悪役令嬢の中身が私になった。

目覚めたら綺麗な女性が見つめていた。

白い空間に白い衣装を着た女性。
重たい体をベッドに横たえていた私は、彼女を医者だと思った。

会話するうち医者ではなく女神様で。

女神様のお気に入りの魂を持つ私は、特別な転生をさせて貰えるようだ。
神様だというのに、ちょっと思考が過激な女神様。

「ヒロインがヒロインの扱いを受けなかったらどうなるのかしら?」
妙な実験を私の転生先でしないで欲しいんですけど……

私を愛し子と呼ぶ女神様は、加護の他に色んな能力を授けてくれるらしい。

護衛は聖獣様。
白いモフモフ一体の予定が、いつの間にか二体授けてくれることになる。

転生先ではモフモフパラダイスかしら!?
前世でペットが飼いたくても飼えなかった私は、その事だけでも大満足だ。

魂をゆっくり休めなさいと女神様の言葉に目を閉じると―――

七歳になったその当日に、やっと記憶が蘇る。
どんな能力が私に授けられたんでしょう? 怖いもの見たさでステータスを調べると・・・?

「女神様、これはやり過ぎです!」
女神様に思わず強めに注意してしまった。


女神様は「愛しい子が学園に行くのが今から楽しみなの。ヒロインは学園で出会う事になるわ。」
傍観者の立場にすると仰った言葉に二言はありませんよね?
女神様までがヤバイという性格のヒロインは、私に関わり合いにならないようお願いします。

悪役令嬢らしいけど、一切悪役令嬢しない私の物語。


୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨


恋愛モードには年齢的にすぐ始まら無さそうです。
なので、ファンタジー色強めの恋愛小説として読んで頂ければ(*- -)(*_ _)ペコリ

幼い時期がかなり長くなっています、恋愛になるまで果てしない…

カクヨム様、なろう様にも連載しています。
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