【本編完結済】この想いに終止符を…

春野オカリナ

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登場人物紹介※ネタバレ注意

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シェリーネ・シンドラー(17才)
 シンドラー侯爵家の次期当主。『宝玉のあか』と呼ばれる見事な髪を持っている主人公。元婚約者セザールを異母妹ロゼリナに奪われたが、ジュリアス・マクドルー公爵令息と直ぐに婚約。
 母親エリーロマネとは思い出が無く、孤独な幼少期を過ごした。


ジュリアス・マクドルー(18才)
 マクドルー公爵家の嫡男。3才の時に叔父に命を狙われて以来、無表情で他人を寄せ付けない雰囲気から『冴え凍る君』と呼ばれている。5才の時にエリーロマネに救われた恩からシェリーネに興味を持ち、見守る事に。卒業パーティーでシェリーネに結婚を申し込む。銀色の髪にアイスブルーの瞳を持つ美男子。元生徒会長。


マリウス・コンラード(37才)
 シンドラー侯爵家の傍系モルトン伯爵家の三男。本当はエリーロマネと結婚する予定だったが、アレンとの噂により、破談になる。しかし、一途にエリーロマネを愛し続けて、彼女と自分の為に復讐をする決意をして、実行した。
 番外編にて、彼の生い立ち、誓いそして最後を描く予定。


セザール・デミオン(18才)
 デミオン侯爵家の次男。温厚で優しい性格。その為時運より立場の弱い者に直ぐ同情してしまい。ロゼリナにもそこに付けこまれる。辺境伯の所で社会人として成長して、王都に帰って来るが…。待っていたのは絶望だった。最期は全てを捨ててることになる。


ロゼリナ・シンドラー(17才)
 アレンとセレニィーの間に生まれた庶子。両親にお姫様の様に育てられた結果、自分を中心に世界が回っているような行動や言動を取る。お花畑な思考の持ち主。母親譲りの美貌が自慢。姉の婚約者を好きになり、修道院に送られる。


アレン・シンドラー(37才)
 シェリーネとロゼリナの父親。シンドラー侯爵家に婿入りしたが、エリーロマネを疎んじて侍女だったセレニィーを妾にする。別邸でセレニィーとロゼリナと生活していたが、エリーロマネの死後、侯爵家に戻ってきた。ロゼリナを溺愛しているが、シェリーネには全く関心がない。


セレニィー・シンドラー(37才)
 没落する男爵家の為にエリーロマネにすり寄っていたが、裕福な子爵令息を紹介され、逆恨みする。その後、自分の容姿を武器にアレンを誘惑して思い通りに操る。シンドラー侯爵家の乗っ取りを図るが失敗。ロゼリナを唆してセザールを誘惑させる。しかし、反対したデミオン侯爵夫人に毒茶を送りつけるが失敗し、投獄される。


アマーリエ・デミオン(37才)
 セザールの母親。エリーロマネの同級生で親友と名乗っている。真偽のほどは分からない。


サーシャ・ロマネロ伯爵夫人(36才)
 エリーロマネらより一つ年下で、彼女らを崇拝していた一人。縁あってシェリーネの教育係を引き受けるが、お茶会の失態で社交界での地位が失墜する。


アイリス・ベルベット公爵夫人(37才)
 麗しい貴婦人として有名なアイリスは、エリーロマネの幼馴染。密かにエリーロマネの死の真相を探っている。シェリーネに自身の娘と姪を紹介し、亡きエリーロマネの代わりにシェリーネを守ろうとしている。


ステーシア・ベルベット(18才)
 ベルベット公爵令嬢。アイリスの娘で、お転婆で食べる事が大好きな陽気な性格の女性。ジュリアスとは幼馴染の様な関係。お茶会をきっかけにシェリーネと友人関係になる。


アリシア・サマーソン(17才)
 伯爵令嬢で、ステーシアの従妹。最近まで隣国に留学してたが、父親と一緒に帰国した。シェリーネと同い年。お喋りやおしゃれ好きな可愛らしい容姿の女性。学園ではシェリーネと一緒に行動する友人。


エリーロマネ・シンドラー(故人)
 シェリーネが5才の時に心臓麻痺で死亡。しかし、その死には不審な点があり、お茶に毒物が混ぜられていた事が判明。シェリーネが持つ記憶と彼女と交流のあった人との話には食い違いが多い。アレンに一目ぼれしたという理由で結婚したが、別の理由がありそう。


ガストン・シンドラー(故人)
 エリーロマネの父で、シェリーネの祖父。


コールドマン・マクドルー公爵
 ジュリアスの祖父。


イフェリナ王太后
 コールドマンの姉。現国王の母親。


カレン
 シェリーネの侍女。侯爵家を辞めさせられて、マクドルー公爵家の侍女としてシェリーネに仕えている。


ロッド
 シェリーネに料理を教えてくれた料理人。今はマクドルー公爵家で働いている。


エメット第二王子(19才)
 ジュリアスの前の生徒会長。気さくな人柄で、ジュリアスにとっては兄の様な存在。公爵家を継いで臣下に降る予定。
 
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