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素敵すぎて心配
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クリスマスにデートをしてから、少し葉月さんと気まずい。
だって恥ずかし気もなく、俺を見てだなんて! 別に昔の俺と重ねちゃうのは悪い気はしない。むしろ嬉しいくらいだ。それくらい俺のことを思ってるってことだから。でも、俺には記憶がない。
葉月さんには記憶があるから悲しい思いをさせてしまってるかもしれない。
覚えてないっていうので葉月さんを悲しませたくない。
葉月さんに会って聞きたい。昔の俺だって俺だしそれに聞いたら思い出せるかもしれない。
葉月さんとは定期的に連絡を取ってるし、なんなら毎日電話でイチャイチャしてる。
前世のこと聞きたいって思うけど電話で聞くより、会って聞きたい。
今日、デートに誘ってみようかな。
『もしもし? 葉月さん。俺、前世のこと聞きたいって思うんだけど会える日ある? 』
『うん。いいよ。今週の金曜日でいい?』
『学校終わってからになっちゃうけどいい?』
『うん。学校って何時に終わる?』
『4時くらいかな』
『迎えに行っていい?』
『来てくれるの? 嬉しい』
『じゃあ、ドライブしながらでいいかな? 正直に言うと面と向かって話せそうにないんだ』
『葉月さんが話したくなかったら話さなくていいからね。別にデートだけでもいいんだよ』
『ううん。僕だけの思い出じゃないから、優雨との思い出だから話したいよ。だけど、もしかしたら話してる途中で泣いちゃうかもしれなくて顔合わせたら話せなくなるかもしれないから』
『そっか。よかった。覚えてなくても知りたいから』
『じゃあ、4時くらいに迎えに行くから待っててね』
『ありがとう!おやすみなさい。大好きです』
『おやすみ。僕も好きだよ』
我ながらバカップルだと思う。寝る前に大好きって毎日言ってる。
学校に迎えに来てくれる時もあるし、過ごす時間が増えている。
いつも学校の近くのコンビニで待ち合わせして、車でデートしに行くのが定番になっている。
金曜日が楽しみだな。
金曜日になるのが楽しみで残りの3日間がとても長く感じた。
何回かデートをしてるけど、やっぱり楽しみでいつもそわそわしている。
仲のいい部活の友達にはバレてるようで、またデートかよって冷やかされる。
金曜日は特に落ち着きがなく、顔も緩みきっていたらしい。
授業が終わる度に楽しみになっていって授業に集中出来ない。
何回も時計を見ては授業が終わるのを待っていた。なのに、こういう時に限って授業が伸びてしまった。
「起立。礼」
授業が終わり、すぐさま荷物をリュックに詰めて教室から出る。
授業が少し長引いて、遅れそうだと言うのを連絡しようと靴を履きながら、スマホをいじるっていると、校門に人が集まってるのが見えた。
女子が群がってる。
女子に人気のある新人教師でもいるのかと思ったけど違った。
急ぎながら群がってる女子を横目に見てたら、中心にはずっと会いたかった相手がいた。ニコニコ笑って楽しそうだ。
じっと、そっちを見てると気付いたようで
「優雨!」
「葉月さん。早くいこ」
囲まれて嬉しそうにして!
俺はずっと楽しみにしてたのにって思ったけど、葉月さんがあんまり嬉しそうに俺を呼ぶから吹っ飛んでしまった。
「なんで来てたの?いつもは待ってるのに」
「早く会いたくて。ごめん迷惑だった?」
「迷惑じゃないけど、葉月さんモテるから心配になる」
「モテないよ。さっきだって、優雨の学校での様子教えてもらってただけだし」
「なんでもいいけど、葉月さんが他の人見てても、葉月さんのこと一番見てるのは俺だから」
「他の人を見ることなんてないよ。本当に優雨だけ」
「知ってるけど。心配になる。かっこいいから」
「僕も、優雨が可愛いすぎて心配になるよ」
そんな会話をしてたら、車が置いてあるコンビニに着いた。
「お腹空いてない?」
「ちょっと空いたかも。コンビニ行きたい」
「うん。行こうか。なに買うの?」
「葉月さん。あん饅と肉饅食べれる?」
「食べれるけど」
「じゃあ、半分個しよ」
「いいね。冬に食べるのは最高だもんね」
「うん!」
買い物を済ませて、あん饅と肉饅を半分こして食べた。
「じゃあ、行こうか。シートベルトはした?」
「ばっちりです!」
だって恥ずかし気もなく、俺を見てだなんて! 別に昔の俺と重ねちゃうのは悪い気はしない。むしろ嬉しいくらいだ。それくらい俺のことを思ってるってことだから。でも、俺には記憶がない。
葉月さんには記憶があるから悲しい思いをさせてしまってるかもしれない。
覚えてないっていうので葉月さんを悲しませたくない。
葉月さんに会って聞きたい。昔の俺だって俺だしそれに聞いたら思い出せるかもしれない。
葉月さんとは定期的に連絡を取ってるし、なんなら毎日電話でイチャイチャしてる。
前世のこと聞きたいって思うけど電話で聞くより、会って聞きたい。
今日、デートに誘ってみようかな。
『もしもし? 葉月さん。俺、前世のこと聞きたいって思うんだけど会える日ある? 』
『うん。いいよ。今週の金曜日でいい?』
『学校終わってからになっちゃうけどいい?』
『うん。学校って何時に終わる?』
『4時くらいかな』
『迎えに行っていい?』
『来てくれるの? 嬉しい』
『じゃあ、ドライブしながらでいいかな? 正直に言うと面と向かって話せそうにないんだ』
『葉月さんが話したくなかったら話さなくていいからね。別にデートだけでもいいんだよ』
『ううん。僕だけの思い出じゃないから、優雨との思い出だから話したいよ。だけど、もしかしたら話してる途中で泣いちゃうかもしれなくて顔合わせたら話せなくなるかもしれないから』
『そっか。よかった。覚えてなくても知りたいから』
『じゃあ、4時くらいに迎えに行くから待っててね』
『ありがとう!おやすみなさい。大好きです』
『おやすみ。僕も好きだよ』
我ながらバカップルだと思う。寝る前に大好きって毎日言ってる。
学校に迎えに来てくれる時もあるし、過ごす時間が増えている。
いつも学校の近くのコンビニで待ち合わせして、車でデートしに行くのが定番になっている。
金曜日が楽しみだな。
金曜日になるのが楽しみで残りの3日間がとても長く感じた。
何回かデートをしてるけど、やっぱり楽しみでいつもそわそわしている。
仲のいい部活の友達にはバレてるようで、またデートかよって冷やかされる。
金曜日は特に落ち着きがなく、顔も緩みきっていたらしい。
授業が終わる度に楽しみになっていって授業に集中出来ない。
何回も時計を見ては授業が終わるのを待っていた。なのに、こういう時に限って授業が伸びてしまった。
「起立。礼」
授業が終わり、すぐさま荷物をリュックに詰めて教室から出る。
授業が少し長引いて、遅れそうだと言うのを連絡しようと靴を履きながら、スマホをいじるっていると、校門に人が集まってるのが見えた。
女子が群がってる。
女子に人気のある新人教師でもいるのかと思ったけど違った。
急ぎながら群がってる女子を横目に見てたら、中心にはずっと会いたかった相手がいた。ニコニコ笑って楽しそうだ。
じっと、そっちを見てると気付いたようで
「優雨!」
「葉月さん。早くいこ」
囲まれて嬉しそうにして!
俺はずっと楽しみにしてたのにって思ったけど、葉月さんがあんまり嬉しそうに俺を呼ぶから吹っ飛んでしまった。
「なんで来てたの?いつもは待ってるのに」
「早く会いたくて。ごめん迷惑だった?」
「迷惑じゃないけど、葉月さんモテるから心配になる」
「モテないよ。さっきだって、優雨の学校での様子教えてもらってただけだし」
「なんでもいいけど、葉月さんが他の人見てても、葉月さんのこと一番見てるのは俺だから」
「他の人を見ることなんてないよ。本当に優雨だけ」
「知ってるけど。心配になる。かっこいいから」
「僕も、優雨が可愛いすぎて心配になるよ」
そんな会話をしてたら、車が置いてあるコンビニに着いた。
「お腹空いてない?」
「ちょっと空いたかも。コンビニ行きたい」
「うん。行こうか。なに買うの?」
「葉月さん。あん饅と肉饅食べれる?」
「食べれるけど」
「じゃあ、半分個しよ」
「いいね。冬に食べるのは最高だもんね」
「うん!」
買い物を済ませて、あん饅と肉饅を半分こして食べた。
「じゃあ、行こうか。シートベルトはした?」
「ばっちりです!」
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