72 / 748
食材求めて空の旅!その2!
しおりを挟む
「サフィーあっちに向かえばいいんだよね?」
「はい、この街道を進んで森の分岐を左側、その後3日程道なりに行くと湖があります、その先です。」
「だってーロイロわかったー?」
『了解じゃー、分からんかったら聞くー。』
ユラと千春は窓から外を眺めながら寛ぐ。
「何か飲み物くらい持ってくれば良かったね。」
「ありますよ?
サフィーはアイテムボックスからコップとペットボトルのジュースを出す。
「ルプはコップじゃ飲めないね。」
「深皿もありますよ?」
深皿を出し前に置く。
「何でも入ってるなサフィーのアイテムボックス。」
「沢山入れても空でも変わりませんからねぇ、空いてるうちは色々入れておこうかと、色々入ってますよ。」
クスクス笑いながら千春に答える。
「それに飲み物はチハルが入れて置いてと言った物ですよ?忘れたんですか?」
「うん、何渡してるか覚えてない。」
「良いですけどね、逆に無くなったら言います。」
「そうしていただけると有り難くおもいまする。」
「チハルおねえちゃんおしっこ・・・・・」
「ありゃ、ロイローお花摘み行きたいんだけどー!」
「何じゃ?花なんぞ摘んでどうするんじゃ?」
「トイレだよ!ユラがおしっこ!」
『あー、了解じゃ、あそこに小さな村が見える、そこに降りよう。』
ロイロは軽く旋回し村にゆっくりと近づき着地する。
「ユラちゃん行こー。」
「ロイロはい飲み物、休憩してて。」
千春とサフィーナか村に入るとざわついていた。
「どうしたのかな?」
「普通ドラゴンが近くに降りたら混乱しますよね?」
呆れた様に千春に言うサフィーナ
「お前達は何もんだ!」
「あのドラゴンは何だ!」
「その大きな狼はなんだ!何しに来た!」
千春が後ろを見るとルプも付いて来ていた。
「あー、私のペットで、ちょっとお手洗いをお借り出来ればと寄ったんですけどー………ダメ?」
「その魔獣は何だ!説明しろ!」
村人達は武器を持ち離れて待つロイロやルプに威嚇して話を聞かない。
「おねえちゃんもれるー、そこでしていい?」
大きな木を指差しユラが言う。
「あー、別に村のトイレ借りなくても出来たか。」
「そうですね、混乱させるくらいなら草むらの方がいいかもしれません、ロイロとルプが居れば魔物も逃げるでしょう。」
そう言って千春とサフィーナは村に背を向けた時後ろから声が掛かる。
「ちょっとあんた達、それは従魔なのか?!」
「ユラちゃんそこの木に行こう。」
「はーい。」
木の影に千春とユラが行き、サフィーナとルプは見張りをする。
「おい!聞いているのか!」
「うるさいなお前、ユラが用を足してんだ黙ってろ。」
ルプが唸りながら威嚇する。
「ちょ・・・・・。」
「何ですか?騒がせた事は詫びますが、女子供に武器を翳して来る者に話す事は有りません。」
ルプ同様にキツい言い方で村人を威嚇するサフィーナ。
「お待たせー・・・・・って何?この空気。」
「何でも有りませんわ、行きましょう。」
「ユラ、背に乗れ。」
ルプはユラの横に行きユラを乗せる。
「何を騒いでいる!」
一際大きな声で奥から大柄な人が出て来た。
「何だ?娘3人にでっかい狼?あそこにいるのは・・・・ドラゴン?!」
「はい!今ドラゴンが馬車の様な物を運んで来てそこからコイツらが出て来ました!」
「それで?何の用事だったんだ?」
「さぁ?」
大柄な男と村人が話をして居るが、もう用事の無い千春達はスタスタとロイロの元に向かう。
「町に着く時はちょっと離れた所に降りてから向かおう、勉強になったわ。」
「そですね、あんなに攻撃的な態度で出て来るとは思いませんでした。」
「離れた所は良いが、馬車はどうするんだ?」
「それは大丈夫、私がアイテムボックスに入れるから。」
「アレが入るのかよ、すげぇな。」
千春達がロイロの所に着くがロイロが森を見つめている。
「ロイロどうしたの?」
『・・・・魔物の群れがおるのー。』
そう言うとルプとユラがロイロの見ている方向を向く。
「風下で匂いは分かんねーが数はそこそこ居るな。」
「オークのこえきこえるー。」
耳をピクピクさせながらルプとユラが言う。
「あー、だから村の人が警戒してたのかな。」
「それでもあの態度は頂けませんね、オークと見間違うメンバーじゃ無いでしょうに。」
呆れた様にサフィーナは呟く。
「ロイロ、何匹いるか分かる?」
『50くらいじゃな。』
「多いな!村人で対処出来そうなの?」
「無理ですわね、あの大柄な男なら死にはしないでしょうけど、せいぜい一度に2~3匹、その間に他のオークが村人を襲えば蹂躙されますね。」
「ヤバいじゃん。」
「俺たちにあんな敵意見せるヤツなんぞ知らん。」
「まぁまぁルプも落ち着きなー。」
千春はルプの首元を撫でながら言う。
「さて、私としてはほっとく選択肢は有りません、が!私の戦力は0です!ロイロは倒せる?」
『余裕じゃ、100倍居ても倒せるわ。』
「ルプは?」
「余裕だな、3匹くらい上位個体が居るみたいだが誤差だな。」
「うい、それじゃ殲滅して来てー、終わったら私とサフィーで回収するから一回戻って来てね。」
千春がそう言うと、ロイロはすぐに飛び立ち、ルプは一瞬で駆け出す。
「2人とも早いですね、チハルが使役してる訳じゃ無いのでしょ?」
「うん、感覚的には友達というか家族かなぁ、弟と妹?」
「そこはペットじゃ無いのね。」
「普段はペットだね。」
ルプの遠吠えとロイロの声が聞こえた。
「お?ロイロが帰ってくる、終わったのかな?」
「早いですね。」
『チハルー終わったぞ。』
巨大化してない通常サイズのロイロが機嫌よく降りて来る。
「たいした運動にもならんかったな、こっちの魔物って奴はこんなもんなのか?」
『あぁ、ダンジョンに行くならまだしも、ここらの魔物なんぞ雑魚じゃぞルプよ。』
ルプもロイロもケラケラ笑いながら話をする。
「それじゃ回収しよっか、サフィーはルプに私はロイロに乗って行こう。」
ルプにユラとサフィーが乗り地上から、千春はロイロに乗り空から回収をする、そしてサクッと回収も終わり馬車の所に戻ると大柄な男と老人、村人が2人立っていた。
「あれ?どうしました?」
ロイロから滑り落ちる様に降りた千春は声を掛ける。
「娘さんや、先程は失礼しました、私はこの村の村長をしておりますアバチャと申します。」
村長が頭を下げると村人達も頭を下げる。
「別に良いですよ、いきなり来たのはこっちなので。」
「ありがとうございます、所で今程そちらの従魔を使いオークの群れを倒されたのですか?」
「はい、この村狙われてるっぽい感じだったので。」
「ありがとうございます!!」
村長は土下座をするかと言う勢いで腰を曲げ頭を下げる。
「助かった、娘さん、何者か知らんがウチの村のモンが失礼した。」
大柄な男も謝罪し頭を下げる。
「この方は王国の第一王女殿下で在られます。」
いつの間にか帰って来ていたサフィーナが後ろから声を掛ける、すると村長と村人が一斉に土下座をした。
「ははぁぁぁ!!」
「ちょ!サフィー!言わなくても良く無い?」
「いえ、言って置いた方が良いです、警戒していたとは言え余所者だからとあの態度は頂けません、本来ならここに居る全員首が飛びますからね?」
「マジか、王政こわぁ。」
村長を見ると本当に震えていた。
「大丈夫ですよ、あ、オークいっぱい有るんで要ります?」
千春は回収したオークを5匹ほどアイテムボックスからポイっと出す。
「おぉぉ!」
何も無い空間から2m近い丸々したオークが投げ出され村人達は声を上げる。
「それじゃ私たちはもう行きますんで、魔物に気をつけて下さいね。」
「お、王女殿下!何か御礼を!」
「御礼なんて要らないですよー、今度来る時あったらトイレ貸して下さいねー、それじゃ!」
ロイロが巨大化し馬車の上にスタンバイする、ルプが乗り込みユラ、千春が乗り込みサフィーナが最後に乗り込むと村長にぺこりと挨拶しドアを閉める。
「ロイローおっけー!」
ロイロはそれを聞くと大きく羽ばたき浮き上がる、そしてあっという間に村人が小さくなる。
「おぉー・・・・・人がゴミの様だ」
「何ですかそれ。」
「いや、何でも無い、アニメのセリフ。」
「チハルこの大量のオークどうするんですか?」
「冒険者ギルド?商業ギルド?」
「チハルなら商業ギルドでしょうね。」
「ルプもふもふー!」
空の旅を再開した5人はのんびりと目的地にむかう。
数週間後、千春達が立ち寄った村には、それは立派なトイレが村の入り口に設置され、常に綺麗に掃除され、訪れる者が誰でも使えると冒険者の話題になっていた。
「はい、この街道を進んで森の分岐を左側、その後3日程道なりに行くと湖があります、その先です。」
「だってーロイロわかったー?」
『了解じゃー、分からんかったら聞くー。』
ユラと千春は窓から外を眺めながら寛ぐ。
「何か飲み物くらい持ってくれば良かったね。」
「ありますよ?
