323 / 369
続編2 手放してしまった公爵令息はもう一度恋をする
39話 知りたい
しおりを挟む
「ねぇ、教えてくれない?僕と貴方の事。言える範囲でいいので。」
戸惑い立ち尽くす私に、シリルはベッドをポンポンと叩いた。
「読み聞かせするみたいな感じでいいから、横座ってさ。話聞けば、少しは何か思い出すかもしれないじゃない?」
疲れたらそのまま寝てくれていいよ。
そう、簡単に言って軽く笑う。
いや、しかし。
貴方にとっては、兄弟や友達と寝そべりながら語らう様な感覚しか無いのかもしれないが。
私にとってはとてもそんな感覚では居られない。
ただの生殺しなのですが。
……貴方と肉体関係もある恋人同士だと分かる様にお伝えした筈なのに、その意味を貴方は理解なさってらっしゃらないのか?!
と、無表情の仮面の内側で、大いに葛藤した私だったが、ハッと気付いた。
そうだ。
彼は分かっていないのだ。
初めて貴方と心から愛し合って添い遂げられた際、貴方は無邪気に笑って言っていた。
『そう言えば、やっと精通で来て良かった~。』……とも。
本来の肉体がどうであれ、記憶を失い、昔の自分に逆戻りされた今の彼の心身は。
恋というものもまるで知らない、無垢なままの少年。
そんな状態の彼に、何をどう伝えればいいのだろう。
「……シリル。私達は恋人同士で、同衾もしていました。それがどういう事か分かりますか?」
「熱烈な恋人とか、結婚した夫婦みたいだね。」
「そう、です。貴方が好きで、その身に触れたいと思うし、繋がり合いたいと思っている。そんな状態の私をそんな所へ招き入れてはいけません。」
話した内容とは裏腹に、貴方に対する欲情よりも今は、どうすれば貴方を傷付けずに済むか、そればかりが頭をよぎる。
難しい顔で佇む私に、けれど、シリルは困った顔で見つめて来る。
「でも、聞かないと分からないよ。」
「……っ」
「こっち来るのが嫌なら、せめて椅子に座って。言いたくない事は言わなくていいからさ。知りたいんです。記憶を失う前の僕は、貴方とどんな関係で、どう思っていたのか。知れば何か思い出す糸口が掴めるかもしれないから。」
他意など無く、ただ純粋に知りたいだけだと言われ。
邪な心に負けそうになる、弱い自分が恥ずかしくなった。
一人知らない世界に放り込まれたみたいで、不安しかない彼を相手に。
ベッドに椅子を寄せた私は腰掛けて、ポツリポツリと言葉を紡いだ。
シリルが学院に入学した時、貴方に一目惚れした事。
ずっと好きで好きで大切に想っていたのに、前世では全てが上手くいかず、貴方を傷付けてしまった事。
前世の記憶が無いまま、また今世も一方的に好きでいたが、前世の記憶があったシリルは、記憶の無かった私に再会して、動揺したと言っていた事。
その後、記憶を取り戻した私が、過去の過ちも思い出し、貴方を拒んでしまった事。
前世からの試練を解決出来た後、どんな罰も受けると言った私に、もう謝罪など聞きたくない。傍にいて欲しい。と想いを告げられて、私達は両想いになれた事。
救世の巫子様方やユリウス王太子の助力もあり、実家の事も話をつけ、私と共にこのアデリートへ来る事を選んでくれた事。
私を好いてくれるが故なのだが、閨で貴方に無茶をさせない様に気を付けようとする私に、我慢せずに己をさらけ出していいから、と度々過度に情事を頑張って、くたくたになってしまわれる事。
……などなど。
刺激的な内容は極力控える様努め、出来る限りざっくりと簡潔に話したら。
話し終わって、フッと目線を上げると、こちらを見つめるシリルと目が合って。
頬を朱に染め、サッと視線を外される。
そして、少し俯いたまま、呟く様に口にされた。
「よく分からないけど、貴方が僕の事を大事にしてくれていたのは分かった。」
「……。」
「それにしても。……よっぽど好きだったんだねぇ、貴方の事。」
「……え。」
しみじみと彼に言われて、虚を突かれた私は、ポカンとした顔になったが。
シリルは穏やかな笑みを向けてくれる。
「だって、そうでしょう?でないと、自国を飛び出して、馴染みの無いこの国へ行こうとは思わなかっただろうし。閨でくったくたになるまで励むとか、そんなお盛んな事……今の僕には想像もつかない。」
「埋められない体力差が悔しかったんですかね…。媚薬を飲んででも事に及ぼうとされるのには、参りました。案外、負けず嫌いなトコもおありなんだなと思ったものですが……。」
そう言えば、彼が飲もうとされた媚薬を奪い取った事もあったな。
そんなおバカなやり取りも、懐かしくて泣きそうになる心地だった。
押し黙る私に、シリルはフッと嗤って自嘲する。
「負けず嫌い?僕が?そんな訳無いよ。僕は今まで実の両親を喪ったとはいえ、公爵家の嫡男だったにも拘わらず、家に篭りっぱなしでさ。外にも出ずに、周囲から散々陰口を言われていたんだ。どうしても出席しないといけないパーティーに仕方なく出た時も、同じ年頃の子達に『あー、あの陰気な公子サマが居るー!』『女としかつるまないじゃん。アイツも本当は女なんじゃねーの?』とか何とか言われても、怒るどころかテオや叔父様の影に隠れる事しかしなかったし、怖がりこそすれ、腹が立ったり仕返しをしてやろうなんて、思いすらしなかったな。」
「悔しいと思った事も?」
「うん。ただ、好きなだけ言ってくれていいから、早くその場から立ち去りたい、って思ってた。そんな後ろ向きな事しか考えられない僕が、貴方には無茶してでも事に及んでいたんでしょう?僕、疲れる事って極力嫌なんだよね。それなのに、その、媚薬飲んででもはっちゃけようとしてたなんて……そこまでしてでも、貴方が好きで仕方なかったんだよ、きっと。」
閨での事を口にするのは少々躊躇われる様だが、それでも、少し頬を朱に染めながらも、自身の感じられたままの気持ちを述べられる。
「私が思っていた以上に、無理をしてくれていたのですかね……。」
「多分、違うと思うな。したかったから、そうしてただけだったんだよ、きっと。苦になるどころか、自分からそうしたいと思えるのって、それだけ好きって事だよね?」
「……っ」
堪え切れなかった。
明るく、優しく、うっとりした顔で、蕩けた瞳で。
いつも私を好きだと目で訴えて、口で言って伝えてくれていた、あのシリルは。
同じ顔と声で、記憶を手放してからも尚、私を愛してくれていた事を教えてくれる。
彼のくれる愛情を分かっているつもりだった。
でも、自分が理解していた以上に、自分は彼に深く愛されていた。
時に必死になって、全身で訴えてくれていたのに。
私が思っていたよりも、余程彼の想いは強かったのだ。
失ってから気付くなんて。
なんと、愚かな事だろう。
「うぅ……っ」
涙が溢れて止まらない。
記憶を手放す前に酷く落ち込んでいた彼は、きっと……私の所為で苦しめてしまったのだろう。
それ以外に考えられない。
あぁ、どうして。
せめて、その過ちを知れたなら、悔い改める事も出来るけれど。
それを知る術もない。
彼に謝る事も出来ない。
色んな想いが溢れてぐちゃぐちゃになって、涙する事しか出来ない私に、シリルは。
「ごめんなさい。悲しませたい訳じゃなかったんだけど……。全然思い出せなくてごめんね?えーと、その、よしよし…」
困った声音で言って来たシリルは、ベッドの上から身を乗り出して私を抱きしめ、幼子をあやす様に背中をポンポンと叩き、落ち着かせようとしてくれる。
その触れてくれる温もりが、確かに感じられるが。
そこに親愛の情はあれど、以前の様な恋慕の情は無い。
……そして。
優しく抱きしめてくれながらも、また震え出す腕を叱咤する様に、ギュッと手を握り込まれた。
何度も感じた。
間違いない。
————この、眼前のシリルは、私に触れる度に震えている。
こうして、抱きしめてでも私を慰めようとしてくれている程度には、嫌悪感は持たれていない……と、思う。
それなのに、触れる度に震えが抑えられない様だ。
「すみませんでした。貴方のお手を煩わせてしまって。」
そう言って、そっと彼から身を引いたら。
「あ…っ」
少し、名残惜しい…とも取れる様な表情を見せた彼だったが。
「お休みに、湿っぽくなってしまいましたね。どうか、ゆっくり体を休めて下さい。……良い夢が見られます様に。」
「う、うん。……おやすみなさい。」
少し泣き腫らした目で微笑んで、私は寝室を後にした。
戸惑い立ち尽くす私に、シリルはベッドをポンポンと叩いた。
「読み聞かせするみたいな感じでいいから、横座ってさ。話聞けば、少しは何か思い出すかもしれないじゃない?」
疲れたらそのまま寝てくれていいよ。
そう、簡単に言って軽く笑う。
いや、しかし。
貴方にとっては、兄弟や友達と寝そべりながら語らう様な感覚しか無いのかもしれないが。
私にとってはとてもそんな感覚では居られない。
ただの生殺しなのですが。
……貴方と肉体関係もある恋人同士だと分かる様にお伝えした筈なのに、その意味を貴方は理解なさってらっしゃらないのか?!
