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明日は何するかな!
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「ヨリちゃん今日泊まる?」
「んー、1回帰ったほうがいいだろうなーお正月だし。」
「そっか、それじゃ向こうまで送るよ。」
千春は頼子とビェリーを日本に送る。
「それじゃ帰ったら連絡するよ。」
「うん、良かったら明日もk「勿論来るよ!!!。」」
「お、おう、待ってるよ。」
「それじゃねー。」
頼子はビェリーを頭に乗せ帰って行った。
「ビェリーの収納便利だなー、手ぶらじゃん。」
2人を見ながら部屋に帰る。
「千春今日はどうするんだい?」
「んーちょっと疲れたしお母様の所で温泉はいったら寝るよ。」
「そっか、お父さんあの客間ずっと使って良いらしいから、お父さんも今日は王国で過ごすよ。」
「うんわかった、あ、あと私スマホ使えるから何か有ったら連絡頂戴。」
「・・・お父さんココまで来ないと使えないんだけど。」
「あー・・・(アイトネー・・・)」
((なーに?))
(お父さんも携帯使える様に出来ないかなー・・・)
((いいわよー、こっちからスキル付けるわねー、動かないでね))
「お父さん、ちょっと動かないでね。」
「うん?わかった。」
直ぐにアイトネから声が掛かる。
((出来たわよー、充電も出来るセットで付けておいたから~♪))
(ありがとー、またお菓子持ってくるね!)
((はーい、またね~♪))
「お父さんも使える様にしてもらったよ。」
「え?」
「今アイトネに連絡して携帯使える様にしてもらったよ、あと自分のMPで充電まで出来るよ。」
「本当か?凄いな、そんな事出来るんだ女神様って。」
「うん、私とヨリも付けて貰ったんだけど、すっごい助かる。」
「それじゃぁ千春達がお出かけしてても電話出来るの?」
「らしいよ?」
「そっか、お泊りで出かけてると連絡取れないから不便だったもんね。」
大樹は携帯を触りながら充電を見る。
「本当だ、充電されてるね。」
「手に持たないと充電出来ないのか、まぁ充電早いみたいだし持つくらいいっか。」
「そうだね、向こうに戻らないと充電出来ないし、バッテリー持って来ても限度あるからね。」
「それじゃユラちゃんお母様の所に行こうか。」
「うん!」
「それじゃサフィー今日のお仕事終わりで。」
「付いて行きますよ?」
「お母様の所でお風呂入って寝るだけだよ?」
「はい、そこまでが私の仕事ですから。」
「・・・はい。」
マルグリットの部屋に3人で向かう、モリアン、コラリー、ドロテの三人侍女は業務終了だ。
「お母様来ましたー。」
「いらっしゃいチハル、ユラ。」
「今日はお風呂頂きに来ました。」
「久しぶりに一緒に入りましょうね。」
侍女が湯浴みの準備が出来たと伝えると3人はお風呂に入る。
「今日の夕食はチハルのレシピなのよね?」
「え?今日は何が出たんですか?」
「香味茸のご飯が出たわよ、あと茶碗蒸しもチハルのレシピだそうね。」
「あ、王族の夕食にも出すって聞いてなかったもので、どうでした?」
「美味しかったわよー、珍しい茸らしいわね、あれを採りに行ってたんですって?」
「そうなんです、日本でも希少な茸で高いんですよー、ルノアーさんに見せて貰って食べたくなったので採りに行きました。」
「行動力あるわよねーチハルって、まぁロイロが居たから出来たんでしょうけど。」
「はい、馬車で片道7日ですからねぇ、ロイロが居ないと行けませんでしたね。」
「馬車で7日をどれくらいで移動出来るのかしら。」
「行きはのんびり行って4時間で、最後リヴァイアサンに乗せてもらって湖を渡ったので5時間ですね、帰りは直行で帰って来たので3時間くらいですか。」
「リヴァイアサン・・・たしか水神様が居るって噂は聞いた事はあるけど。」
「はい、その水神様がリヴァイアサンでした、とても良いドラゴンさんでしたよ?」
ユラもウンウンと頷きながらマルグリットを見る。
「7日を3時間くらいねぇ、それじゃぁローレルが行ってるハース領まで5時間掛からないのね。」
「西にある海の街ですか?」
「えぇそうよ、今ローレルが向かってると思うけど。」
「海かーこっち夏ですもんねー、行きたいなー。」
「行って来れば良いじゃない、ハース伯爵には手紙を書いておくわよ?」
「良いんですか!?」
「えぇ、タイキさんもエイダンと一緒に最近はショウギと言うのにハマってるみたいだし、チハルも遊びたいでしょ?」
「はい!ヨリも連れて行って良いですか?」
「良いわよ、ちゃんと手紙には侍女では無く貴族の娘で王女2人の大事なお友達って書いておくわ。」
「有難う御座います。」
「チハルおねえちゃんうみいくの?」
「うん、ユラちゃんも行くでしょ?」
「いくー!」
「ユラは海を見た事あるの?」
「ないです!おかあさま!」
「それじゃ楽しみね、フフッ。」
3人はお風呂から上がり、マルグリットは手紙を書き留める。
「はいチハル、この手紙をハース伯爵に渡してね、あとこの短剣を持って行って。」
「短剣ですか?」
「えぇ、必要ないかも知れないけど、王国の紋章が付いている王族の短剣よ、何か有ったらそれを見せなさい、見せても聞かない様な輩はロイロとルプに命令していいわ。」
「なんて命令するんですか?」
「何でも良いわよ、不敬で処理していいわ。」
そう言うと首に手をやりスッと動かす。
「ひぃっ。」
「フフッ、チハルはそんな事しないわね、でも遠慮しなくていいってロイロとルプには言っておきなさい。」
「はい分かりました。」
3人は久しぶりに一緒にベッドに入り一晩過ごした。
------------------------
「ビェリーって歳いくつくらいなの?」
頼子は帰りながらビェリーに聞いてみる。
「わっちかー?500歳くらいやなかったかな?」
「すっごい長生きなのね。」
「いや、50年くらいで一度死んだはずなんやけど神社で死んだら生き返っとったんよ。」
「蛇って50年も生きるの?」
「そんなに生きるのはおらんな、わっちは何故か生きてたなぁ。」
「それで土地神になったの?」
「んー、気付いたら神社で厄災払っとったんよね、祀ってる人くらいは守るかなーってな?」
「それで、ルプ君の神社にお邪魔してたのね。」
「隣町の神社が無くなってな、まぁしゃーない、大きなマンションが建ってたわー。」
「世知辛い世の中だねぇ神様も。」
頼子は家に帰り着き、ビェリーに荷物を出して貰い家に入る。
「お母さんただいまー。」
「お帰り頼ちゃん、千春ちゃん元気だった?」
「うん、めっちゃ元気だったよ、千春のお父さんも帰って来てて、めっちゃ元気だったよ。」
「あら、藤井さん帰って来てたのね、大変よね海外出張って。」
「うん、大変そうだったよ、すごい今羽伸ばしてたもん。」
「それは良かったわね、LIMEで晩御飯いらないって言ってたけど良いの?」
「うん、千春の作ったご飯食べて来たからお腹いっぱい。」
「それじゃお風呂入っておいでー。」
「はーい。」
頼子はお風呂に入った後リビングに行くと母が1人でテレビを見ながらお茶をしていた。
「あがったよー、お父さんは?」
「叔父さんの所で飲んでるわよ、正月は飲んでも怒られないって思って好き放題よ。」
「あはは、まぁうちのお父さんも羽伸ばしてんだねー。」
「ま、正月休みくらいは許すわよ。」
「まぁ心が広い事で。」
「それで、頼ちゃん、その頭に乗ってる白蛇は何?」
「え!?」
「悪い憑き物じゃないのは分かるからほっといたけど、何かなーってね?」
「ビェリー姿消してるんだよね?」
「けしとるよ?」
「へぇ、会話出来るのね、何処かの土地神かしら?」
「お母さんなんでわかんの?」
ビックリしながら頼子は母を見る。
「お母さんの実家は何ですかー?」
「・・・神社。」
「お母さんの結婚する前の職業はー?」
「巫女さん。」
「で、そのビェリーちゃんはなーに?」
「えっとねー・・・・」
千春と神社を通りビェリーに会い、異世界へ行き名前を付けてしまい契約した事等を話する。
「はぁー!不思議な事も有るのねー、全部本当なのよね?」
「うん。」
「それでビェリー君なのかな、頼ちゃんがごめんなさいね。」
「んにゃ、付いて行ったのは自分やし、ヨリに名前付けて貰った事も後悔しとらんよ母君も気にせんでくれ。」
「そう言って貰えると巫女としても助かるわ、それじゃぁ頼ちゃんをよろしくね。」
「あぁわっちが責任持って守るけん。」
ビェリーも頼子の母に胸を張って言う。
「はぁ、それじゃ今日もその違う世界に遊びに行ってたのよね。」
「うん。」
「明日も行くの?」
「いくつもり、ダメ?」
「良いわよ、千春ちゃんもお父さんも行ってるんでしょ?」
「うん。」
「女神様ともお友達なら滅多な事は無いでしょ、気を付けて遊びなさいよ。」
「はーい、有難うお母さん。」
「それじゃお母さんもお風呂入って来るわ、寝るなら鍵閉めてね。」
「はーい、おやすみなさーい。」
頼子は鍵を閉め自分の部屋に行く。
「はぁー!びっくりしたー。」
「わっちもビックリしたぞー。」
「でも内緒にして遊びに行くの罪悪感あったから良かったかも。」
「そうやね、わっちも安心した。」
「それじゃお休みビェリー。」
「おやすみー。」
2人は明日を楽しみにしながら眠りに就いた。
「んー、1回帰ったほうがいいだろうなーお正月だし。」
「そっか、それじゃ向こうまで送るよ。」
千春は頼子とビェリーを日本に送る。
「それじゃ帰ったら連絡するよ。」
「うん、良かったら明日もk「勿論来るよ!!!。」」
「お、おう、待ってるよ。」
「それじゃねー。」
頼子はビェリーを頭に乗せ帰って行った。
「ビェリーの収納便利だなー、手ぶらじゃん。」
2人を見ながら部屋に帰る。
「千春今日はどうするんだい?」
「んーちょっと疲れたしお母様の所で温泉はいったら寝るよ。」
「そっか、お父さんあの客間ずっと使って良いらしいから、お父さんも今日は王国で過ごすよ。」
「うんわかった、あ、あと私スマホ使えるから何か有ったら連絡頂戴。」
「・・・お父さんココまで来ないと使えないんだけど。」
「あー・・・(アイトネー・・・)」
((なーに?))
(お父さんも携帯使える様に出来ないかなー・・・)
((いいわよー、こっちからスキル付けるわねー、動かないでね))
「お父さん、ちょっと動かないでね。」
「うん?わかった。」
直ぐにアイトネから声が掛かる。
((出来たわよー、充電も出来るセットで付けておいたから~♪))
(ありがとー、またお菓子持ってくるね!)
((はーい、またね~♪))
「お父さんも使える様にしてもらったよ。」
「え?」
「今アイトネに連絡して携帯使える様にしてもらったよ、あと自分のMPで充電まで出来るよ。」
「本当か?凄いな、そんな事出来るんだ女神様って。」
「うん、私とヨリも付けて貰ったんだけど、すっごい助かる。」
「それじゃぁ千春達がお出かけしてても電話出来るの?」
「らしいよ?」
「そっか、お泊りで出かけてると連絡取れないから不便だったもんね。」
大樹は携帯を触りながら充電を見る。
「本当だ、充電されてるね。」
「手に持たないと充電出来ないのか、まぁ充電早いみたいだし持つくらいいっか。」
「そうだね、向こうに戻らないと充電出来ないし、バッテリー持って来ても限度あるからね。」
「それじゃユラちゃんお母様の所に行こうか。」
「うん!」
「それじゃサフィー今日のお仕事終わりで。」
「付いて行きますよ?」
「お母様の所でお風呂入って寝るだけだよ?」
「はい、そこまでが私の仕事ですから。」
「・・・はい。」
マルグリットの部屋に3人で向かう、モリアン、コラリー、ドロテの三人侍女は業務終了だ。
「お母様来ましたー。」
「いらっしゃいチハル、ユラ。」
「今日はお風呂頂きに来ました。」
「久しぶりに一緒に入りましょうね。」
侍女が湯浴みの準備が出来たと伝えると3人はお風呂に入る。
「今日の夕食はチハルのレシピなのよね?」
「え?今日は何が出たんですか?」
「香味茸のご飯が出たわよ、あと茶碗蒸しもチハルのレシピだそうね。」
「あ、王族の夕食にも出すって聞いてなかったもので、どうでした?」
「美味しかったわよー、珍しい茸らしいわね、あれを採りに行ってたんですって?」
「そうなんです、日本でも希少な茸で高いんですよー、ルノアーさんに見せて貰って食べたくなったので採りに行きました。」
「行動力あるわよねーチハルって、まぁロイロが居たから出来たんでしょうけど。」
「はい、馬車で片道7日ですからねぇ、ロイロが居ないと行けませんでしたね。」
「馬車で7日をどれくらいで移動出来るのかしら。」
「行きはのんびり行って4時間で、最後リヴァイアサンに乗せてもらって湖を渡ったので5時間ですね、帰りは直行で帰って来たので3時間くらいですか。」
「リヴァイアサン・・・たしか水神様が居るって噂は聞いた事はあるけど。」
「はい、その水神様がリヴァイアサンでした、とても良いドラゴンさんでしたよ?」
ユラもウンウンと頷きながらマルグリットを見る。
「7日を3時間くらいねぇ、それじゃぁローレルが行ってるハース領まで5時間掛からないのね。」
「西にある海の街ですか?」
「えぇそうよ、今ローレルが向かってると思うけど。」
「海かーこっち夏ですもんねー、行きたいなー。」
「行って来れば良いじゃない、ハース伯爵には手紙を書いておくわよ?」
「良いんですか!?」
「えぇ、タイキさんもエイダンと一緒に最近はショウギと言うのにハマってるみたいだし、チハルも遊びたいでしょ?」
「はい!ヨリも連れて行って良いですか?」
「良いわよ、ちゃんと手紙には侍女では無く貴族の娘で王女2人の大事なお友達って書いておくわ。」
「有難う御座います。」
「チハルおねえちゃんうみいくの?」
「うん、ユラちゃんも行くでしょ?」
「いくー!」
「ユラは海を見た事あるの?」
「ないです!おかあさま!」
「それじゃ楽しみね、フフッ。」
3人はお風呂から上がり、マルグリットは手紙を書き留める。
「はいチハル、この手紙をハース伯爵に渡してね、あとこの短剣を持って行って。」
「短剣ですか?」
「えぇ、必要ないかも知れないけど、王国の紋章が付いている王族の短剣よ、何か有ったらそれを見せなさい、見せても聞かない様な輩はロイロとルプに命令していいわ。」
「なんて命令するんですか?」
「何でも良いわよ、不敬で処理していいわ。」
そう言うと首に手をやりスッと動かす。
「ひぃっ。」
「フフッ、チハルはそんな事しないわね、でも遠慮しなくていいってロイロとルプには言っておきなさい。」
「はい分かりました。」
3人は久しぶりに一緒にベッドに入り一晩過ごした。
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「ビェリーって歳いくつくらいなの?」
頼子は帰りながらビェリーに聞いてみる。
「わっちかー?500歳くらいやなかったかな?」
「すっごい長生きなのね。」
「いや、50年くらいで一度死んだはずなんやけど神社で死んだら生き返っとったんよ。」
「蛇って50年も生きるの?」
「そんなに生きるのはおらんな、わっちは何故か生きてたなぁ。」
「それで土地神になったの?」
「んー、気付いたら神社で厄災払っとったんよね、祀ってる人くらいは守るかなーってな?」
「それで、ルプ君の神社にお邪魔してたのね。」
「隣町の神社が無くなってな、まぁしゃーない、大きなマンションが建ってたわー。」
「世知辛い世の中だねぇ神様も。」
頼子は家に帰り着き、ビェリーに荷物を出して貰い家に入る。
「お母さんただいまー。」
「お帰り頼ちゃん、千春ちゃん元気だった?」
「うん、めっちゃ元気だったよ、千春のお父さんも帰って来てて、めっちゃ元気だったよ。」
「あら、藤井さん帰って来てたのね、大変よね海外出張って。」
「うん、大変そうだったよ、すごい今羽伸ばしてたもん。」
「それは良かったわね、LIMEで晩御飯いらないって言ってたけど良いの?」
「うん、千春の作ったご飯食べて来たからお腹いっぱい。」
「それじゃお風呂入っておいでー。」
「はーい。」
頼子はお風呂に入った後リビングに行くと母が1人でテレビを見ながらお茶をしていた。
「あがったよー、お父さんは?」
「叔父さんの所で飲んでるわよ、正月は飲んでも怒られないって思って好き放題よ。」
「あはは、まぁうちのお父さんも羽伸ばしてんだねー。」
「ま、正月休みくらいは許すわよ。」
「まぁ心が広い事で。」
「それで、頼ちゃん、その頭に乗ってる白蛇は何?」
「え!?」
「悪い憑き物じゃないのは分かるからほっといたけど、何かなーってね?」
「ビェリー姿消してるんだよね?」
「けしとるよ?」
「へぇ、会話出来るのね、何処かの土地神かしら?」
「お母さんなんでわかんの?」
ビックリしながら頼子は母を見る。
「お母さんの実家は何ですかー?」
「・・・神社。」
「お母さんの結婚する前の職業はー?」
「巫女さん。」
「で、そのビェリーちゃんはなーに?」
「えっとねー・・・・」
千春と神社を通りビェリーに会い、異世界へ行き名前を付けてしまい契約した事等を話する。
「はぁー!不思議な事も有るのねー、全部本当なのよね?」
「うん。」
「それでビェリー君なのかな、頼ちゃんがごめんなさいね。」
「んにゃ、付いて行ったのは自分やし、ヨリに名前付けて貰った事も後悔しとらんよ母君も気にせんでくれ。」
「そう言って貰えると巫女としても助かるわ、それじゃぁ頼ちゃんをよろしくね。」
「あぁわっちが責任持って守るけん。」
ビェリーも頼子の母に胸を張って言う。
「はぁ、それじゃ今日もその違う世界に遊びに行ってたのよね。」
「うん。」
「明日も行くの?」
「いくつもり、ダメ?」
「良いわよ、千春ちゃんもお父さんも行ってるんでしょ?」
「うん。」
「女神様ともお友達なら滅多な事は無いでしょ、気を付けて遊びなさいよ。」
「はーい、有難うお母さん。」
「それじゃお母さんもお風呂入って来るわ、寝るなら鍵閉めてね。」
「はーい、おやすみなさーい。」
頼子は鍵を閉め自分の部屋に行く。
「はぁー!びっくりしたー。」
「わっちもビックリしたぞー。」
「でも内緒にして遊びに行くの罪悪感あったから良かったかも。」
「そうやね、わっちも安心した。」
「それじゃお休みビェリー。」
「おやすみー。」
2人は明日を楽しみにしながら眠りに就いた。
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