サフィーはアイテムボックスからコップとペットボトルのジュースを出す。
「ルプはコップじゃ飲めないね。」
「深皿もありますよ?」
深皿を出し前に置く。
「何でも入ってるなサフィーのアイテムボックス。」
「沢山入れても空でも変わりませんからねぇ、空いてるうちは色々入れておこうかと、色々入ってますよ。」
クスクス笑いながら千春に答える。
「それに飲み物はチハルが入れて置いてと言った物ですよ?忘れたんですか?」
「うん、何渡してるか覚えてない。」
「良いですけどね、逆に無くなったら言います。」
「そうしていただけると有り難くおもいまする。」
「チハルおねえちゃんおしっこ・・・・・」
「ありゃ、ロイローお花摘み行きたいんだけどー!」
「何じゃ?花なんぞ摘んでどうするんじゃ?」
「トイレだよ!ユラがおしっこ!」
『あー、了解じゃ、あそこに小さな村が見える、そこに降りよう。』
ロイロは軽く旋回し村にゆっくりと近づき着地する。
「ユラちゃん行こー。」
「ロイロはい飲み物、休憩してて。」
千春とサフィーナか村に入るとざわついていた。
「どうしたのかな?」
「普通ドラゴンが近くに降りたら混乱しますよね?」
呆れた様に千春に言うサフィーナ
「お前達は何もんだ!」
「あのドラゴンは何だ!」
「その大きな狼はなんだ!何しに来た!」
千春が後ろを見るとルプも付いて来ていた。
「あー、私のペットで、ちょっとお手洗いをお借り出来ればと寄ったんですけどー………ダメ?」
「その魔獣は何だ!説明しろ!」
村人達は武器を持ち離れて待つロイロやルプに威嚇して話を聞かない。
「おねえちゃんもれるー、そこでしていい?」
大きな木を指差しユラが言う。
「あー、別に村のトイレ借りなくても出来たか。」
「そうですね、混乱させるくらいなら草むらの方がいいかもしれません、ロイロとルプが居れば魔物も逃げるでしょう。」
そう言って千春とサフィーナは村に背を向けた時後ろから声が掛かる。
「ちょっとあんた達、それは従魔なのか?!」
「ユラちゃんそこの木に行こう。」
「はーい。」
木の影に千春とユラが行き、サフィーナとルプは見張りをする。
「おい!聞いているのか!」
「うるさいなお前、ユラが用を足してんだ黙ってろ。」
ルプが唸りながら威嚇する。
「ちょ・・・・・。」
「何ですか?騒がせた事は詫びますが、女子供に武器を翳して来る者に話す事は有りません。」
ルプ同様にキツい言い方で村人を威嚇するサフィーナ。
「お待たせー・・・・・って何?この空気。」
「何でも有りませんわ、行きましょう。」
「ユラ、背に乗れ。」
ルプはユラの横に行きユラを乗せる。
「何を騒いでいる!」
一際大きな声で奥から大柄な人が出て来た。
「何だ?娘3人にでっかい狼?あそこにいるのは・・・・ドラゴン?!」
「はい!今ドラゴンが馬車の様な物を運んで来てそこからコイツらが出て来ました!」
「それで?何の用事だったんだ?」
「さぁ?」
大柄な男と村人が話をして居るが、もう用事の無い千春達はスタスタとロイロの元に向かう。
「町に着く時はちょっと離れた所に降りてから向かおう、勉強になったわ。」
「そですね、あんなに攻撃的な態度で出て来るとは思いませんでした。」
「離れた所は良いが、馬車はどうするんだ?」
「それは大丈夫、私がアイテムボックスに入れるから。」
「アレが入るのかよ、すげぇな。」
千春達がロイロの所に着くがロイロが森を見つめている。
「ロイロどうしたの?」
『・・・・魔物の群れがおるのー。』
そう言うとルプとユラがロイロの見ている方向を向く。
「風下で匂いは分かんねーが数はそこそこ居るな。」
「オークのこえきこえるー。」
耳をピクピクさせながらルプとユラが言う。
「あー、だから村の人が警戒してたのかな。」
「それでもあの態度は頂けませんね、オークと見間違うメンバーじゃ無いでしょうに。」
呆れた様にサフィーナは呟く。
「ロイロ、何匹いるか分かる?」
『50くらいじゃな。』
「多いな!村人で対処出来そうなの?」
「無理ですわね、あの大柄な男なら死にはしないでしょうけど、せいぜい一度に2~3匹、その間に他のオークが村人を襲えば蹂躙されますね。」
「ヤバいじゃん。」
「俺たちにあんな敵意見せるヤツなんぞ知らん。」
「まぁまぁルプも落ち着きなー。」
千春はルプの首元を撫でながら言う。
「さて、私としてはほっとく選択肢は有りません、が!私の戦力は0です!ロイロは倒せる?」
『余裕じゃ、100倍居ても倒せるわ。』
「ルプは?」
「余裕だな、3匹くらい上位個体が居るみたいだが誤差だな。」
「うい、それじゃ殲滅して来てー、終わったら私とサフィーで回収するから一回戻って来てね。」
千春がそう言うと、ロイロはすぐに飛び立ち、ルプは一瞬で駆け出す。
「2人とも早いですね、チハルが使役してる訳じゃ無いのでしょ?」
「うん、感覚的には友達というか家族かなぁ、弟と妹?」
「そこはペットじゃ無いのね。」
「普段はペットだね。」
ルプの遠吠えとロイロの声が聞こえた。
「お?ロイロが帰ってくる、終わったのかな?」
「早いですね。」
『チハルー終わったぞ。』
巨大化してない通常サイズのロイロが機嫌よく降りて来る。
「たいした運動にもならんかったな、こっちの魔物って奴はこんなもんなのか?」
『あぁ、ダンジョンに行くならまだしも、ここらの魔物なんぞ雑魚じゃぞルプよ。』
ルプもロイロもケラケラ笑いながら話をする。
「それじゃ回収しよっか、サフィーはルプに私はロイロに乗って行こう。」
ルプにユラとサフィーが乗り地上から、千春はロイロに乗り空から回収をする、そしてサクッと回収も終わり馬車の所に戻ると大柄な男と老人、村人が2人立っていた。
「あれ?どうしました?」
ロイロから滑り落ちる様に降りた千春は声を掛ける。
「娘さんや、先程は失礼しました、私はこの村の村長をしておりますアバチャと申します。」
村長が頭を下げると村人達も頭を下げる。
「別に良いですよ、いきなり来たのはこっちなので。」
「ありがとうございます、所で今程そちらの従魔を使いオークの群れを倒されたのですか?」
「はい、この村狙われてるっぽい感じだったので。」
「ありがとうございます!!」
村長は土下座をするかと言う勢いで腰を曲げ頭を下げる。
「助かった、娘さん、何者か知らんがウチの村のモンが失礼した。」
大柄な男も謝罪し頭を下げる。
「この方は王国の第一王女殿下で在られます。」
いつの間にか帰って来ていたサフィーナが後ろから声を掛ける、すると村長と村人が一斉に土下座をした。
「ははぁぁぁ!!」
「ちょ!サフィー!言わなくても良く無い?」
「いえ、言って置いた方が良いです、警戒していたとは言え余所者だからとあの態度は頂けません、本来ならここに居る全員首が飛びますからね?」
「マジか、王政こわぁ。」
村長を見ると本当に震えていた。
「大丈夫ですよ、あ、オークいっぱい有るんで要ります?」
千春は回収したオークを5匹ほどアイテムボックスからポイっと出す。
「おぉぉ!」
何も無い空間から2m近い丸々したオークが投げ出され村人達は声を上げる。
「それじゃ私たちはもう行きますんで、魔物に気をつけて下さいね。」
「お、王女殿下!何か御礼を!」
「御礼なんて要らないですよー、今度来る時あったらトイレ貸して下さいねー、それじゃ!」
ロイロが巨大化し馬車の上にスタンバイする、ルプが乗り込みユラ、千春が乗り込みサフィーナが最後に乗り込むと村長にぺこりと挨拶しドアを閉める。
「ロイローおっけー!」
ロイロはそれを聞くと大きく羽ばたき浮き上がる、そしてあっという間に村人が小さくなる。
「おぉー・・・・・人がゴミの様だ」
「何ですかそれ。」
「いや、何でも無い、アニメのセリフ。」
「チハルこの大量のオークどうするんですか?」
「冒険者ギルド?商業ギルド?」
「チハルなら商業ギルドでしょうね。」
「ルプもふもふー!」
空の旅を再開した5人はのんびりと目的地にむかう。
数週間後、千春達が立ち寄った村には、それは立派なトイレが村の入り口に設置され、常に綺麗に掃除され、訪れる者が誰でも使えると冒険者の話題になっていた。
444
お気に入りに追加
2,593
あなたにおすすめの小説
幸子ばあさんの異世界ご飯
雨夜りょう
ファンタジー
「幸子さん、異世界に行ってはくれませんか」
伏見幸子、享年88歳。家族に見守られ天寿を全うしたはずだったのに、目の前の男は突然異世界に行けというではないか。
食文化を発展させてほしいと懇願され、幸子は異世界に行くことを決意する。
聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!
伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。
いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。
衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!!
パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。
*表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*
ー(*)のマークはRシーンがあります。ー
少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。
ホットランキング 1位(2021.10.17)
ファンタジーランキング1位(2021.10.17)
小説ランキング 1位(2021.10.17)
ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から「破壊神」と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
大聖女の姉と大聖者の兄の元に生まれた良くも悪くも普通の姫君、二人の絞りカスだと影で嘲笑されていたが実は一番神に祝福された存在だと発覚する。
下菊みこと
ファンタジー
絞りカスと言われて傷付き続けた姫君、それでも姉と兄が好きらしい。
ティモールとマルタは父王に詰め寄られる。結界と祝福が弱まっていると。しかしそれは当然だった。本当に神から愛されているのは、大聖女のマルタでも大聖者のティモールでもなく、平凡な妹リリィなのだから。
小説家になろう様でも投稿しています。
せっかく転生したのに得たスキルは「料理」と「空間厨房」。どちらも外れだそうですが、私は今も生きています。
リーゼロッタ
ファンタジー
享年、30歳。どこにでもいるしがないOLのミライは、学校の成績も平凡、社内成績も平凡。
そんな彼女は、予告なしに突っ込んできた車によって死亡。
そして予告なしに転生。
ついた先は、料理レベルが低すぎるルネイモンド大陸にある「光の森」。
そしてやって来た謎の獣人によってわけの分からん事を言われ、、、
赤い鳥を仲間にし、、、
冒険系ゲームの世界につきもののスキルは外れだった!?
スキルが何でも料理に没頭します!
超・謎の世界観とイタリア語由来の名前・品名が特徴です。
合成語多いかも
話の単位は「食」
3月18日 投稿(一食目、二食目)
3月19日 え?なんかこっちのほうが24h.ポイントが多い、、、まあ嬉しいです!
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
冷遇妻に家を売り払われていた男の裁判
七辻ゆゆ
ファンタジー
婚姻後すぐに妻を放置した男が二年ぶりに帰ると、家はなくなっていた。
「では開廷いたします」
家には10億の価値があったと主張し、妻に離縁と損害賠償を求める男。妻の口からは二年の事実が語られていく。
今日も誰かが飯を食いに来る。異世界スローライフ希望者の憂鬱。
KBT
ファンタジー
神の気まぐれで異世界転移した荻野遼ことリョウ。
神がお詫びにどんな能力もくれると言う中で、リョウが選んだのは戦闘能力皆無の探索能力と生活魔法だった。
現代日本の荒んだ社会に疲れたリョウは、この地で素材採取の仕事をしながら第二の人生をのんびりと歩もうと決めた。
スローライフ、1人の自由な暮らしに憧れていたリョウは目立たないように、優れた能力をひた隠しにしつつ、街から少し離れた森の中でひっそりと暮らしていた。
しかし、何故か飯時になるとやって来る者達がリョウにのんびりとした生活を許してくれないのだ。
これは地味に生きたいリョウと派手に生きている者達の異世界物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる