425 / 1,130
連載
上位精霊達!
しおりを挟む
「おー・・・いっぱいいるねぇ。」
「スライムうじゃうじゃじゃん。」
千春と頼子はスライム養殖場の穴をのぞき込みながら呟く。
「今の所使い道はゼリーだけだったからあまり間引いていない。」
エンハルトとアリンハンドものぞき込みながら説明する。
「美容液に使うならもっと増やすのかな。」
「いや、これ以上増やすのはお勧めしないな。」
「やっぱり危ない?」
「精霊や妖精達からすれば脅威だろうが、人間から見ればたいしたことはない、だが今の量でも足りるだろう。」
「精霊は魔力の塊の様なものですからね。」
「ふぅーん。」
「アリンさんアレちょっと大きくない?」
頼子は少し離れた所に居るスライムを指差す。
「あれは核持ちです、分裂してある程度大きくなると核を持つんです、核持ちは核無しを増やすんですよ。」
「私が貰ってるのは核無し?」
「はい、小さい個体なので。」
「合体して大きくなったりしないの?」
頼子は某スライムが合体するのを思い出す。
「合体する事もあるようですが稀ですねぇ。」
スライム見学を終え千春達は美桜と麗奈が居る訓練所へ移動する事にした。
---------------
「ただいまー。」
「おかえりチハル、スライムいた?」
「いたいた、うじゃうじゃ。」
「おー、美容液にもなるし食用にもなるし便利だよね。」
「まぁねー、お母様が使う分も余裕で確保出来るらしいから・・・なにやってんの?」
千春は美桜と話しをしていると、麗奈は杖を前に出し魔力を練っていた、麗奈の隣には木のドラゴン、ラムンディが佇んでいた。
「精霊を呼ぶ練習だってさ。」
「あー、ラムンディさん木の精霊だっけ?」
「そそ、レナって精霊と話せるじゃん?精霊召喚魔術もイケるっぽくてさ。」
美桜が説明をしていると、麗奈の前に火の塊が地面に湧く。
「精霊ちゃんいらっしゃい!」
麗奈が言うと小さく火を纏ったトカゲが現れた。
「出来た!」
「うむ、下位の精霊だが、こやつの放つ炎は、中級の魔法に、匹敵する。」
「おぉー!」
「しかし魔力は、レナの魔力を使う、あまり、使いすぎるのは、ダメだぞ。」
「了解、この子の上の精霊って何が居るの?」
「色々居るからな、呼んでみるか?」
「呼べるの?」
「足りない、魔力は、我が補おう。」
麗奈は頷くと魔力を溜める。
「精霊ちゃんいらっしゃい!!!」
トカゲが帰るとまた魔力を溜める、そして呼びかける。
ゴォォォォウ!!!!
「ぶぉぁ!!!ちょっ!?」
地面から噴き出す炎に驚く麗奈、千春達もビックリしながら見つめる。
「誰だ俺を呼んだのは・・・ラムンディ、久しぶりだな。」
「あぁ、久しいな。」
「で?何の用で呼んだ?」
炎を纏う厳つい男性の精霊が麗奈をのぞき込む。
「え?用・・・?」
「なんだ、用も無しに俺を呼んだのか?」
「我が呼べと言ったからな。」
ラムンディは何でもない様に答え、麗奈もウンウンと頷く。
「なんだ、お前この娘と契約でもしたのか?」
「レナと呼べ、俺を長い封印から、解放したのだ、レナの命の火が消えるまでは、仕える事にした。」
「ほぉ~、面白れぇ事してるな、それで?俺も仕えるのか?」
「いや、1人の人間に、上位精霊が、2座も必要無いだろう、我だけで、構わぬよ。」
「良いじゃねぇか、どうせ100年足らずだろ、おいレナ俺を仕えるか?」
「良いの?」
「構わんぞ、ラムンディ構わねぇよな?」
「構わぬよ。」
「レナ、俺の名前はクテトラ、呼びたい時は俺の名前を呼べ。」
楽しそうに腰に手を当て麗奈に言う。
「クテトラさん?」
「さんは要らねえぞ。」
「いえいえ、クテトラさんよろしくお願いします。」
「はっはっはっは!!!!おもしれえ人間だな!!!!!」
「面白いだけではないぞ、魂も強い、そして精霊の、慈愛も深い。」
「へぇ、レナ、他の奴らも呼べ。」
「へ!?」
「俺も魔力を渡そう、セルッティと呼べ。」
「セルッティ?」
