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【番外編】生徒会の悪巧み
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「副会長いじめっこ! でも分かるぅ。真っ赤な顔で涙目のくうちゃん、絶対可愛いよね。そしたら俺も『どしたのくうちゃん、オシッコ出ないなら俺が手伝ってあげるねー』とか言って先っぽペロペロしたり、口に咥えてじゅぼじゅぽ思いっきり気持ち良くしてあげるんだー。そんで、ごっくんする!」
「いやそれは、さすがに引くわ」
「ごっくん、って貴方まさか尿」
「会長はくうちゃんを後ろから抱える役ね。ほら、小さい子供にオシッコさせる時みたいな感じのやつ。膝の後ろに手を入れて足を開かせるの。一番おいしい大事な役だから頑張ってね♪」
「一番疲れる役じゃねーか! ……いや、待て。考えてみりゃそのままぶっ刺せるな。ふふん。俺との記念すべき初めてにしては、なかなかハードだなぁワンコロ」
「えっ」「は?」
「だ、だめだめだめだめ止めたげてー!? くうちゃんの大事なアナル処女は俺がロマンチックな雰囲気の中で優し~く貰う予定だし!」
「二人ともふざけたことを。空牙の最初は当然私が頂きます。空牙だって勿論そう願っていますからね!」
「うるせえ、黙れ。本気でヤるわけねーだろただの妄想じゃねーか! つか、あいつもあいつの初めても最後も、全っ部俺のもんなんだよ。お前らには一欠片もやらねーわ!
そもそも突っ込む前に必ずたっぷり時間をかけて、身も心もあそこもトロットロにさせてから『や、もぉ、いれて……』とか強請らせるに決まってんだろ。指や舌だけで弄られまくって何度も寸止めされて。狂いそうなくらい気持ち良いのに最後までイかせてもらえず、奥が疼いて切なくなって泣きながら必死にせがんでも欲しいモノが貰えなくて『どうした、これが欲しいのか?』『ん、欲し……これ。お願い……ここ、俺のここに……入れ、て』とかエロい顔でおねだりしてくる空牙くっそ可愛くてたまんねぇーな、おい」
「…………」
「うわぁ、会長ってば変態オヤジみたい」
「ぶっ殺すぞチャラ男!」
***
同時刻。
たまたま生徒会室の扉前に居合わせた風紀ヒラ委員たち。
ほんの少し前に、謹慎中の寮部屋から脱走した風紀委員長を、生徒会役員三人の奮闘により無事捕獲することが出来たのだが。改めてそのお礼と謝罪をすべく、彼らは生徒会室の扉を開けようとして――。
意図せず盗み聞きした会話の内容に青ざめ、頬を引きつらせたという。
以降、生徒会の三人もまた風紀委員長に次ぐ危険人物として、ワンコ書記警護隊の要警戒リスト最上位に記されることとなる。
ちなみに、空牙本人の親衛隊と風紀委員の心ある者達によって組織された『ワンコ書記警護隊』は、今日も鋭意活動中だ。
最新の目標については、書記さまに他人の嘘を見破る方法を速やかに教え込むことだそうである。
【END】
「いやそれは、さすがに引くわ」
「ごっくん、って貴方まさか尿」
「会長はくうちゃんを後ろから抱える役ね。ほら、小さい子供にオシッコさせる時みたいな感じのやつ。膝の後ろに手を入れて足を開かせるの。一番おいしい大事な役だから頑張ってね♪」
「一番疲れる役じゃねーか! ……いや、待て。考えてみりゃそのままぶっ刺せるな。ふふん。俺との記念すべき初めてにしては、なかなかハードだなぁワンコロ」
「えっ」「は?」
「だ、だめだめだめだめ止めたげてー!? くうちゃんの大事なアナル処女は俺がロマンチックな雰囲気の中で優し~く貰う予定だし!」
「二人ともふざけたことを。空牙の最初は当然私が頂きます。空牙だって勿論そう願っていますからね!」
「うるせえ、黙れ。本気でヤるわけねーだろただの妄想じゃねーか! つか、あいつもあいつの初めても最後も、全っ部俺のもんなんだよ。お前らには一欠片もやらねーわ!
そもそも突っ込む前に必ずたっぷり時間をかけて、身も心もあそこもトロットロにさせてから『や、もぉ、いれて……』とか強請らせるに決まってんだろ。指や舌だけで弄られまくって何度も寸止めされて。狂いそうなくらい気持ち良いのに最後までイかせてもらえず、奥が疼いて切なくなって泣きながら必死にせがんでも欲しいモノが貰えなくて『どうした、これが欲しいのか?』『ん、欲し……これ。お願い……ここ、俺のここに……入れ、て』とかエロい顔でおねだりしてくる空牙くっそ可愛くてたまんねぇーな、おい」
「…………」
「うわぁ、会長ってば変態オヤジみたい」
「ぶっ殺すぞチャラ男!」
***
同時刻。
たまたま生徒会室の扉前に居合わせた風紀ヒラ委員たち。
ほんの少し前に、謹慎中の寮部屋から脱走した風紀委員長を、生徒会役員三人の奮闘により無事捕獲することが出来たのだが。改めてそのお礼と謝罪をすべく、彼らは生徒会室の扉を開けようとして――。
意図せず盗み聞きした会話の内容に青ざめ、頬を引きつらせたという。
以降、生徒会の三人もまた風紀委員長に次ぐ危険人物として、ワンコ書記警護隊の要警戒リスト最上位に記されることとなる。
ちなみに、空牙本人の親衛隊と風紀委員の心ある者達によって組織された『ワンコ書記警護隊』は、今日も鋭意活動中だ。
最新の目標については、書記さまに他人の嘘を見破る方法を速やかに教え込むことだそうである。
【END】
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