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ブイヤベース
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K町で一度会ったことはある。だが沙菜や遥人などに紛れてあまり話もしたことが無いし、挨拶すらしていない。だがこの男はK町のあの雑踏の中、沙夜と一緒に駅の方まで向かっていた。この男も同居人なのだろう。
「挨拶は初めてかな。望月奏太。」
「……天草芹。」
手を差し伸べられたので、芹はその手を握る。しなっとしていて、おそらく力仕事なんかはしたことが無いような手だった。
「編集者の人が来てたって聞いたけど。そういう仕事?」
「フリーライター。」
「フリー?」
「まだ本が出るほどじゃないけど、食えるくらいには稼げてる。」
苦労している手だった。おそらく、仕事となれば何でもしてきたのだろう。
「私、着替えてくるわ。ゆっくりしておいて。」
沙夜はそう言ってリビングを出て行く。すると沙菜が二人をソファに座らせる。そして芹は台所へ行くと、先程まで靖が飲んでいた湯飲みを片付けて新たにお茶を淹れ始めた。
「あと一人男がいるんだろう。」
奏太はそう聞くと、沙菜は頷いた。
「家主よ。その人の家だから。」
「金持ちなのか?」
多少古いとはいえ一軒家なのだ。一人で住むような所では無く、おそらく家族が住むように設計されている家だろう。
「別に普通じゃ無いかしら。この家は親の持ち物だと言っていたし。その親は海外へ行っているから。」
「海外?」
「ワインを作っているんですって。花岡さんのところの両親もそうだったかしら。」
沙菜はそう純に聞くと、純は頷いた。
「うん。そうみたいだ。前にここで鍋したじゃん?」
「あぁ。そうね。」
「その時のワインが一馬の両親が作ったモノだと言っていたけど。」
どうやらここに「二藍」が集まり、みんなで鍋をつつくようなこともしているらしい。となると、家主は「二藍」に近い人物だろうか。
「二藍」に一番近いのは間違いなく沙夜だろう。だがそのほかにも「二藍」に近い人は何人か居る。スタイリストであったり、レコーディングの時のエンジニアだったり、ライブの時のミキサーはいつも同じ人だ。
「お茶。」
芹はそう言って湯飲みにお茶を淹れてテーブルに置く。もう芹はエプロンをしていた。沙夜の手伝いをする気なのだろう。
「料理とかするんだな。」
奏太がそう言うと、芹は首をかしげて言う。
「おかしいか?」
「別におかしくは無いけど。シェアハウスをしていても他人の生活には関わらないって考えの人も多いのに、ここは食事なんかも全部自分たちでするんだと思ってさ。」
「家政婦を雇えるような立場じゃ無いからだろう。それに食事や光熱費は折半している。それからみんなでやれることはやっているし。沙菜だって家事は全然出来なかったのに、掃除くらいは出来るようになったんだから。」
すると沙菜は少し笑った。芹もそう思ってくれていたのが嬉しかったのだろう。
「そうかな。でもあたし、芹ほど綺麗には出来ないよ。」
「良いよ。上等。でも台所には立つなよ。お前。」
「何よ。」
「お前が台所に立つと、食材が無駄になるから。」
すると純が笑いながら言う。
「褒めてるのかけなしているのかわからないな。」
「芹っていっつもそうだよね。あたしだって頑張ってんのに。」
「そうだな。パンくらいは焼けるようになったか。」
「もうっ。」
トースターでパンを焼くことも出来なかったのだ。それがやっと沙夜が居ないときには、冷凍してあるパンをちょうど良い具合に焼くことが出来るようになったらしい。前は炭にしていたのに。
「あとはお茶くらい淹れれるようになれよ。」
「そこまで馬鹿にする?」
少し笑いながら芹はそう言った。本気では無いのだろうが、ただ沙菜にも出来ることが一つくらいあれば良いと思う。
「沙菜さん。俺も料理はあまり出来なかったんだよ。」
純がそう言うと、沙菜は少し笑って純の方を見る。
「え?そうなの?なんか凄い器用そうだと思っていたのに。」
