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第6章 終末を告げる音と最後のピース
283 地下に隠された王国の秘密
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フレギウス王国王都バーンデイトの中心地、ファイーリア城の煌びやかな廊下を慎重に進みながら、敷地全体へと展開した氷の粒子と風の探知で状況を確認する。
どうやら襲撃者の存在が各所に伝わったらしい。
慌ただしい人の流れの中に、城門へと向かう多くの人々の気配が感じられる。
目論見通り、陽動がうまくいっているようだ。
「…………戦闘が本格化してきたみたいだな」
レンリが三大特異思念集積体リヴァイアサンの少女化魔物たるラハさんとの真・複合発露〈制海神龍・轟渦〉を発動させて攻撃を放つのを感知し、口の中で呟く。
彼女は迫る兵士達へと水流や水の塊を撃ち、牽制しているようだ。
「静か過ぎて、全然そんな感じはしないけど」
本来なら激しい戦闘音が撒き散らされていること間違いないが、人形化魔物【終末を告げる音】対策の無音結界によって俺の耳には届かない。
そのせいで音から周囲の状況を判断することは不可能だが……。
それでも、氷の粒子と風による探知さえあれば何の問題もないだろう。
内側からの音も外には届かないので、隠密行動に適している部分もあるしな。
勿論、フレギウス王国の兵士達が俺と似た方法での探知をしない保証はないので過信はできないが、少なくとも音のせいで気づかれる危険性は皆無だ。
それこそ歌を歌おうが奇声を上げようが潜入に支障は出ない。
「レンリさん、大丈夫でしょうか」
「……まあ、心配はいらないだろ」
声もまた極々至近距離でもなければ他人の耳に届くことはないので、影の中から投げかけられたリクルの問いかけにも俺は普通に答えた。
「レンリも自分で無茶はしないって言ってたしな」
そのまま言葉を続けながら廊下を足早に進んでいく。
周囲に人の気配はない。と言うか、ちゃんと人のいない道を選んでいる。
非戦闘員は避難所へ、指揮官は指揮所へ、多くの兵士はレンリの下へ。
彼女の派手な行動のおかげで、簡単に人目を避けて移動することができている。
「けど、相手は真・暴走・複合発露でしょ? いくらあの子でも敵の命を奪わないようにってのは難しいんじゃない?」
「可能な限り、だろ。危険な状況に陥るようなら撤退すればいいだけのことさ」
複雑な感情を滲ませながら尋ねてきたフェリトに、落ち着いた口調で答える。
かつて人間至上主義組織に利用された彼女であるだけに、レンリも心配だが、不当に扱われている少女化魔物達を救って欲しい気持ちもあるのだろう。
今回の目的は、あくまでもクピドの金の矢の奪還。
そのための本拠地ファイーリア城の強襲だ。
しかし、レンリはそれを利用することでフレギウス王国の中枢を叩いて戦況をアクエリアル帝国有利に、あわよくば一国家を落とすことまで視野に入れている。
その中で、真性少女契約を強制的に結ばされた少女化魔物を自国民に組み込める可能性があるからと、王城の兵士の命は極力奪わないつもりらしい。
「俺としても、なるべくレンリの思惑通りに行って欲しいけどな」
実際のところ。フレギウス王国の兵士達の命と紐づけされたままというのは、少女祭祀国家ホウゲツとしても避けたいはずだ。
だから、一回に限った話になるだろうが、クピドの金の矢やその複製改良品を利用した真性少女契約の切り替えが許容される公算が高い。
レンリの方針は、その辺りを考慮した合理的な考えによるものに過ぎない。
だが、前世でもホウゲツでも、殺人は倫理的にも法的にも忌避されるものだ。
何を前提とした判断であれ、彼女がそうできるならそれに越したことはない。
たとえ一応は戦時下に該当する状況であるにしても。
「何にせよ、一先ず俺は俺のやるべきことをやる。まずはそれからだ」
