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第11章 エクス自治連合
第4話 嵐の来訪
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今日も昼ご飯を食べて、ジジ膝枕をしてもらいながらシルモフを堪能する。
エアル「テンミャァ~、私も一緒に寝るのじゃ~」
エリス「お母さま、私も一緒に寝ます」
エリカ「私もです!」
頼むから俺の至福の時間を邪魔しないでくれぇ~!
俺は薄目を開けてエアル3姉妹を見るが無視することにした。ジジが3人に注意しているのを寝たふりをしながら聞いていると、急に背中に悪寒が走った。
今すぐこの場から、いや、この地から逃げ出すべきだと変な強迫観念に襲われた。
慌てて起き上がると、ピョン吉もキョロキョロと不安そうに周りを見回していた。
『メーデー! メーデー! メーデー! ヴィンチザード王国より、恐れていたものが襲来! 私も脱出を……』
あっ、念話が途切れた……。
ま、まさか、魔道具ごとムーチョさんが……!?
「ジジ、凶悪な嵐が襲来した至急逃亡の準備を!」
俺は焦ってジジの肩を掴んで言った。そこに風呂から出てきたピピが走り寄ってきた。
ピピ「あっ、お兄ちゃ~ん、今日もくんれんしよう!」
リディア「俺も参加するぞ!」
ハル「私はそんな面倒なことしないわよ!」
ピピはドラゴン姉妹と風呂に入っていたようで、リディアとハル衛門も一緒だ。
エアル「逃亡とはどういうことじゃ?」
エリス「昔の女!?」
エリカ「う、嘘!?」
ジジ「テンマ様? 凶悪な嵐とは何ですか?」
アンナ「ついに来てしまいましたか……」
「そうだ! 来てしまった。ムーチョさんはすでに……」
「ム、ムーチョさんが!」
ジジが両手で口を押え驚いていた。
メーデーは確か救助要請だったような……。
アンナ「救助に向かいますか? 逃亡しますか?」
ムーチョさんは自分の身を挺して危険を知らせてくれた……。
しかし……、状況がほとんど分からない。
こういう時はムーチョさんに調査を頼むのだが、彼はすでに……。
「まずは状況の確認が必要だ。ハル衛門!」
「いやぁ~よ! そんな面倒臭いことぉ~」
「プリン10個!」
「やるわ! 何をすればいいの!?」
仕方ないので姿の隠せるハル衛門を投入することにした。
◇ ◇ ◇ ◇
ムーチョは冷や汗を流しながら念話でテンマに連絡を入れる。しかし、途中で念話の手応えに違和感を覚えた。
「使者様、困ります! あちらでお待ちくださいと言ったではありませんか?」
使用人の男が執務室に勝手に入ってきた女性に注意した。
「気にしなくても大丈夫じゃ。そこのバルドーとは昔からの知り合いじゃ!」
「バルドー? ここにはバルドーという人物はいません。使者殿、私はエクス自治連合の執政官であるレイモンドと言います。お話は会議室でしますので、そちらでお待ちください!」
レイモンドがそう答えると、女性は必死に何かを思い出すように考え込む。そして、思い出したのか顔を上げて話した。
「そうじゃ、ここではムーチョと名乗っておったのじゃ! そうじゃなムーチョ?」
女性の話を聞き、レイモンドとレーラは振り返ってムーチョを見つめる。ムーチョは諦めたのか、笑顔で話しかける。
「ドロテア様、お久しぶりでございます。マリアさん、扉の影に隠れているつもりかしれませんが、胸がはみ出していますよ?」
レイモンドが慌てて扉の方を見ると、扉から大きなものがはみ出していた。そしてはみ出したものがプルン揺れたと思うと、女性が姿を現した。レイモンドははみ出したものが女性の胸だとわかり、あまりの大きさに目を見開いて驚いていた。
「バルドー様、いえ、ここではムーチョ様とお呼びしたほうがよろしいかしら? お久しぶりですわねぇ」
「ここではムーチョでお願いします」
「そんなことはどうでも良いのじゃ。早くテンマに合わせるのじゃ!」
ドロテアは2人のやり取りしている間も、キョロキョロとテンマを探すように部屋の中を見ていた。部屋の中にいないことが分かると焦ったようにムーチョに言った。
