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魔法少女の新婚旅行編
第127話 海底ダンジョンでマンマーの違法建築を見た!
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石垣島の海底はすごく綺麗なのだ。
ダンジョンが発生したって言うけど、ダイビングの醍醐味は味わいたいねー。
「うううっ、緊張してきたッス! っていうか武器とかなんも持ってきてないッスよー!」
「はい、シロコちゃんこれ使ってよー」
「あっ、どうもッス! ゆくいちゃん、これなんスか?」
「先端がゴムの銛。漁師の免許持って無いから安全なので配信しないとねー」
「ひぃー、そ、そんなもので戦えるッスかー!?」
※『ガチガチだw』『久々配信だもんなあ』『がんばれー!』
お肉どもの声援も暖かい。
「大丈夫大丈夫! シロコだって現役の時、ラーフで戦ってたじゃん! この国は銃刀法あるからね! 配信者は安全なおもちゃで戦うのが基本!」
「いやいやいや、先輩は魔法を使ってるじゃないッスかー!」
「あれも魔力のない一般人にはそこまで効果がないよ!」
極めると全然効果あるけど、黙っていよう!
綺麗な海の中を進んでいくと、突然透明度が下がるゾーンがあるね。
ここがダンジョンかな?
『明らかにダンジョンですねー。嫌ですねー。美しい海にこんなものを生み出すなんて……。異世界から侵略して来た悪しき超存在の気配を感じます』
「マリンナ具体的だなー。まるで魔王かなんかがこの事態の根源みたいな」
ははは、そんなマンガみたいなこと。
ダンジョンに突入したスパイスたち。
今まではカラフルな南洋の魚たちがいたのに、急にモンスターみたいな魚が泳ぎ回ってるじゃん。
「ひえーっ! 大変ッス!! こ、こんな恐ろしいものが海底にー!」
「そうだねー。パッと見た感じはそうなんだけどー、よくあることでー」
「おやー? ゆくいちゃんの返答の歯切れが悪いぞー」
「まー、見れば分かるさーってことで……!」
どういうことかなーと思ったら、すぐに理解できたのだった。
なんか、ダンジョン化した水底は岩礁があちこち突き出して、確かに迷路みたいになっている。
空中に浮かんでいる岩場もあり、そこからはウツボみたいなモンスターが顔を出したり引っ込めたり。
それを避けて進んでいくわけだけど……。
『もがーっ!!』
おっと!
ウツボモンスターが通せんばだ!
「ひーっ! これと接近戦は無理ッス~!」
「これは、ばーとスパイスちゃんで!」
「うーっし、行こっか! マリンナ、魔法並べて!」
『了解です。うふふ……海の中なら私は無敵……。このメイルシュトロームなんかどうですか? 周囲一帯を渦の中に飲み込む水中最大級の魔法の一つで』
「いきなり開示する魔法が強力過ぎない!? 他の魔導書はもっともったいぶってるけど!」
『力を超えた魔法を使うにはちょっとだけ人間性を捧げていただければ……』
※『あぶなーい!』『やっぱヤバイよこの魔導書w』『誘いの乗ったらいかん!』
「ほんとにねー。マリンナ、スパイスの実力でできる範囲で行こうねー」
『うう、誘いに乗らない主様です。手強い……。こちらなら実力相応です』
ということで……。
「いくぞー! コーラルミサイル! さらにスクイード・インク!」
サンゴを撃ち出す魔法と同時に、イカ墨で煙幕!
発射された対象を視認できないウツボモンスターに、煙幕を突き破ってサンゴがぶち当たるのだ!
『ウグワーッ!!』
そこへ、素早く回り込んだゆくいちゃんがラーフで射撃!
ウツボモンスターが光になって消えてしまった。
ダンジョンコアの欠片がポロッと落ちる。
「はい、コアはゆくいちゃんのね」
「にぃふぁいゆー(ありがとう)! 荒れちゃった海の底を立て直すからねえ」
うんうん、石垣島を守る配信者も大変だ!
そして、ずっと後ろでガクブルしていたシロコ。
「これは鍛え直さないと……」
「ひえーっ」
「まあ、今回は扱い慣れない銛だったからね! 次回はラーフでやっていこうねえ」
「はっ、はぁいぃ」
※『スパイスちゃんの圧w』『先輩としての指導だ!』『やっぱブランクがなあ』『ここはシロコ復活配信しか』
それしかないねー。
そんな会話をしていたら、状況は大きく変化したみたいだった。
ウツボモンスターが消えた向こうに、イビツな凸凹した建築物が幾つか出現したのだ。
これを見たゆくいちゃんが怒った。
「あーっ、やっぱりー!! んもーっ!! ダメだって何回も言ってるのにー!!」
「知り合い?」
「知り合いになっちゃった」
どうやらダンジョンを発生させまくる系の人がいるようだ。
「異世界人かな? いや、多分そうでしょ」
※『ゆくいちゃんのアーカイブ見ると分かるぞw』『果てしなき戦いなーw』『大いなる茶番劇』『もしやスパイスちゃんご存知ないのですか!』
なんだなんだ!?
みんなご存知なのか!?
何が起こっていたんだー!
ゆくいちゃんが、「コラーッ!!」と怒りながら突進していく。
そうしたら、建造物から次々と彼らが顔を出した。
頭が魚、体は人間……。
マーマン?
いや、マーマンとは逆のこいつらは……。
※マルチョウ『マンマーですね……! きら星はづきさんの配信で発見された敵対的な異種族のはずですが、最近は割と話せば分かるし利害が一致すると共闘も可能ということが分かってきました』『ほえー』『異種族も色々だねえ』
『マタキタ』『ナンデワカルンダロウ』『イヤダナー』
マンマーたちは無表情な魚の顔なのに、うんざりしているのが分かる。
ゆくいちゃんが彼らの前で、腰に手を当てて「んもー!! いっつも言ってるでしょー! 近くにダンジョン作ったらならんってー!」
マンマーは、『アッハイ』『ハイ』『ソウッスネ』とかペコペコしている。
「すごくフレンドリーなんだけど、過去にどういう関係があったの!?」
※『ゆくいちゃんにやられっぱなしじゃんw』『マンマーが可愛く見えてくる』『あれね、海の大魔将の眷属が生き残ってて、マンマーを襲ってたやつをゆくいちゃんが頑張ってね、この辺りの配信者を集めて協力して、眷属を倒したんだよ』『そこからマンマーはゆくいちゃんに頭上がらないんだよな』
「なるほどー!! 義理堅いんだねえ。やっぱ、海はそういう人間関係ちゃんとしてないと生き残れない厳しい世界だもんねー」
マンマーが寄り集まって建築をすると、勝手に周りがダンジョン化するらしく……。
ゆくいちゃんが、「一定距離を取って建築してね! これは違法建築さー」みたいなお説教をしているのだった。
異種族も、法からは逃れられないんだなあ。
世知辛い!
ダンジョンが発生したって言うけど、ダイビングの醍醐味は味わいたいねー。
「うううっ、緊張してきたッス! っていうか武器とかなんも持ってきてないッスよー!」
「はい、シロコちゃんこれ使ってよー」
「あっ、どうもッス! ゆくいちゃん、これなんスか?」
「先端がゴムの銛。漁師の免許持って無いから安全なので配信しないとねー」
「ひぃー、そ、そんなもので戦えるッスかー!?」
※『ガチガチだw』『久々配信だもんなあ』『がんばれー!』
お肉どもの声援も暖かい。
「大丈夫大丈夫! シロコだって現役の時、ラーフで戦ってたじゃん! この国は銃刀法あるからね! 配信者は安全なおもちゃで戦うのが基本!」
「いやいやいや、先輩は魔法を使ってるじゃないッスかー!」
「あれも魔力のない一般人にはそこまで効果がないよ!」
極めると全然効果あるけど、黙っていよう!
綺麗な海の中を進んでいくと、突然透明度が下がるゾーンがあるね。
ここがダンジョンかな?
『明らかにダンジョンですねー。嫌ですねー。美しい海にこんなものを生み出すなんて……。異世界から侵略して来た悪しき超存在の気配を感じます』
「マリンナ具体的だなー。まるで魔王かなんかがこの事態の根源みたいな」
ははは、そんなマンガみたいなこと。
ダンジョンに突入したスパイスたち。
今まではカラフルな南洋の魚たちがいたのに、急にモンスターみたいな魚が泳ぎ回ってるじゃん。
「ひえーっ! 大変ッス!! こ、こんな恐ろしいものが海底にー!」
「そうだねー。パッと見た感じはそうなんだけどー、よくあることでー」
「おやー? ゆくいちゃんの返答の歯切れが悪いぞー」
「まー、見れば分かるさーってことで……!」
どういうことかなーと思ったら、すぐに理解できたのだった。
なんか、ダンジョン化した水底は岩礁があちこち突き出して、確かに迷路みたいになっている。
空中に浮かんでいる岩場もあり、そこからはウツボみたいなモンスターが顔を出したり引っ込めたり。
それを避けて進んでいくわけだけど……。
『もがーっ!!』
おっと!
