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とはいえ、悩んでいる時間はない。
ほぼ同時に私もオルギールもアルフも思ったようで、連れて来させた空馬に捕らえた兵士を乗せると、彼を囲むようにしながらその場を離れることにした。武装解除させた兵士達はその場に置き去りである。口には猿轡(さるぐつわ)、手足は拘束、各々をほとんど隙間なくつないで、人間の団子のようにして転がしておく。
「総督府には誰が残っている?」
馬を走らせながら、オルギールが問いかけた。
「知らん」
答える兵士の声は力はないが素っ気ない。
「俺は雇われただけだ。そして、持ち場を与えられてそこを守っていろと」
「それだけか」
「それだけだ」
「・・・まあいい。とりあえず中へ入るまでお前を連れて行く」
もともと実のある答えは期待していなかったのか、オルギールは淡々と言ってそのまま総督府の長い外壁に沿って歩を進めた。
総督府の入り口はいくつかあるけれど、我々が侵入口として選んだのは、もっとも小さな入口だ。もともと、下働きの者達のための出入り口で、大軍勢を通すことはできないけれど、我々のような少人数が押し込むには適当なところのはずだ。
けれど、その入り口の前には不似合いなほど多量の兵士が集結していた。騎馬のまま近づく我々を目に止めると、一斉に槍を構え、剣を抜く。
「---そこの者達、止まれ!」
「止まれ、下馬せよ!!・・・お前達、!?」
いかにも捕らえられた感のある、悄然とした仲間の兵士を目にして、彼らは瞠目した。
---が、その次の瞬間、無言で切りかかってきたのは、なかなかの反応だった。少なくとも、奇襲直後に相対した兵達よりもずっと覇気がある。
馬上のオルギールに向かって剣を突き出した。
突き出しただけだった。
「!?うわぁ!!!」
「邪魔だ、通せ」
オルギールはいつの間に抜き放ったのか、長剣を手に鋭く命じた。
切っ先から、鮮血が滴り落ちる。切りかかってきた兵士は、目を押さえている。
相変わらず動きが速すぎて、負傷した兵士を見て、切られたのか、とあとから理解するレベルだ。
「・・・通すな!何をしている!?」
痛みに呻き、顔を押さえながらも、男は気丈にも味方を振り返った。
「この人数だ!捕らえて・・・!!・・・ぐわっ!!!」
彼は最後まで言い終えることはできなかった。
片目から血を流した首が、苦悶の形相で宙に飛んだ。
落ちた首は、呆然と馬上を見上げる仲間の兵士達の間にごとりと落ちる。
「邪魔だと言ったろう」
目だけで観念すればよかったものを、と平然と続けると、最前列の兵士達は仲間の首を抱えたまま根が生えたように動くこともできず、転がる首と我々を交互に見つめている。
後ろから見守る私は、これなら威圧だけで武装解除できるかな、と思ったけれど、さすがにそれは甘かった。
「何してる!?仇討ちだ!!剣をとれ!」
気を取り直したらしい他の兵士が、声を上げた。
我に返ったように、次々と武器を取り直す。
我々の前に据えられ、捕らえた兵士は、味方の殺気に怯えたように慌てて両手を振り回した。
「いや、まて、お前ら、俺は・・・わあああ!!!」
槍の一閃とともに、断末魔の悲鳴をあげて、馬上から人質の兵士が転がり落ちた。
ごぼり、と口から一塊の血を吐くと、そのまま動かなくなる。
「・・・おめおめと捕まって、俺らの前に敵を連れてくるとはな。・・・死んで詫びろ」
長槍を突きこんだ男が前に進み出た。
傷だらけの鎧を身に着け、荒んだ眼をした男だ。
問答無用で味方の命を奪った長槍を大切そうに一撫ですると、獰猛な笑みをオルギールと私に向けた。
「グラディウスの奴らか。多勢に無勢だ、大人しく投降しろ」
「寝言は寝て言え、だよ!」
「!!」
威勢のいい声とともにアルフが私の前に馬を割り込ませると、向けられた槍の穂先を一刀のもと切り落とした。
「よくも、貴様!」
無残な槍を捨ててすぐに長剣を抜きはらった男は、がむしゃらにアルフに突きかかってきた。大した剣技ではないようだけれど、首を落とされた仲間、自らが殺めた男、そして得物の槍を失い---それらによって激高している男の斬撃は実力以上に鋭い。