ムーチョは大きく息を吐きだすと、ドロテアに話しかける。
「ドロテア様、ここはヴィンチザード王国ではございません。そしてこの部屋はエクス自治連合の代表でである執政官殿の執務室です。好き勝手なことはお止めください」
ムーチョは優しく諭すように話した。
「そんなのは関係ないのじゃ! 私は早くテンマに会いたいのじゃ!」
「そうですか……、テンマ様がこの地でされたことを、ドロテア様が全てぶち壊しにしたとなると、テンマ様に嫌われるでしょうなぁ」
ムーチョが首を傾げて意味ありげにそう話すと、ドロテアは露骨に動揺した。そしてマリアのほうに助けを求めるように振り返ったが、マリアは首を左右に振って話した。
「あまり強引な事をするとテンマさんに嫌われると、私は言いましたわ!」
マリアは突き放すようにドロテアに言った。
「しょんなぁ……」
ドロテアが落ち込んでいるのを見て、ムーチョはここがチャンスと考えて提案する。
「そこまで焦らなくてもテンマ様は逃げませんよ。ここはエクス自治連合です。本来のお仕事をしてからのほうがよろしいのではありませんか?」
「でもさっきは逃げようとした……」
ドロテアはジト目でムーチョを睨みながら文句を言う。
「それは誤解です。ドロテア様が来られたなら、テンマ様に報告するのは当然の事です。たぶんテンマ様がその知らせを受ければ、歓迎会でも開いてくれるのではと、私は思ったのですがねぇ」
「ほ、本当か!?」
「わかりませんなぁ。テンマ様の事はテンマ様しか分かりません。ですが、こんな迷惑を掛けたドロテア様では難しいでしょうねぇ」
ドロテアは泣きそうな顔になる。
「な、無かったことにするのじゃ……。頼むのじゃぁ~、早く会いたかっただけなのじゃぁ~」
結局泣き出してムーチョにドロテアは縋りついた。しかし、鼻水まで垂れして泣くドロテアをムーチョは押しとどめて話した。
「レイモンド殿、レーラ様、何もなかった。これからヴィンチザード王国の使者に普通にお会いになる。それでよろしいですね?」
2人は状況が全く理解できないが、ムーチョの真剣な表情に圧倒されて頷いた。
「それでは使用人と一緒に会議室にお戻りください」
ドロテアは安心したのかすでに泣き止んで部屋を出ていこうとした。ムーチョはそれを見て大きく息を吐いた。
「テンマ、どこ?」
ムーチョは突然真横から声を掛けられ、危うく攻撃しそうになる。驚きを隠して横を見ると、ミーシャが居ることに気が付く。ムーチョはまるで気配も感じず、ミーシャがいつ部屋に入ってきたのかも気付かなかった。
ミーシャの成長に驚きながらも、何とか驚きを隠して答える。
「あとで案内します。先にお仕事をして下さい」
「んっ、わかった」
ミーシャはそう答えると、ドロテア達の後を追ってトコトコ歩いて部屋を出ていくのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
ミーシャが出ていくと、レイモンドはムーチョに詰め寄って尋ねる。
「どういうことですか? バルドーと呼ばれていましたね。テンマとは誰の事ですか? ヴィンチザード王国の使者を知っているのですか? ドロテア様とはヴィンチザード王国のあのドロテア様の事ですか?」
レイモンドは矢継ぎ早に尋ねた。ムーチョは落ち着いた表情で答える。
「前にも話しましたが、私達はただの旅人です。トラブルに巻き込まれて、目立ちたくないのでテンマ様はマッスルと名乗り、私はバルドーですがムーチョと名乗ったのです。ここには旅の途中で立ち寄っただけです」
レイモンドは驚いて混乱する。ホレック公国は実質的にはマッスルに叩きのめされたと言って間違いではない。その相手がたまたまエクス群島に立ち寄った事実を知り、信じられなかったのである。
「バルドーという名前は聞いたことがあるわ……。ヴィンチザード王国の要注意人物だと話しているのを聞いたことが……」
レーラが必死に思い出そうとしながら呟いた。レイモンドもそれを聞いて思い出していた。