「レナ、我も居る、呼んでみろ。」
「分った。」
麗奈は杖を前に出し魔力を集める。
「セルッティさんいらっしゃいませ!」
麗奈が言うと風が集まり巻き上がる。
「・・・何?あら、ラムンディとクテトラじゃない、相容れない貴方達が何故一緒に居るの?」
風を纏う女性が相容れない精霊2座を見ながら言う。
「はっはっは!!!!このレナという人間に仕える事にした、お前もどうだ?」
「へぇ・・・珍しい、この世界の子では無いわね。」
「うむ、女神の懇意にしている違う世界の人間だな。」
「ひゅ~~~♪アイトネ様の愛し子なの?」
「その様だな。」
ラムンディは視線を動かすと、目を見開きビックリしている千春を見る。
「・・・良いわよ♪この子の命の火が消えるまでで良いのかしら?」
「あぁ構わねぇ。」
「構わぬよ、女神の目がある、我らの力を欲に使う事は無い。」
「フフフ、レナ、よろしくね。」
「え?あ、はい。」
「よーし!次はオピクス呼ぼうぜ。」
クテトラは楽し気に言う。
「あの・・・上位精霊さんこんなに呼んで私魔力足りないんじゃ。」
「使役とは違う、我らの魔力を使うのだ、大丈夫だ、さぁオピクスを、呼べレナ。」
「・・・チハルー!」
「・・・え?私に振らないで!」
「ミオぉぉぉ!」
「早く呼びなよ、次誰が来るのかな。」
「・・・ヨリぃぃぃ。」
「あははは・・・すごいね、上位精霊とか、アリンさんコレヤバいよね。」
「はい、物凄くヤバいです、国王陛下が聞いたら確実に倒れます。」
「レナ、呼びかけろ。」
ラムンディに言われもう一度杖を前にだす。
「えーい!どうにでもなれー!オピクスさんいらっしゃいませ!」
麗奈が言うと地面から水が噴き出す。
「・・・あなた達何してるのよ。」
水の上位精霊オピクスと言われた透明の女性が腰に手を当て怒る。
「お、オピクス久しぶりだな。」
「オピちゃん久しぶりー。」
「オピクスよ、そう怒るな、レナに恩を返しているだけだ。」
「なーーーにが恩よ、貴方が楽しむ所なんて数万年ぶりに見たわ。」
水の上位精霊オピクスは溜息を吐くが笑みを浮かべている。
「ごめんなさい、レナと言うのね、精霊の戯れに付き合ってもらって有難う。」
「あ、いえ、なんか凄い事になってるっぽいですけれど。」
「そうね、貴女の魔力は心地良いからこの精霊達の気持ちも分からない事もないわ。」
「はぁ、良く分からないですけれど、有難うございます。」
「別に仕えるのは構わないけれど聞いても良いかしら?」
「はい、何ですか?」
「貴女は人間の国を滅ぼす力を得たわ、その力をどう使うの?」
「え~っと・・・別に、既にそれくらい出来る人達が居るんで。」
麗奈はチラリと千春を見る。
「・・・聖女、女神の愛し子?」
「あ、なんかセルッティさんが言ってましたね。」
「準管理者クラスの聖獣がこんなに揃って、貴女達何者なの?」
ルプやビェリー、コンも楽しそうに見ている、それを見て溜息を吐くオピクス。
「えー、異世界の女子高生です。」
「目的は?」
「異世界観光?美味しい物食べて遊んでるだけですね。」
オピクスに答える麗奈、平然と答える麗奈を見極める様にのぞき込むオピクスはクスッと笑う。
「良いわ、付き合ってあげましょう、クテトラぁ!!!!」
「うぉっ!?なんだよ!オピクス。」
「これ以上呼ばないで頂戴、人間に上位精霊が仕える自体稀なのに、4座なんて前代未聞だわ。」
「お、おう、ネガルスも呼びたかったんだが。」
「ダメ、ネガルスなんて呼んだら喜んで天変地異起こすわよ。」
呆れた様に言うオピクス。
「ラムンディさん、ネガルスさんって?」
「大地の精霊だ、好きな所に、地震や噴火、させる事が出来る。」
「マ!?」
「おう、楽しいヤツだぞ。」
「クテトラ黙りなさい。」
「・・・はい。」
オピクスに言われ黙るクテトラ。
「・・・アイトネぇ~。」
『はぁ~い♪』
「コレ大丈夫なの?」
『問題無いわよ?』
アイトネは千春が声を掛けるとフワリと現れ答える、その姿を見てオピクスは膝を突く。
「アイトネ様お久しぶりで御座います。」
『オピちゃん久しぶりー♪この子達は大丈夫よ~♪』
「はい、しかし、やり過ぎかと。」
『フフフ、この子達の事は私が責任を持つわ。』
「そこまで言われるのでしたら何も問題有りません、愛し子にお仕え謹んでお受けいたします。」
「アイトネ、愛し子って何?」
『ん?えっとぉ~・・・可愛がってる子?』
「ん~?何か隠してない?」
『・・・それじゃ帰るわね♪』
アイトネはそう言うと手を振り消えた。
「ルプ、愛し子って何?」
「・・・可愛がってる子だろ?」
「何か知ってるよね?」
「・・・さぁ?どうだろうなぁ。」
千春が問いかけると目を逸らす。
「ビェリー何か知ってる?」
頼子もビェリーに聞くが、ビェリーは寝たふりをして答えない。
「コンちゃ~ん♪」
「あぃ!?」
「何か知ってる?」
「・・・。」
「お・ね・が・い。」
美桜はコンを捕まえ抱きかかえる。
「うわぁぁん!」
「そこまで!?」
美桜はコンが泣きそうなので追及を止める。
「ラムンディさん、知ってるんですよね?」
麗奈は木の精霊ラムンディにこそっと問いかける。
「女神が、はぐらかした事を、我が言うのも・・・な。」
「オピクスさ~ん。」
「・・・そのうち分かるわよ。」
「気になる!」
「ヒントだけね。」
「うんうん!」
「貴女達はアイトネ様の御加護を受けてるわ。」
「・・・守られてる的な?」
「ある意味そうね。」
意味ありげに答える水の上位精霊オピクスはクスッと笑う、そして上位精霊達は姿を消した。
「スライムうじゃうじゃじゃん。」
千春と頼子はスライム養殖場の穴をのぞき込みながら呟く。
「今の所使い道はゼリーだけだったからあまり間引いていない。」
エンハルトとアリンハンドものぞき込みながら説明する。
「美容液に使うならもっと増やすのかな。」
「いや、これ以上増やすのはお勧めしないな。」
「やっぱり危ない?」
「精霊や妖精達からすれば脅威だろうが、人間から見ればたいしたことはない、だが今の量でも足りるだろう。」
「精霊は魔力の塊の様なものですからね。」
「ふぅーん。」
「アリンさんアレちょっと大きくない?」
頼子は少し離れた所に居るスライムを指差す。
「あれは核持ちです、分裂してある程度大きくなると核を持つんです、核持ちは核無しを増やすんですよ。」
「私が貰ってるのは核無し?」
「はい、小さい個体なので。」
「合体して大きくなったりしないの?」
頼子は某スライムが合体するのを思い出す。
「合体する事もあるようですが稀ですねぇ。」
スライム見学を終え千春達は美桜と麗奈が居る訓練所へ移動する事にした。
---------------
「ただいまー。」
「おかえりチハル、スライムいた?」
「いたいた、うじゃうじゃ。」
「おー、美容液にもなるし食用にもなるし便利だよね。」
「まぁねー、お母様が使う分も余裕で確保出来るらしいから・・・なにやってんの?」
千春は美桜と話しをしていると、麗奈は杖を前に出し魔力を練っていた、麗奈の隣には木のドラゴン、ラムンディが佇んでいた。
「精霊を呼ぶ練習だってさ。」
「あー、ラムンディさん木の精霊だっけ?」
「そそ、レナって精霊と話せるじゃん?精霊召喚魔術もイケるっぽくてさ。」
美桜が説明をしていると、麗奈の前に火の塊が地面に湧く。
「精霊ちゃんいらっしゃい!」
麗奈が言うと小さく火を纏ったトカゲが現れた。
「出来た!」
「うむ、下位の精霊だが、こやつの放つ炎は、中級の魔法に、匹敵する。」
「おぉー!」
「しかし魔力は、レナの魔力を使う、あまり、使いすぎるのは、ダメだぞ。」
「了解、この子の上の精霊って何が居るの?」
「色々居るからな、呼んでみるか?」
「呼べるの?」
「足りない、魔力は、我が補おう。」
麗奈は頷くと魔力を溜める。
「精霊ちゃんいらっしゃい!!!」
トカゲが帰るとまた魔力を溜める、そして呼びかける。
ゴォォォォウ!!!!