ガン、ガン!と剣を合わせるアルフの表情もわずかに引き締まる。
加勢しようと、兵士達が距離を詰めてくる。
接近戦に、我らだけ騎乗はまずい。
「・・・下馬を!」
私は叫んで、ステラから飛び降りた。この程度の雑兵など恐れるに足りないが、馬を傷つけさせるわけにはゆかない。
突然私が飛び降りたので、不満だったのだろう。ブルル!とステラが鼻息を荒げるのを宥め、耳に口を寄せる。
「逃げて、ステラ!!」
剣の柄でステラの臀部を一度だけ打つと、抗議するように、しかし逆らうことなくヒヒイイイイン!、と高らかにいなないて、黒い疾風のようにステラは駆け去った。
残る彼らも、次々下馬し、馬を逃がす。
見るからに美しい、逞しい軍馬を取り込めようとした兵士もいるにはいるが、荒ぶる馬に触れることもできず、何人かは無駄に蹄に蹴られたのが関の山のようだ。
たちまち、乱戦になった。
囲まれないよう、巧みに外壁を使い、味方同士背を預けながら移動する。数だけは湧いて出るほど多数の兵士達。下馬したアルフは、槍を捨てた兵士と十数合、切り結んだ末に、ようやく利き腕を切り落とし、私の傍らに追いついた。
手こずっちまった、とぼやくアルフだったけれど、それでも、切りかかってくる兵士など子供の相手をするような扱いだ。次々になぎ倒し、前へと進む。
当然、私にも容赦なく剣が向けられ、振り下ろされるけれど、大した技量のない兵士達との乱戦をかいくぐるのは難しくはない。私の強みは、剣技もさることながら、とにかく体力を温存したまま戦うこと。女性と男性では自ずと異なる体力と膂力(りょりょく)を有効に使うには、それを鍛えるのが最優先事項だったから。疲れるほど切り結ぶことだけを避けて、よけて、受け流して、たまに剣を合わせ、最小限の労力で相手の戦闘力をそぐ。
オルギールは圧巻だった。
一秒以上、彼の前に立てる兵士はいないかもしれない。彼の前に到達した次の瞬間、切り倒され、声もなく崩れ落ちる。それでもなお、勇を奮って何人かで一度に剣を向け、討ち取ろうとする兵士が後を絶たないけれど。
・・・扉は、すぐそこだ。
夜間でも出入りがあるため、通常、門扉は施錠されていない。だから、兵士が守っているのだけれど、到達してしまえばこちらのものだ。先頭にたつオルギールは無言で扉を蹴破った。
外壁の中は殺風景な裏庭だった。総督府の裏庭だから広さはそれなりだけれど、身を隠すようなものは何もなく、そこを抜ければ石造りの建物が威容を誇っている。ウル・モンティスの傾斜を利用してたつそれは、横に広い三階建てで、最上階には町を見下ろす露台(バルコニー)がある。
異変を耳にして集まってきた兵士は、見たところ百余り。このままうかうかしていてはその数はもっと増えるばかりだろう。実際、駆けよってくる兵士は後を絶たない。
私は部下を振り返った。
「二手に分かれて。・・・私は二階以上、あなた達は地階を。・・・行け!」
「承知!」
「ご無事で!」
頷くが早いか、ばっ!と我々は左右に飛び離れた。そのまま、わざと互いに距離をとりながら建物めがけて走る。圧倒的多数の兵を前に、六名が三名になっても状況はかわらない。むしろ、眼前の敵を少しでも分散させることが重要だ。エルナンとベニート、それにガイはあえて遠くの入り口を目指してくれるようだ。自然、私とオルギール、アルフは一番近くに目につく扉に向かう。
「追え!」
「捕まえろ、逃がすな!」
口々に言い合いながら数を恃んで立ちはだかる兵士達と切り結び、切り伏せて、我々はひたすら走った。
強いぞ!とか、怯むな、取り囲め!と言う声も聞こえるけれど、そのへんの兵士と我々の技量は違いすぎる。銀色の髪をなびかせて顔色一つ変えず剣を振るう軍神のようなオルギール、不敵な笑みを浮かべたまま次々に兵を斃すアルフ。そして、私。取り囲まれる隙も与えず剣を振るい、前進すれば、ほどなくして目的の扉に到着するかと思われた、まさにその直前。
ビュッ!、と、今までとはまるで異なる力強さで剣が振り下ろされた。
とっさに身を反らし、斬撃を避けながら、剣の主に目を向ければ。
「---お前らでは歯が立たんだろう。---俺が殺る」
見上げるほどの大男が、残忍な笑みを湛えて我々の前に立ち塞がっていた。
