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48.見せびらかしたい姿にナリタイ!
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「ちょっと待ってね。
この件は録音します」
スマホを使って。
「今、この場にいない人に、後で聴いてもらいます。
そのあと、質問がくることがあります。
アーリンくん、答える覚悟はありますか?」
「は、はい」
良かった。
スマホをテーブルにおいて。
「あーあー。テスト、テスト」
再生。
『あーあー。テスト、テスト』
「よし。
始めてください」
「はい。
僕が朱墨さまを呼んだとき、服が変わったり、ボンボニエールが大量にあらわれた理由。
その推測をお話しします」
アーリンくんは緊張に顔をこわばらせてる。
それでも、ニヤつくのは止められないみたい。
探求心が顔にでるのね。
「まず、まとめて話したいので、質問はあとにしてください」
話がよどみない。
会議のころより、リラックスしてくれてるのかな。
「あれは、僕が考えていた朱墨さまの理想的な姿です。
今の朱墨さまが悪いわけではありません。
むしろ尊敬しています!
ですが、・・・・・・尊敬できない人たちもいます。
僕はそれが許せなくて。
それなら、誰が見ても立派な聖職者の姿になれば、彼らも認めるしかないと思いました。
その姿をずっと考え、望んでいました。
形作った、言わば設計図は、そんな僕の意思です」
なるほどね。
「朱墨ちゃん、あなたと同じだね」
朱墨ちゃんは「え」と?マークをうかべた。
「「あ~。あいつらが製品作りたいって思う私なら良かったな」って言ってたじゃない」
それには朱墨ちゃんもナットクしたみたい。
「巫女服。
セカンド・ボンボニエールに乗ってる。
そしてボンボニエールを使う大勢に慕われてる。
たしかに、私のイメージにあってますね」
おやおや、上機嫌みたいだね?
アーリンくんがつづける。
「ええ。
ですがあの姿は、僕の思いと真脇さまが操るMCOだけで、できたわけではなかったんです。
あれには、朱墨さまを慕う人たちの思いからも形作られています」
「ええっ!」
叫び声が上がった!
ビックリした!
朱墨ちゃんが!
「ウィットネス・デパーチャーが!?
いつもダメ出ししてくるあいつが?
そんなに私を買ってくれてたわけ?!」
って、誰?
「最前列で、頭にでっかい連装レーザーを乗っけてたやつです。E部門の!」
ニヤニヤと、うれしそうな顔になっていった。
「ウィットネス・・・・・・ガン・ウィットネスの親戚?」
ガン・ウィットネスなら知ってる。
富山県に住むハンターキラーだよ。
赤みがかった黒いセカンド・ボンボニエール。
ウィットネス・デパーチャーのとなりで、ナタをむけてたやつだ。
何度も助けてくれて、いい子だけど、戦闘スタイルはちょっと怖いわね。
「いとこです。
ガン・ウィットネスの情報参謀なんです」
そうなんだ。
そして話す姿は、とてもうれしそうだ。
「あの、先程の件は以上です」
アーリンくんが一区切りする。
「次は、なぜパーフェクト朱墨を無断で発進させたのかを話そうと思います」
この件は録音します」
スマホを使って。
「今、この場にいない人に、後で聴いてもらいます。
そのあと、質問がくることがあります。
アーリンくん、答える覚悟はありますか?」
「は、はい」
良かった。
スマホをテーブルにおいて。
「あーあー。テスト、テスト」
再生。
『あーあー。テスト、テスト』
「よし。
始めてください」
「はい。
僕が朱墨さまを呼んだとき、服が変わったり、ボンボニエールが大量にあらわれた理由。
その推測をお話しします」
アーリンくんは緊張に顔をこわばらせてる。
それでも、ニヤつくのは止められないみたい。
探求心が顔にでるのね。
「まず、まとめて話したいので、質問はあとにしてください」
話がよどみない。
会議のころより、リラックスしてくれてるのかな。
「あれは、僕が考えていた朱墨さまの理想的な姿です。
今の朱墨さまが悪いわけではありません。
むしろ尊敬しています!
ですが、・・・・・・尊敬できない人たちもいます。
僕はそれが許せなくて。
それなら、誰が見ても立派な聖職者の姿になれば、彼らも認めるしかないと思いました。
その姿をずっと考え、望んでいました。
形作った、言わば設計図は、そんな僕の意思です」
なるほどね。
「朱墨ちゃん、あなたと同じだね」
朱墨ちゃんは「え」と?マークをうかべた。
「「あ~。あいつらが製品作りたいって思う私なら良かったな」って言ってたじゃない」
それには朱墨ちゃんもナットクしたみたい。
「巫女服。
セカンド・ボンボニエールに乗ってる。
そしてボンボニエールを使う大勢に慕われてる。
たしかに、私のイメージにあってますね」
おやおや、上機嫌みたいだね?
アーリンくんがつづける。
「ええ。
ですがあの姿は、僕の思いと真脇さまが操るMCOだけで、できたわけではなかったんです。
あれには、朱墨さまを慕う人たちの思いからも形作られています」
「ええっ!」
叫び声が上がった!
ビックリした!
朱墨ちゃんが!
「ウィットネス・デパーチャーが!?
いつもダメ出ししてくるあいつが?
そんなに私を買ってくれてたわけ?!」
って、誰?
「最前列で、頭にでっかい連装レーザーを乗っけてたやつです。E部門の!」
ニヤニヤと、うれしそうな顔になっていった。
「ウィットネス・・・・・・ガン・ウィットネスの親戚?」
ガン・ウィットネスなら知ってる。
富山県に住むハンターキラーだよ。
赤みがかった黒いセカンド・ボンボニエール。
ウィットネス・デパーチャーのとなりで、ナタをむけてたやつだ。
何度も助けてくれて、いい子だけど、戦闘スタイルはちょっと怖いわね。
「いとこです。
ガン・ウィットネスの情報参謀なんです」
そうなんだ。
そして話す姿は、とてもうれしそうだ。
「あの、先程の件は以上です」
アーリンくんが一区切りする。
「次は、なぜパーフェクト朱墨を無断で発進させたのかを話そうと思います」
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