と、無表情の仮面の内側で、大いに葛藤した私だったが、ハッと気付いた。
そうだ。
彼は分かっていないのだ。
初めて貴方と心から愛し合って添い遂げられた際、貴方は無邪気に笑って言っていた。
『そう言えば、やっと精通で来て良かった~。』……とも。
本来の肉体がどうであれ、記憶を失い、昔の自分に逆戻りされた今の彼の心身は。
恋というものもまるで知らない、無垢なままの少年。
そんな状態の彼に、何をどう伝えればいいのだろう。
「……シリル。私達は恋人同士で、同衾もしていました。それがどういう事か分かりますか?」
「熱烈な恋人とか、結婚した夫婦みたいだね。」
「そう、です。貴方が好きで、その身に触れたいと思うし、繋がり合いたいと思っている。そんな状態の私をそんな所へ招き入れてはいけません。」
話した内容とは裏腹に、貴方に対する欲情よりも今は、どうすれば貴方を傷付けずに済むか、そればかりが頭をよぎる。
難しい顔で佇む私に、けれど、シリルは困った顔で見つめて来る。
「でも、聞かないと分からないよ。」
「……っ」
「こっち来るのが嫌なら、せめて椅子に座って。言いたくない事は言わなくていいからさ。知りたいんです。記憶を失う前の僕は、貴方とどんな関係で、どう思っていたのか。知れば何か思い出す糸口が掴めるかもしれないから。」
他意など無く、ただ純粋に知りたいだけだと言われ。
邪な心に負けそうになる、弱い自分が恥ずかしくなった。
一人知らない世界に放り込まれたみたいで、不安しかない彼を相手に。
ベッドに椅子を寄せた私は腰掛けて、ポツリポツリと言葉を紡いだ。
シリルが学院に入学した時、貴方に一目惚れした事。
ずっと好きで好きで大切に想っていたのに、前世では全てが上手くいかず、貴方を傷付けてしまった事。
前世の記憶が無いまま、また今世も一方的に好きでいたが、前世の記憶があったシリルは、記憶の無かった私に再会して、動揺したと言っていた事。
その後、記憶を取り戻した私が、過去の過ちも思い出し、貴方を拒んでしまった事。
前世からの試練を解決出来た後、どんな罰も受けると言った私に、もう謝罪など聞きたくない。傍にいて欲しい。と想いを告げられて、私達は両想いになれた事。
救世の巫子様方やユリウス王太子の助力もあり、実家の事も話をつけ、私と共にこのアデリートへ来る事を選んでくれた事。
私を好いてくれるが故なのだが、閨で貴方に無茶をさせない様に気を付けようとする私に、我慢せずに己をさらけ出していいから、と度々過度に情事を頑張って、くたくたになってしまわれる事。
……などなど。
刺激的な内容は極力控える様努め、出来る限りざっくりと簡潔に話したら。
話し終わって、フッと目線を上げると、こちらを見つめるシリルと目が合って。
頬を朱に染め、サッと視線を外される。
そして、少し俯いたまま、呟く様に口にされた。
「よく分からないけど、貴方が僕の事を大事にしてくれていたのは分かった。」
「……。」
「それにしても。……よっぽど好きだったんだねぇ、貴方の事。」
「……え。」
しみじみと彼に言われて、虚を突かれた私は、ポカンとした顔になったが。
シリルは穏やかな笑みを向けてくれる。
「だって、そうでしょう?でないと、自国を飛び出して、馴染みの無いこの国へ行こうとは思わなかっただろうし。閨でくったくたになるまで励むとか、そんなお盛んな事……今の僕には想像もつかない。」
「埋められない体力差が悔しかったんですかね…。媚薬を飲んででも事に及ぼうとされるのには、参りました。案外、負けず嫌いなトコもおありなんだなと思ったものですが……。」
そう言えば、彼が飲もうとされた媚薬を奪い取った事もあったな。
そんなおバカなやり取りも、懐かしくて泣きそうになる心地だった。
押し黙る私に、シリルはフッと嗤って自嘲する。
「負けず嫌い?僕が?そんな訳無いよ。僕は今まで実の両親を喪ったとはいえ、公爵家の嫡男だったにも拘わらず、家に篭りっぱなしでさ。外にも出ずに、周囲から散々陰口を言われていたんだ。どうしても出席しないといけないパーティーに仕方なく出た時も、同じ年頃の子達に『あー、あの陰気な公子サマが居るー!』『女としかつるまないじゃん。アイツも本当は女なんじゃねーの?』とか何とか言われても、怒るどころかテオや叔父様の影に隠れる事しかしなかったし、怖がりこそすれ、腹が立ったり仕返しをしてやろうなんて、思いすらしなかったな。」
「悔しいと思った事も?」
