140 / 151
第三章 ウェルカムキャンプ編
137
しおりを挟む
本文の最後に宣伝をのせております。
お時間がありましたら、是非ご覧ください。
ーーーーーーー
「ヒッヒヒヒヒッヒ。コイツヲ吹飛バス魔法トハ、サスガノ魔力量ダ。断然、食ウノガタノシミニナッテキタ。タダ、隠密戦ノ方ハギリギリノヨウダナ。」
俺はすぐに、右側に氷壁を展開した。その瞬間、「パリンッ」という音とともに、鋭利な爪で氷壁がわられてしまった。
くそっ……感知だけに集中すれば余裕をもって防げるけど、ほかのことをしながらとなるとギリギリの反応になってしまう。
1つの対策方法として、雪を降らせて、ケシキレオンの居場所を把握するということを考えられる。
ケシキレオンは透明になっているだけで、透過しているわけではない。雪が不自然に空中に静止したり、不自然な動きをしたりすれば、目視でケシキレオンの動きを把握することができる。
だけど、雪を降らせるということは足場を悪くするということだ。魔導士の俺1人なら別に構わないけど、これから来る騎士たちにとっては大量の雪は機動力を奪う足かせになってしまう。
だから、雪は降らさないで、感知のみで対応していくしかないのだ。
「グオオオオオ!」
大きな雄叫びと共に、今度は、グランデヒヒが俺の氷を握りつぶして、すさまじいスピードで俺に投げつけてきた。
無数の氷の礫は、回避不可能な攻撃となって、俺に向かってきた。
グランデヒヒは氷壁に激突したにもかかわらず、ピンピンしているようだ。流石のタフネスといったところだ。
『氷弾ー五月雨』
それに対して俺は、同じく無数の氷の礫を繰り出し、向かってきたすべての氷を撃墜した。
俺が展開した氷の壁内は、感知のために俺の濃い魔力で満たされている。つまり、俺の領域ということで対象に対する追尾攻撃が可能ということだ。
「パリンッ!」
しかし、ギリギリ対応できていたこの状況は、耳を劈くような音と共に崩れ去ってしまった。
後ろに出した氷壁が割られるのと同時に、俺の左肩に鋭い痛みが走った。
すぐに左肩を確認すると、視認はできないが何かが刺さっている感覚があり、血が流れていた。その何かは、徐々に透明化が薄れるように形を現した。
それは、ケシキレオンの鋭利な爪だった。左側に攻撃を受けたということは……ナレハテがケシキレオンの爪を俺に向かって投げたのか。
つまりこれからは、正面からの無数の氷の礫、背後からのケシキレオンの見えない攻撃、そして、左側から同じく見えない攻撃の3方向攻撃来るというわけか……。
これは……流石にキツイ。
攻撃の威力的に、グランデヒヒとケシキレオンの攻撃は必ず防ぎ、ナレハテからの攻撃は多少受ける覚悟で戦うしかないな。
「ヒッヒヒヒヒッヒ。コザカシク、コイツラノ攻撃ハサバイテイタヨウダガ、俺様ノ攻撃ニタイショスルコトハデキナカッタヨウダ。アア、愉快愉快。」
「複数で攻撃を仕掛けておいて、よく言う。まあ、魔物らしくて何よりだ。」
「オマエラ人間モニタヨウナコトヲスルダロウ? 自分ガ複数カラノ攻撃ヲウケタトキダケ被害者面ヲスルノハ、哀レデ滑稽ダゾ。」
「それに関しては同感だね。それを言うならお前も、これから先複数からの攻撃を受けた後に醜く言い訳なんかするなよな。」
「ヒッヒヒヒヒッヒ。ソンナ状況ニナレバイイナ。……ソンナコトヨリモ、血ガデテイルナ。オマエノ血ハウマソウダ。……ソレカラ、スパイスノ良イ匂イダナ。俺様ハ美食家ダカラナ。ヒッヒヒヒヒッヒ。」
は? スパイスのいい匂いだと? 意味が分からな……。
その瞬間、俺の左肩から下の部分が急に脱力した。
これは……くそ、ケシキレオンの爪に毒か何かを仕込んでいたのか。痺れて感覚がなくなってきている。
「魔導士トハイエ、ソノ状態デ戦ウコトハ難シイダロウ。サテ、遊ビハオワリダ。食ッテヤル。」
毒が全身に回って、口が動かなくなったらゲームオーバーだ。敵の攻撃を魔力なしで回避しながら水回復魔法で毒を除去をするか、それとも毒が回りきる前に来い面をすべて倒し切るか……。
どちらのルートも、今の俺の実力では不可能に近い。
考えろ、もっとほかの方法を考えろ。こんなところで俺は、終わるわけにはいかない。
俺にはまだ、やりたいことや見たいことがたくさんあるんだ……。
そんな俺の願いをあざ笑うかのように、3方向から同時に攻撃が放たれた。
……くそっ!!
俺が全力で氷壁を展開しようとしたその時、膨大な魔力の発生とともに、熱く燃える炎が上空からナレハテたちに放たれた。
タイミングがまさしく、主人公のそれだね。
だけどよかった。……やっと、来てくれたみたいだ。
『アーキウェル流剣技 炎昇一閃』
ーーーー
こんにちは、kurimomoです。
いつも当作品をご愛読くださり、ありがとうございます。
以下、宣伝となりますので、ご注意願います。
さて、当作品を1週間に1度の投稿としている中で恐縮ではありますが、別作品の連載を開始しております。
内容は、本作品とはジャンルが異なり女性主人公のハイファンタジーものとなっております。
私自身、割とノって書けておりますので、お時間のある方は作者ホームページからご覧いただけますと幸いです。
本作品の連載も継続してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
お時間がありましたら、是非ご覧ください。
ーーーーーーー
「ヒッヒヒヒヒッヒ。コイツヲ吹飛バス魔法トハ、サスガノ魔力量ダ。断然、食ウノガタノシミニナッテキタ。タダ、隠密戦ノ方ハギリギリノヨウダナ。」
俺はすぐに、右側に氷壁を展開した。その瞬間、「パリンッ」という音とともに、鋭利な爪で氷壁がわられてしまった。
くそっ……感知だけに集中すれば余裕をもって防げるけど、ほかのことをしながらとなるとギリギリの反応になってしまう。
1つの対策方法として、雪を降らせて、ケシキレオンの居場所を把握するということを考えられる。
ケシキレオンは透明になっているだけで、透過しているわけではない。雪が不自然に空中に静止したり、不自然な動きをしたりすれば、目視でケシキレオンの動きを把握することができる。
だけど、雪を降らせるということは足場を悪くするということだ。魔導士の俺1人なら別に構わないけど、これから来る騎士たちにとっては大量の雪は機動力を奪う足かせになってしまう。
だから、雪は降らさないで、感知のみで対応していくしかないのだ。
「グオオオオオ!」
大きな雄叫びと共に、今度は、グランデヒヒが俺の氷を握りつぶして、すさまじいスピードで俺に投げつけてきた。
無数の氷の礫は、回避不可能な攻撃となって、俺に向かってきた。
グランデヒヒは氷壁に激突したにもかかわらず、ピンピンしているようだ。流石のタフネスといったところだ。
『氷弾ー五月雨』
それに対して俺は、同じく無数の氷の礫を繰り出し、向かってきたすべての氷を撃墜した。
俺が展開した氷の壁内は、感知のために俺の濃い魔力で満たされている。つまり、俺の領域ということで対象に対する追尾攻撃が可能ということだ。
「パリンッ!」
しかし、ギリギリ対応できていたこの状況は、耳を劈くような音と共に崩れ去ってしまった。
後ろに出した氷壁が割られるのと同時に、俺の左肩に鋭い痛みが走った。
すぐに左肩を確認すると、視認はできないが何かが刺さっている感覚があり、血が流れていた。その何かは、徐々に透明化が薄れるように形を現した。
それは、ケシキレオンの鋭利な爪だった。左側に攻撃を受けたということは……ナレハテがケシキレオンの爪を俺に向かって投げたのか。
つまりこれからは、正面からの無数の氷の礫、背後からのケシキレオンの見えない攻撃、そして、左側から同じく見えない攻撃の3方向攻撃来るというわけか……。
これは……流石にキツイ。
攻撃の威力的に、グランデヒヒとケシキレオンの攻撃は必ず防ぎ、ナレハテからの攻撃は多少受ける覚悟で戦うしかないな。
「ヒッヒヒヒヒッヒ。コザカシク、コイツラノ攻撃ハサバイテイタヨウダガ、俺様ノ攻撃ニタイショスルコトハデキナカッタヨウダ。アア、愉快愉快。」
「複数で攻撃を仕掛けておいて、よく言う。まあ、魔物らしくて何よりだ。」
「オマエラ人間モニタヨウナコトヲスルダロウ? 自分ガ複数カラノ攻撃ヲウケタトキダケ被害者面ヲスルノハ、哀レデ滑稽ダゾ。」
「それに関しては同感だね。それを言うならお前も、これから先複数からの攻撃を受けた後に醜く言い訳なんかするなよな。」
「ヒッヒヒヒヒッヒ。ソンナ状況ニナレバイイナ。……ソンナコトヨリモ、血ガデテイルナ。オマエノ血ハウマソウダ。……ソレカラ、スパイスノ良イ匂イダナ。俺様ハ美食家ダカラナ。ヒッヒヒヒヒッヒ。」
は? スパイスのいい匂いだと? 意味が分からな……。
その瞬間、俺の左肩から下の部分が急に脱力した。
これは……くそ、ケシキレオンの爪に毒か何かを仕込んでいたのか。痺れて感覚がなくなってきている。
「魔導士トハイエ、ソノ状態デ戦ウコトハ難シイダロウ。サテ、遊ビハオワリダ。食ッテヤル。」
毒が全身に回って、口が動かなくなったらゲームオーバーだ。敵の攻撃を魔力なしで回避しながら水回復魔法で毒を除去をするか、それとも毒が回りきる前に来い面をすべて倒し切るか……。
どちらのルートも、今の俺の実力では不可能に近い。
考えろ、もっとほかの方法を考えろ。こんなところで俺は、終わるわけにはいかない。
俺にはまだ、やりたいことや見たいことがたくさんあるんだ……。
そんな俺の願いをあざ笑うかのように、3方向から同時に攻撃が放たれた。
……くそっ!!
俺が全力で氷壁を展開しようとしたその時、膨大な魔力の発生とともに、熱く燃える炎が上空からナレハテたちに放たれた。
タイミングがまさしく、主人公のそれだね。
だけどよかった。……やっと、来てくれたみたいだ。
『アーキウェル流剣技 炎昇一閃』
ーーーー
こんにちは、kurimomoです。
いつも当作品をご愛読くださり、ありがとうございます。
以下、宣伝となりますので、ご注意願います。
さて、当作品を1週間に1度の投稿としている中で恐縮ではありますが、別作品の連載を開始しております。
内容は、本作品とはジャンルが異なり女性主人公のハイファンタジーものとなっております。
私自身、割とノって書けておりますので、お時間のある方は作者ホームページからご覧いただけますと幸いです。
本作品の連載も継続してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
781
お気に入りに追加
3,575
あなたにおすすめの小説

