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69 ミシェルの兄達
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「あぁー、俺もチェルシーといちゃいちゃしてー!!」
ライバード公爵夫妻、セレスティア&ミシェルのイチャラブを見せつけられた男が絶叫した。
「お黙りなさい、ミカエル。初心なセレスちゃんにはそういう言葉はよろしくないわ!!」
「えぇー!!こんなイチャラブ見せられて嫁と一緒にいられないとか、どんな拷問だよ!!」
くすんだ金髪に空色の瞳を持つフィオナそっくりの青年はフィオナの注意に、不機嫌に返した。
そして、ミカエルはこの行動によってセレスティアの中で敬語を使う必要はないと判断されてしまった。
「………ミカエル殿、此度弟君の婚約者となったセレスティアだ。よろしく頼む」
「よろしくー。って、え?もうしかして、セレスティアちゃんって皇女様だったりする?」
どこで引っ掛かりを覚えたのかは分からないが、ミカエルは引き攣った表情でちゃん付けで呼んだ相手に皇女であるか質問した。
「あぁ、第2皇女のセレスティア・ルクセンブルクだが何か問題でもあるのか?」
「お願いだから、うちのチェルシーに近寄らないでくれ!!」
セレスティアは首を傾げた。
(わたしは彼の奥方に何かしてしまっていただろうか?チェルシー、チェルシー、チェルシーチェルシーチェルシー………………、ダメだ。何をしたのか思い出せない)
「エル兄、皇女殿下を困らせたらダメでしょう?兄が申し訳ありません、セレスティア皇女殿下。私は次男のミリウスです」
「ご丁寧にありがとうございます、ミリウス殿、セレスティアです。此度はわたしの姉のせいでライバード家には多大なご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません」
「いえいえ、お気になさらず。うちとしても、その件によって、ちょーっと気になることが発覚してありがたかったりしてるんですよ?」
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
ライバード公爵夫妻、セレスティア&ミシェルのイチャラブを見せつけられた男が絶叫した。
「お黙りなさい、ミカエル。初心なセレスちゃんにはそういう言葉はよろしくないわ!!」
「えぇー!!こんなイチャラブ見せられて嫁と一緒にいられないとか、どんな拷問だよ!!」
くすんだ金髪に空色の瞳を持つフィオナそっくりの青年はフィオナの注意に、不機嫌に返した。
そして、ミカエルはこの行動によってセレスティアの中で敬語を使う必要はないと判断されてしまった。
「………ミカエル殿、此度弟君の婚約者となったセレスティアだ。よろしく頼む」
「よろしくー。って、え?もうしかして、セレスティアちゃんって皇女様だったりする?」
どこで引っ掛かりを覚えたのかは分からないが、ミカエルは引き攣った表情でちゃん付けで呼んだ相手に皇女であるか質問した。
「あぁ、第2皇女のセレスティア・ルクセンブルクだが何か問題でもあるのか?」
「お願いだから、うちのチェルシーに近寄らないでくれ!!」
セレスティアは首を傾げた。
(わたしは彼の奥方に何かしてしまっていただろうか?チェルシー、チェルシー、チェルシーチェルシーチェルシー………………、ダメだ。何をしたのか思い出せない)
「エル兄、皇女殿下を困らせたらダメでしょう?兄が申し訳ありません、セレスティア皇女殿下。私は次男のミリウスです」
「ご丁寧にありがとうございます、ミリウス殿、セレスティアです。此度はわたしの姉のせいでライバード家には多大なご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません」
「いえいえ、お気になさらず。うちとしても、その件によって、ちょーっと気になることが発覚してありがたかったりしてるんですよ?」
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