ウツボモンスターが通せんばだ!
「ひーっ! これと接近戦は無理ッス~!」
「これは、ばーとスパイスちゃんで!」
「うーっし、行こっか! マリンナ、魔法並べて!」
『了解です。うふふ……海の中なら私は無敵……。このメイルシュトロームなんかどうですか? 周囲一帯を渦の中に飲み込む水中最大級の魔法の一つで』
「いきなり開示する魔法が強力過ぎない!? 他の魔導書はもっともったいぶってるけど!」
『力を超えた魔法を使うにはちょっとだけ人間性を捧げていただければ……』
※『あぶなーい!』『やっぱヤバイよこの魔導書w』『誘いの乗ったらいかん!』
「ほんとにねー。マリンナ、スパイスの実力でできる範囲で行こうねー」
『うう、誘いに乗らない主様です。手強い……。こちらなら実力相応です』
ということで……。
「いくぞー! コーラルミサイル! さらにスクイード・インク!」
サンゴを撃ち出す魔法と同時に、イカ墨で煙幕!
発射された対象を視認できないウツボモンスターに、煙幕を突き破ってサンゴがぶち当たるのだ!
『ウグワーッ!!』
そこへ、素早く回り込んだゆくいちゃんがラーフで射撃!
ウツボモンスターが光になって消えてしまった。
ダンジョンコアの欠片がポロッと落ちる。
「はい、コアはゆくいちゃんのね」
「にぃふぁいゆー(ありがとう)! 荒れちゃった海の底を立て直すからねえ」
うんうん、石垣島を守る配信者も大変だ!
そして、ずっと後ろでガクブルしていたシロコ。
「これは鍛え直さないと……」
「ひえーっ」
「まあ、今回は扱い慣れない銛だったからね! 次回はラーフでやっていこうねえ」
「はっ、はぁいぃ」
※『スパイスちゃんの圧w』『先輩としての指導だ!』『やっぱブランクがなあ』『ここはシロコ復活配信しか』
それしかないねー。
そんな会話をしていたら、状況は大きく変化したみたいだった。
ウツボモンスターが消えた向こうに、イビツな凸凹した建築物が幾つか出現したのだ。
これを見たゆくいちゃんが怒った。
「あーっ、やっぱりー!! んもーっ!! ダメだって何回も言ってるのにー!!」
「知り合い?」
「知り合いになっちゃった」
どうやらダンジョンを発生させまくる系の人がいるようだ。
「異世界人かな? いや、多分そうでしょ」
※『ゆくいちゃんのアーカイブ見ると分かるぞw』『果てしなき戦いなーw』『大いなる茶番劇』『もしやスパイスちゃんご存知ないのですか!』
なんだなんだ!?
みんなご存知なのか!?
何が起こっていたんだー!
ゆくいちゃんが、「コラーッ!!」と怒りながら突進していく。
そうしたら、建造物から次々と彼らが顔を出した。
頭が魚、体は人間……。
マーマン?
いや、マーマンとは逆のこいつらは……。
※マルチョウ『マンマーですね……! きら星はづきさんの配信で発見された敵対的な異種族のはずですが、最近は割と話せば分かるし利害が一致すると共闘も可能ということが分かってきました』『ほえー』『異種族も色々だねえ』
『マタキタ』『ナンデワカルンダロウ』『イヤダナー』
マンマーたちは無表情な魚の顔なのに、うんざりしているのが分かる。
ゆくいちゃんが彼らの前で、腰に手を当てて「んもー!! いっつも言ってるでしょー! 近くにダンジョン作ったらならんってー!」
マンマーは、『アッハイ』『ハイ』『ソウッスネ』とかペコペコしている。
「すごくフレンドリーなんだけど、過去にどういう関係があったの!?」
※『ゆくいちゃんにやられっぱなしじゃんw』『マンマーが可愛く見えてくる』『あれね、海の大魔将の眷属が生き残ってて、マンマーを襲ってたやつをゆくいちゃんが頑張ってね、この辺りの配信者を集めて協力して、眷属を倒したんだよ』『そこからマンマーはゆくいちゃんに頭上がらないんだよな』
「なるほどー!! 義理堅いんだねえ。やっぱ、海はそういう人間関係ちゃんとしてないと生き残れない厳しい世界だもんねー」
マンマーが寄り集まって建築をすると、勝手に周りがダンジョン化するらしく……。
ゆくいちゃんが、「一定距離を取って建築してね! これは違法建築さー」みたいなお説教をしているのだった。
異種族も、法からは逃れられないんだなあ。
世知辛い!
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