「ぶぉぁ!!!ちょっ!?」
地面から噴き出す炎に驚く麗奈、千春達もビックリしながら見つめる。
「誰だ俺を呼んだのは・・・ラムンディ、久しぶりだな。」
「あぁ、久しいな。」
「で?何の用で呼んだ?」
炎を纏う厳つい男性の精霊が麗奈をのぞき込む。
「え?用・・・?」
「なんだ、用も無しに俺を呼んだのか?」
「我が呼べと言ったからな。」
ラムンディは何でもない様に答え、麗奈もウンウンと頷く。
「なんだ、お前この娘と契約でもしたのか?」
「レナと呼べ、俺を長い封印から、解放したのだ、レナの命の火が消えるまでは、仕える事にした。」
「ほぉ~、面白れぇ事してるな、それで?俺も仕えるのか?」
「いや、1人の人間に、上位精霊が、2座も必要無いだろう、我だけで、構わぬよ。」
「良いじゃねぇか、どうせ100年足らずだろ、おいレナ俺を仕えるか?」
「良いの?」
「構わんぞ、ラムンディ構わねぇよな?」
「構わぬよ。」
「レナ、俺の名前はクテトラ、呼びたい時は俺の名前を呼べ。」
楽しそうに腰に手を当て麗奈に言う。
「クテトラさん?」
「さんは要らねえぞ。」
「いえいえ、クテトラさんよろしくお願いします。」
「はっはっはっは!!!!おもしれえ人間だな!!!!!」
「面白いだけではないぞ、魂も強い、そして精霊の、慈愛も深い。」
「へぇ、レナ、他の奴らも呼べ。」
「へ!?」
「俺も魔力を渡そう、セルッティと呼べ。」
「セルッティ?」
「レナ、我も居る、呼んでみろ。」
「分った。」
麗奈は杖を前に出し魔力を集める。
「セルッティさんいらっしゃいませ!」
麗奈が言うと風が集まり巻き上がる。
「・・・何?あら、ラムンディとクテトラじゃない、相容れない貴方達が何故一緒に居るの?」
風を纏う女性が相容れない精霊2座を見ながら言う。
「はっはっは!!!!このレナという人間に仕える事にした、お前もどうだ?」
「へぇ・・・珍しい、この世界の子では無いわね。」
「うむ、女神の懇意にしている違う世界の人間だな。」
「ひゅ~~~♪アイトネ様の愛し子なの?」
「その様だな。」
ラムンディは視線を動かすと、目を見開きビックリしている千春を見る。
「・・・良いわよ♪この子の命の火が消えるまでで良いのかしら?」
「あぁ構わねぇ。」
「構わぬよ、女神の目がある、我らの力を欲に使う事は無い。」
「フフフ、レナ、よろしくね。」
「え?あ、はい。」
「よーし!次はオピクス呼ぼうぜ。」
クテトラは楽し気に言う。
「あの・・・上位精霊さんこんなに呼んで私魔力足りないんじゃ。」
「使役とは違う、我らの魔力を使うのだ、大丈夫だ、さぁオピクスを、呼べレナ。」
「・・・チハルー!」
「・・・え?私に振らないで!」
「ミオぉぉぉ!」
「早く呼びなよ、次誰が来るのかな。」
「・・・ヨリぃぃぃ。」
「あははは・・・すごいね、上位精霊とか、アリンさんコレヤバいよね。」
「はい、物凄くヤバいです、国王陛下が聞いたら確実に倒れます。」
「レナ、呼びかけろ。」
ラムンディに言われもう一度杖を前にだす。
「えーい!どうにでもなれー!オピクスさんいらっしゃいませ!」
麗奈が言うと地面から水が噴き出す。
「・・・あなた達何してるのよ。」
水の上位精霊オピクスと言われた透明の女性が腰に手を当て怒る。
「お、オピクス久しぶりだな。」
「オピちゃん久しぶりー。」
「オピクスよ、そう怒るな、レナに恩を返しているだけだ。」
「なーーーにが恩よ、貴方が楽しむ所なんて数万年ぶりに見たわ。」
水の上位精霊オピクスは溜息を吐くが笑みを浮かべている。
「ごめんなさい、レナと言うのね、精霊の戯れに付き合ってもらって有難う。」
「あ、いえ、なんか凄い事になってるっぽいですけれど。」
「そうね、貴女の魔力は心地良いからこの精霊達の気持ちも分からない事もないわ。」
「はぁ、良く分からないですけれど、有難うございます。」
「別に仕えるのは構わないけれど聞いても良いかしら?」
「はい、何ですか?」
「貴女は人間の国を滅ぼす力を得たわ、その力をどう使うの?」
「え~っと・・・別に、既にそれくらい出来る人達が居るんで。」
麗奈はチラリと千春を見る。
「・・・聖女、女神の愛し子?」
「あ、なんかセルッティさんが言ってましたね。」
「準管理者クラスの聖獣がこんなに揃って、貴女達何者なの?」
ルプやビェリー、コンも楽しそうに見ている、それを見て溜息を吐くオピクス。
「えー、異世界の女子高生です。」
「目的は?」
「異世界観光?美味しい物食べて遊んでるだけですね。」
オピクスに答える麗奈、平然と答える麗奈を見極める様にのぞき込むオピクスはクスッと笑う。
「良いわ、付き合ってあげましょう、クテトラぁ!!!!」
「うぉっ!?なんだよ!オピクス。」
「これ以上呼ばないで頂戴、人間に上位精霊が仕える自体稀なのに、4座なんて前代未聞だわ。」
「お、おう、ネガルスも呼びたかったんだが。」
「ダメ、ネガルスなんて呼んだら喜んで天変地異起こすわよ。」
呆れた様に言うオピクス。
「ラムンディさん、ネガルスさんって?」
「大地の精霊だ、好きな所に、地震や噴火、させる事が出来る。」
「マ!?」
「おう、楽しいヤツだぞ。」
「クテトラ黙りなさい。」
「・・・はい。」
オピクスに言われ黙るクテトラ。
「・・・アイトネぇ~。」
『はぁ~い♪』
「コレ大丈夫なの?」
『問題無いわよ?』
アイトネは千春が声を掛けるとフワリと現れ答える、その姿を見てオピクスは膝を突く。
「アイトネ様お久しぶりで御座います。」
『オピちゃん久しぶりー♪この子達は大丈夫よ~♪』
「はい、しかし、やり過ぎかと。」
『フフフ、この子達の事は私が責任を持つわ。』
「そこまで言われるのでしたら何も問題有りません、愛し子にお仕え謹んでお受けいたします。」
「アイトネ、愛し子って何?」
『ん?えっとぉ~・・・可愛がってる子?』
「ん~?何か隠してない?」
『・・・それじゃ帰るわね♪』
アイトネはそう言うと手を振り消えた。
「ルプ、愛し子って何?」
「・・・可愛がってる子だろ?」
「何か知ってるよね?」
「・・・さぁ?どうだろうなぁ。」
千春が問いかけると目を逸らす。
「ビェリー何か知ってる?」
頼子もビェリーに聞くが、ビェリーは寝たふりをして答えない。
「コンちゃ~ん♪」
「あぃ!?」
「何か知ってる?」
「・・・。」
「お・ね・が・い。」
美桜はコンを捕まえ抱きかかえる。
「うわぁぁん!」
「そこまで!?」
美桜はコンが泣きそうなので追及を止める。
「ラムンディさん、知ってるんですよね?」
麗奈は木の精霊ラムンディにこそっと問いかける。
「女神が、はぐらかした事を、我が言うのも・・・な。」
「オピクスさ~ん。」
「・・・そのうち分かるわよ。」
「気になる!」
「ヒントだけね。」
「うんうん!」
「貴女達はアイトネ様の御加護を受けてるわ。」
「・・・守られてる的な?」
「ある意味そうね。」
意味ありげに答える水の上位精霊オピクスはクスッと笑う、そして上位精霊達は姿を消した。
798
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
『婚約なんて予定にないんですが!? 転生モブの私に公爵様が迫ってくる』
ヤオサカ
恋愛
この物語は完結しました。
現代で過労死した原田あかりは、愛読していた恋愛小説の世界に転生し、主人公の美しい姉を引き立てる“妹モブ”ティナ・ミルフォードとして生まれ変わる。今度こそ静かに暮らそうと決めた彼女だったが、絵の才能が公爵家嫡男ジークハルトの目に留まり、婚約を申し込まれてしまう。のんびり人生を望むティナと、穏やかに心を寄せるジーク――絵と愛が織りなす、やがて幸せな結婚へとつながる転生ラブストーリー。
聖女の力は「美味しいご飯」です!~追放されたお人好し令嬢、辺境でイケメン騎士団長ともふもふ達の胃袋掴み(物理)スローライフ始めます~
夏見ナイ
恋愛
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力!
絶望的な状況でもお人好しなリリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。
最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り!
追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?
厄介払いされてしまいました
たくわん
恋愛
侯爵家の次女エリアーナは、美人の姉ロザリンドと比べられ続け、十八年間冷遇されてきた。
十八歳の誕生日、父から告げられたのは「辺境の老伯爵に嫁げ」という厄介払いの命令。
しかし、絶望しながらも辺境へ向かったエリアーナを待っていたのは――。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。