ほぼ同時に私もオルギールもアルフも思ったようで、連れて来させた空馬に捕らえた兵士を乗せると、彼を囲むようにしながらその場を離れることにした。武装解除させた兵士達はその場に置き去りである。口には猿轡(さるぐつわ)、手足は拘束、各々をほとんど隙間なくつないで、人間の団子のようにして転がしておく。
「総督府には誰が残っている?」
馬を走らせながら、オルギールが問いかけた。
「知らん」
答える兵士の声は力はないが素っ気ない。
「俺は雇われただけだ。そして、持ち場を与えられてそこを守っていろと」
「それだけか」
「それだけだ」
「・・・まあいい。とりあえず中へ入るまでお前を連れて行く」
もともと実のある答えは期待していなかったのか、オルギールは淡々と言ってそのまま総督府の長い外壁に沿って歩を進めた。
総督府の入り口はいくつかあるけれど、我々が侵入口として選んだのは、もっとも小さな入口だ。もともと、下働きの者達のための出入り口で、大軍勢を通すことはできないけれど、我々のような少人数が押し込むには適当なところのはずだ。
けれど、その入り口の前には不似合いなほど多量の兵士が集結していた。騎馬のまま近づく我々を目に止めると、一斉に槍を構え、剣を抜く。
「---そこの者達、止まれ!」
「止まれ、下馬せよ!!・・・お前達、!?」
いかにも捕らえられた感のある、悄然とした仲間の兵士を目にして、彼らは瞠目した。
---が、その次の瞬間、無言で切りかかってきたのは、なかなかの反応だった。少なくとも、奇襲直後に相対した兵達よりもずっと覇気がある。
馬上のオルギールに向かって剣を突き出した。
突き出しただけだった。
「!?うわぁ!!!」
「邪魔だ、通せ」
オルギールはいつの間に抜き放ったのか、長剣を手に鋭く命じた。
切っ先から、鮮血が滴り落ちる。切りかかってきた兵士は、目を押さえている。
相変わらず動きが速すぎて、負傷した兵士を見て、切られたのか、とあとから理解するレベルだ。
「・・・通すな!何をしている!?」
痛みに呻き、顔を押さえながらも、男は気丈にも味方を振り返った。
「この人数だ!捕らえて・・・!!・・・ぐわっ!!!」
彼は最後まで言い終えることはできなかった。
片目から血を流した首が、苦悶の形相で宙に飛んだ。
落ちた首は、呆然と馬上を見上げる仲間の兵士達の間にごとりと落ちる。
「邪魔だと言ったろう」
目だけで観念すればよかったものを、と平然と続けると、最前列の兵士達は仲間の首を抱えたまま根が生えたように動くこともできず、転がる首と我々を交互に見つめている。
後ろから見守る私は、これなら威圧だけで武装解除できるかな、と思ったけれど、さすがにそれは甘かった。
「何してる!?仇討ちだ!!剣をとれ!」
気を取り直したらしい他の兵士が、声を上げた。
我に返ったように、次々と武器を取り直す。
我々の前に据えられ、捕らえた兵士は、味方の殺気に怯えたように慌てて両手を振り回した。
「いや、まて、お前ら、俺は・・・わあああ!!!」
槍の一閃とともに、断末魔の悲鳴をあげて、馬上から人質の兵士が転がり落ちた。
ごぼり、と口から一塊の血を吐くと、そのまま動かなくなる。
「・・・おめおめと捕まって、俺らの前に敵を連れてくるとはな。・・・死んで詫びろ」
長槍を突きこんだ男が前に進み出た。
傷だらけの鎧を身に着け、荒んだ眼をした男だ。
問答無用で味方の命を奪った長槍を大切そうに一撫ですると、獰猛な笑みをオルギールと私に向けた。
「グラディウスの奴らか。多勢に無勢だ、大人しく投降しろ」
「寝言は寝て言え、だよ!」
「!!」
威勢のいい声とともにアルフが私の前に馬を割り込ませると、向けられた槍の穂先を一刀のもと切り落とした。
「よくも、貴様!」
無残な槍を捨ててすぐに長剣を抜きはらった男は、がむしゃらにアルフに突きかかってきた。大した剣技ではないようだけれど、首を落とされた仲間、自らが殺めた男、そして得物の槍を失い---それらによって激高している男の斬撃は実力以上に鋭い。
ガン、ガン!と剣を合わせるアルフの表情もわずかに引き締まる。
加勢しようと、兵士達が距離を詰めてくる。
接近戦に、我らだけ騎乗はまずい。
「・・・下馬を!」
私は叫んで、ステラから飛び降りた。この程度の雑兵など恐れるに足りないが、馬を傷つけさせるわけにはゆかない。
突然私が飛び降りたので、不満だったのだろう。ブルル!とステラが鼻息を荒げるのを宥め、耳に口を寄せる。
「逃げて、ステラ!!」
剣の柄でステラの臀部を一度だけ打つと、抗議するように、しかし逆らうことなくヒヒイイイイン!、と高らかにいなないて、黒い疾風のようにステラは駆け去った。
残る彼らも、次々下馬し、馬を逃がす。
見るからに美しい、逞しい軍馬を取り込めようとした兵士もいるにはいるが、荒ぶる馬に触れることもできず、何人かは無駄に蹄に蹴られたのが関の山のようだ。
たちまち、乱戦になった。
囲まれないよう、巧みに外壁を使い、味方同士背を預けながら移動する。数だけは湧いて出るほど多数の兵士達。下馬したアルフは、槍を捨てた兵士と十数合、切り結んだ末に、ようやく利き腕を切り落とし、私の傍らに追いついた。
手こずっちまった、とぼやくアルフだったけれど、それでも、切りかかってくる兵士など子供の相手をするような扱いだ。次々になぎ倒し、前へと進む。
当然、私にも容赦なく剣が向けられ、振り下ろされるけれど、大した技量のない兵士達との乱戦をかいくぐるのは難しくはない。私の強みは、剣技もさることながら、とにかく体力を温存したまま戦うこと。女性と男性では自ずと異なる体力と膂力(りょりょく)を有効に使うには、それを鍛えるのが最優先事項だったから。疲れるほど切り結ぶことだけを避けて、よけて、受け流して、たまに剣を合わせ、最小限の労力で相手の戦闘力をそぐ。
オルギールは圧巻だった。
一秒以上、彼の前に立てる兵士はいないかもしれない。彼の前に到達した次の瞬間、切り倒され、声もなく崩れ落ちる。それでもなお、勇を奮って何人かで一度に剣を向け、討ち取ろうとする兵士が後を絶たないけれど。
・・・扉は、すぐそこだ。
夜間でも出入りがあるため、通常、門扉は施錠されていない。だから、兵士が守っているのだけれど、到達してしまえばこちらのものだ。先頭にたつオルギールは無言で扉を蹴破った。
外壁の中は殺風景な裏庭だった。総督府の裏庭だから広さはそれなりだけれど、身を隠すようなものは何もなく、そこを抜ければ石造りの建物が威容を誇っている。ウル・モンティスの傾斜を利用してたつそれは、横に広い三階建てで、最上階には町を見下ろす露台(バルコニー)がある。
異変を耳にして集まってきた兵士は、見たところ百余り。このままうかうかしていてはその数はもっと増えるばかりだろう。実際、駆けよってくる兵士は後を絶たない。
私は部下を振り返った。
「二手に分かれて。・・・私は二階以上、あなた達は地階を。・・・行け!」
「承知!」
「ご無事で!」
頷くが早いか、ばっ!と我々は左右に飛び離れた。そのまま、わざと互いに距離をとりながら建物めがけて走る。圧倒的多数の兵を前に、六名が三名になっても状況はかわらない。むしろ、眼前の敵を少しでも分散させることが重要だ。エルナンとベニート、それにガイはあえて遠くの入り口を目指してくれるようだ。自然、私とオルギール、アルフは一番近くに目につく扉に向かう。
「追え!」
「捕まえろ、逃がすな!」
口々に言い合いながら数を恃んで立ちはだかる兵士達と切り結び、切り伏せて、我々はひたすら走った。
強いぞ!とか、怯むな、取り囲め!と言う声も聞こえるけれど、そのへんの兵士と我々の技量は違いすぎる。銀色の髪をなびかせて顔色一つ変えず剣を振るう軍神のようなオルギール、不敵な笑みを浮かべたまま次々に兵を斃すアルフ。そして、私。取り囲まれる隙も与えず剣を振るい、前進すれば、ほどなくして目的の扉に到着するかと思われた、まさにその直前。
ビュッ!、と、今までとはまるで異なる力強さで剣が振り下ろされた。
とっさに身を反らし、斬撃を避けながら、剣の主に目を向ければ。
「---お前らでは歯が立たんだろう。---俺が殺る」
見上げるほどの大男が、残忍な笑みを湛えて我々の前に立ち塞がっていた。
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