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食材求めて空の旅!その2!
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「サフィーあっちに向かえばいいんだよね?」
「はい、この街道を進んで森の分岐を左側、その後3日程道なりに行くと湖があります、その先です。」
「だってーロイロわかったー?」
『了解じゃー、分からんかったら聞くー。』
ユラと千春は窓から外を眺めながら寛ぐ。
「何か飲み物くらい持ってくれば良かったね。」
「ありますよ?
サフィーはアイテムボックスからコップとペットボトルのジュースを出す。
「ルプはコップじゃ飲めないね。」
「深皿もありますよ?」
深皿を出し前に置く。
「何でも入ってるなサフィーのアイテムボックス。」
「沢山入れても空でも変わりませんからねぇ、空いてるうちは色々入れておこうかと、色々入ってますよ。」
クスクス笑いながら千春に答える。
「それに飲み物はチハルが入れて置いてと言った物ですよ?忘れたんですか?」
「うん、何渡してるか覚えてない。」
「良いですけどね、逆に無くなったら言います。」
「そうしていただけると有り難くおもいまする。」
「チハルおねえちゃんおしっこ・・・・・」
「ありゃ、ロイローお花摘み行きたいんだけどー!」
「何じゃ?花なんぞ摘んでどうするんじゃ?」
「トイレだよ!ユラがおしっこ!」
『あー、了解じゃ、あそこに小さな村が見える、そこに降りよう。』
ロイロは軽く旋回し村にゆっくりと近づき着地する。
「ユラちゃん行こー。」
「ロイロはい飲み物、休憩してて。」
千春とサフィーナか村に入るとざわついていた。
「どうしたのかな?」
「普通ドラゴンが近くに降りたら混乱しますよね?」
呆れた様に千春に言うサフィーナ
「お前達は何もんだ!」
「あのドラゴンは何だ!」
「その大きな狼はなんだ!何しに来た!」
千春が後ろを見るとルプも付いて来ていた。
「あー、私のペットで、ちょっとお手洗いをお借り出来ればと寄ったんですけどー………ダメ?」
「その魔獣は何だ!説明しろ!」
村人達は武器を持ち離れて待つロイロやルプに威嚇して話を聞かない。
「おねえちゃんもれるー、そこでしていい?」
大きな木を指差しユラが言う。
「あー、別に村のトイレ借りなくても出来たか。」
「そうですね、混乱させるくらいなら草むらの方がいいかもしれません、ロイロとルプが居れば魔物も逃げるでしょう。」
そう言って千春とサフィーナは村に背を向けた時後ろから声が掛かる。
「ちょっとあんた達、それは従魔なのか?!」
「ユラちゃんそこの木に行こう。」
「はーい。」
木の影に千春とユラが行き、サフィーナとルプは見張りをする。
「おい!聞いているのか!」
「うるさいなお前、ユラが用を足してんだ黙ってろ。」
ルプが唸りながら威嚇する。
「ちょ・・・・・。」
「何ですか?騒がせた事は詫びますが、女子供に武器を翳して来る者に話す事は有りません。」
ルプ同様にキツい言い方で村人を威嚇するサフィーナ。
「お待たせー・・・・・って何?この空気。」
「何でも有りませんわ、行きましょう。」
「ユラ、背に乗れ。」
ルプはユラの横に行きユラを乗せる。
「何を騒いでいる!」
一際大きな声で奥から大柄な人が出て来た。
「何だ?娘3人にでっかい狼?あそこにいるのは・・・・ドラゴン?!」
「はい!今ドラゴンが馬車の様な物を運んで来てそこからコイツらが出て来ました!」
「それで?何の用事だったんだ?」
「さぁ?」
大柄な男と村人が話をして居るが、もう用事の無い千春達はスタスタとロイロの元に向かう。
「町に着く時はちょっと離れた所に降りてから向かおう、勉強になったわ。」
「そですね、あんなに攻撃的な態度で出て来るとは思いませんでした。」
「離れた所は良いが、馬車はどうするんだ?」
「それは大丈夫、私がアイテムボックスに入れるから。」
「アレが入るのかよ、すげぇな。」
千春達がロイロの所に着くがロイロが森を見つめている。
「ロイロどうしたの?」
『・・・・魔物の群れがおるのー。』
そう言うとルプとユラがロイロの見ている方向を向く。
「風下で匂いは分かんねーが数はそこそこ居るな。」
「オークのこえきこえるー。」
耳をピクピクさせながらルプとユラが言う。
「あー、だから村の人が警戒してたのかな。」
「それでもあの態度は頂けませんね、オークと見間違うメンバーじゃ無いでしょうに。」
呆れた様にサフィーナは呟く。
「ロイロ、何匹いるか分かる?」
『50くらいじゃな。』
「多いな!村人で対処出来そうなの?」
「無理ですわね、あの大柄な男なら死にはしないでしょうけど、せいぜい一度に2~3匹、その間に他のオークが村人を襲えば蹂躙されますね。」
「ヤバいじゃん。」
「俺たちにあんな敵意見せるヤツなんぞ知らん。」
「まぁまぁルプも落ち着きなー。」
千春はルプの首元を撫でながら言う。
「さて、私としてはほっとく選択肢は有りません、が!私の戦力は0です!ロイロは倒せる?」
『余裕じゃ、100倍居ても倒せるわ。』
「ルプは?」
「余裕だな、3匹くらい上位個体が居るみたいだが誤差だな。」
「うい、それじゃ殲滅して来てー、終わったら私とサフィーで回収するから一回戻って来てね。」
千春がそう言うと、ロイロはすぐに飛び立ち、ルプは一瞬で駆け出す。
「2人とも早いですね、チハルが使役してる訳じゃ無いのでしょ?」
「うん、感覚的には友達というか家族かなぁ、弟と妹?」
「そこはペットじゃ無いのね。」
「普段はペットだね。」
ルプの遠吠えとロイロの声が聞こえた。
「お?ロイロが帰ってくる、終わったのかな?」
「早いですね。」
『チハルー終わったぞ。』
巨大化してない通常サイズのロイロが機嫌よく降りて来る。
「たいした運動にもならんかったな、こっちの魔物って奴はこんなもんなのか?」
『あぁ、ダンジョンに行くならまだしも、ここらの魔物なんぞ雑魚じゃぞルプよ。』
ルプもロイロもケラケラ笑いながら話をする。
「それじゃ回収しよっか、サフィーはルプに私はロイロに乗って行こう。」
ルプにユラとサフィーが乗り地上から、千春はロイロに乗り空から回収をする、そしてサクッと回収も終わり馬車の所に戻ると大柄な男と老人、村人が2人立っていた。
「あれ?どうしました?」
ロイロから滑り落ちる様に降りた千春は声を掛ける。
「娘さんや、先程は失礼しました、私はこの村の村長をしておりますアバチャと申します。」
村長が頭を下げると村人達も頭を下げる。
「別に良いですよ、いきなり来たのはこっちなので。」
「ありがとうございます、所で今程そちらの従魔を使いオークの群れを倒されたのですか?」
「はい、この村狙われてるっぽい感じだったので。」
「ありがとうございます!!」
村長は土下座をするかと言う勢いで腰を曲げ頭を下げる。
「助かった、娘さん、何者か知らんがウチの村のモンが失礼した。」
大柄な男も謝罪し頭を下げる。
「この方は王国の第一王女殿下で在られます。」
いつの間にか帰って来ていたサフィーナが後ろから声を掛ける、すると村長と村人が一斉に土下座をした。
「ははぁぁぁ!!」
「ちょ!サフィー!言わなくても良く無い?」
「いえ、言って置いた方が良いです、警戒していたとは言え余所者だからとあの態度は頂けません、本来ならここに居る全員首が飛びますからね?」
「マジか、王政こわぁ。」
村長を見ると本当に震えていた。
「大丈夫ですよ、あ、オークいっぱい有るんで要ります?」
千春は回収したオークを5匹ほどアイテムボックスからポイっと出す。
「おぉぉ!」
何も無い空間から2m近い丸々したオークが投げ出され村人達は声を上げる。
「それじゃ私たちはもう行きますんで、魔物に気をつけて下さいね。」
「お、王女殿下!何か御礼を!」
「御礼なんて要らないですよー、今度来る時あったらトイレ貸して下さいねー、それじゃ!」
ロイロが巨大化し馬車の上にスタンバイする、ルプが乗り込みユラ、千春が乗り込みサフィーナが最後に乗り込むと村長にぺこりと挨拶しドアを閉める。
「ロイローおっけー!」
ロイロはそれを聞くと大きく羽ばたき浮き上がる、そしてあっという間に村人が小さくなる。
「おぉー・・・・・人がゴミの様だ」
「何ですかそれ。」
「いや、何でも無い、アニメのセリフ。」
「チハルこの大量のオークどうするんですか?」
「冒険者ギルド?商業ギルド?」
「チハルなら商業ギルドでしょうね。」
「ルプもふもふー!」
空の旅を再開した5人はのんびりと目的地にむかう。
数週間後、千春達が立ち寄った村には、それは立派なトイレが村の入り口に設置され、常に綺麗に掃除され、訪れる者が誰でも使えると冒険者の話題になっていた。
「はい、この街道を進んで森の分岐を左側、その後3日程道なりに行くと湖があります、その先です。」
「だってーロイロわかったー?」
『了解じゃー、分からんかったら聞くー。』
ユラと千春は窓から外を眺めながら寛ぐ。
「何か飲み物くらい持ってくれば良かったね。」
「ありますよ?
