29 / 173
第一部:都市国家アドポリスの冒険 5
第25話 カトブレパス対処法 その5
しおりを挟む
動きの鈍ったカトブレパスの側面に回り込む。
俺はスリングを腕に巻き付けつつ、斧を取り出した。
「筋力強化っと」
簡易な強化魔法を使用。
これで俺の力は三割増しくらいになる。
冒険者の中では、標準程度の腕力しかない俺だ。
だが、三割も増せばかなりのものになる。
「そいっ!」
持っていた派手な布を、カトブレパスの目の前に投げつけた。
『ぶもおっ!?』
モンスターが布を目で追う。
ちょうどいい具合に、風が布を運んでくれた。
目だけでは足りず、首まで使って布を追うカトブレパス。
そして、首がむき出しになった。
「────ッ!!」
俺は声を上げず、しかし満身の力を込めて斧を振り下ろした。
カトブレパスの長い首に、斧が半分ほど食い込む。
『ぶもおおおお────ッ!!』
カトブレパスがのたうった。
俺は素早く斧を手放し、モンスターからも距離を取る。
激痛のあまり、カトブレパスは狂乱状態だ。
打ち込んだ斧の場所からは、どろどろとした血が流れ出している。
「カトブレパスの弱点は、あの長く伸びた首だ。あれを断ち切れば容易に倒すことができる。面倒な相手だけど、手順を踏めばそう恐ろしいことはない」
暴れるカトブレパスを見ながら、俺は待った。
ここで無理に攻める必要はない。
相手はもう死に体なのだ。
「センセエ! スリングしなくていいですか!」
「その辺りの石を拾って投げつけてもいいけど、やけになったカトブレパスが突撃してくるかも知れない。ここは待とう!」
「はいです!」
足を石化されているため、逃げ去ることもできず、カトブレパスが暴れる。
その巨体が、沼へと近づいていった。
「あ、いけない」
石化した足が沼地に落ちる。
すると、カトブレパスの巨体を支えられず、沼の底へとずぶずぶ沈んでいくではないか。
「クルミ、トウガラシ弾を俺に投げてくれ!」
「いいですか!?」
「いいよ!」
すると、狙いは正確。
クルミのトウガラシ弾が届いた。
飛来したこれを、俺は展開したスリングでキャッチする。
弾を割らないくらいの強さで受け止めるのは、ちょっとしたコツがいるのだ。
俺を中継すれば、弾はカトブレパスの目の位置を狙えるようになる。
「それっ」
弾を即座に放った。
カトブレパスの目玉に、トウガラシ弾が炸裂する。
『ぶもおおおおお!!』
首を持ち上げて吠えるカトブレパス。
その首から流れる血が増している。
明らかに、動きが鈍くなってきた。
俺は沼地に入りながら、突き刺さった斧に手をかけた。
「うりゃっ!!」
斧を引っこ抜く。
そして、再び全力で、さっきまで斧が刺さっていた場所を斬りつけるのだ。
二度、三度。
四度目で、カトブレパスの首が落ちた。
「このまま沼に沈めてしまったら、もったいないところだった……。カトブレパスは全身が呪いの特効薬なんだ」
俺はいそいそと、首を回収した。
胴体は大きすぎる。
より効果が高い、心臓などの部分だけを持ち帰るのがいいだろうか。
俺が考えながら戻ってくると、Bランクパーティの戦士は呆然としていた。
「そんな……。俺達が全滅したモンスターを、たった二人で……。しかも、剣も魔法も使わないで……」
「斧は使ったけどね。言ったろう。大事なのは知識と準備だ。強力なモンスターは、対処が面倒だから強力だと言われているのさ。高ランクの敵を狙うなら、徹底的にそいつについて調べておいたほうがいい」
「はい……!」
戦士が俺を、キラキラした目で見つめる。
尊敬の色を感じる……!
俺はそういう目で見られることに慣れていないのだ。
「よ、よーし、君、手伝ってくれ! カトブレパスを解体するぞ。ある程度回収できれば、仲間達の蘇生費用になるかもしれない」
「仲間は助かるんですか!?」
すっかりですます口調になっている戦士。
「死んでから日が浅ければね。だが、カトブレパスにしろ、死体にしろ、持ち帰るのが大変だ」
幸い、カトブレパスは草食性。
死体はその辺りに転がっていて、特に傷んだ様子もない。
さて、どうやって持ち帰ったものか……。
『わふん』
俺の肩を、大きな肉球がぽふぽふと叩いた。
「ああー……。そう言えば君がいたなあ。規格外のモンスターが一匹、身内に」
『わん』
そう言うわけで、ブランが引けるソリのようなものを作り、これを引かせることにしたのだった。
死体とカトブレパスが運べればそれでいい。
アドポリスまで、ソリが持つかどうかだけが心配だな。
俺は戦士を従えて、カトブレパスを解体した。
血まみれになってしまう。
本当に、沼沢地で良かった。
「オースさん、解体までできるんですね……!」
「センセエは何でもできるです!」
「ショーナウンのやつに、雑用は何でもやらされたからね。すっかり慣れてしまったよ」
バフを掛け直せば、解体に必要な膂力も補える。
みるみるカトブレパスはバラバラになり、俺はその中から、心臓を選びだした。
カトブレパスの心臓は、半分肉、半分結晶のようになっている。
この結晶を少し削って、Bランクパーティの死体に振りかける。
すると、彼らの土気色をした肌が、すこしだけ白くなった。
「なんですかそれ!?」
「死の呪いをちょっとだけ中和したんだ。呪いを使うモンスターは、その呪いを自らが受けないための器官を体内に持ってる。カトブレパスも一緒だね。蘇生の成功しやすさを上げるため、ちょっとしたおまじないみたいなもんさ。さあ、次はソリだ!」
俺と戦士で、近くの樹を切り倒し、雑に縛り上げて繋げる。
「へえー! これがソリですか! クルミ、初めて見たです!」
「いや、ソリというか丸太を並べただけのものになったな」
時間制限がある中で、ソリを作るのは無茶だったな。
死体とカトブレパスが腐る前に運ばねばならないのだから、こんなもんだろう。
これをロープで縛り、ブランにくくりつける。
ソリには戦士も乗り込んだ。
「よし、行くぞブラン! 冒険の街アドポリスへ戻るんだ!」
『わおーん!!』
ブランは高らかに雄叫びを上げると、疾走し始めたのだった。
俺はスリングを腕に巻き付けつつ、斧を取り出した。
「筋力強化っと」
簡易な強化魔法を使用。
これで俺の力は三割増しくらいになる。
冒険者の中では、標準程度の腕力しかない俺だ。
だが、三割も増せばかなりのものになる。
「そいっ!」
持っていた派手な布を、カトブレパスの目の前に投げつけた。
『ぶもおっ!?』
モンスターが布を目で追う。
ちょうどいい具合に、風が布を運んでくれた。
目だけでは足りず、首まで使って布を追うカトブレパス。
そして、首がむき出しになった。
「────ッ!!」
俺は声を上げず、しかし満身の力を込めて斧を振り下ろした。
カトブレパスの長い首に、斧が半分ほど食い込む。
『ぶもおおおお────ッ!!』
カトブレパスがのたうった。
俺は素早く斧を手放し、モンスターからも距離を取る。
激痛のあまり、カトブレパスは狂乱状態だ。
打ち込んだ斧の場所からは、どろどろとした血が流れ出している。
「カトブレパスの弱点は、あの長く伸びた首だ。あれを断ち切れば容易に倒すことができる。面倒な相手だけど、手順を踏めばそう恐ろしいことはない」
暴れるカトブレパスを見ながら、俺は待った。
ここで無理に攻める必要はない。
相手はもう死に体なのだ。
「センセエ! スリングしなくていいですか!」
「その辺りの石を拾って投げつけてもいいけど、やけになったカトブレパスが突撃してくるかも知れない。ここは待とう!」
「はいです!」
足を石化されているため、逃げ去ることもできず、カトブレパスが暴れる。
その巨体が、沼へと近づいていった。
「あ、いけない」
石化した足が沼地に落ちる。
すると、カトブレパスの巨体を支えられず、沼の底へとずぶずぶ沈んでいくではないか。
「クルミ、トウガラシ弾を俺に投げてくれ!」
「いいですか!?」
「いいよ!」
すると、狙いは正確。
クルミのトウガラシ弾が届いた。
飛来したこれを、俺は展開したスリングでキャッチする。
弾を割らないくらいの強さで受け止めるのは、ちょっとしたコツがいるのだ。
俺を中継すれば、弾はカトブレパスの目の位置を狙えるようになる。
「それっ」
弾を即座に放った。
カトブレパスの目玉に、トウガラシ弾が炸裂する。
『ぶもおおおおお!!』
首を持ち上げて吠えるカトブレパス。
その首から流れる血が増している。
明らかに、動きが鈍くなってきた。
俺は沼地に入りながら、突き刺さった斧に手をかけた。
「うりゃっ!!」
斧を引っこ抜く。
そして、再び全力で、さっきまで斧が刺さっていた場所を斬りつけるのだ。
二度、三度。
四度目で、カトブレパスの首が落ちた。
「このまま沼に沈めてしまったら、もったいないところだった……。カトブレパスは全身が呪いの特効薬なんだ」
俺はいそいそと、首を回収した。
胴体は大きすぎる。
より効果が高い、心臓などの部分だけを持ち帰るのがいいだろうか。
俺が考えながら戻ってくると、Bランクパーティの戦士は呆然としていた。
「そんな……。俺達が全滅したモンスターを、たった二人で……。しかも、剣も魔法も使わないで……」
「斧は使ったけどね。言ったろう。大事なのは知識と準備だ。強力なモンスターは、対処が面倒だから強力だと言われているのさ。高ランクの敵を狙うなら、徹底的にそいつについて調べておいたほうがいい」
「はい……!」
戦士が俺を、キラキラした目で見つめる。
尊敬の色を感じる……!
俺はそういう目で見られることに慣れていないのだ。
「よ、よーし、君、手伝ってくれ! カトブレパスを解体するぞ。ある程度回収できれば、仲間達の蘇生費用になるかもしれない」
「仲間は助かるんですか!?」
すっかりですます口調になっている戦士。
「死んでから日が浅ければね。だが、カトブレパスにしろ、死体にしろ、持ち帰るのが大変だ」
幸い、カトブレパスは草食性。
死体はその辺りに転がっていて、特に傷んだ様子もない。
さて、どうやって持ち帰ったものか……。
『わふん』
俺の肩を、大きな肉球がぽふぽふと叩いた。
「ああー……。そう言えば君がいたなあ。規格外のモンスターが一匹、身内に」
『わん』
そう言うわけで、ブランが引けるソリのようなものを作り、これを引かせることにしたのだった。
死体とカトブレパスが運べればそれでいい。
アドポリスまで、ソリが持つかどうかだけが心配だな。
俺は戦士を従えて、カトブレパスを解体した。
血まみれになってしまう。
本当に、沼沢地で良かった。
「オースさん、解体までできるんですね……!」
「センセエは何でもできるです!」
「ショーナウンのやつに、雑用は何でもやらされたからね。すっかり慣れてしまったよ」
バフを掛け直せば、解体に必要な膂力も補える。
みるみるカトブレパスはバラバラになり、俺はその中から、心臓を選びだした。
カトブレパスの心臓は、半分肉、半分結晶のようになっている。
この結晶を少し削って、Bランクパーティの死体に振りかける。
すると、彼らの土気色をした肌が、すこしだけ白くなった。
「なんですかそれ!?」
「死の呪いをちょっとだけ中和したんだ。呪いを使うモンスターは、その呪いを自らが受けないための器官を体内に持ってる。カトブレパスも一緒だね。蘇生の成功しやすさを上げるため、ちょっとしたおまじないみたいなもんさ。さあ、次はソリだ!」
俺と戦士で、近くの樹を切り倒し、雑に縛り上げて繋げる。
「へえー! これがソリですか! クルミ、初めて見たです!」
「いや、ソリというか丸太を並べただけのものになったな」
時間制限がある中で、ソリを作るのは無茶だったな。
死体とカトブレパスが腐る前に運ばねばならないのだから、こんなもんだろう。
これをロープで縛り、ブランにくくりつける。
ソリには戦士も乗り込んだ。
「よし、行くぞブラン! 冒険の街アドポリスへ戻るんだ!」
『わおーん!!』
ブランは高らかに雄叫びを上げると、疾走し始めたのだった。
35
あなたにおすすめの小説
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
追放された回復術師は、なんでも『回復』できて万能でした
新緑あらた
ファンタジー
死闘の末、強敵の討伐クエストを達成した回復術師ヨシュアを待っていたのは、称賛の言葉ではなく、解雇通告だった。
「ヨシュア……てめえはクビだ」
ポーションを湯水のように使える最高位冒険者になった彼らは、今まで散々ポーションの代用品としてヨシュアを利用してきたのに、回復術師は不要だと考えて切り捨てることにしたのだ。
「ポーションの下位互換」とまで罵られて気落ちしていたヨシュアだったが、ブラックな労働をしいるあのパーティーから解放されて喜んでいる自分に気づく。
危機から救った辺境の地方領主の娘との出会いをきっかけに、彼の世界はどんどん広がっていく……。
一方、Sランク冒険者パーティーはクエストの未達成でどんどんランクを落としていく。
彼らは知らなかったのだ、ヨシュアが彼らの傷だけでなく、状態異常や武器の破損など、なんでも『回復』していたことを……。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
転生者のブルーノは絶大な力を持っていたが、その力を隠してダンジョンの荷役として暮らしていた。だが、教会の力で勇者を騙る卑怯下劣な連中に、レットドラゴンから逃げるための生贄として、ボス部屋に放置された。腐敗した教会と冒険者ギルドが結託て偽の勇者パーティーを作り、ぼろ儲けしているのだ。ブルーノは誰が何をしていても気にしないし、自分で狩った美味しいドラゴンを食べて暮らせればよかったのだが、殺されたブルーノの為に教会や冒険者ギルドのマスターを敵対した受付嬢が殺されるのを見過ごせなくて・・・・・・
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
神眼の鑑定師~女勇者に追放されてからの成り上がり~大地の精霊に気に入られてアイテム作りで無双します
すもも太郎
ファンタジー
伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。
その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。
出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となって行く。
そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。
大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。
今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。
※ハッピーエンドです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる