必死に耐える健気な少女。
 そんなルティエラを抱きしめ、首筋にキスをする。

「っく……はぁっ……はぁっ……」

 優しく頭を撫でながら、奥まで挿入したままの大勢で動かさずにしばらく待つ。
 少しでも彼女の痛みをやわらげるために。
 痛みに顔をわずかに歪めながらも、必死に微笑を浮かべるルティエラ。

「……大丈夫です。大丈夫ですから。どうか、続きを……」

 そんな姿が愛おしくて、口づけで返す。
 お互いに強く抱きしめあいながら、お互いの愛を確かめあうように口内で舌を絡ませあう。

「ふむっ……はぁぁ……れろ……んむっ……むちゅっ……んぅぅっ……」

 胸と口、その両方から刺激を与え続ける。しばらくすると、その体を軽く悶えさせながら息を乱し始める。
 そろそろ大丈夫かな。

 ゆっくりと腰を前後に動かし始める。

「んっ……! んぅっ……!」

 痛みからか快楽からか、彼女の口から漏れ出す吐息、声。

「あっ……! あぅっ……!」

 口に手をそえ、押し殺そうとしながらも、漏れ出る声に戸惑うような姿の彼女。

「ふぅーっ……! ふぅーーっ……!」

 きつく目を閉じながら、その刺激に耐えんとする。

「あんっ……! あぅんっ……!」

 やがて、その声が艶を帯びてくる。

「あぅんっ! あぅぅん……! あっ……やぁっ……声っ……声出ちゃ……あんっ!」

 その声が嬌声へと変わる。

「あぅんっ! あんっ! ダメぇっ! あぅぅん!」

 腰を動かし、彼女の膣前方にある気持ちのよいスポットへと亀頭をこすりつけるように押し付ける。

「あぅんっ! あぅぅんっ! ダメっ! そこダメぇぇっ!」

 ベッドのシーツを強く握り締めながら、腰をくねらせ身悶える彼女。

「あんっ、あんっ、はぅぅっ! はぅん、あぅん、あぅぅっ!」

 口ではダメといいながら、この腰の動きは快楽から逃れようとしているのかそれとも――。

「はっ、はぁっ、んぁぅっ! あっ、あっ、あぅぅん!」

 腰の動きを早めると、彼女の入り口がビクンと収縮し、奥の感覚が無くなる。

「こんな……! あぁっ……! こんな……っ! あぁんっ……!」

 俺の腰を逃すまいとガッチリと絡めあうような形で彼女の両脚が俺の腰を締め付ける。

「こんなの……! 凄い……! こんなっ……凄い……っ!」

 迫り来る快楽に耐えるように、きゅっと目を瞑り強く俺を抱きしめてくる彼女。

「あぁんっ! 馬鹿になるぅぅっ! 頭っ、馬鹿になるぅぅっ!」

 やがて、頭をぶんぶんと振り乱しながら襲い来る快楽の本流に逆らおうとするものの――。

「んぁあっ! あぅぅ! はぅっ! あぅっ!? 馬鹿にっ! なっちゃうっっ!!」

 背をのけ反らし、ビクビクと痙攣し、ビシャビシャと盛大に潮を噴出しながら絶頂を迎えるのだった。

 だが、それでも俺はまだ一度も絶頂を迎えてはいないのだ。
 止まらない。止められるはずがなかった。
 扇情的な彼女の淫らな姿に、俺の欲望ははちきれんばかりに興奮の最中にあったのだ。

「かはっ……はふぅぅっ……はふぅぅぅっ……!」

 今だに絶頂の余韻にある彼女へと向けて、俺は腰を動かし続ける。

「あっ!? あぅん!! はぅん! ま、まだ……っ! いってますっ! いってますぅぅっ!」
「ごめん。可愛すぎて」
「ふ、ふぇぇっ?」
「俺がもうまともじゃいられなさそうだ」
「そ、そんな……はぅっ! あぅぅん!」

 俺はさらに腰を早めた。
 強く腰を打ちつける。
 すると、先端が何かに当たるような感触。

「あぅん! あぅん!? なにこれっ! なにこれぇぇっ!?」

 快楽に子宮が降りてきたのだろう。
 子宮口が当たっているようだ。

「あぁん! なにこれ!? なにこれぇぇっ……! こんなの、こんなの知らないっ! こんなの知らないぃぃっ!」

 打ち付けるように腰を動かすたびに彼女がのけぞり嬌声をあげる。

「こんなの……! あぅん!? こんにゃのしりゃにゃぃぃっ! あっ、はっ、あぁぁぁっ!」

 やがてろれつの回らなくなった口で涎を垂らしながらよがり狂いはじめる。

「あっ! あぁん! あぅん! あぅぅん!! あぅっ、あぅっ、あぅぅぅっ!」

 リズミカルに可愛らしい声をあげながら、

「あっ! あぅん! あん! あぁん!! あぁぁっ! また来るっ! またくりゅぅ!」

 ぎゅっと可愛らしく俺を抱きしめ、

「ふぁぁっ! あぅぅっ! 馬鹿になりゅぅぅ! 頭、馬鹿になっひゃいまひゅぅぅ……っ!」

 髪をふりみだしながら快楽に身悶える彼女。

「ふぁぁぁっ! あん! ひぁぁぁぁ! あっ! あぅぅん!」

 そんな姿も全てが愛くるしい。

「あっ! あっ!! あぅん! あぅんっ! あんっ! あぅっ! あぅぅっ! あぅぅん! あぅんっ!」

 やがて再び大きくのけぞると、

「あっ! あぅっ!? あぅぅぅぅぅっ! んぅぅぅっ! ~~~~っ!!」

 ビクビクと痙攣しながらルティエラは絶頂を迎えた。

「ふぁぁぁっ! あぅん! はぅぅん! い、いってるっ! もういってるのにっ! こんなっ! こんな! あぅん! あぅぅん!」

 だがそれでも俺の腰は止まらない。

「あぅん! あぅぅん! ふぁぁっ! おぅんっ! あっ、あっ、あっ! あぅぅん! おぅん!」

 力なく閉じかけた彼女の目はすでに虚ろで、視点はもはやさだまってすらいない。

「おぅん! おぅん! おぅっ! あぅっ! はっへっ! おぅっ! はっへっ! おぉぉっ!」

 髪を振り乱しながら、舌をだらしなくさらけだしながら淫らに乱れる。

「おぅんっ! おぅん! おぉん!! おぉんっ! おっ! おぅぅん!!」

 時にはのけ反り、時には背を丸め俺を強く抱きしめながら、獣のように咆哮をあげるその姿は、もはや女ではなく快楽に狂った一匹の雌そのものだ。

「おぉぉっ!? おっ!? おぉぉっ! おぉん!」

 だが、そんな本性をさらけだした姿だからこそ、愛おしいと思ってしまう。

「おぉ!? おぉぉん! おぅん! お゛っ! あ゛っっ!! んお゛ぉぉぉぉぉぉ!! ~~~っっ! ~~っっ!!」

 やがて、彼女はうっとりとした表情でビクビクと痙攣しはじめる。

「はっへっ! はへっ! はへっ! へーっ! へーっ!」

 軽く白目をむきかけながら、肉棒を出し入れするたびに舌をだらしなく延ばしながら息を吐く。
 そんな姿も愛おしい。だって、それはきっと誰にも見せたことがない、俺だけが見ることのできる彼女の姿なのだから。

「はっへ! はへぇぇっ! はへっ! へーっ! あぁん! まだ、まだいってりゅ! まだいってりゅからぁぁっ! あ゛ぅんっ!?」

 ビクビクと痙攣を続けながらも、さらなる快楽を無意識に求めているのか、俺の唇を貪るように口づけをし、舌を絡めてくる彼女。

「はぁぁぁ……むぐっ、んっ、ふむぐっ……ぷはっ……ふぁぁぁ……!」

 淫らな雌の本能に身を委ね、快楽に身を委ねる姿は実に美しく、芸術的でもある。

「あぅん! あぅぅん! いってりゅのにっ、まだいってりゅのにぃぃ……!」

 そんな彼女の期待に答えるべく、俺も腰を動かしていく。

「んぁぁっ!? イグッ!? またイグッ! いっじゃうっ!!」

 細い肢体。小柄で中学生にも似た幼い姿の少女が目の前でよがり狂っている。
 そんな背徳的な光景に、やがて俺の中の情欲も最大限まで高まっていく。

「イグっ! またイグぅぅっ! はっへっ! へぇぇっ! へっ! あ゛ぅっ!? あ゛っ! へぇぇぇぇぇっ! ~~っ!! ~~~っっ!!」

 半目で白目をむきながらだらしなく舌をだし、涎をたらしたあられもない姿で、背を反らしながらビクビクと痙攣し続けるルティエラ。
 絶頂に伴い収縮を繰り返す入り口。柔らかな肉壁が俺の肉棒をきゅっきゅっとリズミカルに締め付ける。
 前後に腰を動かすたびにヌルリと絡みつくように、うねるように俺の男が刺激される。

「ふぅぅぅっ……! はぅぅぅっ……! ふぅぅぅっ……! あん! あぅん! またイグぅっ!? らめぇっ! もうりゃめぇぇっ!」

 俺の頂も見えてきた。やがて下腹部付近から甘い痺れのようなものがこみ上げてくる。

「あぅっ! あぅぅん! ふぁぁっ! うそ……っ! なんか来る! 何か来りゅぅぅ!?」

 もう少しだ。しんぼうしてくれ。

「すごいの来る! すごいの来ちゃうっ! んぅぅ! まだいってるっ! まだいってりゅのに! しゅごいのきひゃうぅぅっ!」

 言葉とは裏腹にとろけきったその表情に、俺もとうとう限界をむかえた。

「またイグぅぅっ! まだいってるのにまたイグっ!? しんじゃうっ! しんじゃうぅっ! あぅぅぅんっ! あぅぅぅっ! あ゛ぅ!? あ゛っっ!! お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!! ~~っ! ~~~っっ!!」

 彼女が雄たけびのような嬌声をあげながら俺の腰部へと盛大にビシュビシュと潮を放出し、本日七度目の絶頂をむかえたその瞬間――。

「っ!」

 貫くような甘い痺れが俺の内側から爆ぜ、全身へと駆け抜けていく。
 尿道をビュクビュクと白い快楽が迸しり、ルティエラの秘められた女の部分奥深くへと放出される。

「ふ……ふへっ……へっ……はへっ……ふへぇぇぇぇ……」

 一通り快楽の波が収まると、目の前にあったのは……。

「ふ……はへっ……はっ……ふへぇぇっ……へぇぇぇっ……」

 うっすらと開いた目で虚空を見つめながらビクビクと痙攣を繰り返す白い肌の細い少女。
 全裸で横たわるルティエラの姿だった。

 未だルティエラの愛液に塗れ温もりの中に埋まったまま未練がましく勃起をし続ける俺の肉棒。
 名残惜しく感じつつも、俺はヌポリとそれを引き抜いた。
 さすがにこれ以上は彼女を壊してしまいかねないからね。
 せっかく出来た俺の大事な嫁さん三号だ。大切にしなくちゃな。

 力なくくったりとベッドに身を委ねながら未だ荒い息を吐き続けるルティエラ。
 ほのかに朱にそまったその白く細い脚の間、中央にひっそりと咲く桜色の肉裂クレバス
 その可憐なる花弁から、チョロロっと黄金色のエキスが吹き出しベッドにさらなる小さな染みを生み出す。

 ……まだ出るのかよ。
 いや、これ多分……潮じゃないな。

「あぅぅ……ごめんなしゃい……」

 まぁ、あれだけ無理させちゃったし、俺が悪いよな。
 赤面し、両手で顔を覆い隠しながら謝罪するルティエラ。
 俺はよしよしと頭を撫でると、軽い口づけをする。

 全てを許し、愛するという無言のメッセージだ。
 そんな俺の意図を感じ取ったのか、ルティエラは小さくはにかむように微笑んで返す。

 やがて、彼女の秘密の花園内部からトロリと白い液体が零れ落ちてくる。
 それは、俺とルティエラが今日、確かに愛し合ったという証なのであった。
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