勿論、レンリの動向は探知で常に気にかけておくつもりだが。
目的の品が手に入りさえすれば、後はいくらでもレンリをサポートできる。
たとえ彼女が危機的な状況に陥るような不測の事態が起こっても、救い出して撤退することぐらいは十分に可能なはずだ。
いずれにしても、クピドの金の矢奪還は早ければ早い程いい。
「ですが、イサク様。手がかりもない状況で、この広大なファイーリア城を隈なく探していくのは時間がかかり過ぎます」
「ああ。それなら、探知であからさまに怪しい場所を三ヶ所程見つけたから、とりあえずそこから調べてみるさ」
「三ヶ所、ですか?」
俺の返答に、イリュファが若干困惑したように繰り返しながら問う。
少ないと言えば少ないし、多いと言えば多いという感じか。
そんな彼女に俺は頷いて肯定し、人差し指を立てながら口を開いた。
「まず、千人以上の規模で直立不動の密集した集団と、その間をうろつく数十名の人々がいる広間。これは恐らく、前線で戦う兵士用の少女化魔物再利用場だろう」
「確かに怪しい場所ではありますが……そこは可能性が低いのでは?」
「まあ、そうだな」
普通の場所に比べれば怪しいが、ここにクピドの金の矢があるとは思えない。
勿論、少女化魔物達が前線の兵士達に巻き込まれて命を落としたりしないようにするためにも、押さえておかなければならない場所ではあるが……。
現時点では優先度は低い。
本当に少女化魔物の再利用を行っている現場なら、そこで下手に騒ぎを起こすと切り替え作業が滞って前線の兵士ごと死んでしまう可能性もあるからな。
今正に戦闘中であろうアクエリアル帝国の兵士達には申し訳ないが、もっと優先して調査すべき場所がある以上は後回しにした方がいい。
「次に、数十人程度が似たような状況にある地下の部屋だ。多分、国王や王族、近衛の兵士達用の特別強力な少女化魔物を隔離している場所だろうな。こっちにも一人、彼女達の間を縫うように動いている奴がいる」
主だった者は俺が凍結してそのままになっているはずだが、当然ながらジーグ以外の王族やその護衛は王城にいるはずだ。
そちらへの切り替えが行われていても何ら不思議ではない。
間違いなく重要度の高い場所だけに、こちらは最初の場所に比べればクピドの金の矢が存在する可能性が大きいように思う。それに地下だしな。
「けど――」
少女化魔物だろう微動だにしない数十人の扱いに、明確な差が感じられない。
クピドの金の矢がそこで使われていると推測するのは、少々違和感がある。
何より、最後の一ヶ所の怪しさは前の二ヶ所の比ではない。
「一番怪しいのは王城のどこからも入ることのできない小部屋だ。通気口があったおかげで探知することできた。そこには女の子座りをしたまま、壁に鎖で繋がれた少女……まず間違いなく少女化魔物が一人だけいる」
正直なところ、ここの異様さは突出している。
たとえクピドの金の矢と何ら関わりのない存在だったとしても、フレギウス王国にとって極めて重要な何かであることは確実だ。
「壁に鎖で繋がれた少女……罪でも犯したのでしょうか」
「それは分からない。けど、一先ずそこから調べるのがいいと思う」
少なくとも俺がクピドの金の矢を使うとすれば、その対象は他の少女化魔物達とは別の場所に隔離する。その隠し小部屋が俺の中では本命だ。
しかも、そうこう話をしている内に、転移の複合発露によってか突如として隠し小部屋に人型の存在が一体出現している。
あるいは、慌てて別の場所に移動させようとしているのかもしれない。
「…………急いだ方がよさそうだな」
だから俺は、速やかに隠し小部屋へと繋がる通気口のある裏庭に出た。
その出口の前に立つが、人が通るものではないので穴は割と狭い。
ならばと俺は、真・複合発露〈万有凍結・封緘〉で生成したドリル状の氷を高速回転させ、掘削するようにそこを抉じ開けて一気に隔離された部屋へと突入した。
そして――。
「これは……」
そこで俺が目にしたのは、以前対峙したジーグに似た若干年若い男がその手の中の黄金に輝く矢を拘束衣を着用した少女に肩に突き立てている光景と……。
それに何の苦痛も感じていないかのように、ひたすら焦点の合わない視線を中空に彷徨わせている彼女の姿だった。
どうやら襲撃者の存在が各所に伝わったらしい。
慌ただしい人の流れの中に、城門へと向かう多くの人々の気配が感じられる。
目論見通り、陽動がうまくいっているようだ。
「…………戦闘が本格化してきたみたいだな」
レンリが三大特異思念集積体リヴァイアサンの少女化魔物たるラハさんとの真・複合発露〈制海神龍・轟渦〉を発動させて攻撃を放つのを感知し、口の中で呟く。
彼女は迫る兵士達へと水流や水の塊を撃ち、牽制しているようだ。
「静か過ぎて、全然そんな感じはしないけど」
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そのせいで音から周囲の状況を判断することは不可能だが……。
それでも、氷の粒子と風による探知さえあれば何の問題もないだろう。
内側からの音も外には届かないので、隠密行動に適している部分もあるしな。
勿論、フレギウス王国の兵士達が俺と似た方法での探知をしない保証はないので過信はできないが、少なくとも音のせいで気づかれる危険性は皆無だ。
それこそ歌を歌おうが奇声を上げようが潜入に支障は出ない。
「レンリさん、大丈夫でしょうか」
「……まあ、心配はいらないだろ」
声もまた極々至近距離でもなければ他人の耳に届くことはないので、影の中から投げかけられたリクルの問いかけにも俺は普通に答えた。
「レンリも自分で無茶はしないって言ってたしな」
そのまま言葉を続けながら廊下を足早に進んでいく。
周囲に人の気配はない。と言うか、ちゃんと人のいない道を選んでいる。
非戦闘員は避難所へ、指揮官は指揮所へ、多くの兵士はレンリの下へ。
彼女の派手な行動のおかげで、簡単に人目を避けて移動することができている。
「けど、相手は真・暴走・複合発露でしょ? いくらあの子でも敵の命を奪わないようにってのは難しいんじゃない?」
「可能な限り、だろ。危険な状況に陥るようなら撤退すればいいだけのことさ」
複雑な感情を滲ませながら尋ねてきたフェリトに、落ち着いた口調で答える。
かつて人間至上主義組織に利用された彼女であるだけに、レンリも心配だが、不当に扱われている少女化魔物達を救って欲しい気持ちもあるのだろう。
今回の目的は、あくまでもクピドの金の矢の奪還。
そのための本拠地ファイーリア城の強襲だ。
しかし、レンリはそれを利用することでフレギウス王国の中枢を叩いて戦況をアクエリアル帝国有利に、あわよくば一国家を落とすことまで視野に入れている。
その中で、真性少女契約を強制的に結ばされた少女化魔物を自国民に組み込める可能性があるからと、王城の兵士の命は極力奪わないつもりらしい。
「俺としても、なるべくレンリの思惑通りに行って欲しいけどな」
実際のところ。フレギウス王国の兵士達の命と紐づけされたままというのは、少女祭祀国家ホウゲツとしても避けたいはずだ。
だから、一回に限った話になるだろうが、クピドの金の矢やその複製改良品を利用した真性少女契約の切り替えが許容される公算が高い。
レンリの方針は、その辺りを考慮した合理的な考えによるものに過ぎない。
だが、前世でもホウゲツでも、殺人は倫理的にも法的にも忌避されるものだ。
何を前提とした判断であれ、彼女がそうできるならそれに越したことはない。
たとえ一応は戦時下に該当する状況であるにしても。
「何にせよ、一先ず俺は俺のやるべきことをやる。まずはそれからだ」
勿論、レンリの動向は探知で常に気にかけておくつもりだが。
目的の品が手に入りさえすれば、後はいくらでもレンリをサポートできる。
たとえ彼女が危機的な状況に陥るような不測の事態が起こっても、救い出して撤退することぐらいは十分に可能なはずだ。
いずれにしても、クピドの金の矢奪還は早ければ早い程いい。
「ですが、イサク様。手がかりもない状況で、この広大なファイーリア城を隈なく探していくのは時間がかかり過ぎます」
「ああ。それなら、探知であからさまに怪しい場所を三ヶ所程見つけたから、とりあえずそこから調べてみるさ」
「三ヶ所、ですか?」
俺の返答に、イリュファが若干困惑したように繰り返しながら問う。
少ないと言えば少ないし、多いと言えば多いという感じか。
そんな彼女に俺は頷いて肯定し、人差し指を立てながら口を開いた。
「まず、千人以上の規模で直立不動の密集した集団と、その間をうろつく数十名の人々がいる広間。これは恐らく、前線で戦う兵士用の少女化魔物再利用場だろう」
「確かに怪しい場所ではありますが……そこは可能性が低いのでは?」
「まあ、そうだな」
普通の場所に比べれば怪しいが、ここにクピドの金の矢があるとは思えない。
勿論、少女化魔物達が前線の兵士達に巻き込まれて命を落としたりしないようにするためにも、押さえておかなければならない場所ではあるが……。
現時点では優先度は低い。
本当に少女化魔物の再利用を行っている現場なら、そこで下手に騒ぎを起こすと切り替え作業が滞って前線の兵士ごと死んでしまう可能性もあるからな。
今正に戦闘中であろうアクエリアル帝国の兵士達には申し訳ないが、もっと優先して調査すべき場所がある以上は後回しにした方がいい。
「次に、数十人程度が似たような状況にある地下の部屋だ。多分、国王や王族、近衛の兵士達用の特別強力な少女化魔物を隔離している場所だろうな。こっちにも一人、彼女達の間を縫うように動いている奴がいる」
主だった者は俺が凍結してそのままになっているはずだが、当然ながらジーグ以外の王族やその護衛は王城にいるはずだ。
そちらへの切り替えが行われていても何ら不思議ではない。
間違いなく重要度の高い場所だけに、こちらは最初の場所に比べればクピドの金の矢が存在する可能性が大きいように思う。それに地下だしな。
「けど――」
少女化魔物だろう微動だにしない数十人の扱いに、明確な差が感じられない。
クピドの金の矢がそこで使われていると推測するのは、少々違和感がある。
何より、最後の一ヶ所の怪しさは前の二ヶ所の比ではない。
「一番怪しいのは王城のどこからも入ることのできない小部屋だ。通気口があったおかげで探知することできた。そこには女の子座りをしたまま、壁に鎖で繋がれた少女……まず間違いなく少女化魔物が一人だけいる」
正直なところ、ここの異様さは突出している。
たとえクピドの金の矢と何ら関わりのない存在だったとしても、フレギウス王国にとって極めて重要な何かであることは確実だ。
「壁に鎖で繋がれた少女……罪でも犯したのでしょうか」
「それは分からない。けど、一先ずそこから調べるのがいいと思う」
少なくとも俺がクピドの金の矢を使うとすれば、その対象は他の少女化魔物達とは別の場所に隔離する。その隠し小部屋が俺の中では本命だ。
しかも、そうこう話をしている内に、転移の複合発露によってか突如として隠し小部屋に人型の存在が一体出現している。
あるいは、慌てて別の場所に移動させようとしているのかもしれない。
「…………急いだ方がよさそうだな」
だから俺は、速やかに隠し小部屋へと繋がる通気口のある裏庭に出た。
その出口の前に立つが、人が通るものではないので穴は割と狭い。
ならばと俺は、真・複合発露〈万有凍結・封緘〉で生成したドリル状の氷を高速回転させ、掘削するようにそこを抉じ開けて一気に隔離された部屋へと突入した。
そして――。
「これは……」
そこで俺が目にしたのは、以前対峙したジーグに似た若干年若い男がその手の中の黄金に輝く矢を拘束衣を着用した少女に肩に突き立てている光景と……。
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