サフィーはアイテムボックスからコップとペットボトルのジュースを出す。
「ルプはコップじゃ飲めないね。」
「深皿もありますよ?」
深皿を出し前に置く。
「何でも入ってるなサフィーのアイテムボックス。」
「沢山入れても空でも変わりませんからねぇ、空いてるうちは色々入れておこうかと、色々入ってますよ。」
クスクス笑いながら千春に答える。
「それに飲み物はチハルが入れて置いてと言った物ですよ?忘れたんですか?」
「うん、何渡してるか覚えてない。」
「良いですけどね、逆に無くなったら言います。」
「そうしていただけると有り難くおもいまする。」
「チハルおねえちゃんおしっこ・・・・・」
「ありゃ、ロイローお花摘み行きたいんだけどー!」
「何じゃ?花なんぞ摘んでどうするんじゃ?」
「トイレだよ!ユラがおしっこ!」
『あー、了解じゃ、あそこに小さな村が見える、そこに降りよう。』
ロイロは軽く旋回し村にゆっくりと近づき着地する。
「ユラちゃん行こー。」
「ロイロはい飲み物、休憩してて。」
千春とサフィーナか村に入るとざわついていた。
「どうしたのかな?」
「普通ドラゴンが近くに降りたら混乱しますよね?」
呆れた様に千春に言うサフィーナ
「お前達は何もんだ!」
「あのドラゴンは何だ!」
「その大きな狼はなんだ!何しに来た!」
千春が後ろを見るとルプも付いて来ていた。
「あー、私のペットで、ちょっとお手洗いをお借り出来ればと寄ったんですけどー………ダメ?」
「その魔獣は何だ!説明しろ!」
村人達は武器を持ち離れて待つロイロやルプに威嚇して話を聞かない。
「おねえちゃんもれるー、そこでしていい?」
大きな木を指差しユラが言う。
「あー、別に村のトイレ借りなくても出来たか。」
「そうですね、混乱させるくらいなら草むらの方がいいかもしれません、ロイロとルプが居れば魔物も逃げるでしょう。」
そう言って千春とサフィーナは村に背を向けた時後ろから声が掛かる。
「ちょっとあんた達、それは従魔なのか?!」
「ユラちゃんそこの木に行こう。」
「はーい。」
木の影に千春とユラが行き、サフィーナとルプは見張りをする。
「おい!聞いているのか!」
「うるさいなお前、ユラが用を足してんだ黙ってろ。」
ルプが唸りながら威嚇する。
「ちょ・・・・・。」
「何ですか?騒がせた事は詫びますが、女子供に武器を翳して来る者に話す事は有りません。」
ルプ同様にキツい言い方で村人を威嚇するサフィーナ。
「お待たせー・・・・・って何?この空気。」
「何でも有りませんわ、行きましょう。」
「ユラ、背に乗れ。」
ルプはユラの横に行きユラを乗せる。
「何を騒いでいる!」
一際大きな声で奥から大柄な人が出て来た。
「何だ?娘3人にでっかい狼?あそこにいるのは・・・・ドラゴン?!」
「はい!今ドラゴンが馬車の様な物を運んで来てそこからコイツらが出て来ました!」
「それで?何の用事だったんだ?」
「さぁ?」
大柄な男と村人が話をして居るが、もう用事の無い千春達はスタスタとロイロの元に向かう。
「町に着く時はちょっと離れた所に降りてから向かおう、勉強になったわ。」
「そですね、あんなに攻撃的な態度で出て来るとは思いませんでした。」
「離れた所は良いが、馬車はどうするんだ?」
「それは大丈夫、私がアイテムボックスに入れるから。」
「アレが入るのかよ、すげぇな。」
千春達がロイロの所に着くがロイロが森を見つめている。
「ロイロどうしたの?」
『・・・・魔物の群れがおるのー。』
そう言うとルプとユラがロイロの見ている方向を向く。
「風下で匂いは分かんねーが数はそこそこ居るな。」
「オークのこえきこえるー。」
耳をピクピクさせながらルプとユラが言う。
「あー、だから村の人が警戒してたのかな。」
「それでもあの態度は頂けませんね、オークと見間違うメンバーじゃ無いでしょうに。」
呆れた様にサフィーナは呟く。
「ロイロ、何匹いるか分かる?」
『50くらいじゃな。』
「多いな!村人で対処出来そうなの?」
「無理ですわね、あの大柄な男なら死にはしないでしょうけど、せいぜい一度に2~3匹、その間に他のオークが村人を襲えば蹂躙されますね。」
「ヤバいじゃん。」
「俺たちにあんな敵意見せるヤツなんぞ知らん。」
「まぁまぁルプも落ち着きなー。」
千春はルプの首元を撫でながら言う。
「さて、私としてはほっとく選択肢は有りません、が!私の戦力は0です!ロイロは倒せる?」
『余裕じゃ、100倍居ても倒せるわ。』
「ルプは?」
「余裕だな、3匹くらい上位個体が居るみたいだが誤差だな。」
「うい、それじゃ殲滅して来てー、終わったら私とサフィーで回収するから一回戻って来てね。」
千春がそう言うと、ロイロはすぐに飛び立ち、ルプは一瞬で駆け出す。
「2人とも早いですね、チハルが使役してる訳じゃ無いのでしょ?」
「うん、感覚的には友達というか家族かなぁ、弟と妹?」
「そこはペットじゃ無いのね。」
「普段はペットだね。」
ルプの遠吠えとロイロの声が聞こえた。
「お?ロイロが帰ってくる、終わったのかな?」
「早いですね。」
『チハルー終わったぞ。』
巨大化してない通常サイズのロイロが機嫌よく降りて来る。
「たいした運動にもならんかったな、こっちの魔物って奴はこんなもんなのか?」
『あぁ、ダンジョンに行くならまだしも、ここらの魔物なんぞ雑魚じゃぞルプよ。』
ルプもロイロもケラケラ笑いながら話をする。
「それじゃ回収しよっか、サフィーはルプに私はロイロに乗って行こう。」
ルプにユラとサフィーが乗り地上から、千春はロイロに乗り空から回収をする、そしてサクッと回収も終わり馬車の所に戻ると大柄な男と老人、村人が2人立っていた。
「あれ?どうしました?」
ロイロから滑り落ちる様に降りた千春は声を掛ける。
「娘さんや、先程は失礼しました、私はこの村の村長をしておりますアバチャと申します。」
村長が頭を下げると村人達も頭を下げる。
「別に良いですよ、いきなり来たのはこっちなので。」
「ありがとうございます、所で今程そちらの従魔を使いオークの群れを倒されたのですか?」
「はい、この村狙われてるっぽい感じだったので。」
「ありがとうございます!!」
村長は土下座をするかと言う勢いで腰を曲げ頭を下げる。
「助かった、娘さん、何者か知らんがウチの村のモンが失礼した。」
大柄な男も謝罪し頭を下げる。
「この方は王国の第一王女殿下で在られます。」
いつの間にか帰って来ていたサフィーナが後ろから声を掛ける、すると村長と村人が一斉に土下座をした。
「ははぁぁぁ!!」
「ちょ!サフィー!言わなくても良く無い?」
「いえ、言って置いた方が良いです、警戒していたとは言え余所者だからとあの態度は頂けません、本来ならここに居る全員首が飛びますからね?」
「マジか、王政こわぁ。」
村長を見ると本当に震えていた。
「大丈夫ですよ、あ、オークいっぱい有るんで要ります?」
千春は回収したオークを5匹ほどアイテムボックスからポイっと出す。
「おぉぉ!」
何も無い空間から2m近い丸々したオークが投げ出され村人達は声を上げる。
「それじゃ私たちはもう行きますんで、魔物に気をつけて下さいね。」
「お、王女殿下!何か御礼を!」
「御礼なんて要らないですよー、今度来る時あったらトイレ貸して下さいねー、それじゃ!」
ロイロが巨大化し馬車の上にスタンバイする、ルプが乗り込みユラ、千春が乗り込みサフィーナが最後に乗り込むと村長にぺこりと挨拶しドアを閉める。
「ロイローおっけー!」
ロイロはそれを聞くと大きく羽ばたき浮き上がる、そしてあっという間に村人が小さくなる。
「おぉー・・・・・人がゴミの様だ」
「何ですかそれ。」
「いや、何でも無い、アニメのセリフ。」
「チハルこの大量のオークどうするんですか?」
「冒険者ギルド?商業ギルド?」
「チハルなら商業ギルドでしょうね。」
「ルプもふもふー!」
空の旅を再開した5人はのんびりと目的地にむかう。
数週間後、千春達が立ち寄った村には、それは立派なトイレが村の入り口に設置され、常に綺麗に掃除され、訪れる者が誰でも使えると冒険者の話題になっていた。
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※10/1から連載し、10/7に完結します。
※1日おきの更新です。
※1ページの文字数は少な目です。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、番外編を追加投稿する際に、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
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