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小学生編
2022年 特別番外編🎃ハロウィン 潤&菫&いっくん
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「ママぁ~ つくってぇ」
「んー」
「ママぁ~ ママぁ~ おねがい」
帰宅すると、甘えた声が聞こてきた。
居間を覗くと、いっくんが保育園から帰ったままの服装で、菫さんにくっついていた。
「ただいま! どうした?」
「潤くん、お帰りなさい。うーん、ごめんね~ いっくんが……」
「ん? いっくん、パパに話してみろ」
「あのねぇ、あのねぇ、パパぁ、たいへんでしゅ。いっくん、ほいくえんにいけましぇん」
「んん?」
「かぼちゃさんにならないと、いけないのでしゅ」
「んん?」
いっくんの話は少しだけハードルが高い。
「えっとね、潤くん、つまり今年は園で大々的にハロウィンパーティーをするらしいの。それで仮装をしていくらしくて」
「へぇ、あ、じゃあ100均でカチューシャとか、マントでも買ってくるか」
「それがねぇ」
いっくんが泣きそうな顔をしている。
「パパぁ、ちがうの。ちがうの。あのね、ぜーんぶ、かぼちゃんのおばけにならないとだめなの」
「ええ? そんな制約があるのか」
「せんせいがいってたの。でもね、いっくんね……おばけになるの、ちょっとこわいの。だからおねがい! パパも、いっしょになってぇ」
いっくんがオレの膝に乗って、しがみついてくる。
「ええ? そうくるのか」
「ママぁ、だから、パパといっくんのおばけしゃん、つくってぇ」
いっくんが真剣にお願いしてくるので、俺と菫さんは顔を見合わせてしまった。こんな風に強請るいっくんは初めてかも。いっくんは我慢ばかりしてきたから、こういう時は思いっきり甘えさせてやりたいという気持ちが芽生える。
「可愛い息子の頼みだし、ぜひ叶えてやりたいな」
「でも……全身って……どうしたらいいのかな? いっくんだけでなく潤くんもだなんて。着ぐるみを買うと高いだろうし……今から作るにも、そこまで具合が良くないし」
「菫さんは無理すんなって。そうだ! こういうイベントは兄さん……いや、宗吾さんかな? 何かいい案があるか聞いてみるよ」
オレは最近、人を頼れるようになった。
家族が絡むことは特に自分ひとりで抱え込まない。
ひとりよがりにならない。
いろんな人の意見を聞いて、アドバイスしてもらうことも大切だ。
オレはまだまだ初心者マークだからな。
宗吾さんに聞くと、手放しで喜ばれた。
「いやぁ~よくぞ聞いてくれた! 俺の10月はハロウィン一色なんだ。町興し企画の一環で、商店街でハロウィン祭りの日々だ。だからハロウィンの衣装の調達なんて、大人も子供の分もお安い御用だ」
「本当ですか」
「あぁ、衣装がちょうど余ってるから、すぐに送ってやる。だから安心しろ。いいか、菫さんに無理だけはさせるなよ」
「はい! 分かりました」
宗吾さんはオレの中で、頼もしい義兄だ。
兄さん、ありがとう。
兄さんのお陰で、頼れる人が増えた。
ハロウィン当日。
いっくんは頭からおばけの衣装を被って、顔だけ出している。
「パパは、ぽんぽんに、おおきなかぼちゃさんだね」
「はははっ、なんだかド派手なのが送られてきたが、いっくんと一緒なら恥ずかしくないぞ」
「うんうん、潤くんもいっくんも、カワイイ!」
兄さんが気を利かせてステンシルシートを入れてくれたので、菫さんは頬にカボチャのフェイスペインティングをして参加だ。
「菫さん、今日は調子良くて良かったな」
「うん、少しずつ成長しているのね。お腹の赤ちゃんも」
「あぁ……なぁ少し触ってもいいか」
「もちろんよ」
そっと服の上から腹を撫でてみる。
まだ膨らみはないが、この中に赤ちゃんがいると思うと、感慨深いよ。
「いっくんもー」
「うん、いっくんのきょうだいがはいっているのよ」
「あかちゃん~ おばけいっくん、こわくない?」
「大丈夫。ちゃんんと中身を見てくれるわ」
「よかったぁ」
おばけのいっくんとカボチャの巨大ぬいぐるみをお腹に巻き付けた俺と、フェイスペインティングをした菫さんで、仲良く園に向かう。
「ところで……誰も仮装なんてしてないな」
「うん、それ……私も思った」
「おかしいな」
保育園の門で、園長先生に盛大に喜ばれた。
「きゃー! まさか、そんなにノリノリで来て下さるなんて、さすがいっくんのパパですね」
「え? 仮装しないと今日は園には入れないって聞いていたのですが」
「えー いつそんな話に? ハロウィンって何?って聞かれたので、かぼちゃのおばけの話はしましたが」
「は、はぁ……」
菫さんと顔を見合わせるが、いっくんはあいかわらずニコニコとうれしそう。
「えんちょうせんせい、いっくんのパパ、かっこいいでしょう?」
「えぇえぇ、かっこいいかぼちゃさんね」
「うん! いっくんもかぼちゃだから……いっくんとパパは『なかよしおやこ』だよ」
「いっくんってば……」
いっくんを菫さんと一緒に見送った。
「いっくんのおばけ、かっこいいね」
「えへへ」
「いっくんのパパもおなじだったね」
「えへへ」
「いっくんとパパって、なかよしなんだね」
「うん!」
お友達と話すいっくんの擽ったそうな声が聞こえてくる。
「それにしても……長時間歩くと重たく感じるんだな」
「え? そのお腹のかぼちゃ、そんなに重たいの?」
「実は……宗吾さんに仕込まれた」
「ええ?」
「かぼちゃの中身、砂袋5kg入りさ」
「えぇー」
「これ、妊婦体験ベストみたいなもんだって書いてあった。菫さん……妊娠さんって本当に大変なんだな。最終的にはもっと重たくなるんだろう? オレ、しっかりサポートするから、菫さんもしっかり甘えてくれよ。お腹の中の子のために、オレといっくんも出来ることをしたいんだ」
ハロウィンは、ただお菓子をもらうだけのイベントではないんだな。
こんな風に自然に……新しい家族に、新しい思い出を作ってくれる。
「ありがとう。潤くんの周りの人はみんな優しくて……泣きそう」
「あぁ……みんながみんなの味方なのさ。心強いよな」
「うん! 私達もそんな風になりたいね」
菫さんとオレの絆も、こうやって少しずつ太くなっていく!
あとがき
****
楽しくて可愛いハロウィンの話のつもりで書いていましたが、最後は本編になっていました💕 滝沢ファミリーの話と別立てにしますね。後ほど続きをあげます。
「んー」
「ママぁ~ ママぁ~ おねがい」
帰宅すると、甘えた声が聞こてきた。
居間を覗くと、いっくんが保育園から帰ったままの服装で、菫さんにくっついていた。
「ただいま! どうした?」
「潤くん、お帰りなさい。うーん、ごめんね~ いっくんが……」
「ん? いっくん、パパに話してみろ」
「あのねぇ、あのねぇ、パパぁ、たいへんでしゅ。いっくん、ほいくえんにいけましぇん」
「んん?」
「かぼちゃさんにならないと、いけないのでしゅ」
「んん?」
いっくんの話は少しだけハードルが高い。
「えっとね、潤くん、つまり今年は園で大々的にハロウィンパーティーをするらしいの。それで仮装をしていくらしくて」
「へぇ、あ、じゃあ100均でカチューシャとか、マントでも買ってくるか」
「それがねぇ」
いっくんが泣きそうな顔をしている。
「パパぁ、ちがうの。ちがうの。あのね、ぜーんぶ、かぼちゃんのおばけにならないとだめなの」
「ええ? そんな制約があるのか」
「せんせいがいってたの。でもね、いっくんね……おばけになるの、ちょっとこわいの。だからおねがい! パパも、いっしょになってぇ」
いっくんがオレの膝に乗って、しがみついてくる。
「ええ? そうくるのか」
「ママぁ、だから、パパといっくんのおばけしゃん、つくってぇ」
いっくんが真剣にお願いしてくるので、俺と菫さんは顔を見合わせてしまった。こんな風に強請るいっくんは初めてかも。いっくんは我慢ばかりしてきたから、こういう時は思いっきり甘えさせてやりたいという気持ちが芽生える。
「可愛い息子の頼みだし、ぜひ叶えてやりたいな」
「でも……全身って……どうしたらいいのかな? いっくんだけでなく潤くんもだなんて。着ぐるみを買うと高いだろうし……今から作るにも、そこまで具合が良くないし」
「菫さんは無理すんなって。そうだ! こういうイベントは兄さん……いや、宗吾さんかな? 何かいい案があるか聞いてみるよ」
オレは最近、人を頼れるようになった。
家族が絡むことは特に自分ひとりで抱え込まない。
ひとりよがりにならない。
いろんな人の意見を聞いて、アドバイスしてもらうことも大切だ。
オレはまだまだ初心者マークだからな。
宗吾さんに聞くと、手放しで喜ばれた。
「いやぁ~よくぞ聞いてくれた! 俺の10月はハロウィン一色なんだ。町興し企画の一環で、商店街でハロウィン祭りの日々だ。だからハロウィンの衣装の調達なんて、大人も子供の分もお安い御用だ」
「本当ですか」
「あぁ、衣装がちょうど余ってるから、すぐに送ってやる。だから安心しろ。いいか、菫さんに無理だけはさせるなよ」
「はい! 分かりました」
宗吾さんはオレの中で、頼もしい義兄だ。
兄さん、ありがとう。
兄さんのお陰で、頼れる人が増えた。
ハロウィン当日。
いっくんは頭からおばけの衣装を被って、顔だけ出している。
「パパは、ぽんぽんに、おおきなかぼちゃさんだね」
「はははっ、なんだかド派手なのが送られてきたが、いっくんと一緒なら恥ずかしくないぞ」
「うんうん、潤くんもいっくんも、カワイイ!」
兄さんが気を利かせてステンシルシートを入れてくれたので、菫さんは頬にカボチャのフェイスペインティングをして参加だ。
「菫さん、今日は調子良くて良かったな」
「うん、少しずつ成長しているのね。お腹の赤ちゃんも」
「あぁ……なぁ少し触ってもいいか」
「もちろんよ」
そっと服の上から腹を撫でてみる。
まだ膨らみはないが、この中に赤ちゃんがいると思うと、感慨深いよ。
「いっくんもー」
「うん、いっくんのきょうだいがはいっているのよ」
「あかちゃん~ おばけいっくん、こわくない?」
「大丈夫。ちゃんんと中身を見てくれるわ」
「よかったぁ」
おばけのいっくんとカボチャの巨大ぬいぐるみをお腹に巻き付けた俺と、フェイスペインティングをした菫さんで、仲良く園に向かう。
「ところで……誰も仮装なんてしてないな」
「うん、それ……私も思った」
「おかしいな」
保育園の門で、園長先生に盛大に喜ばれた。
「きゃー! まさか、そんなにノリノリで来て下さるなんて、さすがいっくんのパパですね」
「え? 仮装しないと今日は園には入れないって聞いていたのですが」
「えー いつそんな話に? ハロウィンって何?って聞かれたので、かぼちゃのおばけの話はしましたが」
「は、はぁ……」
菫さんと顔を見合わせるが、いっくんはあいかわらずニコニコとうれしそう。
「えんちょうせんせい、いっくんのパパ、かっこいいでしょう?」
「えぇえぇ、かっこいいかぼちゃさんね」
「うん! いっくんもかぼちゃだから……いっくんとパパは『なかよしおやこ』だよ」
「いっくんってば……」
いっくんを菫さんと一緒に見送った。
「いっくんのおばけ、かっこいいね」
「えへへ」
「いっくんのパパもおなじだったね」
「えへへ」
「いっくんとパパって、なかよしなんだね」
「うん!」
お友達と話すいっくんの擽ったそうな声が聞こえてくる。
「それにしても……長時間歩くと重たく感じるんだな」
「え? そのお腹のかぼちゃ、そんなに重たいの?」
「実は……宗吾さんに仕込まれた」
「ええ?」
「かぼちゃの中身、砂袋5kg入りさ」
「えぇー」
「これ、妊婦体験ベストみたいなもんだって書いてあった。菫さん……妊娠さんって本当に大変なんだな。最終的にはもっと重たくなるんだろう? オレ、しっかりサポートするから、菫さんもしっかり甘えてくれよ。お腹の中の子のために、オレといっくんも出来ることをしたいんだ」
ハロウィンは、ただお菓子をもらうだけのイベントではないんだな。
こんな風に自然に……新しい家族に、新しい思い出を作ってくれる。
「ありがとう。潤くんの周りの人はみんな優しくて……泣きそう」
「あぁ……みんながみんなの味方なのさ。心強いよな」
「うん! 私達もそんな風になりたいね」
菫さんとオレの絆も、こうやって少しずつ太くなっていく!
あとがき
****
楽しくて可愛いハロウィンの話のつもりで書いていましたが、最後は本編になっていました💕 滝沢ファミリーの話と別立てにしますね。後ほど続きをあげます。
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