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第九話 18
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皆の視線が正宗に向き居心地が悪く、テーブルに視線を落とす。空の耐熱グラスが目に入り、ウイスキーのお湯割りって美味しいのかな?と思っていると
「国府で処分できるのか?高須で預かってもいいが?」
「えっ…国府…高須って」
正宗の声にレイナさんが思わず声を上げると、側近らしい男性の一人が冷たく言い放った。
「高須の若から直々にお預かりした大切な方へ手だしは、組預かりの案件です。よって組で処分は当然」
「リンカ、レイナ。俺とママはきちんとマコが高須の若の女だと説明した。お前らは彼女が高須の若の女とわかって手を出したんだ。組員でないお前らへの処分はそんなに厳しくはない、黙れ」
「オーナー、マコちゃんが動いたからアイロンが当たっちゃっただけで…」
「そうです、私たちが火傷させた訳ではありません」
中学の時にも高校の時にも似たようなことがあった気がする。10年ほど経ってもまだこんな事言われるんだな…どうでもいいけどね…火傷が消える訳でもないし。
「マコちゃん、本当にごめんなさいね。私が最後まで責任持ってやらなかったばかりに…申し訳ないけど…何があったか話してくれる?」
ママが私に聞くが、もう本当にどうでもいいんだ。
「いえ、大丈夫です」
端から見れば能面のような表情と色のない音色だったらしい。そしてそんな私を見て正宗が歓喜していたこと、オーナーの心が強く惹き付けられたことは全く知らなかった。
「何でこんな無愛想な女がいいんですか?」
「いつもダサいスーツ着て歩いてる女ですよ。高須様に釣り合わない」
まだ言うんだ…もう帰りたいな…お風呂どうすればいいのかな?
「正宗」
小声で呼び彼の耳元に手を添え内緒話をする。もうこの場に興味も用もない。
「さっきのお医者さんって左の人?」
「ああ」
「あの…お医者さま」
「国府で処分できるのか?高須で預かってもいいが?」
「えっ…国府…高須って」
正宗の声にレイナさんが思わず声を上げると、側近らしい男性の一人が冷たく言い放った。
「高須の若から直々にお預かりした大切な方へ手だしは、組預かりの案件です。よって組で処分は当然」
「リンカ、レイナ。俺とママはきちんとマコが高須の若の女だと説明した。お前らは彼女が高須の若の女とわかって手を出したんだ。組員でないお前らへの処分はそんなに厳しくはない、黙れ」
「オーナー、マコちゃんが動いたからアイロンが当たっちゃっただけで…」
「そうです、私たちが火傷させた訳ではありません」
中学の時にも高校の時にも似たようなことがあった気がする。10年ほど経ってもまだこんな事言われるんだな…どうでもいいけどね…火傷が消える訳でもないし。
「マコちゃん、本当にごめんなさいね。私が最後まで責任持ってやらなかったばかりに…申し訳ないけど…何があったか話してくれる?」
ママが私に聞くが、もう本当にどうでもいいんだ。
「いえ、大丈夫です」
端から見れば能面のような表情と色のない音色だったらしい。そしてそんな私を見て正宗が歓喜していたこと、オーナーの心が強く惹き付けられたことは全く知らなかった。
「何でこんな無愛想な女がいいんですか?」
「いつもダサいスーツ着て歩いてる女ですよ。高須様に釣り合わない」
まだ言うんだ…もう帰りたいな…お風呂どうすればいいのかな?
「正宗」
小声で呼び彼の耳元に手を添え内緒話をする。もうこの場に興味も用もない。
「さっきのお医者さんって左の人?」
「ああ」
「あの…お医者さま」
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