「そうでも無いよ。一緒に住んでいるヤツが根気よく教えてくれたから、今は焼きめしくらいは出来るようになったけど。そりゃ、沙夜さんみたいにブイヤベースを作ろうとかそこまで出来ないけれど、一人になっても食べれるものが作れれば良いと思う。だから簡単なモノくらいは作れるようになろうと思ってさ。買うのも飽きるし。」
英二は気が長い男だと思う。だから純が失敗しても、「次がある」と言って匙を投げたりしないのだ。おそらくライブバーでも同じような対応なのだろう。だから志甫が続いているのだ。
「あたしもだったら希望を持とうかな。」
沙菜はそう言うと、沙夜がリビングに入ってきて呆れたように言う。
「沙菜。料理を覚えたいなら、まず飽き性を直してね。」
「そんなに飽き性でも無いけど。」
「どうだか。」
カレーを作るのにタマネギと肉を炒めていたとき、木べらを持って沙菜は混ぜながらずっと「まだ?」と聞いていたのだ。そんなにぱっと簡単にできるモノでは無いのに。
「あぁ。沙夜。頼まれたの買ってきてる。それからあのスパイス専門店に行ってさ……。」
芹は沙夜と共に台所へ向かった。そして沙夜もエプロンを身につける。冷蔵庫の中に入っている食材を見て、頷いているようだ。その距離は同居人の距離であり、恋人では無いのだろう。そう思って奏太は少しほっとする。だがその分、誰が沙夜の恋人なのかという不安はまだつきまとっていた。
翔では無い。芹でも無ければまだ知らない誰かが恋人なのだろうか。そう言えばと、奏太は少し考えるところがあった。その時だった。
「望月さんは他人と一緒に住んだこととか無いの?」
純がそう聞くと、奏太はふと我を取り戻して首を横に振った。
「あるよ。海外へ行ってたときとか。」
「こっちでは?」
沙菜がそう聞くと、奏太は首をまた横に振る。
「帰ってきてからは今の家から引っ越したこと無いしな。今の家は一部屋しか無いし、誰かと住むには手狭だから。」
「大学の時とかさ。音楽大学って女が多いんじゃ無いのか。あんたのその容姿だったら不自由はしなかっただろう?」
純はそういうが奏太は苦々しく言う。
「海外へ行く前は……実家を出してもらえなかったから。」
「出してもらえなかった?」
その言葉に沙菜は少し違和感を持った。
「母親から距離があっても通えないことは無いって言われてた。だから実家から通っていて、女と住むとかそういうのは無かったな。」
今更潔癖なイメージは付かないかもしれない。それでもそれが事実なのだから、沙夜にそう伝わって欲しいと思う。だが沙夜はあまり聞こえていないようだ。料理の仕込みをしているからだろう。その側には芹がいる。その芹にも聞こえていないようだ。
「親の元を離れたくなかったのか?」
純はそう聞くと、奏太は首を横に振った。
「違う。どっちかってと、母親が離したくなかったって言うか。」
過干渉な親だった。今はその親から逃げているようなモノかもしれない。奏太の連絡先休んでいるのを知っているのは警察官の兄だけなのだ。兄だけは信用出来るから。
「ふーん……。毒親っていう感じよね。あたし達の所もあんまり変わりないみたいに見えるけど。」
沙菜はそう言うと、お茶を手にした。
「沙菜さんや沙夜さんのところの親もひどかったの?」
すると沙菜はちらっと沙夜の方を見る。沙夜には聞こえてないのかもしれない。そう思って少し安心した。沙菜も沙夜にはあまり聞かせたくない会話なのだろう。
「まぁね。物心ついたときから、モデルをさせてたような親だよ。それからあたし達にランウェイを歩かせたかったみたいな……。そんな親。でも実際、あたしが歩きそうなのはストリップのランウェイかもしれないけどね。」
沙菜はそう言って少し笑う。自虐したそのネタはいつも沙菜が言っていることだろう。
「だから、あたしにはもう母さんは期待してない。姉さんはまともな仕事をしているから、今はお見合いをさせようと必死だもんね。母さんのそういう態度が姉さんを家に帰りたがらないのに。」
お見合いという単語に、思わず奏太はお茶を噴きそうになった。
まさか母親が沙夜にお見合いをさせようとしているのだろうか。そしてそれを沙夜が嫌がって実家に帰りたがらないのだろう。
「お見合い?」
純はそう言って少し驚いたように聞いた。すると沙菜はため息を付いて言う。
