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序章 龍の願い (挿し絵あり)
しおりを挟む“私は貴女を愛している。
愛しているからこそ、今生では一緒にはなれない。
お互いが自分らしく生きていけないから。
今の世界では貴女が貴女らしく生きていけない。
貴女は幸せになれない。
我々の運命はそう定められていたのかもしれない。
人間と龍族の共存。
頑張ってみたが私の力が及ばず、貴女を深く傷つけてしまう結果となってしまった。
私の命ももうすぐ終わる。
いつか、いつかきっと、人間と龍族が一緒になれる世が来る。
その時が来たら……再び巡り会えたら、今度こそ一緒に生きたい。
貴女と……共に……”
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