22 / 63
工房の展開と新たな課題
しおりを挟む
工房ができあがったので、俺は商品となる装備を黙々と作り続けていた。ハンマーを振るう音が静かな空間に響き、鍛冶の熱が部屋中に満ちている。手元には、様々な素材が並んでいる。魔物の皮、強化された鋼、そして魔力を帯びた宝石。これらを組み合わせ、一つ一つ丁寧に仕上げていく。
突如、外から騒がしい声が聞こえてきた。俺は作業の手を止め、耳を澄ます。
「あそこだ! 前に屋台で装備を売ってたやつがショップやってるんだと!」
「前はたしか早々に売り切れてたよな……!?」
声は次第に大きくなり、工房の前で止まった。俺は眉をひそめながらドアに向かう。開けると、そこには十数人の人だかりができていた。老若男女、様々な人々が期待に満ちた目で俺を見つめている。
工房をショップとして開放し、看板を引っ提げて開店の報せを売っておいた、その初日のことである。
まずは一人の若い男性が恐る恐る近づいてきた。腰には小さな短剣が下がっている。装備を見る限りだとビギナーのようだ。
「みんな落ち着いて。せっかく来てくれたんだ、できるだけ対応するよ。順番に説明していくから、買う人は並んでもらいたい」
そう言うと、人々は素直に一列に並び始めた。俺は深呼吸をして心を落ち着かせ、一人目の客に向き合う。
「それで、何をお探しかな?」
最初の客は、先ほどの若い男性だった。彼は少し緊張した様子で答える。
「あの、噂では初心者にも使いやすい剣があると聞いたんですが……」
俺は静かに頷き、工房の奥に向かう。戻ってきたときには、10種類ほどの剣を抱えていた。
「これらは全て初心者向けだよ。扱いやすさと、成長性を重視して作ってある」
俺は一つ一つの剣を並べていく。それぞれに特徴があり、柄の彫刻や刃の輝き方が微妙に異なっている。
若い男性は目を輝かせながら、一つの剣を手に取った。その剣は、柄に青い宝石が埋め込まれ、刃には波紋のような模様が刻まれている。
「これ、軽い! でも、なんだか力強さを感じます」
「わかりやすいように柄に能力別の紋様を彫ってある。ここの一覧に『適応型』とある通り、使えば使うほど馴染んでいくうえ、疲れにくい仕掛けが付与してある。E級ダンジョンの入口探索を繰り返す想定で作ったものなんだ」
「で、では、これを!」
なんだか屋台売りをしていたときの評判が、この期間の中で誇大広告されている気もするが、一本目が簡単に売れてしまった。一人目の客を見送ると、次々と人々が俺の元にやってきた。剣や盾を求める者、軽い鎧を探す者、果ては魔法増幅のアクセサリーを欲しがる者まで。俺は丁寧に一人一人の要望を聞き、最適な装備を提案していく。
ある中年の女性は、防具を求めてきた。
「私、最近ダンジョン探索を始めたんですけど、やっぱり怖くて……主人の付き合いなので私自身が戦うわけではないのですが、何か安全な装備はありませんか?」
俺は優しく微笑みかけ、奥から一枚の胸当てを取り出した。それは、一見すると普通の革鎧だったが、表面に微かな魔法陣が刻まれている。
「これはどうでしょう。モンスターから認識されにくい仕掛けが入ってます」
「まあ……これなら安心ね」
「もしもっとサポートが必要なら、アクセサリーでも、もっと高い防具でもあるので。E級での絶対的な安全を求めるなら、魔力障壁つきが一番だけど……さすがに、高いですよ」
俺の苦笑いに、それでも「検討しておきます」と会釈して、中年女性は購入品を持って去っていた。次にやってきたのは、年配の男性だった。杖を持っているところを見ると、魔法使いのようだ。
「若いの、魔力を増幅するアクセサリーは置いてあるかね? 孫と久しぶりにダンジョンに行くことになってな。いいところを見せてやりたくて」
「なるほど。では、こちらを」
俺は頷いて、ガラスケースから幾つかのアクセサリーを取り出した。指輪、ネックレス、ブレスレットなど、様々な種類がある。
「これは魔力の指輪です。装着者に魔力をプラスする形で増幅します。こちらのペンダントは、自然魔法の詠唱時間を短縮する効果があります。そして、このブレスレットは魔力の消費を抑える効果があります」
老魔法使いは目を細めて、それぞれのアクセサリーを細かく観察していく。
「ほう、なかなか良い品じゃないか。どれも欲しくなってしまうな……」
「そうですね。用途に応じて使い分けるのがいいかもしれません。どんな魔法を多用されているんですか?」
老人は少し考え込んでから答えた。
「最近になって回復魔法を覚えたのでね。それを磨きたい」
「であればブレスレットですかね。回復魔法は魔力を大量に消費すると聞くので」
「いやあ攻撃魔法でモンスターをぶっ飛ばすところも見せたいぞ」
「では、お孫さんとは殲滅を優先で指輪を……」
「いや待て、ううぅ……しかしここで金を使ったら、誕生日のプレゼントが……!」
会話が想像以上に長引き、「若い頃はのお、魔法学校じゃ学年トップを取ったこともあって……」とか関係ない話まで始めたので、選んでもらいながら並行して別の接客をした。
日が暮れる頃には、用意していた在庫のほとんどが売れていた。俺は疲れを感じながらも、どこか満足感を覚えていた。これが、俺の選んだ道なのだと、改めて実感する。
最後の客を見送った後、俺は工房の中を見回した。空になった展示売り分の棚、散らばった工具、そして、まだ作りかけの装備品たち。これらを見て、俺は明日への意欲を感じていた。
工房の隅には、まだ完成していない特殊な装備がいくつか置かれている。名前づけもしなくては。『影の外套』と名づけたこれは、着用者の姿を周囲の景色に溶け込ませる効果のある外套。『振動感知の靴』は、地面の微細な振動を感知し、落石や崩落の危険を事前に警告する。『多機能バックパック』は、中に入れた物資を魔法的に保存し、重量を軽減する効果がある。
これらの新しいアイデアを形にしていく過程で、俺は自分のクラフトスキルが日に日に向上しているのを感じていた。かつては思いもつかなかったような複雑な精製陣や、より洗練された素材の組み合わせが、今では自然と頭に浮かんでくる。
しかし、同時に新たな課題も見えてきた。より高度な装備を作るには、より質の高い素材が必要になる。ダンジョンに素材稼ぎに行くと、必然的に工房を留守にすることになる。想像していたよりも、俺の装備を求めている人が多かった。その期待に応えられなくなるのは、心苦しい。というより、今日の接客で実感した。物を売り始めると、そもそもクラフトする暇がない。
「どうすれば……」
突如、外から騒がしい声が聞こえてきた。俺は作業の手を止め、耳を澄ます。
「あそこだ! 前に屋台で装備を売ってたやつがショップやってるんだと!」
「前はたしか早々に売り切れてたよな……!?」
声は次第に大きくなり、工房の前で止まった。俺は眉をひそめながらドアに向かう。開けると、そこには十数人の人だかりができていた。老若男女、様々な人々が期待に満ちた目で俺を見つめている。
工房をショップとして開放し、看板を引っ提げて開店の報せを売っておいた、その初日のことである。
まずは一人の若い男性が恐る恐る近づいてきた。腰には小さな短剣が下がっている。装備を見る限りだとビギナーのようだ。
「みんな落ち着いて。せっかく来てくれたんだ、できるだけ対応するよ。順番に説明していくから、買う人は並んでもらいたい」
そう言うと、人々は素直に一列に並び始めた。俺は深呼吸をして心を落ち着かせ、一人目の客に向き合う。
「それで、何をお探しかな?」
最初の客は、先ほどの若い男性だった。彼は少し緊張した様子で答える。
「あの、噂では初心者にも使いやすい剣があると聞いたんですが……」
俺は静かに頷き、工房の奥に向かう。戻ってきたときには、10種類ほどの剣を抱えていた。
「これらは全て初心者向けだよ。扱いやすさと、成長性を重視して作ってある」
俺は一つ一つの剣を並べていく。それぞれに特徴があり、柄の彫刻や刃の輝き方が微妙に異なっている。
若い男性は目を輝かせながら、一つの剣を手に取った。その剣は、柄に青い宝石が埋め込まれ、刃には波紋のような模様が刻まれている。
「これ、軽い! でも、なんだか力強さを感じます」
「わかりやすいように柄に能力別の紋様を彫ってある。ここの一覧に『適応型』とある通り、使えば使うほど馴染んでいくうえ、疲れにくい仕掛けが付与してある。E級ダンジョンの入口探索を繰り返す想定で作ったものなんだ」
「で、では、これを!」
なんだか屋台売りをしていたときの評判が、この期間の中で誇大広告されている気もするが、一本目が簡単に売れてしまった。一人目の客を見送ると、次々と人々が俺の元にやってきた。剣や盾を求める者、軽い鎧を探す者、果ては魔法増幅のアクセサリーを欲しがる者まで。俺は丁寧に一人一人の要望を聞き、最適な装備を提案していく。
ある中年の女性は、防具を求めてきた。
「私、最近ダンジョン探索を始めたんですけど、やっぱり怖くて……主人の付き合いなので私自身が戦うわけではないのですが、何か安全な装備はありませんか?」
俺は優しく微笑みかけ、奥から一枚の胸当てを取り出した。それは、一見すると普通の革鎧だったが、表面に微かな魔法陣が刻まれている。
「これはどうでしょう。モンスターから認識されにくい仕掛けが入ってます」
「まあ……これなら安心ね」
「もしもっとサポートが必要なら、アクセサリーでも、もっと高い防具でもあるので。E級での絶対的な安全を求めるなら、魔力障壁つきが一番だけど……さすがに、高いですよ」
俺の苦笑いに、それでも「検討しておきます」と会釈して、中年女性は購入品を持って去っていた。次にやってきたのは、年配の男性だった。杖を持っているところを見ると、魔法使いのようだ。
「若いの、魔力を増幅するアクセサリーは置いてあるかね? 孫と久しぶりにダンジョンに行くことになってな。いいところを見せてやりたくて」
「なるほど。では、こちらを」
俺は頷いて、ガラスケースから幾つかのアクセサリーを取り出した。指輪、ネックレス、ブレスレットなど、様々な種類がある。
「これは魔力の指輪です。装着者に魔力をプラスする形で増幅します。こちらのペンダントは、自然魔法の詠唱時間を短縮する効果があります。そして、このブレスレットは魔力の消費を抑える効果があります」
老魔法使いは目を細めて、それぞれのアクセサリーを細かく観察していく。
「ほう、なかなか良い品じゃないか。どれも欲しくなってしまうな……」
「そうですね。用途に応じて使い分けるのがいいかもしれません。どんな魔法を多用されているんですか?」
老人は少し考え込んでから答えた。
「最近になって回復魔法を覚えたのでね。それを磨きたい」
「であればブレスレットですかね。回復魔法は魔力を大量に消費すると聞くので」
「いやあ攻撃魔法でモンスターをぶっ飛ばすところも見せたいぞ」
「では、お孫さんとは殲滅を優先で指輪を……」
「いや待て、ううぅ……しかしここで金を使ったら、誕生日のプレゼントが……!」
会話が想像以上に長引き、「若い頃はのお、魔法学校じゃ学年トップを取ったこともあって……」とか関係ない話まで始めたので、選んでもらいながら並行して別の接客をした。
日が暮れる頃には、用意していた在庫のほとんどが売れていた。俺は疲れを感じながらも、どこか満足感を覚えていた。これが、俺の選んだ道なのだと、改めて実感する。
最後の客を見送った後、俺は工房の中を見回した。空になった展示売り分の棚、散らばった工具、そして、まだ作りかけの装備品たち。これらを見て、俺は明日への意欲を感じていた。
工房の隅には、まだ完成していない特殊な装備がいくつか置かれている。名前づけもしなくては。『影の外套』と名づけたこれは、着用者の姿を周囲の景色に溶け込ませる効果のある外套。『振動感知の靴』は、地面の微細な振動を感知し、落石や崩落の危険を事前に警告する。『多機能バックパック』は、中に入れた物資を魔法的に保存し、重量を軽減する効果がある。
これらの新しいアイデアを形にしていく過程で、俺は自分のクラフトスキルが日に日に向上しているのを感じていた。かつては思いもつかなかったような複雑な精製陣や、より洗練された素材の組み合わせが、今では自然と頭に浮かんでくる。
しかし、同時に新たな課題も見えてきた。より高度な装備を作るには、より質の高い素材が必要になる。ダンジョンに素材稼ぎに行くと、必然的に工房を留守にすることになる。想像していたよりも、俺の装備を求めている人が多かった。その期待に応えられなくなるのは、心苦しい。というより、今日の接客で実感した。物を売り始めると、そもそもクラフトする暇がない。
「どうすれば……」
427
あなたにおすすめの小説
神眼のカードマスター 〜パーティーを追放されてから人生の大逆転が始まった件。今さら戻って来いと言われてももう遅い〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「いいかい? 君と僕じゃ最初から住む世界が違うんだよ。これからは惨めな人生を送って一生後悔しながら過ごすんだね」
Fランク冒険者のアルディンは領主の息子であるザネリにそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
父親から譲り受けた大切なカードも奪われ、アルディンは失意のどん底に。
しばらくは冒険者稼業をやめて田舎でのんびり暮らそうと街を離れることにしたアルディンは、その道中、メイド姉妹が賊に襲われている光景を目撃する。
彼女たちを救い出す最中、突如として【神眼】が覚醒してしまう。
それはこのカード世界における掟すらもぶち壊してしまうほどの才能だった。
無事にメイド姉妹を助けたアルディンは、大きな屋敷で彼女たちと一緒に楽しく暮らすようになる。
【神眼】を使って楽々とカードを集めてまわり、召喚獣の万能スライムとも仲良くなって、やがて天災級ドラゴンを討伐するまでに成長し、アルディンはどんどん強くなっていく。
一方その頃、ザネリのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
ダンジョン攻略も思うようにいかなくなり、ザネリはそこでようやくアルディンの重要さに気づく。
なんとか引き戻したいザネリは、アルディンにパーティーへ戻って来るように頼み込むのだったが……。
これは、かつてFランク冒険者だった青年が、チート能力を駆使してカード無双で成り上がり、やがて神話級改変者〈ルールブレイカー〉と呼ばれるようになるまでの人生逆転譚である。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
元皇子の寄り道だらけの逃避行 ~幽閉されたので国を捨てて辺境でゆっくりします~
下昴しん
ファンタジー
武力で領土を拡大するベギラス帝国に二人の皇子がいた。魔法研究に腐心する兄と、武力に優れ軍を指揮する弟。
二人の父である皇帝は、軍略会議を軽んじた兄のフェアを断罪する。
帝国は武力を求めていたのだ。
フェアに一方的に告げられた罪状は、敵前逃亡。皇帝の第一継承権を持つ皇子の座から一転して、罪人になってしまう。
帝都の片隅にある独房に幽閉されるフェア。
「ここから逃げて、田舎に籠るか」
給仕しか来ないような牢獄で、フェアは脱出を考えていた。
帝都においてフェアを超える魔法使いはいない。そのことを知っているのはごく限られた人物だけだった。
鍵をあけて牢を出ると、給仕に化けた義妹のマトビアが現れる。
「私も連れて行ってください、お兄様」
「いやだ」
止めるフェアに、強引なマトビア。
なんだかんだでベギラス帝国の元皇子と皇女の、ゆるすぎる逃亡劇が始まった──。
※カクヨム様、小説家になろう様でも投稿中。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
最強スキル『忍術』で始めるアサシン教団生活
さとう
ファンタジー
生まれつき絶大な魔力を持つハーフィンクス公爵家に生まれた少年、シャドウ。
シャドウは歴代最高と言われるほど絶大な魔力を持っていたが、不幸なことに魔力を体外に放出する才能が全くないせいで、落ちこぼれと呼ばれ冷遇される毎日を送っていた。
十三歳になったある日。姉セレーナ、妹シェリアの策略によって実家を追放され、『闇の森』で魔獣に襲われ死にかける。
だが、シャドウは救われた……世界最高峰の暗殺者教団である『黄昏旅団』最強のアサシン、ハンゾウに。
彼は『日本』から転移した日本人と、シャドウには意味が理解できないことを言う男で、たった今『黄昏旅団』を追放されたらしい。しかも、自分の命がもう少しで尽きてしまうので、自分が異世界で得た知識を元に開発した『忍術』をシャドウに継承すると言う。
シャドウはハンゾウから『忍術』を習い、内に眠る絶大な魔力を利用した『忍術』を発動させることに成功……ハンゾウは命が尽きる前に、シャドウに最後の願いをする。
『頼む……黄昏旅団を潰してくれ』
シャドウはハンゾウの願いを聞くために、黄昏旅団を潰すため、新たなアサシン教団を立ちあげる。
これは、暗殺者として『忍術』を使うアサシン・シャドウの復讐と、まさかの『学園生活』である。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる