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番外編その2 サフィル・アルベリーニの悔恨
12話
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ガックリと項垂れて帰って来た私の姿を見て、殿下は一言。
「そうか。お疲れ。」
それだけ言って、自室に籠られてしまった。
何のお役にも立てなかった。
私もまた、自室に戻り、何をするでもなく。
ただベッドに横になって、己の無力さを嘆くしかなかった……。
そうして、互いに表情の抜け落ちた顔で、無気力に日々を過ごして。
ただ時間だけを無駄にした。
刻一刻と過ぎて行く日々に。
段々、互いに交わす言葉も減っていって。
けれど。
卒業が間近になった頃からだったか。
殿下がおかしくなっていったのは。
急に何も無い所で笑い声を上げたり、変に楽しそうにしていたり。
何故なんだろう?
この長かった留学生活も、ようやく終わりが見えて来たからだろうか。
一時期は本当に危なかった事もあられた様だが、なんとか此処まで持ち堪えて下さったのだ、ベルティーナ様は。
やっと……やっと。
母君との再会が可能となるのだ。
それで、もう、それだけで喜ばれているのだろうか、と私は安易にそう思っていた。
————けれど。
卒業を目前に控えたある日。
もう、あと片手で数える程で、この学び舎に通う事も最後となるのに。
それまで体調を崩される事もなかった筈だったのに、急に。
「今日は休む。」
そう言って、珍しく学院をお休みなされたから。
私は不思議に思いながらも、その日は一人で登校して。
そして、真っ直ぐ帰宅の途についたのだが。
邸宅の中は閑散としていて。
いつも忙しそうに動き回っている家臣達が、妙に皆、元気が無くて。
「ただいま。なぁ、皆なんかおかしくないか?何かあったのか?」
執事のコルネリオを見つけた私は、そう、尋ねてみたら。
彼は一瞬、縋る様な目で私を見た後、でも直ぐに視線を外して。
今までずっと気丈に、このエウリルスでの生活面を支えてくれていた彼が、そんな反応を示すなんて。
「コルネリオ、何があった。」
周囲と彼の反応が、心底恐ろしかったが。
それでも、このまま聞かずに目を伏せる事なんて、出来ないから。
硬い声音で尋ね直した私に、彼は。
「……で、殿下が…」
カタカタと震えながら、なんとか絞り出してそう口にした彼は。
しかし、膝から崩れて蹲ってしまった。
「!————殿下っ」
まさか、殿下に何かあったのか?!
嫌な予感を覚えた私は、崩れた彼も置き去りにして、殿下の部屋へ走って。
ノックする事も忘れて、バンッと扉を開いたら。
其処に居たのは、朗らかに笑う、殿下で。
「よぉ!おかえり~サフィル~」
何処か楽し気に笑う殿下は、以前の彼そのものの様で。
でも、ただ単に楽しそうというよりは。
どこか酩酊した様な笑い声で。
「殿下……?まさか、学院を休まれて、昼間からお酒飲んでたんですか?」
呆れた声になって尋ねた私は、しかし、殿下の部屋に足を踏み入れた途端、違和感を覚えた。
「あー、悪りぃ悪りぃ~。」
なんて、酔った声音で笑われているが。
部屋の中を見回しても、何処にも酒瓶も見当たらないし、酒の匂いもしない。
侍女達が片付けたのか?
そんな事を考えて、訝しんでいると。
後ろから。
「……ただいま戻りました、殿下。」
「あ!ジーノォ~おかえりぃ~」
そう言って、ふらりと立ち上がった殿下は、ジーノの方へ寄って行くと。
がばっと抱き付いたのだ。
「もぉージーノォ~おせぇよぉー!待ちくたびれたぞぉ!」
「……殿下、それくらいになさった方がいいですよ。サフィルもびっくりしてます。」
そう言って、ごねる殿下を宥めながら、こちらをチラリと見て来たジーノが。
今まで見た事無いくらい、鋭い目をしていたから。
私は思わず後ずさったが。
「やだぁ~!もうちょっとだけさぁー、いいだろう?」
……普段、お酒を豪快に飲み干される事はあっても、此処まで酩酊される様は今まで拝見した事が無い。
お酒は楽しく飲むモノをモットーにされている殿下は、嫌な事があっても、酒に逃げるタイプではなかった。
それくらいなら、暴れたり、ジーノと剣術の稽古がてら動いて発散される事が多かったから。
だから、こんな酩酊のされ方。
普通じゃない。
目を見張る私は。
殿下が。
抱き付いていたジーノの懐から小瓶を引っ張り出すと、ジーノが止めようとするのも訊かず、中身をグイと飲み干してしまわれて。
そうしたら。
「あり?……コレ、違うやつじゃ………ぐぅ…」
目を見開かれた殿下は、だが、直ぐに気を失ってしまわれて。
そのままベッドに倒れ込んで眠ってしまわれたのだった。
「で…っ!」
「しぃ!……ただの睡眠薬だから。」
そう言って、空になった小瓶を拾ったジーノは。
眠りこけてしまわれた殿下に毛布を掛けると。
私の手を引いて、共に部屋を出たのだった。
そして、そのまま私の部屋に勝手に入り、バタンと扉も閉めてしまった。
「そうか。お疲れ。」
それだけ言って、自室に籠られてしまった。
何のお役にも立てなかった。
私もまた、自室に戻り、何をするでもなく。
ただベッドに横になって、己の無力さを嘆くしかなかった……。
そうして、互いに表情の抜け落ちた顔で、無気力に日々を過ごして。
ただ時間だけを無駄にした。
刻一刻と過ぎて行く日々に。
段々、互いに交わす言葉も減っていって。
けれど。
卒業が間近になった頃からだったか。
殿下がおかしくなっていったのは。
急に何も無い所で笑い声を上げたり、変に楽しそうにしていたり。
何故なんだろう?
この長かった留学生活も、ようやく終わりが見えて来たからだろうか。
一時期は本当に危なかった事もあられた様だが、なんとか此処まで持ち堪えて下さったのだ、ベルティーナ様は。
やっと……やっと。
母君との再会が可能となるのだ。
それで、もう、それだけで喜ばれているのだろうか、と私は安易にそう思っていた。
————けれど。
卒業を目前に控えたある日。
もう、あと片手で数える程で、この学び舎に通う事も最後となるのに。
それまで体調を崩される事もなかった筈だったのに、急に。
「今日は休む。」
そう言って、珍しく学院をお休みなされたから。
私は不思議に思いながらも、その日は一人で登校して。
そして、真っ直ぐ帰宅の途についたのだが。
邸宅の中は閑散としていて。
いつも忙しそうに動き回っている家臣達が、妙に皆、元気が無くて。
「ただいま。なぁ、皆なんかおかしくないか?何かあったのか?」
執事のコルネリオを見つけた私は、そう、尋ねてみたら。
彼は一瞬、縋る様な目で私を見た後、でも直ぐに視線を外して。
今までずっと気丈に、このエウリルスでの生活面を支えてくれていた彼が、そんな反応を示すなんて。
「コルネリオ、何があった。」
周囲と彼の反応が、心底恐ろしかったが。
それでも、このまま聞かずに目を伏せる事なんて、出来ないから。
硬い声音で尋ね直した私に、彼は。
「……で、殿下が…」
カタカタと震えながら、なんとか絞り出してそう口にした彼は。
しかし、膝から崩れて蹲ってしまった。
「!————殿下っ」
まさか、殿下に何かあったのか?!
嫌な予感を覚えた私は、崩れた彼も置き去りにして、殿下の部屋へ走って。
ノックする事も忘れて、バンッと扉を開いたら。
其処に居たのは、朗らかに笑う、殿下で。
「よぉ!おかえり~サフィル~」
何処か楽し気に笑う殿下は、以前の彼そのものの様で。
でも、ただ単に楽しそうというよりは。
どこか酩酊した様な笑い声で。
「殿下……?まさか、学院を休まれて、昼間からお酒飲んでたんですか?」
呆れた声になって尋ねた私は、しかし、殿下の部屋に足を踏み入れた途端、違和感を覚えた。
「あー、悪りぃ悪りぃ~。」
なんて、酔った声音で笑われているが。
部屋の中を見回しても、何処にも酒瓶も見当たらないし、酒の匂いもしない。
侍女達が片付けたのか?
そんな事を考えて、訝しんでいると。
後ろから。
「……ただいま戻りました、殿下。」
「あ!ジーノォ~おかえりぃ~」
そう言って、ふらりと立ち上がった殿下は、ジーノの方へ寄って行くと。
がばっと抱き付いたのだ。
「もぉージーノォ~おせぇよぉー!待ちくたびれたぞぉ!」
「……殿下、それくらいになさった方がいいですよ。サフィルもびっくりしてます。」
そう言って、ごねる殿下を宥めながら、こちらをチラリと見て来たジーノが。
今まで見た事無いくらい、鋭い目をしていたから。
私は思わず後ずさったが。
「やだぁ~!もうちょっとだけさぁー、いいだろう?」
……普段、お酒を豪快に飲み干される事はあっても、此処まで酩酊される様は今まで拝見した事が無い。
お酒は楽しく飲むモノをモットーにされている殿下は、嫌な事があっても、酒に逃げるタイプではなかった。
それくらいなら、暴れたり、ジーノと剣術の稽古がてら動いて発散される事が多かったから。
だから、こんな酩酊のされ方。
普通じゃない。
目を見張る私は。
殿下が。
抱き付いていたジーノの懐から小瓶を引っ張り出すと、ジーノが止めようとするのも訊かず、中身をグイと飲み干してしまわれて。
そうしたら。
「あり?……コレ、違うやつじゃ………ぐぅ…」
目を見開かれた殿下は、だが、直ぐに気を失ってしまわれて。
そのままベッドに倒れ込んで眠ってしまわれたのだった。
「で…っ!」
「しぃ!……ただの睡眠薬だから。」
そう言って、空になった小瓶を拾ったジーノは。
眠りこけてしまわれた殿下に毛布を掛けると。
私の手を引いて、共に部屋を出たのだった。
そして、そのまま私の部屋に勝手に入り、バタンと扉も閉めてしまった。
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