「うん。ただ、好きなだけ言ってくれていいから、早くその場から立ち去りたい、って思ってた。そんな後ろ向きな事しか考えられない僕が、貴方には無茶してでも事に及んでいたんでしょう?僕、疲れる事って極力嫌なんだよね。それなのに、その、媚薬飲んででもはっちゃけようとしてたなんて……そこまでしてでも、貴方が好きで仕方なかったんだよ、きっと。」
閨での事を口にするのは少々躊躇われる様だが、それでも、少し頬を朱に染めながらも、自身の感じられたままの気持ちを述べられる。
「私が思っていた以上に、無理をしてくれていたのですかね……。」
「多分、違うと思うな。したかったから、そうしてただけだったんだよ、きっと。苦になるどころか、自分からそうしたいと思えるのって、それだけ好きって事だよね?」
「……っ」
堪え切れなかった。
明るく、優しく、うっとりした顔で、蕩けた瞳で。
いつも私を好きだと目で訴えて、口で言って伝えてくれていた、あのシリルは。
同じ顔と声で、記憶を手放してからも尚、私を愛してくれていた事を教えてくれる。
彼のくれる愛情を分かっているつもりだった。
でも、自分が理解していた以上に、自分は彼に深く愛されていた。
時に必死になって、全身で訴えてくれていたのに。
私が思っていたよりも、余程彼の想いは強かったのだ。
失ってから気付くなんて。
なんと、愚かな事だろう。
「うぅ……っ」
涙が溢れて止まらない。
記憶を手放す前に酷く落ち込んでいた彼は、きっと……私の所為で苦しめてしまったのだろう。
それ以外に考えられない。
あぁ、どうして。
せめて、その過ちを知れたなら、悔い改める事も出来るけれど。
それを知る術もない。
彼に謝る事も出来ない。
色んな想いが溢れてぐちゃぐちゃになって、涙する事しか出来ない私に、シリルは。
「ごめんなさい。悲しませたい訳じゃなかったんだけど……。全然思い出せなくてごめんね?えーと、その、よしよし…」
困った声音で言って来たシリルは、ベッドの上から身を乗り出して私を抱きしめ、幼子をあやす様に背中をポンポンと叩き、落ち着かせようとしてくれる。
その触れてくれる温もりが、確かに感じられるが。
そこに親愛の情はあれど、以前の様な恋慕の情は無い。
……そして。
優しく抱きしめてくれながらも、また震え出す腕を叱咤する様に、ギュッと手を握り込まれた。
何度も感じた。
間違いない。
————この、眼前のシリルは、私に触れる度に震えている。
こうして、抱きしめてでも私を慰めようとしてくれている程度には、嫌悪感は持たれていない……と、思う。
それなのに、触れる度に震えが抑えられない様だ。
「すみませんでした。貴方のお手を煩わせてしまって。」
そう言って、そっと彼から身を引いたら。
「あ…っ」
少し、名残惜しい…とも取れる様な表情を見せた彼だったが。
「お休みに、湿っぽくなってしまいましたね。どうか、ゆっくり体を休めて下さい。……良い夢が見られます様に。」
「う、うん。……おやすみなさい。」
少し泣き腫らした目で微笑んで、私は寝室を後にした。
47
あなたにおすすめの小説
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
【完結】それ以上近づかないでください。
ぽぽ
BL
「誰がお前のことなんか好きになると思うの?」
地味で冴えない小鳥遊凪は、ずっと憧れていた蓮見馨に勢いで告白してしまう。
するとまさかのOK。夢みたいな日々が始まった……はずだった。
だけど、ある出来事をきっかけに二人の関係はあっけなく終わる。
過去を忘れるために転校した凪は、もう二度と馨と会うことはないと思っていた。
ところが、ひょんなことから再会してしまう。
しかも、久しぶりに会った馨はどこか様子が違っていた。
「今度は、もう離さないから」
「お願いだから、僕にもう近づかないで…」
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
帝に囲われていることなど知らない俺は今日も一人草を刈る。
志子
BL
ノリと勢いで書いたBL転生中華ファンタジー。
美形×平凡。
乱文失礼します。誤字脱字あったらすみません。
崖から落ちて顔に大傷を負い高熱で三日三晩魘された俺は前世を思い出した。どうやら農村の子どもに転生したようだ。
転生小説のようにチート能力で無双したり、前世の知識を使ってバンバン改革を起こしたり……なんてことはない。
そんな平々凡々の俺は今、帝の花園と呼ばれる後宮で下っ端として働いてる。
え? 男の俺が後宮に? って思ったろ? 実はこの後宮、ちょーーと変わっていて…‥。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる