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19 秘密
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「どうした? ずっと騒がしいが何かあったのか」
今夜のオスカーは正装をして貴族として参加しており、警備の仕事にはついていない。だが、舞踏会場が普段よりザワザワと煩いことに気がついたので、部下に現在の状況を聞いた。
「その……あの……いやぁ……別に何もありません」
目を逸らし、曖昧な返事をするためオスカーは眉を顰めた。
「何もないことはないだろう。きちんと報告をしろ」
「ええーっと……いやぁ……」
「おい、何なんだ。はっきり言え」
ごにょごにょと話す部下たちにオスカーが眉を顰めると、後ろからエイベルがひょっこりと出てきた。
「今夜はファビアンが、アイラ嬢をエスコートしてるそうだ。それで、舞踏会は最初からずっと騒然としてるってわけ」
エイベルは包み隠さず、事実を話した。
「エ、エイベルさん! 俺たち必死に隠してたんですから言わないでくださいよ」
「そうですよ。隊長が知ったらショック受けるじゃないっすか」
若い騎士たちは、エイベルの口を必死に塞いだ。
「んーっ……んーっ! やめ……ろ」
暴れるエイベルを押さえ込み、騎士たちは気まずそうにオスカーの方を向いた。
「知っている。さっき……話したからな」
オスカーは無表情のまま、ポツリとそう呟いた。
「お前ら、気を遣わせて悪かったな」
いつも元気なオスカーが力なく笑う姿に、みんなはかける言葉が見つからなかった。
「そんな顔するくらいなら、奪ってこいよ」
「馬鹿なことを言うな」
「お前の方が彼女のことを愛してるだろ」
エイベルのその言葉に、オスカーは怒って胸ぐらを掴んだ。
「……どうしようもないこともある」
ギロリと睨みつけるオスカーを、エイベルは鼻で笑った。
「はっ。やる前から諦めるのか? いつもの馬鹿みたいに前向きなお前はどこ行ったんだよ」
「……」
「今更怖気付いて、日和ってんじゃねぇ! もう何度も振られてるだろうが」
エイベルはオスカーの頬をグーで殴った。
「お前に何がわかる」
オスカーもエイベルの頬をグーで殴った。エイベルはペッと血を吐き出し、指で唇を拭った。
「表出ろ、チキン野郎」
「ご自慢の顔が腫れても、泣くんじゃねぇぞ。今の俺は手加減できねぇからな」
二人が喧嘩を始めたので、若い騎士たちはそっと近くを離れた。この二人を止めることができるのは、騎士団長くらいのものだ。下手に手を出せば、自分たちが怪我をする。
「はあ、普段は良い人たちなんだけど」
「そうだな。とりあえず俺たちは警備をしよう」
「ああ、喧嘩がバレたらあの人たち謹慎だしな」
部下の騎士たちは、オスカーとエイベルが戻ってくるのを待つしかなかった。
♢♢♢
「ここなら誰もいない。存分にやれるぞ」
「ああ、そうだな」
オスカーとエイベルが睨み合っていると、うっうっと女性の啜り泣く声が聞こえてきた。
二人は顔を見合わせ、一時休戦して見つからないように姿を隠した。
「ファビアン様が、アイラと結婚すると仰っていたの。うっ、ううっ……そんな……話が違うわ」
「お嬢様、何かの間違いでは」
泣いていたのはジェンキンズ公爵令嬢のテレージアとその侍女のようだった。どうやら二人はファビアンの話をしているため、二人はジッときき耳を立てた。
「ファビアン様は最初は『下級貴族と結婚なんてしない』し『アイラ嬢は顔だけは良いが、性格に可愛げがない』って言われていたの! なのに……なのに、婚約するなんておかしいわ」
その話を聞いて、オスカーはギリギリと拳を強く握った。
「オスカー、我慢しろ。全部話を聞くぞ」
「……ああ、わかっている」
二人はそのまま姿を隠し、話を聞き続けることにした。
「絶対に高貴なお嬢様の方が、婚約者に相応しいに決まっていますわ」
「そうよね。だってファビアン様はあの子に『教員試験を受けるようなじゃじゃ馬に付き纏われて迷惑』だって言っていたのよ。だから私はあの子に恥をかかせようと、書類の偽造まで手を貸したのに! 試験に落ちるような不出来な人間は、彼の結婚相手としては相応しくないから『はっきりと断われるのに』って相談されたから。でも……私は彼に騙されたのよ。あの人は私を利用だけして、結婚してくれるつもりなんてなかったんだわ」
オスカーは『書類の偽造』という話を聞いて、ピンときた。アイラが教員試験に不合格になったことは、やはりおかしかったのだ。
「だってよく考えたら、いくら付き纏われていたとしても公爵家のファビアン様が家格が下のアイラを断れないわけがないもの」
「お嬢様、旦那様に伝えて抗議しましょう」
「だめよ。だって、そんなことをしたら、私がしたこともお父様に伝わってしまうわ。それがわかっていて、あの人は私にやらせたのよ……うっううっ」
テレージアはそのまま泣き崩れ、侍女に支えられながら馬車に乗り込んで行った。
「今の話が本当なら、おかしいことだらけだな」
「エイベル、さっきはすまなかった。俺が間違っていた。力を貸してくれ。頼む」
素直に謝り頭を下げたオスカーの目は、生気が宿っていた。
「もちろん」
エイベルはニッと笑い、オスカーの背中を強く叩いた。
「俺がアイラを諦めるなんて柄じゃなかった」
「そうだぞ。あんな男と一緒になって幸せになんてなれるはずないしな」
「アイラは俺の手で幸せにする」
そう決意をしたオスカーは、もう一ミリも迷ってはいなかった。
「彼女の努力を踏みにじったこと後悔させてやらないとな」
「ああ。それに……」
「ロッシュ領の火災も怪しい」
「ロッシュ領の火災も怪しい」
二人の声が同時に重なった。顔を見合わせて、こくんと頷いた。
「俺はファビアンやアンブロス公爵家に的を絞って怪しい点がないか、徹底的に調べる」
「上手く証拠隠滅してるだろうけどな。だが、きっとどこかでボロは出るはずだ」
「ああ。悪いが、エイベルは教員免許のことを調べてもらえないか? 確か、王宮の事務員に知り合いがいるだろう」
そう言ったオスカーに、エイベルは得意げに笑った。
「任せとけ。そういえばイヴちゃん、王都のなかなか予約の取れないレストランに行きたいって言ってたな。かかった経費はお前に請求するからぞ」
「いくらでも払ってやる。レストランも俺の名前を使って取れるなら、使ってくれ。無理なら金を倍払えば席を空けてくれるだろ」
「了解。明日行ってくる」
エイベルは、たくさんのガールフレンドがいるプレイボーイだ。しかしそれを公言してみんなと付き合っているため、女性と揉めているのは一度も見たことがない。エイベルと一緒にいる女性たちは、みんな楽しそうだ。
「ふっ……公爵家のお坊ちゃんは知らないんだろうな。女性がどれだけ情報通かを」
「ああ、あいつは上手く取り繕っているが男尊女卑の気持ちが強いからな。最初からアイラを試験に受からせるつもりなんてなかったんだろう」
「最低だな」
「アイラを泣かせたことを絶対に許さない」
オスカーは自分の人生の中で、一番怒りを覚えていた。試験に落ちたと泣きながら謝るアイラの顔が浮かんできて、オスカーは胸が苦しくなった。
「でも早くしないと間に合わなくなる」
「わかっている」
ロッシュ領の借金のことも考えると、恐らく婚約してから結婚まで早いはずだ。
「公爵家が、アイラを欲しい理由はなんなんだ」
「どういう意味だ?」
「どうせファビアンが欲しいのはアイラの『見た目』だろう。だが、アンブロス公爵家としては? 借金を肩代わりしてまで、当主が本来嫌いな下級貴族を受け入れるメリットがどこかにあるはずだ」
オスカーはそれがわかれば、今回の事件を解決できるような気がしていた。
今夜のオスカーは正装をして貴族として参加しており、警備の仕事にはついていない。だが、舞踏会場が普段よりザワザワと煩いことに気がついたので、部下に現在の状況を聞いた。
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「ええーっと……いやぁ……」
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「今夜はファビアンが、アイラ嬢をエスコートしてるそうだ。それで、舞踏会は最初からずっと騒然としてるってわけ」
エイベルは包み隠さず、事実を話した。
「エ、エイベルさん! 俺たち必死に隠してたんですから言わないでくださいよ」
「そうですよ。隊長が知ったらショック受けるじゃないっすか」
若い騎士たちは、エイベルの口を必死に塞いだ。
「んーっ……んーっ! やめ……ろ」
暴れるエイベルを押さえ込み、騎士たちは気まずそうにオスカーの方を向いた。
「知っている。さっき……話したからな」
オスカーは無表情のまま、ポツリとそう呟いた。
「お前ら、気を遣わせて悪かったな」
いつも元気なオスカーが力なく笑う姿に、みんなはかける言葉が見つからなかった。
「そんな顔するくらいなら、奪ってこいよ」
「馬鹿なことを言うな」
「お前の方が彼女のことを愛してるだろ」
エイベルのその言葉に、オスカーは怒って胸ぐらを掴んだ。
「……どうしようもないこともある」
ギロリと睨みつけるオスカーを、エイベルは鼻で笑った。
「はっ。やる前から諦めるのか? いつもの馬鹿みたいに前向きなお前はどこ行ったんだよ」
「……」
「今更怖気付いて、日和ってんじゃねぇ! もう何度も振られてるだろうが」
エイベルはオスカーの頬をグーで殴った。
「お前に何がわかる」
オスカーもエイベルの頬をグーで殴った。エイベルはペッと血を吐き出し、指で唇を拭った。
「表出ろ、チキン野郎」
「ご自慢の顔が腫れても、泣くんじゃねぇぞ。今の俺は手加減できねぇからな」
二人が喧嘩を始めたので、若い騎士たちはそっと近くを離れた。この二人を止めることができるのは、騎士団長くらいのものだ。下手に手を出せば、自分たちが怪我をする。
「はあ、普段は良い人たちなんだけど」
「そうだな。とりあえず俺たちは警備をしよう」
「ああ、喧嘩がバレたらあの人たち謹慎だしな」
部下の騎士たちは、オスカーとエイベルが戻ってくるのを待つしかなかった。
♢♢♢
「ここなら誰もいない。存分にやれるぞ」
「ああ、そうだな」
オスカーとエイベルが睨み合っていると、うっうっと女性の啜り泣く声が聞こえてきた。
二人は顔を見合わせ、一時休戦して見つからないように姿を隠した。
「ファビアン様が、アイラと結婚すると仰っていたの。うっ、ううっ……そんな……話が違うわ」
「お嬢様、何かの間違いでは」
泣いていたのはジェンキンズ公爵令嬢のテレージアとその侍女のようだった。どうやら二人はファビアンの話をしているため、二人はジッときき耳を立てた。
「ファビアン様は最初は『下級貴族と結婚なんてしない』し『アイラ嬢は顔だけは良いが、性格に可愛げがない』って言われていたの! なのに……なのに、婚約するなんておかしいわ」
その話を聞いて、オスカーはギリギリと拳を強く握った。
「オスカー、我慢しろ。全部話を聞くぞ」
「……ああ、わかっている」
二人はそのまま姿を隠し、話を聞き続けることにした。
「絶対に高貴なお嬢様の方が、婚約者に相応しいに決まっていますわ」
「そうよね。だってファビアン様はあの子に『教員試験を受けるようなじゃじゃ馬に付き纏われて迷惑』だって言っていたのよ。だから私はあの子に恥をかかせようと、書類の偽造まで手を貸したのに! 試験に落ちるような不出来な人間は、彼の結婚相手としては相応しくないから『はっきりと断われるのに』って相談されたから。でも……私は彼に騙されたのよ。あの人は私を利用だけして、結婚してくれるつもりなんてなかったんだわ」
オスカーは『書類の偽造』という話を聞いて、ピンときた。アイラが教員試験に不合格になったことは、やはりおかしかったのだ。
「だってよく考えたら、いくら付き纏われていたとしても公爵家のファビアン様が家格が下のアイラを断れないわけがないもの」
「お嬢様、旦那様に伝えて抗議しましょう」
「だめよ。だって、そんなことをしたら、私がしたこともお父様に伝わってしまうわ。それがわかっていて、あの人は私にやらせたのよ……うっううっ」
テレージアはそのまま泣き崩れ、侍女に支えられながら馬車に乗り込んで行った。
「今の話が本当なら、おかしいことだらけだな」
「エイベル、さっきはすまなかった。俺が間違っていた。力を貸してくれ。頼む」
素直に謝り頭を下げたオスカーの目は、生気が宿っていた。
「もちろん」
エイベルはニッと笑い、オスカーの背中を強く叩いた。
「俺がアイラを諦めるなんて柄じゃなかった」
「そうだぞ。あんな男と一緒になって幸せになんてなれるはずないしな」
「アイラは俺の手で幸せにする」
そう決意をしたオスカーは、もう一ミリも迷ってはいなかった。
「彼女の努力を踏みにじったこと後悔させてやらないとな」
「ああ。それに……」
「ロッシュ領の火災も怪しい」
「ロッシュ領の火災も怪しい」
二人の声が同時に重なった。顔を見合わせて、こくんと頷いた。
「俺はファビアンやアンブロス公爵家に的を絞って怪しい点がないか、徹底的に調べる」
「上手く証拠隠滅してるだろうけどな。だが、きっとどこかでボロは出るはずだ」
「ああ。悪いが、エイベルは教員免許のことを調べてもらえないか? 確か、王宮の事務員に知り合いがいるだろう」
そう言ったオスカーに、エイベルは得意げに笑った。
「任せとけ。そういえばイヴちゃん、王都のなかなか予約の取れないレストランに行きたいって言ってたな。かかった経費はお前に請求するからぞ」
「いくらでも払ってやる。レストランも俺の名前を使って取れるなら、使ってくれ。無理なら金を倍払えば席を空けてくれるだろ」
「了解。明日行ってくる」
エイベルは、たくさんのガールフレンドがいるプレイボーイだ。しかしそれを公言してみんなと付き合っているため、女性と揉めているのは一度も見たことがない。エイベルと一緒にいる女性たちは、みんな楽しそうだ。
「ふっ……公爵家のお坊ちゃんは知らないんだろうな。女性がどれだけ情報通かを」
「ああ、あいつは上手く取り繕っているが男尊女卑の気持ちが強いからな。最初からアイラを試験に受からせるつもりなんてなかったんだろう」
「最低だな」
「アイラを泣かせたことを絶対に許さない」
オスカーは自分の人生の中で、一番怒りを覚えていた。試験に落ちたと泣きながら謝るアイラの顔が浮かんできて、オスカーは胸が苦しくなった。
「でも早くしないと間に合わなくなる」
「わかっている」
ロッシュ領の借金のことも考えると、恐らく婚約してから結婚まで早いはずだ。
「公爵家が、アイラを欲しい理由はなんなんだ」
「どういう意味だ?」
「どうせファビアンが欲しいのはアイラの『見た目』だろう。だが、アンブロス公爵家としては? 借金を肩代わりしてまで、当主が本来嫌いな下級貴族を受け入れるメリットがどこかにあるはずだ」
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