2 / 46
1. 推しの兄の婚約者‥‥?
推しの兄とご対面
しおりを挟むチャールトン家とオブライエン家は家同士の仲が良い方だ。別にオズがヒューバートとの婚約を断ったとしても関係が悪くなるということはないだろうが、オブライエン家としては一応友人の子供であるオズと自分の息子ヒューバートが婚約することを望んでいる。
今回は〝誕生日パーティーの中で仲良くなったらいいな〟程度の軽い顔合わせだ。婚約すれば良いじゃないと言われる程仲良くはなりたく無いが、ヒューバートが闇落ちキャラだということを考えると、こう、余り冷た過ぎる対応をするのもやめておいた方が良い気がする。
(良い塩梅を考えるのは難しいな‥‥。)
客間の扉は目の前に。アントニーはオズの手をそっと離し、しゃがみ込むとオズの顔を見た。
「じゃあオズ、僕はここで待っているから、挨拶が終わったら出ておいで。」
オズは「はい。」と頷いた。アントニーは微笑んで頭を撫でてくれる。中身の年を考えるとこういうのは照れ臭くなるが、悪い気もしない。因みに、アントニーもオズの兄弟なので勿論美形である。
オズは扉を開いた。キィと蝶番が音を立てて、木の扉はゆっくりと開く。
少しの隙間からするりと身を滑り込ませて、さっと扉を閉める。
客間には中心にテーブルがあり、扉の手前とテーブルを挟んだ向かい側に大きめなソファーがあった。三つほど乗っているクッションが柔らかそうである。
奥側にあるソファーの真ん中に、同い年くらいで凄く整った顔の少年が座っていた。紺の髪に薄いラベンダー色の瞳。髪と同じ色の長い睫毛。薄い唇に綺麗な鼻筋。
少し緊張した面持ちで、オズが部屋に入って来たのを見ると慌てて飲んでいた紅茶のカップをテーブルに置いた。
(アルバート‥‥?)
オズは最初そう間違えそうになった。ヒューバートは小説に出て来たアルバートにそっくりだった。だがよーく見れば、アルバートの方がもう少しだけ瞳の色が濃いかもしれない。ほんの少し、気が付かないレベルだが。
兄弟だからそりゃあ少しは似ているかなと思っていたけれど、ここまでとは聞いてない。
(かっ‥‥こよ。これは将来も絶対格好いいタイプだ!)
アルバートに似ているということは、つまりオズの好みのドンピシャだということにもなる。
オズが固まっていると、どうしたらいいのか分からないと思われたのか、ヒューバートは手前のソファーを手で示した。
「どうぞ。お掛けになってください。」
幼い声で、少したどたどしくそう言ってくれた。
「はいっ‥!」
オズは心の中で色々考えながらも、余裕を持ったゆっくりとした動きでソファーに座った。少し身が沈み込む。これは良いソファーである。
ヒューバートは口を開く。
「ええっと、ヒューバート・オブライエンです。今日は僕の誕生日パーティーにお越し頂きありがとうございます。」
やはり少したどたどしくはあるが、幼くしてこの言葉遣いは流石貴族だと思う。社交講義とか頑張っているんだろうな‥‥と講義をサボりがちなオズは感心した。
そしてやはり、顔が良い。
(ぼーっとしてる場合じゃ無い。次は俺か。)
オズは自分の素とは違う、この顔に似合いそうな大人しくて儚い仕草で礼をする。
「初めまして。オズワルド・チャールトンと申します。こちらこそ、本日はお招き頂きありがとうございます。」
節目がちに上目遣いで、話終わったら少しだけ微笑む。
オズの自己紹介を、ヒューバートはぽーっと聞いていた。
それから少しだけお話しして、オズは客間を後にする。
扉横で待っていてくれたアントニーが「どうだった?」と聞いてくるので、オズは少し考える。
「優しそうな人だった。」
そう、本当に優しそうな人だったのだ。他家の屋敷にお邪魔すること自体が初めてなオズを気遣って、
「お手洗いの場所が分からない時はホール横に立っている護衛の人に聞くといいよ。」
とか、
「紅茶は沢山並んでいるけれど、お水が飲みたくなったらここに居る人に言うと良いよ。」
という感じで色々教えてくれた。
いやもう、顔も好みで教養があって紳士だとか‥‥。
(あの人の婚約者なら喜んでなるんですけど!)
しかし忘れてはいけない。ヒューバートと婚約したらもし彼を闇落ち展開から救えなかった場合、オズも死ぬ可能性があると言うことを。
(その可能性さえなければな‥‥。)
オズは歩き出したアントニーの隣を歩き、二人はパーティーが行われているホールにたどり着いた。今は午後で、今日はよく晴れている。ホールの壁にガラスでできた大きな扉があって、その扉が大きく開かれて庭にも出られるようになっていた。庭にも立食用と座って茶を楽しむ用のテーブルが幾つか置いてあり、全体から楽しげな雰囲気が伝わっていくる。
アントニーの後ろについてある程度挨拶回りを終え自由になると、彼はまたしゃがみ込んでオズの顔を見た。
「僕は少し友人達と話してくるね。一人で大丈夫そう?」
「はい!」
(これは好都合だ!)