婚約破棄されたショックで前世の記憶&猫集めの能力をゲットしたモブ顔の僕!
ミクリ21 (新)
BL
婚約者シルベスター・モンローに婚約破棄されたら、そのショックで前世の記憶を思い出したモブ顔の主人公エレン・ニャンゴローの話。

転生したけどやり直す前に終わった【加筆版】
リトルグラス
BL
人生を無気力に無意味に生きた、負け組男がナーロッパ的世界観に転生した。
転生モノ小説を読みながら「俺だってやり直せるなら、今度こそ頑張るのにな」と、思いながら最期を迎えた前世を思い出し「今度は人生を成功させる」と転生した男、アイザックは子供時代から努力を重ねた。
しかし、アイザックは成人の直前で家族を処刑され、平民落ちにされ、すべてを失った状態で追放された。
ろくなチートもなく、あるのは子供時代の努力の結果だけ。ともに追放された子ども達を抱えてアイザックは南の港町を目指す──
***
第11回BL小説大賞にエントリーするために修正と加筆を加え、作者のつぶやきは削除しました。(23'10'20)
**

田舎育ちの天然令息、姉様の嫌がった婚約を押し付けられるも同性との婚約に困惑。その上性別は絶対バレちゃいけないのに、即行でバレた!?
下菊みこと
BL
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。
小説家になろう様でも2023年 03月07日 15時11分から投稿しています。

悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!

弱すぎると勇者パーティーを追放されたハズなんですが……なんで追いかけてきてんだよ勇者ァ!
灯璃
BL
「あなたは弱すぎる! お荷物なのよ! よって、一刻も早くこのパーティーを抜けてちょうだい!」
そう言われ、勇者パーティーから追放された冒険者のメルク。
リーダーの勇者アレスが戻る前に、元仲間たちに追い立てられるようにパーティーを抜けた。
だが数日後、何故か勇者がメルクを探しているという噂を酒場で聞く。が、既に故郷に帰ってスローライフを送ろうとしていたメルクは、絶対に見つからないと決意した。
みたいな追放ものの皮を被った、頭おかしい執着攻めもの。
追いかけてくるまで説明ハイリマァス
※完結致しました!お読みいただきありがとうございました!
※11/20 短編(いちまんじ)新しく書きました!
※12/14 どうしてもIF話書きたくなったので、書きました!これにて本当にお終いにします。ありがとうございました!
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
期待外れの後妻だったはずですが、なぜか溺愛されています
ぽんちゃん
BL
病弱な義弟がいじめられている現場を目撃したフラヴィオは、カッとなって手を出していた。
謹慎することになったが、なぜかそれから調子が悪くなり、ベッドの住人に……。
五年ほどで体調が回復したものの、その間にとんでもない噂を流されていた。
剣の腕を磨いていた異母弟ミゲルが、学園の剣術大会で優勝。
加えて筋肉隆々のマッチョになっていたことにより、フラヴィオはさらに屈強な大男だと勘違いされていたのだ。
そしてフラヴィオが殴った相手は、ミゲルが一度も勝てたことのない相手。
次期騎士団長として注目を浴びているため、そんな強者を倒したフラヴィオは、手に負えない野蛮な男だと思われていた。
一方、偽りの噂を耳にした強面公爵の母親。
妻に強さを求める息子にぴったりの相手だと、後妻にならないかと持ちかけていた。
我が子に爵位を継いで欲しいフラヴィオの義母は快諾し、冷遇確定の地へと前妻の子を送り出す。
こうして青春を謳歌することもできず、引きこもりになっていたフラヴィオは、国民から恐れられている戦場の鬼神の後妻として嫁ぐことになるのだが――。
同性婚が当たり前の世界。
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。

【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる