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はじまり~魔法使い編
15.訓練
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外に鐘の音がして起きると朝になって昨日のこと思い出す。
「そうだ俺訓練兵になったからな」
周りを見ると翔とアーサーが起きたので挨拶する。
「起きたか」
「うん、そうだけどアーサーさん意外と寝相悪いのですね」
「僕はこれが普通だと思うけど?」
「全然普通じゃ無いだろそれ」
話し終えた後は着替えて食堂に向かって行くと他の人が食事していて月も朝食を食べていた。
「お兄ちゃんおはよう」
「オウ、おはよう」
俺達も机に置いてある朝食を食べて訓練場に行くと人を吊り上げる装置が三台置いてみているとアグニスさんがこっちに呼びかける。
「お前ら急いで並べ」
アグニスさんに呼ばれて急いで並ぶと三台の装置について説明する。
「これは術式制御盤で動かすが少しで魔力のズレが起きたら逆さまになったり下がったりする事になるが落ち着けば誰もできるからな」
アグニスさんはそう言うとどこから取り出したのか書類みたいな物を片手に持ちつつアーサーを指名する。
「まずはアーサー・ペンドラゴン」
「はい、分かりました」
アーサーは装置に近づいてここにいる兵士に安全装置などを取り付けられて装置に乗ると右腕を握り詠唱する。
「魔術回路起動、完全同調により魔術増幅!」
アーサーが詠唱し終えると右腕に埋め込まれている術式基盤が光り出して回路線が装置に繋がると上に引っ張り出して空中で止まって維持し続ける。
『「おぉ!」』
「まさか一発で成功するなんて才能あるな」
俺達はアーサーの腕に驚いてアグニスさんは感心すると兵士に命じて下ろす。
『あれを一発なんて胡散臭すぎるだろ!?』
『何かしただろアイツ』
アーサーをバカにする声が聞こえて声がする方に向くが相手は気付いて急いで逃げていき急いで捕まえようとするが遠くに逃げてしまい少し諦めて前に向き直ると他の人が出来ているが少し不慣れでバランスは悪かった。
月と翔《ショウ》も何とか成功してついに俺の番になる。
「次、紅魔響」
「はい!」
元気に挨拶をして兵士に安全装置を付けられ終えた後は装置に乗って詠唱する。
「魔術回路起動、完全同調により魔術増幅!」
詠唱すると徐々に上に上がって行き中間に達する前に目の前に石みたいな物が飛んできて急いで避けると装置が変な音を立てると縄が暴れ出してくる。
「ウワァ!?」
驚いているが急いで制御仕直そうとするがもう遅く俺は逆さまに吊られた。
「誰か助けてくれ―!?」
安全装置のおかげで頭から地面に落ちずに済むが下に吊られているせいか頭に血が昇ってきて苦しくなるとアグニスさんが慌てた声を兵士に命令する。
「急いで装置を外せ―!」
「「分かりました!」」
兵士は装置を外して地面に横にして置くとお陰で何とか生きて来られた。
「一瞬母親の顔が見えてきた」
息切れしてまだ少し血が溜まるような感覚が残っていて生きている事に体感している。
「誰だ、石を投げたのは!」
アグニスさんが激怒して誰がやったか問い詰めているが他の人知らないと言って取り敢えず犯人捜しを止めて俺は医務室に運ばれてしばらくすると声が聞こえて目を開くと月と翔《ショウ》がベッドに近くいた。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「一瞬母親の顔が思い過ぎってつい手を振りかけた」
「絶対手を振ったらいけないからそれ!」
とにかく医者によると術式基盤の制御を誤ると事故に繋がり易くなると言われて少し背に冷や汗が流れてくる。
月と翔は座学室に行くと言って医務室を出て行き俺はベッドに横たわり少し考え事が浮かんでくる。
「石が飛んで来たから避けたけど今みたいになったから避けて制御に集中するなんてなかなか難しいな」
なんて考えていると扉を叩く音がしてくると開き出してアグニスさんが入って来る。
「初めての実技にこんなことなるなんて運が無いな」
「イエ、あれは誰でも驚きます」
普通目の前に石が飛んできて避けるのは当たり前だからしょうがないと思うとアグニスさんは懐から教科書を取り出して俺に渡す。
「コレは?」
「これは今日の授業の分はページの上角を少し折り曲げているぞ」
「一応聞きますが魔法使いは魔物と戦うのに勉強なんて必要ですか?」
「アア、魔物との戦闘だけじゃなく神像歴を調べるためでの知識も必要になるからやる必要があるからな」
アグニスさんがそう言うと立ち上がって医務室を立ち去ろうとしたけど無いかを思い出したかのようにこっちに戻ってくる。
「伝え忘れたがあさってから実技と座学の試験があるが簡単なものだけど悪い点を出したらその日の晩飯は抜きになるから気を付けろよ」
そう言うと医務室から出ると静かになってアグニスさんが渡した教科書を読んで時間をつぶそうとしたけど分かりやすくじっくりと読んでしまう。
今日行う座学は魔力の基礎や魔力を使った戦い方についてだ。
[魔力の根源
魔力は二種類に分けられて陽型と陰型に別れているがそれらを混ぜ合わさった物が無型になる。
陽型…別名正の魔力で肉体的治癒や能力向上に繋がる。〈例え 回復魔法、咆哮魔法、防御魔法、補助魔法、回避変化魔法〉
陰型…別名負の魔力で肉体的負傷や能力低下に繋がる。〈例え 血・武器魔法、剛腕魔法、獣腕魔法、突進・突撃魔法、投擲魔法、爆破魔法、変成魔法、拘束・吸引・誘惑魔法〉
無型…陽型と陰型の魔力が合わさった魔力で回路制御や魔力放出の上に魔導技術に繋がる。〈例え 土拳魔法、地形変生魔法、魔力操作、回路制御、魔力放出、疾風闘術、火炎闘術、氷結闘術、迅雷闘術、土砂闘術]
[魔導技術の種類
魔導技術…特異魔物を討伐するために編み出された戦い方で属性によって技が異なる。
疾風闘術…風に秘めている魔力と結合して剣や盾などを作り出したり蹴りの速度上昇や投擲距離向上したりできる。〈例え 疾風剣、疾風盾、疾風装、疾風脚、疾風投擲〉
火炎闘術…炎に秘めている魔力を結合して槍や壁などを作り出したり剛腕の速度上昇や爆破威力増大したりできる。〈例え 火炎槍、火炎壁、火炎装、火炎拳、火炎発破〉
氷結闘術…水に秘めている魔力を結合して刀や盾などを作り出したり魔法弾数増加や回復量上昇したりできる。〈例え 氷結刀《アイスカタナ》、氷結盾《アイスシールド》、氷結装《アイスアーマー》、氷結弾《アイスバレット》、氷結回復《アイスヒーリング》〉
迅雷闘術…雷に秘められている魔力を結合して銛や鑑などを作り出したり機雷変成数増加や咆哮威力付与したりできる。〈例え 迅雷銛、迅雷鏡、迅雷装、迅雷機雷、迅雷咆哮〉
土砂闘術…土に秘められている魔力を結合して斧や壁などを作り出したり土拳威力向上や魔人強化したりできる。〈例え 土砂斧、土砂壁、土砂装、土砂土拳、土砂狂魔人〉]
あさっての晩飯のために勉強していると扉を叩く音がして入って来たのは年が離れた女の子が入ってきた。
その人は顔が隠れそうな位のフードが付いたローブを着て右手には杖を持っておりフードを外すと蝶々のような綺麗な顔を見せて一冊の本を渡されてよく見るとリブロムだった。
「ごめんね、アグニスはクソ真面目だから私が君の部屋にある本を持ってきたから感謝してね」
「いえ、気にしておりません、所で貴方は?」
「僕? 僕の名前はマーリンだよ」
一瞬聞き捨てならない言葉聞こえたような気がする。
「今何と?」
「だから僕の名前はマーリン、八星魔術師花連のマーリンだよ」
「エェ!?」
俺は思わず大きな声で驚いてしまった。
マーリンって確か男で髪色は半分白いけど今目の前にいる自称マーリンは女の子で髪が白いのに一体全体どうなっているのか分からなくなって困っているとアグニスさんが扉を勢い良く開けた後に事象マーリンに近づいていきアグニスさんに気づいたマーリンが嫌な顔で見る。
「何でここにいると気が付いたの?」
「ほかの連中が教えてくれたぞ」
「バカな! 僕の立派な変装がバレルなんて!」
「当たり前だろバカ! 普通フードを被ったままこっちに来るのは怪しいから来てみたらお前なのは予想通りだからな!」
自称マーリンとアグニスさんが口喧嘩をしているが二人の間に入って本当のマーリンについて詳しく聞く。
「こいつ? こいつは八星魔術師花蓮のマーリンで最初の魔術師だけどこいつは能天気な性格なうえに怠け癖が強すぎて俺がこいつの管理を行っている」
かなりの苦労人だと知ると少し疑問が浮かび上がる。
「ちなみに八星魔術師が出来たのはいつですか?」
「八星《エイトスター》魔術師《マジシャン》が出来たのはトウキョウ王国が出来て五百年くらいでこいつが魔術師の席に座っている時間を今に数えるとグェ!?」
アグニスさんが最後の言葉を繋ごうとするが疾風に近い何かが首を絞める。
「マーリンさん何でアグニスさんの首を絞めているのですか!?」
アグニスさんの首を絞めていたのはマーリンさんだった。
「だって乙女は年を知られたくない生き物でしょ?」
首を絞めているマーリンさんは笑顔で答えているが目が笑っておらず冷や汗を感じてしまっているとアグニスさんが小さい声で呟く。
「人の首を笑いながら絞めるのは乙女じゃ無いだろ……!」
アグニスさんは何とかマーリンさんの絞め技から離れるとフードを掴んで医務室から出ようとする。
「少しうるさくして悪かったな、あとでこいつをたっぷり絞るから安心して休んでおきな」
「放せこのロクデナシ―!」
「お前に言われたくないわ!」
マーリンさんと口喧嘩しつつ医務室から出てしばらくするとリブロムが起き上がる。
「よう、体は大丈夫なのか?」
リブロムは暢気に心配しているが体を掴む。
「リブロム一つ聞きたいことがあるけど?」
「分かっているぜ、マーリンが女になっている事だろ?」
「それだよ、それ!」
自分の聞きたい事を知っているなら話は尚更早い。
「そうだぜ! 俺の知っているマーリンは男で顔の半分が年を取っている老人のような顔で髪色は半分白いのにさっきのマーリンは女で若いうえに髪色は白いから如何ゆうことかサッパリ分からないぞ!?」
「落ち着け! とにかく読み進めているうちに分かるから落ち着けよ!」
リブロムの言う通りに落ち着いて医務室にいる事を説明すると少し頷く。
「これは人為的行ったが対処の使用が無いがお前は反射神経が高いからここにいるがそれを対策するためにいい方法の章があるぞ」
そう言うとリブロムが開くと勝手にページが進んでいき止まるとアヴァロンが書かれた章になる。
「これはマーリンに出会うまでの物語をココに書かれているから全勢力の最初の章を読み解けばマーリンの章を読める事が出来るから試しに最初はアヴァロンから最後はグリムで読み進めて行こうか」
リブロムの言われた事を聞きつつアヴァロンの悪徳魔法使いの章を開いて追体験の魔法を唱える。
「我が物語の開演!」
リブロムがそう言うと視界が白くなり追体験が始まった。
「そうだ俺訓練兵になったからな」
周りを見ると翔とアーサーが起きたので挨拶する。
「起きたか」
「うん、そうだけどアーサーさん意外と寝相悪いのですね」
「僕はこれが普通だと思うけど?」
「全然普通じゃ無いだろそれ」
話し終えた後は着替えて食堂に向かって行くと他の人が食事していて月も朝食を食べていた。
「お兄ちゃんおはよう」
「オウ、おはよう」
俺達も机に置いてある朝食を食べて訓練場に行くと人を吊り上げる装置が三台置いてみているとアグニスさんがこっちに呼びかける。
「お前ら急いで並べ」
アグニスさんに呼ばれて急いで並ぶと三台の装置について説明する。
「これは術式制御盤で動かすが少しで魔力のズレが起きたら逆さまになったり下がったりする事になるが落ち着けば誰もできるからな」
アグニスさんはそう言うとどこから取り出したのか書類みたいな物を片手に持ちつつアーサーを指名する。
「まずはアーサー・ペンドラゴン」
「はい、分かりました」
アーサーは装置に近づいてここにいる兵士に安全装置などを取り付けられて装置に乗ると右腕を握り詠唱する。
「魔術回路起動、完全同調により魔術増幅!」
アーサーが詠唱し終えると右腕に埋め込まれている術式基盤が光り出して回路線が装置に繋がると上に引っ張り出して空中で止まって維持し続ける。
『「おぉ!」』
「まさか一発で成功するなんて才能あるな」
俺達はアーサーの腕に驚いてアグニスさんは感心すると兵士に命じて下ろす。
『あれを一発なんて胡散臭すぎるだろ!?』
『何かしただろアイツ』
アーサーをバカにする声が聞こえて声がする方に向くが相手は気付いて急いで逃げていき急いで捕まえようとするが遠くに逃げてしまい少し諦めて前に向き直ると他の人が出来ているが少し不慣れでバランスは悪かった。
月と翔《ショウ》も何とか成功してついに俺の番になる。
「次、紅魔響」
「はい!」
元気に挨拶をして兵士に安全装置を付けられ終えた後は装置に乗って詠唱する。
「魔術回路起動、完全同調により魔術増幅!」
詠唱すると徐々に上に上がって行き中間に達する前に目の前に石みたいな物が飛んできて急いで避けると装置が変な音を立てると縄が暴れ出してくる。
「ウワァ!?」
驚いているが急いで制御仕直そうとするがもう遅く俺は逆さまに吊られた。
「誰か助けてくれ―!?」
安全装置のおかげで頭から地面に落ちずに済むが下に吊られているせいか頭に血が昇ってきて苦しくなるとアグニスさんが慌てた声を兵士に命令する。
「急いで装置を外せ―!」
「「分かりました!」」
兵士は装置を外して地面に横にして置くとお陰で何とか生きて来られた。
「一瞬母親の顔が見えてきた」
息切れしてまだ少し血が溜まるような感覚が残っていて生きている事に体感している。
「誰だ、石を投げたのは!」
アグニスさんが激怒して誰がやったか問い詰めているが他の人知らないと言って取り敢えず犯人捜しを止めて俺は医務室に運ばれてしばらくすると声が聞こえて目を開くと月と翔《ショウ》がベッドに近くいた。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「一瞬母親の顔が思い過ぎってつい手を振りかけた」
「絶対手を振ったらいけないからそれ!」
とにかく医者によると術式基盤の制御を誤ると事故に繋がり易くなると言われて少し背に冷や汗が流れてくる。
月と翔は座学室に行くと言って医務室を出て行き俺はベッドに横たわり少し考え事が浮かんでくる。
「石が飛んで来たから避けたけど今みたいになったから避けて制御に集中するなんてなかなか難しいな」
なんて考えていると扉を叩く音がしてくると開き出してアグニスさんが入って来る。
「初めての実技にこんなことなるなんて運が無いな」
「イエ、あれは誰でも驚きます」
普通目の前に石が飛んできて避けるのは当たり前だからしょうがないと思うとアグニスさんは懐から教科書を取り出して俺に渡す。
「コレは?」
「これは今日の授業の分はページの上角を少し折り曲げているぞ」
「一応聞きますが魔法使いは魔物と戦うのに勉強なんて必要ですか?」
「アア、魔物との戦闘だけじゃなく神像歴を調べるためでの知識も必要になるからやる必要があるからな」
アグニスさんがそう言うと立ち上がって医務室を立ち去ろうとしたけど無いかを思い出したかのようにこっちに戻ってくる。
「伝え忘れたがあさってから実技と座学の試験があるが簡単なものだけど悪い点を出したらその日の晩飯は抜きになるから気を付けろよ」
そう言うと医務室から出ると静かになってアグニスさんが渡した教科書を読んで時間をつぶそうとしたけど分かりやすくじっくりと読んでしまう。
今日行う座学は魔力の基礎や魔力を使った戦い方についてだ。
[魔力の根源
魔力は二種類に分けられて陽型と陰型に別れているがそれらを混ぜ合わさった物が無型になる。
陽型…別名正の魔力で肉体的治癒や能力向上に繋がる。〈例え 回復魔法、咆哮魔法、防御魔法、補助魔法、回避変化魔法〉
陰型…別名負の魔力で肉体的負傷や能力低下に繋がる。〈例え 血・武器魔法、剛腕魔法、獣腕魔法、突進・突撃魔法、投擲魔法、爆破魔法、変成魔法、拘束・吸引・誘惑魔法〉
無型…陽型と陰型の魔力が合わさった魔力で回路制御や魔力放出の上に魔導技術に繋がる。〈例え 土拳魔法、地形変生魔法、魔力操作、回路制御、魔力放出、疾風闘術、火炎闘術、氷結闘術、迅雷闘術、土砂闘術]
[魔導技術の種類
魔導技術…特異魔物を討伐するために編み出された戦い方で属性によって技が異なる。
疾風闘術…風に秘めている魔力と結合して剣や盾などを作り出したり蹴りの速度上昇や投擲距離向上したりできる。〈例え 疾風剣、疾風盾、疾風装、疾風脚、疾風投擲〉
火炎闘術…炎に秘めている魔力を結合して槍や壁などを作り出したり剛腕の速度上昇や爆破威力増大したりできる。〈例え 火炎槍、火炎壁、火炎装、火炎拳、火炎発破〉
氷結闘術…水に秘めている魔力を結合して刀や盾などを作り出したり魔法弾数増加や回復量上昇したりできる。〈例え 氷結刀《アイスカタナ》、氷結盾《アイスシールド》、氷結装《アイスアーマー》、氷結弾《アイスバレット》、氷結回復《アイスヒーリング》〉
迅雷闘術…雷に秘められている魔力を結合して銛や鑑などを作り出したり機雷変成数増加や咆哮威力付与したりできる。〈例え 迅雷銛、迅雷鏡、迅雷装、迅雷機雷、迅雷咆哮〉
土砂闘術…土に秘められている魔力を結合して斧や壁などを作り出したり土拳威力向上や魔人強化したりできる。〈例え 土砂斧、土砂壁、土砂装、土砂土拳、土砂狂魔人〉]
あさっての晩飯のために勉強していると扉を叩く音がして入って来たのは年が離れた女の子が入ってきた。
その人は顔が隠れそうな位のフードが付いたローブを着て右手には杖を持っておりフードを外すと蝶々のような綺麗な顔を見せて一冊の本を渡されてよく見るとリブロムだった。
「ごめんね、アグニスはクソ真面目だから私が君の部屋にある本を持ってきたから感謝してね」
「いえ、気にしておりません、所で貴方は?」
「僕? 僕の名前はマーリンだよ」
一瞬聞き捨てならない言葉聞こえたような気がする。
「今何と?」
「だから僕の名前はマーリン、八星魔術師花連のマーリンだよ」
「エェ!?」
俺は思わず大きな声で驚いてしまった。
マーリンって確か男で髪色は半分白いけど今目の前にいる自称マーリンは女の子で髪が白いのに一体全体どうなっているのか分からなくなって困っているとアグニスさんが扉を勢い良く開けた後に事象マーリンに近づいていきアグニスさんに気づいたマーリンが嫌な顔で見る。
「何でここにいると気が付いたの?」
「ほかの連中が教えてくれたぞ」
「バカな! 僕の立派な変装がバレルなんて!」
「当たり前だろバカ! 普通フードを被ったままこっちに来るのは怪しいから来てみたらお前なのは予想通りだからな!」
自称マーリンとアグニスさんが口喧嘩をしているが二人の間に入って本当のマーリンについて詳しく聞く。
「こいつ? こいつは八星魔術師花蓮のマーリンで最初の魔術師だけどこいつは能天気な性格なうえに怠け癖が強すぎて俺がこいつの管理を行っている」
かなりの苦労人だと知ると少し疑問が浮かび上がる。
「ちなみに八星魔術師が出来たのはいつですか?」
「八星《エイトスター》魔術師《マジシャン》が出来たのはトウキョウ王国が出来て五百年くらいでこいつが魔術師の席に座っている時間を今に数えるとグェ!?」
アグニスさんが最後の言葉を繋ごうとするが疾風に近い何かが首を絞める。
「マーリンさん何でアグニスさんの首を絞めているのですか!?」
アグニスさんの首を絞めていたのはマーリンさんだった。
「だって乙女は年を知られたくない生き物でしょ?」
首を絞めているマーリンさんは笑顔で答えているが目が笑っておらず冷や汗を感じてしまっているとアグニスさんが小さい声で呟く。
「人の首を笑いながら絞めるのは乙女じゃ無いだろ……!」
アグニスさんは何とかマーリンさんの絞め技から離れるとフードを掴んで医務室から出ようとする。
「少しうるさくして悪かったな、あとでこいつをたっぷり絞るから安心して休んでおきな」
「放せこのロクデナシ―!」
「お前に言われたくないわ!」
マーリンさんと口喧嘩しつつ医務室から出てしばらくするとリブロムが起き上がる。
「よう、体は大丈夫なのか?」
リブロムは暢気に心配しているが体を掴む。
「リブロム一つ聞きたいことがあるけど?」
「分かっているぜ、マーリンが女になっている事だろ?」
「それだよ、それ!」
自分の聞きたい事を知っているなら話は尚更早い。
「そうだぜ! 俺の知っているマーリンは男で顔の半分が年を取っている老人のような顔で髪色は半分白いのにさっきのマーリンは女で若いうえに髪色は白いから如何ゆうことかサッパリ分からないぞ!?」
「落ち着け! とにかく読み進めているうちに分かるから落ち着けよ!」
リブロムの言う通りに落ち着いて医務室にいる事を説明すると少し頷く。
「これは人為的行ったが対処の使用が無いがお前は反射神経が高いからここにいるがそれを対策するためにいい方法の章があるぞ」
そう言うとリブロムが開くと勝手にページが進んでいき止まるとアヴァロンが書かれた章になる。
「これはマーリンに出会うまでの物語をココに書かれているから全勢力の最初の章を読み解けばマーリンの章を読める事が出来るから試しに最初はアヴァロンから最後はグリムで読み進めて行こうか」
リブロムの言われた事を聞きつつアヴァロンの悪徳魔法使いの章を開いて追体験の魔法を唱える。
「我が物語の開演!」
リブロムがそう言うと視界が白くなり追体験が始まった。
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