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月が出た。
元の世界のそれよりも大きく感じる。見事な真円。クレーターらしきものも見えるけれど、当然、ウサギの餅つきやカニのハサミなんかは見えず、見たことのない模様だ。そもそも、色も異なっている。燃えるようなオレンジ色。夜空に浮かぶ太陽のようにも見える。
ひそひそとオルギールや近くの兵士と話をしながらウルブスフェルを見下ろしていると、時間のたつのもあっと言う間だ。軽く保存食を食べて水を飲んで、かいばを与えて、馬を労わって。
グラディウス正規軍の封鎖があっても、見たところ大きな動揺はない。出兵から今までそこそこの日にちが経過しているから、精神的にも物理的にもなんらかの備えはしていると考えるべきだろう。見るからにたくさんの傭兵はいるようだが、浮足立っている様子はない。日没から月の出、宵の刻が深まるにつれ、民間人は往来から姿を消し、傭兵達だけが町を闊歩しているように見える。
しいて言えば、港のほうはいくらか騒がしかった。沖合に黒々と見える島、「海の民」の本拠地からこちらの本土に向けて、幾重にも横並びに投錨する船の篝火が鎖のように連なっている。約定どおり、海上封鎖は厳重に行われているようで、それに気づいたひとびとが、海を渡れず、待ち人は来ず、荷の往来もストップしているため声を上げているのだろう。とはいえ、それも夜が更けるにつれ収まりつつあるようだ。
傭兵達は秩序なく群れているわけではないらしい。町を制圧するために押さえておくべき箇所に集中していると思われる。両替商等の金融機関、武器庫、富裕層の邸宅、そして、山肌に沿って立つ総督府。あらかじめ、目星をつけた地点ばかり。読み通り。予測通り。
「------予測通りで気味が悪いくらい」
うっかり、私は口に出してしまった。
戦い前に微妙な発言だ。隊のトップが言うことではないから、内心しまったなと思っていると、
「ここまでは、そうでなくては困りますからね」
オルギールが後を引き取ってくれた。
「ここから先は、‘予測通り’ではない事態も‘予測’しておくべきでしょうけれど」
「例えば?」
「真の首謀者を見誤らないように」
「・・・なるほど」
兵士達が聞き耳を立てている。だから、私もオルギールもそれ以上を言わないことにした。
オルギールも、何かを感じている。おそらく、私と同じことを。
傭兵をやっていた時からつくづく思うのだけれど、武芸を極めると、感覚が鋭敏になるというか、第六感、のようなものが働くような気がする。もちろん、勝利の基本中の基本、勝利の構成要件は正確で緻密な情報収集、下準備、正しい用兵が何よりも重要なのだけれど、時として、「勘」としか言いようのないものが、生死や戦局を左右することがある。何事もなければそれに越したことはない。杞憂ならいい。でも、何か、気になる。
私はオルギールと黙って目を見交わした。
「准将閣下」
響きのいいバリトンとともに、アルフが歩み寄ってきた。
静かな声だ。柄が悪くて直情径行気味に見える彼だけれど、いざとなれば、いくらでも静かに、優雅にさえふるまえるひとだとわかっている。
実際、身に着けた甲冑の音すらほとんど聞こえなかった。
「隊長、何か?」
「・・・やつら、予測通りの守備を固めているようですが」
アルフは町のほうに顎をしゃくってみせた。
「なんとなく、こう・・・言葉にしろと言われると難しいんだが。・・・つまり」
彼はわずかばかり渋面を作ってみせたのち、
「・・・ようは、俺とあと残り三名、准将閣下の傍にいることをお許し願いたい」
結局、枝葉を取っ払って、簡潔に言った。
何を言い出すかと思えば。
「准将閣下と大佐殿。・・・強いのは承知しているが、お二人が受け持つ区域は広いから、もう少し人数を割くべきかと思って」
つまり、アルフは、言葉を選んではいるけれど、私を心配してくれているのだ。隊は「別動隊」であって、決して私の「親衛隊」ではないから、表立って私を守る、と断言はできないのだろう。
アルフも、たぶん「何か」を感じている。だから、このようなことを作戦開始直前になっても言ってくる。
オルギールはどう思うかな?とちらりと横を見ると、いつになく黙ってアルフの言葉に耳を傾けている。
「・・・隊長の提案、道理かと思いますが、准将閣下のお考えは?」
なんと、珍しくアルフに同意をしている。こうしましょう、と言わないのは、私が隊のトップだから私の考えで決断すべし、ということなのだろう。
「・・・提案のとおりに。・・・隊長、宜しく頼みます」
「心得た」
アルフはほんの少しだけ目元を緩めて、私に笑んで見せた。そして、とてもきれいな騎士の礼をとると、踵を返して、ガイ、ベニート、エルナン!俺らは准将の後ろだ!とあとの三人に意気揚々と声をかける。
その様子を見るともなしに眺めながら、私はオルギールの袖をひき、少し屈んでもらって、
「あなたが、アルフの意見をすんなり聞くなんて」
と我慢できずに言ってしまった。他の兵士達に聞こえないよう、できるだけ声を潜めて。
オルギールは、私のほうに耳を傾けた体勢のまま、ちろりと流し目を向ける。
片頬に月の光を浴びて、銀色の髪を揺らす彼は夢幻の美しさだ。こんな時でも。
「是々非々ですよ。・・・見くびらないで頂きたいものです」
「見くびってはいないけれど。・・・驚いたの」
「まあ、滅多にないことですけれどね」
彼は肩をすくめて、月を見上げた。
------満月が、中天に達した。
ざっ!と無言で全員が騎乗する。
オルギールが、鏑矢をつがえ、強弓を町の上空に向かって引き絞る。
ビョオオオオオオオッ!と夜の空気を切り裂くように、鏑矢がうなりを上げて解き放たれた。
長鳴りする矢の音が止まぬうちに。
一斉に、矢衾(やぶすま)を作って、目当ての武器庫に向けて火矢を打ち込む。
同時に、ゆるゆると夜営しているばかりに見えた、城壁外のグラディウス正規軍も、一気に松明に火を灯す。城壁を縛る、光の蛇のようだ。威嚇するためだけに放り出してあったかに見えた破城槌(はじょうつい)が、本来の目的をもって、勢いよく城門前に引き据えられる。
風に乗って聞こえる、悲鳴と怒号。
私は腕を上げ、振り下ろした。
「突撃!---作戦を遂行せよ!」
元の世界のそれよりも大きく感じる。見事な真円。クレーターらしきものも見えるけれど、当然、ウサギの餅つきやカニのハサミなんかは見えず、見たことのない模様だ。そもそも、色も異なっている。燃えるようなオレンジ色。夜空に浮かぶ太陽のようにも見える。
ひそひそとオルギールや近くの兵士と話をしながらウルブスフェルを見下ろしていると、時間のたつのもあっと言う間だ。軽く保存食を食べて水を飲んで、かいばを与えて、馬を労わって。
グラディウス正規軍の封鎖があっても、見たところ大きな動揺はない。出兵から今までそこそこの日にちが経過しているから、精神的にも物理的にもなんらかの備えはしていると考えるべきだろう。見るからにたくさんの傭兵はいるようだが、浮足立っている様子はない。日没から月の出、宵の刻が深まるにつれ、民間人は往来から姿を消し、傭兵達だけが町を闊歩しているように見える。
しいて言えば、港のほうはいくらか騒がしかった。沖合に黒々と見える島、「海の民」の本拠地からこちらの本土に向けて、幾重にも横並びに投錨する船の篝火が鎖のように連なっている。約定どおり、海上封鎖は厳重に行われているようで、それに気づいたひとびとが、海を渡れず、待ち人は来ず、荷の往来もストップしているため声を上げているのだろう。とはいえ、それも夜が更けるにつれ収まりつつあるようだ。
傭兵達は秩序なく群れているわけではないらしい。町を制圧するために押さえておくべき箇所に集中していると思われる。両替商等の金融機関、武器庫、富裕層の邸宅、そして、山肌に沿って立つ総督府。あらかじめ、目星をつけた地点ばかり。読み通り。予測通り。
「------予測通りで気味が悪いくらい」
うっかり、私は口に出してしまった。
戦い前に微妙な発言だ。隊のトップが言うことではないから、内心しまったなと思っていると、
「ここまでは、そうでなくては困りますからね」
オルギールが後を引き取ってくれた。
「ここから先は、‘予測通り’ではない事態も‘予測’しておくべきでしょうけれど」
「例えば?」
「真の首謀者を見誤らないように」
「・・・なるほど」
兵士達が聞き耳を立てている。だから、私もオルギールもそれ以上を言わないことにした。
オルギールも、何かを感じている。おそらく、私と同じことを。
傭兵をやっていた時からつくづく思うのだけれど、武芸を極めると、感覚が鋭敏になるというか、第六感、のようなものが働くような気がする。もちろん、勝利の基本中の基本、勝利の構成要件は正確で緻密な情報収集、下準備、正しい用兵が何よりも重要なのだけれど、時として、「勘」としか言いようのないものが、生死や戦局を左右することがある。何事もなければそれに越したことはない。杞憂ならいい。でも、何か、気になる。
私はオルギールと黙って目を見交わした。
「准将閣下」
響きのいいバリトンとともに、アルフが歩み寄ってきた。
静かな声だ。柄が悪くて直情径行気味に見える彼だけれど、いざとなれば、いくらでも静かに、優雅にさえふるまえるひとだとわかっている。
実際、身に着けた甲冑の音すらほとんど聞こえなかった。
「隊長、何か?」
「・・・やつら、予測通りの守備を固めているようですが」
アルフは町のほうに顎をしゃくってみせた。
「なんとなく、こう・・・言葉にしろと言われると難しいんだが。・・・つまり」
彼はわずかばかり渋面を作ってみせたのち、
「・・・ようは、俺とあと残り三名、准将閣下の傍にいることをお許し願いたい」
結局、枝葉を取っ払って、簡潔に言った。
何を言い出すかと思えば。
「准将閣下と大佐殿。・・・強いのは承知しているが、お二人が受け持つ区域は広いから、もう少し人数を割くべきかと思って」
つまり、アルフは、言葉を選んではいるけれど、私を心配してくれているのだ。隊は「別動隊」であって、決して私の「親衛隊」ではないから、表立って私を守る、と断言はできないのだろう。
アルフも、たぶん「何か」を感じている。だから、このようなことを作戦開始直前になっても言ってくる。
オルギールはどう思うかな?とちらりと横を見ると、いつになく黙ってアルフの言葉に耳を傾けている。
「・・・隊長の提案、道理かと思いますが、准将閣下のお考えは?」
なんと、珍しくアルフに同意をしている。こうしましょう、と言わないのは、私が隊のトップだから私の考えで決断すべし、ということなのだろう。
「・・・提案のとおりに。・・・隊長、宜しく頼みます」
「心得た」
アルフはほんの少しだけ目元を緩めて、私に笑んで見せた。そして、とてもきれいな騎士の礼をとると、踵を返して、ガイ、ベニート、エルナン!俺らは准将の後ろだ!とあとの三人に意気揚々と声をかける。
その様子を見るともなしに眺めながら、私はオルギールの袖をひき、少し屈んでもらって、
「あなたが、アルフの意見をすんなり聞くなんて」
と我慢できずに言ってしまった。他の兵士達に聞こえないよう、できるだけ声を潜めて。
オルギールは、私のほうに耳を傾けた体勢のまま、ちろりと流し目を向ける。
片頬に月の光を浴びて、銀色の髪を揺らす彼は夢幻の美しさだ。こんな時でも。
「是々非々ですよ。・・・見くびらないで頂きたいものです」
「見くびってはいないけれど。・・・驚いたの」
「まあ、滅多にないことですけれどね」
彼は肩をすくめて、月を見上げた。
------満月が、中天に達した。
ざっ!と無言で全員が騎乗する。
オルギールが、鏑矢をつがえ、強弓を町の上空に向かって引き絞る。
ビョオオオオオオオッ!と夜の空気を切り裂くように、鏑矢がうなりを上げて解き放たれた。
長鳴りする矢の音が止まぬうちに。
一斉に、矢衾(やぶすま)を作って、目当ての武器庫に向けて火矢を打ち込む。
同時に、ゆるゆると夜営しているばかりに見えた、城壁外のグラディウス正規軍も、一気に松明に火を灯す。城壁を縛る、光の蛇のようだ。威嚇するためだけに放り出してあったかに見えた破城槌(はじょうつい)が、本来の目的をもって、勢いよく城門前に引き据えられる。
風に乗って聞こえる、悲鳴と怒号。
私は腕を上げ、振り下ろした。
「突撃!---作戦を遂行せよ!」
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