今日の任務を遂行する為に、どうやって一人になろうかと考えていたところだ。オズは元気よく頷いた。
アントニーはまだ心配そうな顔をしている。
「そっか。何か困ったら声を掛けてね。」
「はい。楽しんできてね!」
去っていくアントニーにぶんぶん手を振って見送ると、オズは一人になった。その途端、オズに声をかけようとタイミングを窺っていた子供達に囲まれてしまう。
「こんにちは!」
「オズワルド君だよね。一人になったの?」
「良かったら一緒に話さない?」
まだ名前もうろ覚えな人達に囲まれてオズは身動きが取れなくなった。
「えっと‥‥。」
それでもお淑やかな受け答えで何とか躱し、天使のイメージを守りつつ、立ち止まったら話しかけられる確率が上がると気が付き適当に歩き回ることにした。
カツカツカツと靴と床板のぶつかる音が屋敷の廊下に反響する。オズは考えを整理しながらよく分からない廊下を歩いていた。
(まず、『アルバート毒殺未遂事件』の犯人だよな‥‥。)
小説には、アルバートを毒殺しかけた犯人の名前は出てこなかった。
ヒューバートは幼い頃から理不尽な事件や言い掛かりに巻き込まれて酷い目に遭い、その上悪い噂まで流れて人から避けられ、そんなことの繰り返しで病んでいったと書かれていた。そして彼の身に起こる最初の理不尽な事件がこの『アルバート毒殺未遂事件』なのである。
しかしこういう事件があってヒューバートに罪がなすりつけられたとは書かれていたが、誰がアルバートを殺そうとしたのかについては一切説明が無かった。
と言うのも、これらのヒューバートについての話は、回想としてアルバートが主人公に語ったものでしかないからだ。物語は主人公が学園に来る高等部から始まり、ヒューバートはその時には既に病んでいたので、主人公がヒューバートの病むきっかけとなる事件に遭遇することがこの小説内には無い。高等部に入るまでにはヒューバートの病みは完成されているわけである。
(まあヒューバートが病むことはアルバートが気落ちするための設定って感じで、主人公が物語で巻き込まれていく事件には関係が無いしな‥‥。)
さて、犯人をどう探せば良いものか。
本当ならアルバートのことを思って毒殺未遂事件ごと未然に防ごうと、オズがアルバートと共に行動し続ければ良いのではと思っていた。だが犯人を捕まえる為には、アルバートを一人にさせて敵が毒殺を仕掛けようとしたところで現場を押さえるしか無いかもしれない。
(変な事して物語が変わって、ヒューバートがなすりつけられるのが他の人の毒殺事件の罪とかになったら面倒だし。)
では先ずはアルバートを探すべきだろう。しかし、オズには今気になる事が一つ。
「あ、オズワルド君。また会ったね。」
「‥‥はい。」
オズは先程から廊下を歩いては時々ホールに入ったり庭に行ったりを繰り返しているのだが‥‥ホール1、ホール2もあり庭に出る扉も二つあるのに、さっきからどこに行ってもヒューバートに出会ってしまう。
オズは美しい微笑みを浮かべて「奇遇ですね。では、僕はこっちに行くので。」と言うとヒューバートに背を向け、反対方向に歩き出す。
(何でこんなに会うんだ‥‥?もうこれで六回目だぞ。)
しかもアルバートには一回も会えていない。推しに会うのを楽しみにしているのに。
ツカツカと廊下を歩き、ホール2の庭へ出る。
「あ。」
「え?」
なんとそこにヒューバート。
(マジでどういうこと!?後をついて来たわけでもなく行く先々に居るって、そっちの方が怖いんだが!)
これは、運命の悪戯なのだろうか。
物語では、ヒューバートは次第に病んでいき、その婚約者も共に死んでしまう。ヒューバートは周囲の人間に嫌われ蔑まれ避けられたが、彼の婚約者だけは違ったのかもしれない。アルバートが主人公にヒューバートのことを話す時、彼と婚約者は普通に仲が良かったと言っていた気がする。
幼い頃からの婚約でもお互いのことを好いている様な書かれ方だったので、他の政略結婚の為に婚約した人達とは違い、恋に落ちてから婚約をしたのかもしれない。実際、オズはこれまでオブライエン家からヒューバート誕生パーティーや茶会の招待を何度も貰っていた。それらを断らず最初から会っていたら、もう随分前にオズワルドとヒューバートは出会っていたことになるし、時間をかけて互いを好きになってから婚約をしていても可笑しくはない。
(なんて事だ‥‥まさか、ヒューバートはオズワルドに恋をする運命なのだろうか?)
適当に庭を歩き回っていても、友人と話をしながら立食用スイーツを食べ歩いているヒューバートは、気が付いたら何故か側に居る。
オズは唾をごくんと飲み込んだ。
(何が運命だ!俺は運命を曲げる為に行動するんだぞ。ヒューバートぐらい撒いてやる!)
そう意気込んだオズは、少し人混みから離れて、近くにあった茂みに思い切り飛び込んだ。
458
あなたにおすすめの小説
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
悪役令息(Ω)に転生したので、破滅を避けてスローライフを目指します。だけどなぜか最強騎士団長(α)の運命の番に認定され、溺愛ルートに突入!
水凪しおん
BL
貧乏男爵家の三男リヒトには秘密があった。
それは、自分が乙女ゲームの「悪役令息」であり、現代日本から転生してきたという記憶だ。
家は没落寸前、自身の立場は断罪エンドへまっしぐら。
そんな破滅フラグを回避するため、前世の知識を活かして領地改革に奮闘するリヒトだったが、彼が生まれ持った「Ω」という性は、否応なく運命の渦へと彼を巻き込んでいく。
ある夜会で出会ったのは、氷のように冷徹で、王国最強と謳われる騎士団長のカイ。
誰もが恐れるαの彼に、なぜかリヒトは興味を持たれてしまう。
「関わってはいけない」――そう思えば思うほど、抗いがたいフェロモンと、カイの不器用な優しさがリヒトの心を揺さぶる。
これは、運命に翻弄される悪役令息が、最強騎士団長の激重な愛に包まれ、やがて国をも動かす存在へと成り上がっていく、甘くて刺激的な溺愛ラブストーリー。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
-----------------------------------------
0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新
妹を救うためにヒロインを口説いたら、王子に求愛されました。
藤原遊
BL
乙女ゲームの悪役令息に転生したアラン。
妹リリィが「悪役令嬢として断罪される」未来を変えるため、
彼は決意する――ヒロインを先に口説けば、妹は破滅しない、と。
だがその“奇行”を見ていた王太子シリウスが、
なぜかアラン本人に興味を持ち始める。
「君は、なぜそこまで必死なんだ?」
「妹のためです!」
……噛み合わないはずの会話が、少しずつ心を動かしていく。
妹は完璧令嬢、でも内心は隠れ腐女子。
ヒロインは巻き込まれて腐女子覚醒。
そして王子と悪役令息は、誰も知らない“仮面の恋”へ――。
断罪回避から始まる勘違い転生BL×宮廷ラブストーリー。
誰も不幸にならない、偽りと真実のハッピーエンド。
『君を幸せにする』と毎日プロポーズしてくるチート宮廷魔術師に、飽きられるためにOKしたら、なぜか溺愛が止まらない。
春凪アラシ
BL
「君を一生幸せにする」――その言葉が、これほど厄介だなんて思わなかった。
チート宮廷魔術師×うさぎ獣人の道具屋。
毎朝押しかけてプロポーズしてくる天才宮廷魔術師・シグに、うんざりしながらも返事をしてしまったうさぎ獣人の道具屋である俺・トア。
でもこれは恋人になるためじゃない、“一目惚れの幻想を崩し、幻滅させて諦めさせる作戦”のはずだった。
……なのに、なんでコイツ、飽きることなく俺の元に来るんだよ?
“うさぎ獣人らしくない俺”に、どうしてそんな真っ直ぐな目を向けるんだ――?
見た目も性格も不釣り合いなふたりが織りなす、ちょっと不器用な異種族BL。
同じ世界観の「「世界一美しい僕が、初恋の一目惚れ軍人に振られました」僕の辞書に諦めはないので全力で振り向かせます」を投稿してます!トアも出てくるので良かったらご覧ください✨
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
【完結】僕の異世界転生先は卵で生まれて捨てられた竜でした
エウラ
BL
どうしてこうなったのか。
僕は今、卵の中。ここに生まれる前の記憶がある。
なんとなく異世界転生したんだと思うけど、捨てられたっぽい?
孵る前に死んじゃうよ!と思ったら誰かに助けられたみたい。
僕、頑張って大きくなって恩返しするからね!
天然記念物的な竜に転生した僕が、助けて育ててくれたエルフなお兄さんと旅をしながらのんびり過ごす話になる予定。
突発的に書き出したので先は分かりませんが短い予定です。
不定期投稿です。
本編完結で、番外編を更新予定です。不定期です。
婚約者の王子様に愛人がいるらしいが、ペットを探すのに忙しいので放っておいてくれ。
フジミサヤ
BL
「君を愛することはできない」
可愛らしい平民の愛人を膝の上に抱え上げたこの国の第二王子サミュエルに宣言され、王子の婚約者だった公爵令息ノア・オルコットは、傷心のあまり学園を飛び出してしまった……というのが学園の生徒たちの認識である。
だがノアの本当の目的は、行方不明の自分のペット(魔王の側近だったらしい)の捜索だった。通りすがりの魔族に道を尋ねて目的地へ向かう途中、ノアは完璧な変装をしていたにも関わらず、何故かノアを追ってきたらしい王子サミュエルに捕まってしまう。
◇拙作「僕が勇者に殺された件。」に出てきたノアの話ですが、一応単体でも読めます。
◇テキトー設定。細かいツッコミはご容赦ください。見切り発車なので不定期更新となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる