全てを諦めた公爵令息の開き直り

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続編 開き直った公爵令息のやらかし

~番外編その1・その2・続編 あとがき~

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この度は『全てを諦めた公爵令息の開き直り』の番外編2つと続編を最後までお読み下さり、誠にありがとうございました。

楽しんで頂けましたでしょうか?

番外編は、暗かったですね……。
ただ、この話は基本シリル目線にしてしまったので、それ以外の人の視点や感情の機微などを書きづらく、本編を書き終えた後に絶対書きたい!と思っていたので、なんとか形に出来て良かったです。
ユリウス王太子の護衛騎士セドリックは、カレンが言う“双生の巫女”のゲームの攻略対象者の一人なのに、本編では全く絡ませられなかったので、せめて、少しでも彼の視点を描いてみたく、番外編その1は短いですが、個人的には書けて満足です。

そして、やっぱりサフィルの視点を書いてみたかったので、番外編その2も書ききれて良かったです。
サフィルの一目惚れから始まった恋でした。
前世ではあの様な悲しい結末になってしまいましたが、その分、今世の二人が愛おしいです。

そして、本編の続きの続編。
ただただ楽しかったです、ハイ。それまでとの落差よ。
本編ではシリルとサフィルがくっついて終わりでしたので、続きではより二人の仲を深められて良かったです。
あの男爵が好き放題やっている辺りは特に、悪ノリが過ぎました(笑)。
続編を書くにあたり、義母グレイスの実家の件を書けてなかったので、まずはそこからで。
真っ先に浮かんだのが……シルヴィアとシリルの「お姉様!」「お姉様って呼ばないで!」でした。
コレ思いついて、続き書きたい!書こう!と書き始めました。
最後の方はどうまとめようか迷って悩んで、色々グダってしまったかもしれませんが、最後のシーンも書きたいと思っていたので、あの様にまとめさせて頂きました。

…………実は。
もう少し続きを書けたらいいな……と、思ってはいます。
やっと学生生活を終えられたシリルが、ようやくお仕事をし始める部分も描いてみたくて。
ただ、まだ大まかにしか考えがまとまっておらず、今回以上にグダったり、上手くまとめきれないかもしれないのですが……。
出来る自信は無いですが、もしかしたら、続きをもう少し投稿するかもしれません。
その際は、もし良かったらお付き合い下さいませ。
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