「女がいつまでも仕事ばかりしてるもんじゃ無いって、あたしからも言ってくれってこの間電話が来たわ。あたしももういい加減、母親を着信拒否したい。」
沙菜もやはりうんざりしていたのだ。沙夜はその会話が聞こえ、少し笑っていた。
「挨拶は初めてかな。望月奏太。」
「……天草芹。」
手を差し伸べられたので、芹はその手を握る。しなっとしていて、おそらく力仕事なんかはしたことが無いような手だった。
「編集者の人が来てたって聞いたけど。そういう仕事?」
「フリーライター。」
「フリー?」
「まだ本が出るほどじゃないけど、食えるくらいには稼げてる。」
苦労している手だった。おそらく、仕事となれば何でもしてきたのだろう。
「私、着替えてくるわ。ゆっくりしておいて。」
沙夜はそう言ってリビングを出て行く。すると沙菜が二人をソファに座らせる。そして芹は台所へ行くと、先程まで靖が飲んでいた湯飲みを片付けて新たにお茶を淹れ始めた。
「あと一人男がいるんだろう。」
奏太はそう聞くと、沙菜は頷いた。
「家主よ。その人の家だから。」
「金持ちなのか?」
多少古いとはいえ一軒家なのだ。一人で住むような所では無く、おそらく家族が住むように設計されている家だろう。
「別に普通じゃ無いかしら。この家は親の持ち物だと言っていたし。その親は海外へ行っているから。」
「海外?」
「ワインを作っているんですって。花岡さんのところの両親もそうだったかしら。」
沙菜はそう純に聞くと、純は頷いた。
「うん。そうみたいだ。前にここで鍋したじゃん?」
「あぁ。そうね。」
「その時のワインが一馬の両親が作ったモノだと言っていたけど。」
どうやらここに「二藍」が集まり、みんなで鍋をつつくようなこともしているらしい。となると、家主は「二藍」に近い人物だろうか。
「二藍」に一番近いのは間違いなく沙夜だろう。だがそのほかにも「二藍」に近い人は何人か居る。スタイリストであったり、レコーディングの時のエンジニアだったり、ライブの時のミキサーはいつも同じ人だ。
「お茶。」
芹はそう言って湯飲みにお茶を淹れてテーブルに置く。もう芹はエプロンをしていた。沙夜の手伝いをする気なのだろう。
「料理とかするんだな。」
奏太がそう言うと、芹は首をかしげて言う。
「おかしいか?」
「別におかしくは無いけど。シェアハウスをしていても他人の生活には関わらないって考えの人も多いのに、ここは食事なんかも全部自分たちでするんだと思ってさ。」
「家政婦を雇えるような立場じゃ無いからだろう。それに食事や光熱費は折半している。それからみんなでやれることはやっているし。沙菜だって家事は全然出来なかったのに、掃除くらいは出来るようになったんだから。」
すると沙菜は少し笑った。芹もそう思ってくれていたのが嬉しかったのだろう。
「そうかな。でもあたし、芹ほど綺麗には出来ないよ。」
「良いよ。上等。でも台所には立つなよ。お前。」
「何よ。」
「お前が台所に立つと、食材が無駄になるから。」
すると純が笑いながら言う。
「褒めてるのかけなしているのかわからないな。」
「芹っていっつもそうだよね。あたしだって頑張ってんのに。」
「そうだな。パンくらいは焼けるようになったか。」
「もうっ。」
トースターでパンを焼くことも出来なかったのだ。それがやっと沙夜が居ないときには、冷凍してあるパンをちょうど良い具合に焼くことが出来るようになったらしい。前は炭にしていたのに。
「あとはお茶くらい淹れれるようになれよ。」
「そこまで馬鹿にする?」
少し笑いながら芹はそう言った。本気では無いのだろうが、ただ沙菜にも出来ることが一つくらいあれば良いと思う。
「沙菜さん。俺も料理はあまり出来なかったんだよ。」
純がそう言うと、沙菜は少し笑って純の方を見る。
「え?そうなの?なんか凄い器用そうだと思っていたのに。」
「そうでも無いよ。一緒に住んでいるヤツが根気よく教えてくれたから、今は焼きめしくらいは出来るようになったけど。そりゃ、沙夜さんみたいにブイヤベースを作ろうとかそこまで出来ないけれど、一人になっても食べれるものが作れれば良いと思う。だから簡単なモノくらいは作れるようになろうと思ってさ。買うのも飽きるし。」
英二は気が長い男だと思う。だから純が失敗しても、「次がある」と言って匙を投げたりしないのだ。おそらくライブバーでも同じような対応なのだろう。だから志甫が続いているのだ。
「あたしもだったら希望を持とうかな。」
沙菜はそう言うと、沙夜がリビングに入ってきて呆れたように言う。
「沙菜。料理を覚えたいなら、まず飽き性を直してね。」
「そんなに飽き性でも無いけど。」
「どうだか。」
カレーを作るのにタマネギと肉を炒めていたとき、木べらを持って沙菜は混ぜながらずっと「まだ?」と聞いていたのだ。そんなにぱっと簡単にできるモノでは無いのに。
「あぁ。沙夜。頼まれたの買ってきてる。それからあのスパイス専門店に行ってさ……。」
芹は沙夜と共に台所へ向かった。そして沙夜もエプロンを身につける。冷蔵庫の中に入っている食材を見て、頷いているようだ。その距離は同居人の距離であり、恋人では無いのだろう。そう思って奏太は少しほっとする。だがその分、誰が沙夜の恋人なのかという不安はまだつきまとっていた。
翔では無い。芹でも無ければまだ知らない誰かが恋人なのだろうか。そう言えばと、奏太は少し考えるところがあった。その時だった。
「望月さんは他人と一緒に住んだこととか無いの?」
純がそう聞くと、奏太はふと我を取り戻して首を横に振った。
「あるよ。海外へ行ってたときとか。」
「こっちでは?」
沙菜がそう聞くと、奏太は首をまた横に振る。
「帰ってきてからは今の家から引っ越したこと無いしな。今の家は一部屋しか無いし、誰かと住むには手狭だから。」
「大学の時とかさ。音楽大学って女が多いんじゃ無いのか。あんたのその容姿だったら不自由はしなかっただろう?」
純はそういうが奏太は苦々しく言う。
「海外へ行く前は……実家を出してもらえなかったから。」
「出してもらえなかった?」
その言葉に沙菜は少し違和感を持った。
「母親から距離があっても通えないことは無いって言われてた。だから実家から通っていて、女と住むとかそういうのは無かったな。」
今更潔癖なイメージは付かないかもしれない。それでもそれが事実なのだから、沙夜にそう伝わって欲しいと思う。だが沙夜はあまり聞こえていないようだ。料理の仕込みをしているからだろう。その側には芹がいる。その芹にも聞こえていないようだ。
「親の元を離れたくなかったのか?」
純はそう聞くと、奏太は首を横に振った。
「違う。どっちかってと、母親が離したくなかったって言うか。」
過干渉な親だった。今はその親から逃げているようなモノかもしれない。奏太の連絡先休んでいるのを知っているのは警察官の兄だけなのだ。兄だけは信用出来るから。
「ふーん……。毒親っていう感じよね。あたし達の所もあんまり変わりないみたいに見えるけど。」
沙菜はそう言うと、お茶を手にした。
「沙菜さんや沙夜さんのところの親もひどかったの?」
すると沙菜はちらっと沙夜の方を見る。沙夜には聞こえてないのかもしれない。そう思って少し安心した。沙菜も沙夜にはあまり聞かせたくない会話なのだろう。
「まぁね。物心ついたときから、モデルをさせてたような親だよ。それからあたし達にランウェイを歩かせたかったみたいな……。そんな親。でも実際、あたしが歩きそうなのはストリップのランウェイかもしれないけどね。」
沙菜はそう言って少し笑う。自虐したそのネタはいつも沙菜が言っていることだろう。
「だから、あたしにはもう母さんは期待してない。姉さんはまともな仕事をしているから、今はお見合いをさせようと必死だもんね。母さんのそういう態度が姉さんを家に帰りたがらないのに。」
お見合いという単語に、思わず奏太はお茶を噴きそうになった。
まさか母親が沙夜にお見合いをさせようとしているのだろうか。そしてそれを沙夜が嫌がって実家に帰りたがらないのだろう。
「お見合い?」
純はそう言って少し驚いたように聞いた。すると沙菜はため息を付いて言う。
「女がいつまでも仕事ばかりしてるもんじゃ無いって、あたしからも言ってくれってこの間電話が来たわ。あたしももういい加減、母親を着信拒否したい。」
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