90 / 221
二章 7歳(ダンジョン突入!?)
弟成分を補給しに行きましょう
しおりを挟む
ダンジョンのポイントについては見なかったことにします。
つ、次にダンジョンの変更を行う時に見ましょう。
さて、アレッサがヒューマンのメイドを二人連れてきました。
よく似た顔立ちなので双子ですかね。
18歳ぐらいかな?由香さんに似た体系で、可愛い系ですね。
「由香、こちらの2名が本日お付きとして付いてくれるようです。
解らないことなど事などあれば、質問してください。
衣料品の店に行くとのことですので、表に馬車の準備をして貰っています。
何時でも出発できますので、準備が出来ましたら、此方の2名に伝えてください」
「「由香様、よろしくお願いいたします」」
そう言って、由香さんに礼を取ると、
由香さんの後ろに控えます。
はぁ~、かっこいいですね。
「エル様?お口があいてきてますよ」
おっと、いけない。
「じゃあ、待たせてもいけないし、私は衣料品の調達をしてくるわ。
また後でね。
では、案内をお願いできますか」
そう言って、二人のメイドに案内をお願いすると、
二人は綺麗なお辞儀をして、由香さんの前を歩き案内を始めます。
「さて、私達はどうしましょうかね・・・
ランハートはまだ勉強中ですかね~」
「本日はエル様が戻られたという事で、
ランハート様も自由時間となっているようです」
「ふんふん、ランハートに会いに行きましょう!
此処で弟成分を吸収しておかないと!」
鼻息荒く弟に会いに行くと宣言します。
「・・・エル様、ランハート様に迷惑を掛けないようにお願いしますね?」
「わ、私が何時ランハートに迷惑を掛けましたか!」
「抱きしめて離さず、そのまま寝てしまわれたこととか」
「そ、そんなことは忘れました!
ランハートもきっとお姉様に抱きしめられて、うれしいはずです」
「はぁ・・・そうだと良いのですが」
アレッサががっくりと肩を落としています。
クラリスは苦笑し、ソフィアはきょとんとして何かわからないといった感じですね。
ですが、そんなことはいいのです。
早速ランハートの部屋に行きますよ!
・・・
そ~っとランハートの部屋を覗くと、
本を読んでいるようでした。
うう、かわいい~。
「ランハートー!ただいま~!」
「あ、お姉様。
おかえりなさい」
ニッコリと笑いかけてくれます。
うう、可愛すぎです~、と思ったらランハートを抱きしめようと駆け出してました。
スパーン!
「うぶぅ!」
アレッサに顔面をハリセンで叩かれ、首根っこを掴まれます。
し、締まってる締まってる。
クラリスとソフィア、執事の人が苦笑してる。
「ランハート様、失礼しました。
暫しお待ちください」
「う、うん」
そして私は引きずられて部屋の外へ連れていかれました。
ああ、ランハート~。
部屋の外へ出て、中から見えないところに移動すると
「エル様、ランハート様に迷惑をかけてはいけません。
そして、飛びついたりするのは問題です。
姉としてしっかりしたお姿をランハート様にお見せください」
「うう、わかりました。
ちょっと久しぶりだから暴走してしまいました。
次は大丈夫です」
「・・・では、お願いしますね」
「はい、失礼します」
そう言って、ゆっくりランハートの部屋に入ります。
ランハートが苦笑しながら
「おかえりなさい、お姉様。
大変だったみたいですね」
うう、かわいい~・・・おっといけない。
「はい、報告があったりしましたので、
会いに来るのが少し遅くなりましたが、
今日帰ってくることが出来ました。
色々心配かけたようで、ごめんなさいね」
「街の方に勉強の為視察に行っているって言われていましたけど、
先ほど本当はダンジョンに居たと聞きました。
無事なようで安心しました」
ホッとしたような感じで、言ってくれます。
はぁ・・・かわいい・・・
「という訳で、今お姉様はランハート成分が不足しているのです!
抱きしめていいですか!?いいですよね!?では!」
スパパーン!
「へうぶぅ!」
アレッサとクラリスがハリセンを振り切っていました。
ソフィアと執事の人は苦笑してますが、頭に大きな汗が流れてるように見えました。
そしてまたアレッサに首根っこを掴まれ・・・
「「ランハート様、失礼しました。
もう暫くお待ちください」」
「え、ええ」
そして私はまた引きずられて部屋の外へ連れていかれます。
ああ、ランハート~。
部屋の外へ出て、中から見えないところに移動すると
「「エル様・・・暴走しては駄目です」」
今度は二人に言われました。
「うう、だってぇ・・・
これまで全然会えなかったんだから、ランハート成分を補給しようと・・・」
「会えない状態が続いたので、判らなくはないですが、
血走った目で飛び掛かるのは駄目です。
きちんとゆっくり抱擁するのであれば良いのですが・・・」
「う・・・そうですね。
アレッサの言う通り次はゆっくり抱擁しますぅ・・・」
「「本当にお願いしますね?」」
「だ、大丈夫です。
では、失礼します」
そう言って、ゆっくりランハートの部屋に入ります。
ランハートが苦笑に加えて、ちょっと汗を流してる気がしますね。
ゆっくりゆっくり。
「ええと、お姉様、ダンジョンは危険な所だと聞いていますが、
何もありませんでしたか?」
「はい、アレッサ達が居てくれたおかげで問題ありませんでした。
途中で転移者の方も発見しましたので、また夕食時にでも紹介しますね」
「あ、転移者の方ですか。
丁度少し前に転移者について勉強していたところですよ。
楽しみですね」
ニコニコと楽しみだな~というのが伝わってきますね。
かわいいな~・・・
「ええ、研究者だったそうですので、色々お話が聞けると思いますよ。
ダンジョンには魔物達も居ましたので、ランハートも気を付けてくださいね。
もし入る場合は執事の方の言う事をしっかり聞いて、
自分だけで判断しないようにしてくださいね」
そう言うと、後ろから物言いたげな視線が私にグサグサ刺さってきます。
「はい、お姉様。
解りました」
と真剣に頷くランハート。
うう、真剣な顔も可愛いですねぇ・・・
「ランハートぉ・・・お姉様はランハートに会えなくて寂しかったよぉ・・・」
そう言って抱きしめると、ランハートが背伸びして頭を撫でてくれます。
「お姉様、よく頑張りましたね」
ふぁ~可愛すぎますぅ
「ランハート~」
耐えきれずランハートを持ち上げてギューッと抱きしめようとすると、
左、右、上から
スパパパーン!
と叩かれて、首根っこを掴まれます。
遂にソフィアまでハリセンで加勢してきましたか。
ですが、今はランハートです!
「・・・じゃ、邪魔しないでください!
今ランハートと」
そう言い、首根っこを掴んでいる人を確認すると
「エル?ランハートと・・・何かしら?」
・・・私終了のお知らせ。
つ、次にダンジョンの変更を行う時に見ましょう。
さて、アレッサがヒューマンのメイドを二人連れてきました。
よく似た顔立ちなので双子ですかね。
18歳ぐらいかな?由香さんに似た体系で、可愛い系ですね。
「由香、こちらの2名が本日お付きとして付いてくれるようです。
解らないことなど事などあれば、質問してください。
衣料品の店に行くとのことですので、表に馬車の準備をして貰っています。
何時でも出発できますので、準備が出来ましたら、此方の2名に伝えてください」
「「由香様、よろしくお願いいたします」」
そう言って、由香さんに礼を取ると、
由香さんの後ろに控えます。
はぁ~、かっこいいですね。
「エル様?お口があいてきてますよ」
おっと、いけない。
「じゃあ、待たせてもいけないし、私は衣料品の調達をしてくるわ。
また後でね。
では、案内をお願いできますか」
そう言って、二人のメイドに案内をお願いすると、
二人は綺麗なお辞儀をして、由香さんの前を歩き案内を始めます。
「さて、私達はどうしましょうかね・・・
ランハートはまだ勉強中ですかね~」
「本日はエル様が戻られたという事で、
ランハート様も自由時間となっているようです」
「ふんふん、ランハートに会いに行きましょう!
此処で弟成分を吸収しておかないと!」
鼻息荒く弟に会いに行くと宣言します。
「・・・エル様、ランハート様に迷惑を掛けないようにお願いしますね?」
「わ、私が何時ランハートに迷惑を掛けましたか!」
「抱きしめて離さず、そのまま寝てしまわれたこととか」
「そ、そんなことは忘れました!
ランハートもきっとお姉様に抱きしめられて、うれしいはずです」
「はぁ・・・そうだと良いのですが」
アレッサががっくりと肩を落としています。
クラリスは苦笑し、ソフィアはきょとんとして何かわからないといった感じですね。
ですが、そんなことはいいのです。
早速ランハートの部屋に行きますよ!
・・・
そ~っとランハートの部屋を覗くと、
本を読んでいるようでした。
うう、かわいい~。
「ランハートー!ただいま~!」
「あ、お姉様。
おかえりなさい」
ニッコリと笑いかけてくれます。
うう、可愛すぎです~、と思ったらランハートを抱きしめようと駆け出してました。
スパーン!
「うぶぅ!」
アレッサに顔面をハリセンで叩かれ、首根っこを掴まれます。
し、締まってる締まってる。
クラリスとソフィア、執事の人が苦笑してる。
「ランハート様、失礼しました。
暫しお待ちください」
「う、うん」
そして私は引きずられて部屋の外へ連れていかれました。
ああ、ランハート~。
部屋の外へ出て、中から見えないところに移動すると
「エル様、ランハート様に迷惑をかけてはいけません。
そして、飛びついたりするのは問題です。
姉としてしっかりしたお姿をランハート様にお見せください」
「うう、わかりました。
ちょっと久しぶりだから暴走してしまいました。
次は大丈夫です」
「・・・では、お願いしますね」
「はい、失礼します」
そう言って、ゆっくりランハートの部屋に入ります。
ランハートが苦笑しながら
「おかえりなさい、お姉様。
大変だったみたいですね」
うう、かわいい~・・・おっといけない。
「はい、報告があったりしましたので、
会いに来るのが少し遅くなりましたが、
今日帰ってくることが出来ました。
色々心配かけたようで、ごめんなさいね」
「街の方に勉強の為視察に行っているって言われていましたけど、
先ほど本当はダンジョンに居たと聞きました。
無事なようで安心しました」
ホッとしたような感じで、言ってくれます。
はぁ・・・かわいい・・・
「という訳で、今お姉様はランハート成分が不足しているのです!
抱きしめていいですか!?いいですよね!?では!」
スパパーン!
「へうぶぅ!」
アレッサとクラリスがハリセンを振り切っていました。
ソフィアと執事の人は苦笑してますが、頭に大きな汗が流れてるように見えました。
そしてまたアレッサに首根っこを掴まれ・・・
「「ランハート様、失礼しました。
もう暫くお待ちください」」
「え、ええ」
そして私はまた引きずられて部屋の外へ連れていかれます。
ああ、ランハート~。
部屋の外へ出て、中から見えないところに移動すると
「「エル様・・・暴走しては駄目です」」
今度は二人に言われました。
「うう、だってぇ・・・
これまで全然会えなかったんだから、ランハート成分を補給しようと・・・」
「会えない状態が続いたので、判らなくはないですが、
血走った目で飛び掛かるのは駄目です。
きちんとゆっくり抱擁するのであれば良いのですが・・・」
「う・・・そうですね。
アレッサの言う通り次はゆっくり抱擁しますぅ・・・」
「「本当にお願いしますね?」」
「だ、大丈夫です。
では、失礼します」
そう言って、ゆっくりランハートの部屋に入ります。
ランハートが苦笑に加えて、ちょっと汗を流してる気がしますね。
ゆっくりゆっくり。
「ええと、お姉様、ダンジョンは危険な所だと聞いていますが、
何もありませんでしたか?」
「はい、アレッサ達が居てくれたおかげで問題ありませんでした。
途中で転移者の方も発見しましたので、また夕食時にでも紹介しますね」
「あ、転移者の方ですか。
丁度少し前に転移者について勉強していたところですよ。
楽しみですね」
ニコニコと楽しみだな~というのが伝わってきますね。
かわいいな~・・・
「ええ、研究者だったそうですので、色々お話が聞けると思いますよ。
ダンジョンには魔物達も居ましたので、ランハートも気を付けてくださいね。
もし入る場合は執事の方の言う事をしっかり聞いて、
自分だけで判断しないようにしてくださいね」
そう言うと、後ろから物言いたげな視線が私にグサグサ刺さってきます。
「はい、お姉様。
解りました」
と真剣に頷くランハート。
うう、真剣な顔も可愛いですねぇ・・・
「ランハートぉ・・・お姉様はランハートに会えなくて寂しかったよぉ・・・」
そう言って抱きしめると、ランハートが背伸びして頭を撫でてくれます。
「お姉様、よく頑張りましたね」
ふぁ~可愛すぎますぅ
「ランハート~」
耐えきれずランハートを持ち上げてギューッと抱きしめようとすると、
左、右、上から
スパパパーン!
と叩かれて、首根っこを掴まれます。
遂にソフィアまでハリセンで加勢してきましたか。
ですが、今はランハートです!
「・・・じゃ、邪魔しないでください!
今ランハートと」
そう言い、首根っこを掴んでいる人を確認すると
「エル?ランハートと・・・何かしら?」
・・・私終了のお知らせ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
69
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる