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リヴェア様、と私を呼び止める声が聞こえたけれど、無視、無視。
恥ずかし過ぎる。なんてことを言ってしまったのか。公爵の前で。
確実に赤くなっているであろう自分の頬をひっぱたきながら(それでもっと赤くなった)、私は超絶スピードで旅籠の最上階から(海辺の観光地である。建物は比較的低層階の作りで、最上階といっても五階だ)飛び出した。
追いつかれないよう、実際に、飛んだ。踊場経由で階段を飛び降り、最後の跳躍で玄関ホールにしゅたっ!、と飛び降りたら、
「何者!!……え、准将閣下!?」
「閣下!?」
ギラリと光る剣を構えた兵士達に瞬時に囲まれ、そして仰天された。
慌てて剣を下ろし、それぞれに敬礼をしている。
「皆、ご苦労様」
私は礼をやめさせ、楽にするよう身振りで促しながら階上を見上げた。
よし、追ってこない。
外出がダメなら追ってくるだろうし、そもそも本気になったオルギールから逃げられるはずがない。
ということは、ちょっとこのままほっつき歩いていてもいいということだろう。
彼らの内密な話もあるだろうしね。
「……閣下、ご無事で!」
「お見事な戦勝、おめでとうございます!」
「松明を灯し、山頂より駆け下りられるお姿、小官は胸が熱くなりました!!」
口々に、褒めたたえ、無事を祝ってくれる。
純粋に、嬉しい。それに、まだ軍装を解かない彼らに比して、楽な恰好をしている自分が逆に申し訳なくてたまらない。
「皆も無事で何より。…私だけ先に休んでしまって、こんな略装で。……こっぱずかしいことね」
照れ隠しに少し首をすくめて苦笑いしながら言うと(もうちょっと若い子だったら「てへぺろ」というやつだろうか?)、兵士達はちょっと言葉に詰まった後、何やらもじもじしている。
「いや、それは」
「お休み頂くのは、当然のこと」
なんとなく目を逸らされてしまったので、訳が分からないなりに、長居をすべきではないと判断した。
それに、気が変わったオルギールに追いかけられてはたまらない。
皆に手を振って駆け出そうとして、腰回りが軽いことに気づいた。
「……やだ、私ったら」
丸腰だ。
遠征先で、一応戦闘行為は終わったとはいえ、なんてことだ。
でも、さっきの状況で、冷静に剣をとりに寝室に戻ることなんて出来ただろうか?
──絶対無理だ。
「閣下、宜しければ小官の剣をお使い下さい」
す、と目の前に剣が差し出された。
腰回りを撫でて、まずい!という顔をしている私に気づいてくれたらしい。気の利く兵士だ。
「……あなたの剣を?いいの?」
「はい。詰所には予備もありますゆえご心配はご無用です」
差し出された柄を握り、ちょっと振ってみた。
慣れているものと感触が異なるだけで、同じ重量、質感だ。柄に施されている飾彫りがなかなか美しい。このひとの仕様だろうな、と思う。
「剣は他人に触らせることを嫌がる者も多いけれど。私が詰所の剣を借りてもいいのよ」
「いえ!ぜひに、お使い下さい!!」
剣を差し出してくれた兵士はまだ若かった。
といっても、私がいちいち観察好きで上から目線なだけで、私よりちょっと若い、という程度だろう。二十二、三?くらい?
茶色のくせ毛、真面目そうな青い瞳の彼は頬を上気させている。
「宜しければそのままお持ち頂いてもよいのです!」
「そんなことはしないわ。ちゃんと返すから。…あなた、名前は?」
「ミゲルです、閣下」
「……どうもありがとう、ミゲル」
私はきちんと頭を下げてお礼を言ってから、ミゲルの剣を剣帯に吊るした。
剣帯を着けていたのは奇跡的だ。
目を見てもう一度小声で、ありがとう、と言うと、若々しいほっぺが薄ピンクから赤になった。
周囲からブーイングが聞こえてくるけれど、訳が分からないので理由を考えるのはやめておく。
「私は、少し出てくる。階上(うえ)には総大将閣下もおられることだし、すまないけれどこのまま皆は警備を」
「心得ました!」
「当然であります!」
すぐに、緊張感ある応答が飛び交った。
頼もしいなあ。
私はニマニマするのを堪えて、彼らに見送られながら旅籠を後にした。
******
鉄の町、というお堅い二つ名がついているけれど、ウルブスフェルはなかなかの景勝地だ。
高級旅籠の立ち並ぶ一角は、海を見下ろすゆるやかな坂道に沿って何軒か並んで立っていて、旅籠や、木々の向こうには、青い海面がキラキラ光っている。
とても美しくて、愉しく散歩しようと思っていたけれど、これが甘かった。
玄関ホールで剣を借りながら兵士に敬礼を捧げられたのに始まり、旅籠を出たところで再び、敷地を出たところで三度目、立ち並ぶ高級旅籠を抜けるうちにもひっきりなしに敬礼を捧げられ続け、港周辺の、ぐっと庶民っぽい、けれど活気のある町に降りてきたころには、私は少々精神的に疲弊していた。
傭兵の頃とは決定的に違う。
それを実感させられる。
行軍中、戦闘中はまるで気にならない。私が指揮官だし、私の命令に従ってもらう。いちいち礼がどうしたということに構うことはない。
けれど、戦闘行為が終わると、明らかに「身分の差」というものが強調されるのだ。
准将、というのが相当高位であることは元の世界でもこちらでも同じなのだが、彼らの私への扱いは、「階級の差」だけではなく、「身分の差」によるものが大きいように思う。
ソロウ少将もウルマン少将も、私に対して物凄く丁重だし。そもそも、あれが全てを物語っている。
最上級の敬意。……そしてそれは、グラディウスの姫、公爵の想い人、という立場だからこそのもの。
何だかなぁ、と気持ちがもやもやするけれど、出口や答えのある思いではないから、結局、私は考えないことにした。
考えるな、感じろ、って、いつもオルギールに言われるし。理論が服着て歩いているようなひとだけれど、その彼が言うのだから間違いないんだろう。
お散歩のときくらい、身分とかグラディウスとか忘れなくちゃ。
堂々巡りの思考を頭から追い出したころには、港にほど近い広場に到着していた。
もちろん、そこにもグラディウスの兵士達がたくさんいることに変わりはないものの、貴人の警護につくほどの階級の兵士達ではないらしく、わさわさがやがやたむろって談笑している。
私が平服であるせいか、目が合ってもすぐにそれと認知できないようで、それが何より居心地がよい。
ナンパの声をかけてくるつわものもいたが、それらは適当にスルーしながらてくてく歩いていると、大きな白い天幕が張られているところにたどり着いた。
白い天幕に赤い女神様。三色、三本の剣と、全てに絡みつく金色の蔦。──筆頭公爵の証であり、グラディウス一族の旗が掲げられたそこは、救護所だ。グラディウス軍は、とにかくなんでも三公爵のシンボルカラーでまとめられているから、白地に赤の女神様のこの旗は、グラディウス軍共有の施設に使われている。
邪魔にならない程度に怪我人の慰問でもしようか。
でも、せっかくこのあたりでは面が割れてないのだし、このままひとり歩きを楽しもうか。
──ひとり歩きにしよう。
元来享楽的な私は、自主的にノブレス・オブリージに目覚めることはなく、今ぐらいお忍びでもいいじゃん、と、さして悩むまでもなく結論づけて、天幕から回れ右して遠ざかろうとした、その時。
「──お姫様?」
天幕から出てきたばかりらしい男に、声をかけられた。
やだやだ。まあ、私のこと、知ってるひとは知ってるよね。
諦めの境地で、しかし、しばらくひとりにしておいてくれるよう言っておこうと思いつつ振り返れば、見慣れた顔がそこにあった。
私よりもずっと長い黒髪、褐色の肌。きついけれど表情豊かな、紅玉の瞳。
「……アルフ」
「奇遇だな、お姫様」
それはそれは嬉しそうに目を細めて、彼は言った。
恥ずかし過ぎる。なんてことを言ってしまったのか。公爵の前で。
確実に赤くなっているであろう自分の頬をひっぱたきながら(それでもっと赤くなった)、私は超絶スピードで旅籠の最上階から(海辺の観光地である。建物は比較的低層階の作りで、最上階といっても五階だ)飛び出した。
追いつかれないよう、実際に、飛んだ。踊場経由で階段を飛び降り、最後の跳躍で玄関ホールにしゅたっ!、と飛び降りたら、
「何者!!……え、准将閣下!?」
「閣下!?」
ギラリと光る剣を構えた兵士達に瞬時に囲まれ、そして仰天された。
慌てて剣を下ろし、それぞれに敬礼をしている。
「皆、ご苦労様」
私は礼をやめさせ、楽にするよう身振りで促しながら階上を見上げた。
よし、追ってこない。
外出がダメなら追ってくるだろうし、そもそも本気になったオルギールから逃げられるはずがない。
ということは、ちょっとこのままほっつき歩いていてもいいということだろう。
彼らの内密な話もあるだろうしね。
「……閣下、ご無事で!」
「お見事な戦勝、おめでとうございます!」
「松明を灯し、山頂より駆け下りられるお姿、小官は胸が熱くなりました!!」
口々に、褒めたたえ、無事を祝ってくれる。
純粋に、嬉しい。それに、まだ軍装を解かない彼らに比して、楽な恰好をしている自分が逆に申し訳なくてたまらない。
「皆も無事で何より。…私だけ先に休んでしまって、こんな略装で。……こっぱずかしいことね」
照れ隠しに少し首をすくめて苦笑いしながら言うと(もうちょっと若い子だったら「てへぺろ」というやつだろうか?)、兵士達はちょっと言葉に詰まった後、何やらもじもじしている。
「いや、それは」
「お休み頂くのは、当然のこと」
なんとなく目を逸らされてしまったので、訳が分からないなりに、長居をすべきではないと判断した。
それに、気が変わったオルギールに追いかけられてはたまらない。
皆に手を振って駆け出そうとして、腰回りが軽いことに気づいた。
「……やだ、私ったら」
丸腰だ。
遠征先で、一応戦闘行為は終わったとはいえ、なんてことだ。
でも、さっきの状況で、冷静に剣をとりに寝室に戻ることなんて出来ただろうか?
──絶対無理だ。
「閣下、宜しければ小官の剣をお使い下さい」
す、と目の前に剣が差し出された。
腰回りを撫でて、まずい!という顔をしている私に気づいてくれたらしい。気の利く兵士だ。
「……あなたの剣を?いいの?」
「はい。詰所には予備もありますゆえご心配はご無用です」
差し出された柄を握り、ちょっと振ってみた。
慣れているものと感触が異なるだけで、同じ重量、質感だ。柄に施されている飾彫りがなかなか美しい。このひとの仕様だろうな、と思う。
「剣は他人に触らせることを嫌がる者も多いけれど。私が詰所の剣を借りてもいいのよ」
「いえ!ぜひに、お使い下さい!!」
剣を差し出してくれた兵士はまだ若かった。
といっても、私がいちいち観察好きで上から目線なだけで、私よりちょっと若い、という程度だろう。二十二、三?くらい?
茶色のくせ毛、真面目そうな青い瞳の彼は頬を上気させている。
「宜しければそのままお持ち頂いてもよいのです!」
「そんなことはしないわ。ちゃんと返すから。…あなた、名前は?」
「ミゲルです、閣下」
「……どうもありがとう、ミゲル」
私はきちんと頭を下げてお礼を言ってから、ミゲルの剣を剣帯に吊るした。
剣帯を着けていたのは奇跡的だ。
目を見てもう一度小声で、ありがとう、と言うと、若々しいほっぺが薄ピンクから赤になった。
周囲からブーイングが聞こえてくるけれど、訳が分からないので理由を考えるのはやめておく。
「私は、少し出てくる。階上(うえ)には総大将閣下もおられることだし、すまないけれどこのまま皆は警備を」
「心得ました!」
「当然であります!」
すぐに、緊張感ある応答が飛び交った。
頼もしいなあ。
私はニマニマするのを堪えて、彼らに見送られながら旅籠を後にした。
******
鉄の町、というお堅い二つ名がついているけれど、ウルブスフェルはなかなかの景勝地だ。
高級旅籠の立ち並ぶ一角は、海を見下ろすゆるやかな坂道に沿って何軒か並んで立っていて、旅籠や、木々の向こうには、青い海面がキラキラ光っている。
とても美しくて、愉しく散歩しようと思っていたけれど、これが甘かった。
玄関ホールで剣を借りながら兵士に敬礼を捧げられたのに始まり、旅籠を出たところで再び、敷地を出たところで三度目、立ち並ぶ高級旅籠を抜けるうちにもひっきりなしに敬礼を捧げられ続け、港周辺の、ぐっと庶民っぽい、けれど活気のある町に降りてきたころには、私は少々精神的に疲弊していた。
傭兵の頃とは決定的に違う。
それを実感させられる。
行軍中、戦闘中はまるで気にならない。私が指揮官だし、私の命令に従ってもらう。いちいち礼がどうしたということに構うことはない。
けれど、戦闘行為が終わると、明らかに「身分の差」というものが強調されるのだ。
准将、というのが相当高位であることは元の世界でもこちらでも同じなのだが、彼らの私への扱いは、「階級の差」だけではなく、「身分の差」によるものが大きいように思う。
ソロウ少将もウルマン少将も、私に対して物凄く丁重だし。そもそも、あれが全てを物語っている。
最上級の敬意。……そしてそれは、グラディウスの姫、公爵の想い人、という立場だからこそのもの。
何だかなぁ、と気持ちがもやもやするけれど、出口や答えのある思いではないから、結局、私は考えないことにした。
考えるな、感じろ、って、いつもオルギールに言われるし。理論が服着て歩いているようなひとだけれど、その彼が言うのだから間違いないんだろう。
お散歩のときくらい、身分とかグラディウスとか忘れなくちゃ。
堂々巡りの思考を頭から追い出したころには、港にほど近い広場に到着していた。
もちろん、そこにもグラディウスの兵士達がたくさんいることに変わりはないものの、貴人の警護につくほどの階級の兵士達ではないらしく、わさわさがやがやたむろって談笑している。
私が平服であるせいか、目が合ってもすぐにそれと認知できないようで、それが何より居心地がよい。
ナンパの声をかけてくるつわものもいたが、それらは適当にスルーしながらてくてく歩いていると、大きな白い天幕が張られているところにたどり着いた。
白い天幕に赤い女神様。三色、三本の剣と、全てに絡みつく金色の蔦。──筆頭公爵の証であり、グラディウス一族の旗が掲げられたそこは、救護所だ。グラディウス軍は、とにかくなんでも三公爵のシンボルカラーでまとめられているから、白地に赤の女神様のこの旗は、グラディウス軍共有の施設に使われている。
邪魔にならない程度に怪我人の慰問でもしようか。
でも、せっかくこのあたりでは面が割れてないのだし、このままひとり歩きを楽しもうか。
──ひとり歩きにしよう。
元来享楽的な私は、自主的にノブレス・オブリージに目覚めることはなく、今ぐらいお忍びでもいいじゃん、と、さして悩むまでもなく結論づけて、天幕から回れ右して遠ざかろうとした、その時。
「──お姫様?」
天幕から出てきたばかりらしい男に、声をかけられた。
やだやだ。まあ、私のこと、知ってるひとは知ってるよね。
諦めの境地で、しかし、しばらくひとりにしておいてくれるよう言っておこうと思いつつ振り返れば、見慣れた顔がそこにあった。
私よりもずっと長い黒髪、褐色の肌。きついけれど表情豊かな、紅玉の瞳。
「……アルフ」
「奇遇だな、お姫様」
それはそれは嬉しそうに目を細めて、彼は言った。
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