結婚までの120日~結婚式が決まっているのに前途は見えない~【完結】

まぁ

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番外編:えいちゃんへの報復 by 千紘

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 丸ちゃんと会ったのは、繁華街のクラブの上の個室でだった。

 乾杯をしてから、一連の出来事を丸ちゃんに話すと

「今すぐメールひとつで殺れるのになぁ」

 と笑っている。

「でも千紘くんのお姫様のためには、そうは出来ないってことかぁ」
「そういうこと。ソフトに…ちょっと慰謝料レベルの報復にしておくつもり」
「そうだよねぇ。このまま、のうのうと普通に仕事して、懐も一切痛まずっていうのは厚かましいよね。お姫様の流した涙を思うとねぇ」
「そういうことを言っても心に響かないタイプだよ、あれは。優しいけれど…そうだね…優しくて頼りない感じ」
「よくいる男だ。僕の周り以外に…」
「害のない男だと思うけど、今回みたいなことではそれが人を傷つける」

 ウンウンと頷いた丸ちゃんは

「同じような目に合わせるか…少し金も、慰謝料程度に…うん、ちょっとシナリオを考えるよ」

 自分でおかわりの酒を作ると何やら考え始めた。

 俺は邪魔しないように立ち上がると、窓から下のフロアを見下ろす。大盛況だな。
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