「私は前の仕事を辞めて、テン、マッスル様の執事をしています」
笑顔で答えるムーチョを2人は口を開いて見つめることしかできなかった。
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エリス「お母さま、私も一緒に寝ます」
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今すぐこの場から、いや、この地から逃げ出すべきだと変な強迫観念に襲われた。
慌てて起き上がると、ピョン吉もキョロキョロと不安そうに周りを見回していた。
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「ジジ、凶悪な嵐が襲来した至急逃亡の準備を!」
俺は焦ってジジの肩を掴んで言った。そこに風呂から出てきたピピが走り寄ってきた。
ピピ「あっ、お兄ちゃ~ん、今日もくんれんしよう!」
リディア「俺も参加するぞ!」
ハル「私はそんな面倒なことしないわよ!」
ピピはドラゴン姉妹と風呂に入っていたようで、リディアとハル衛門も一緒だ。
エアル「逃亡とはどういうことじゃ?」
エリス「昔の女!?」
エリカ「う、嘘!?」
ジジ「テンマ様? 凶悪な嵐とは何ですか?」
アンナ「ついに来てしまいましたか……」
「そうだ! 来てしまった。ムーチョさんはすでに……」
「ム、ムーチョさんが!」
ジジが両手で口を押え驚いていた。
メーデーは確か救助要請だったような……。
アンナ「救助に向かいますか? 逃亡しますか?」
ムーチョさんは自分の身を挺して危険を知らせてくれた……。
しかし……、状況がほとんど分からない。
こういう時はムーチョさんに調査を頼むのだが、彼はすでに……。
「まずは状況の確認が必要だ。ハル衛門!」
「いやぁ~よ! そんな面倒臭いことぉ~」
「プリン10個!」
「やるわ! 何をすればいいの!?」
仕方ないので姿の隠せるハル衛門を投入することにした。
◇ ◇ ◇ ◇
ムーチョは冷や汗を流しながら念話でテンマに連絡を入れる。しかし、途中で念話の手応えに違和感を覚えた。
「使者様、困ります! あちらでお待ちくださいと言ったではありませんか?」
使用人の男が執務室に勝手に入ってきた女性に注意した。
「気にしなくても大丈夫じゃ。そこのバルドーとは昔からの知り合いじゃ!」
「バルドー? ここにはバルドーという人物はいません。使者殿、私はエクス自治連合の執政官であるレイモンドと言います。お話は会議室でしますので、そちらでお待ちください!」
レイモンドがそう答えると、女性は必死に何かを思い出すように考え込む。そして、思い出したのか顔を上げて話した。
「そうじゃ、ここではムーチョと名乗っておったのじゃ! そうじゃなムーチョ?」
女性の話を聞き、レイモンドとレーラは振り返ってムーチョを見つめる。ムーチョは諦めたのか、笑顔で話しかける。
「ドロテア様、お久しぶりでございます。マリアさん、扉の影に隠れているつもりかしれませんが、胸がはみ出していますよ?」
レイモンドが慌てて扉の方を見ると、扉から大きなものがはみ出していた。そしてはみ出したものがプルン揺れたと思うと、女性が姿を現した。レイモンドははみ出したものが女性の胸だとわかり、あまりの大きさに目を見開いて驚いていた。
「バルドー様、いえ、ここではムーチョ様とお呼びしたほうがよろしいかしら? お久しぶりですわねぇ」
「ここではムーチョでお願いします」
「そんなことはどうでも良いのじゃ。早くテンマに合わせるのじゃ!」
ドロテアは2人のやり取りしている間も、キョロキョロとテンマを探すように部屋の中を見ていた。部屋の中にいないことが分かると焦ったようにムーチョに言った。
ムーチョは大きく息を吐きだすと、ドロテアに話しかける。
「ドロテア様、ここはヴィンチザード王国ではございません。そしてこの部屋はエクス自治連合の代表でである執政官殿の執務室です。好き勝手なことはお止めください」
ムーチョは優しく諭すように話した。
「そんなのは関係ないのじゃ! 私は早くテンマに会いたいのじゃ!」
「そうですか……、テンマ様がこの地でされたことを、ドロテア様が全てぶち壊しにしたとなると、テンマ様に嫌われるでしょうなぁ」
ムーチョが首を傾げて意味ありげにそう話すと、ドロテアは露骨に動揺した。そしてマリアのほうに助けを求めるように振り返ったが、マリアは首を左右に振って話した。
「あまり強引な事をするとテンマさんに嫌われると、私は言いましたわ!」
マリアは突き放すようにドロテアに言った。
「しょんなぁ……」
ドロテアが落ち込んでいるのを見て、ムーチョはここがチャンスと考えて提案する。
「そこまで焦らなくてもテンマ様は逃げませんよ。ここはエクス自治連合です。本来のお仕事をしてからのほうがよろしいのではありませんか?」
「でもさっきは逃げようとした……」
ドロテアはジト目でムーチョを睨みながら文句を言う。
「それは誤解です。ドロテア様が来られたなら、テンマ様に報告するのは当然の事です。たぶんテンマ様がその知らせを受ければ、歓迎会でも開いてくれるのではと、私は思ったのですがねぇ」
「ほ、本当か!?」
「わかりませんなぁ。テンマ様の事はテンマ様しか分かりません。ですが、こんな迷惑を掛けたドロテア様では難しいでしょうねぇ」
ドロテアは泣きそうな顔になる。
「な、無かったことにするのじゃ……。頼むのじゃぁ~、早く会いたかっただけなのじゃぁ~」
結局泣き出してムーチョにドロテアは縋りついた。しかし、鼻水まで垂れして泣くドロテアをムーチョは押しとどめて話した。
「レイモンド殿、レーラ様、何もなかった。これからヴィンチザード王国の使者に普通にお会いになる。それでよろしいですね?」
2人は状況が全く理解できないが、ムーチョの真剣な表情に圧倒されて頷いた。
「それでは使用人と一緒に会議室にお戻りください」
ドロテアは安心したのかすでに泣き止んで部屋を出ていこうとした。ムーチョはそれを見て大きく息を吐いた。
「テンマ、どこ?」
ムーチョは突然真横から声を掛けられ、危うく攻撃しそうになる。驚きを隠して横を見ると、ミーシャが居ることに気が付く。ムーチョはまるで気配も感じず、ミーシャがいつ部屋に入ってきたのかも気付かなかった。
ミーシャの成長に驚きながらも、何とか驚きを隠して答える。
「あとで案内します。先にお仕事をして下さい」
「んっ、わかった」
ミーシャはそう答えると、ドロテア達の後を追ってトコトコ歩いて部屋を出ていくのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
ミーシャが出ていくと、レイモンドはムーチョに詰め寄って尋ねる。
「どういうことですか? バルドーと呼ばれていましたね。テンマとは誰の事ですか? ヴィンチザード王国の使者を知っているのですか? ドロテア様とはヴィンチザード王国のあのドロテア様の事ですか?」
レイモンドは矢継ぎ早に尋ねた。ムーチョは落ち着いた表情で答える。
「前にも話しましたが、私達はただの旅人です。トラブルに巻き込まれて、目立ちたくないのでテンマ様はマッスルと名乗り、私はバルドーですがムーチョと名乗ったのです。ここには旅の途中で立ち寄っただけです」
レイモンドは驚いて混乱する。ホレック公国は実質的にはマッスルに叩きのめされたと言って間違いではない。その相手がたまたまエクス群島に立ち寄った事実を知り、信じられなかったのである。
「バルドーという名前は聞いたことがあるわ……。ヴィンチザード王国の要注意人物だと話しているのを聞いたことが……」
レーラが必死に思い出そうとしながら呟いた。レイモンドもそれを聞いて思い出していた。
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笑顔で答えるムーチョを2人は口を開いて見つめることしかできなかった。
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