さまよう綸◆◆若頭からの求愛…迷惑だわ◆◆ 【完結】

まぁ

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2月SS 2

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 何やってんだ、俺は…ベッドに仰向けに体を投げ出し、ここ数日を思い返す。

 まず、綸がなんだかそわそわし考え事を始めた。

 すぐに気付いたが彼女のことだ…また俺たちが思いもよらないことを考えつくかもしれないと思い、そっと見守ることにする。一人で考え込む綸も可愛いと見ていたんだ。

 だが数日後、綸が動き始めたのに俺に何も言ってこない。おかしい。

 伊東たちに聞いても‘今回は…すみません。もう少し待ってあげて下さい’と言う。

 食堂でも京太さんとは何かしら話をしている気配だったが、京太さんに聞いても伊東たちと同じ返事だ。

 俺はそれが気に入らないんだ。俺が知らないことを伊東たちは知っている?綸が話した?

 口を割らすために焦らし焦らし朝まで抱いたが、綸は言わなかった…会社で1日仕事をし会食後本家に帰る。出迎えた組員から特に組の方では変わりがなかったと報告を受け、綸が朝から夜まで屋敷中で働いていたとも聞いた。

 チッ…全く寝てないだろ…マンションへ帰らすべきだったな。部屋では綸が

「おかえりなさい、正宗」

 疲れを見せずいつも通り出迎えた。それも気に入らない…疲れたと俺には言えよ。

 疲れているはずの綸に苛立ちをぶつけそうで黙って背中を向け…そのまま引っ込みがつかなくなったんだ。翌日は本家で組の仕事だったから綸とは会う時間はあった。眠れていない疲れた音色と顔色の彼女に

「おはよう、正宗。着替え用意出来てるよ」

 と言われ、違うだろ…今日は1日休みたいと言えよ。午後から何回か綸が俺に話掛けようとする気配は感じたが、苛立ちを抑えられていなかったようだ。

「殺気立ってるぞ」

 と潤たちに言われまずいなと思ったまま、今に至るわけだ。

 自分の部屋へ行ってしまったか…声を掛けられなかったんだろうな。別々に寝るなんてあり得ない。
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