1 / 5
ターゲットな僕
ターゲットな僕について
しおりを挟む
さて、僕こと「山田 まひろ」だが、実は幼い頃から一緒にいるイケメン、「星宮 蓮」のターゲットな訳ですが....
全力で逃げさせてもらう!!!
なぜかって!?あいつ、あいつ....俺の事に執着しすぎてきもいんだ!!
「まひろ、お昼は一緒に食べよう」
「まひろ、あんまりアイツに近づくな」
「まひろ、トイレに行くのか?一緒に行こう」
まひろ、まひろ、まひろ!!ずっと着いてくるわ話しかけてくるわで学校初日では大騒ぎ。今になってはもうみんな慣れすぎて特に騒ぐことも無くなった。
そして、今日!!やっと夏休みに入るということで学校に来ているんだ。隣の席のやつは友達とどこに行くかで盛り上がってる。でも僕は今年の夏休みは1人で家に篭もると決めたんだ....!!
「おーい、まっひー!夏休み予定無いなら一緒にカラオケいこうぜー!」
唯一の友達である、「花田 拓」が話しかけてきた。
「行かない。」
行きたいぃ!もうすごく行きたい。でも絶対家から出ないと決めた僕は動かない。
「えっなんでだよ?ほらほら、クラスのマドンナ、さやちゃんも来るんだぜ?」
さやちゃんとはクラスのマドンナ的存在である。
「行かないって言ってるだろ。」
断固として行かないと主張し続ける僕に拓は諦めたのかそっかーと言って別の友達に話しかけに行った。
「まひろ」
ほら来たよ。蓮。特に僕から話しかけることがない蓮は僕に話しかけることが多い。僕は返事の代わりに蓮を見やった。
「夏休み、何も予定がないなら...」
「嫌だ。どこにも行かないしお前とも遊ばない!!」
「っ」
初めて反抗した僕に驚いたのか言葉もでてない。ふん!しらないもーん!
「なぜだ?夏祭りだって花火だってまひろと見るためだけに色んな人からの誘いを断ったんだぞ。」
そう。色んな人からという言葉で気付いたかもしれないが、こいつは先輩後輩関わらずとにかくモテる。モテまくる。
告白された回数なんてどれほどの物か。
「知らない。さやちゃんといけばいいじゃん。」
「さやちゃん?ああ、さやかの事か。」
くぅ!こいつ...マドンナを呼び捨てにしやがったぞ!?というか僕以外の人のことちゃんと認識してるんだな....
「なぜさやかのことをさやちゃんと呼んでいるんだ?そんなに仲が良いのか?どこで仲良くなった?いつ?」
始まったよなんでなんでタイム!!このタイムに入るとこいつは答えるまで僕に話しかけるのをやめない。
「仲良くなってない。友達がそう呼んでるから呼んでるだけ。」
「そうか...よかった....」
そう言うと蓮は僕の頭をなでなでし始めた。これはいつもの恒例行事だ。最初こそ初心な僕はイケメンに撫でられるなんて恥ずかしいっきゃって感じだったが、今になってはもう...何も感じない。
-----------------------------
初BL小説、書き始めました。
これか執着系イケメン、蓮に追われる平凡な僕、まひろを見守ってやってくださいm(_ _)m
感想、お待ちしております!
全力で逃げさせてもらう!!!
なぜかって!?あいつ、あいつ....俺の事に執着しすぎてきもいんだ!!
「まひろ、お昼は一緒に食べよう」
「まひろ、あんまりアイツに近づくな」
「まひろ、トイレに行くのか?一緒に行こう」
まひろ、まひろ、まひろ!!ずっと着いてくるわ話しかけてくるわで学校初日では大騒ぎ。今になってはもうみんな慣れすぎて特に騒ぐことも無くなった。
そして、今日!!やっと夏休みに入るということで学校に来ているんだ。隣の席のやつは友達とどこに行くかで盛り上がってる。でも僕は今年の夏休みは1人で家に篭もると決めたんだ....!!
「おーい、まっひー!夏休み予定無いなら一緒にカラオケいこうぜー!」
唯一の友達である、「花田 拓」が話しかけてきた。
「行かない。」
行きたいぃ!もうすごく行きたい。でも絶対家から出ないと決めた僕は動かない。
「えっなんでだよ?ほらほら、クラスのマドンナ、さやちゃんも来るんだぜ?」
さやちゃんとはクラスのマドンナ的存在である。
「行かないって言ってるだろ。」
断固として行かないと主張し続ける僕に拓は諦めたのかそっかーと言って別の友達に話しかけに行った。
「まひろ」
ほら来たよ。蓮。特に僕から話しかけることがない蓮は僕に話しかけることが多い。僕は返事の代わりに蓮を見やった。
「夏休み、何も予定がないなら...」
「嫌だ。どこにも行かないしお前とも遊ばない!!」
「っ」
初めて反抗した僕に驚いたのか言葉もでてない。ふん!しらないもーん!
「なぜだ?夏祭りだって花火だってまひろと見るためだけに色んな人からの誘いを断ったんだぞ。」
そう。色んな人からという言葉で気付いたかもしれないが、こいつは先輩後輩関わらずとにかくモテる。モテまくる。
告白された回数なんてどれほどの物か。
「知らない。さやちゃんといけばいいじゃん。」
「さやちゃん?ああ、さやかの事か。」
くぅ!こいつ...マドンナを呼び捨てにしやがったぞ!?というか僕以外の人のことちゃんと認識してるんだな....
「なぜさやかのことをさやちゃんと呼んでいるんだ?そんなに仲が良いのか?どこで仲良くなった?いつ?」
始まったよなんでなんでタイム!!このタイムに入るとこいつは答えるまで僕に話しかけるのをやめない。
「仲良くなってない。友達がそう呼んでるから呼んでるだけ。」
「そうか...よかった....」
そう言うと蓮は僕の頭をなでなでし始めた。これはいつもの恒例行事だ。最初こそ初心な僕はイケメンに撫でられるなんて恥ずかしいっきゃって感じだったが、今になってはもう...何も感じない。
-----------------------------
初BL小説、書き始めました。
これか執着系イケメン、蓮に追われる平凡な僕、まひろを見守ってやってくださいm(_ _)m
感想、お待ちしております!
27
お気に入りに追加
210
あなたにおすすめの小説
執着男に勤務先を特定された上に、なんなら後輩として入社して来られちゃった
パイ生地製作委員会
BL
【登場人物】
陰原 月夜(カゲハラ ツキヤ):受け
社会人として気丈に頑張っているが、恋愛面に関しては後ろ暗い過去を持つ。晴陽とは過去に高校で出会い、恋に落ちて付き合っていた。しかし、晴陽からの度重なる縛り付けが苦しくなり、大学入学を機に逃げ、遠距離を理由に自然消滅で晴陽と別れた。
太陽 晴陽(タイヨウ ハルヒ):攻め
明るく元気な性格で、周囲からの人気が高い。しかしその実、月夜との関係を大切にするあまり、執着してしまう面もある。大学卒業後、月夜と同じ会社に入社した。
【あらすじ】
晴陽と月夜は、高校時代に出会い、互いに深い愛情を育んだ。しかし、海が大学進学のため遠くに引っ越すことになり、二人の間には別れが訪れた。遠距離恋愛は困難を伴い、やがて二人は別れることを決断した。
それから数年後、月夜は大学を卒業し、有名企業に就職した。ある日、偶然の再会があった。晴陽が新入社員として月夜の勤務先を訪れ、再び二人の心は交わる。時間が経ち、お互いが成長し変わったことを認識しながらも、彼らの愛は再燃する。しかし、遠距離恋愛の過去の痛みが未だに彼らの心に影を落としていた。
更新報告用のX(Twitter)をフォローすると作品更新に早く気づけて便利です
X(旧Twitter): https://twitter.com/piedough_bl
制作秘話ブログ: https://piedough.fanbox.cc/
メッセージもらえると泣いて喜びます:https://marshmallow-qa.com/8wk9xo87onpix02?t=dlOeZc&utm_medium=url_text&utm_source=promotion
ド平凡な俺が全員美形な四兄弟からなぜか愛され…執着されているらしい
パイ生地製作委員会
BL
それぞれ別ベクトルの執着攻め4人×平凡受け
★一言でも感想・質問嬉しいです:https://marshmallow-qa.com/8wk9xo87onpix02?t=dlOeZc&utm_medium=url_text&utm_source=promotion
更新報告用のX(Twitter)をフォローすると作品更新に早く気づけて便利です
X(旧Twitter): https://twitter.com/piedough_bl




お客様と商品
あかまロケ
BL
馬鹿で、不細工で、性格最悪…なオレが、衣食住提供と引き換えに体を売る相手は高校時代一度も面識の無かったエリートモテモテイケメン御曹司で。オレは商品で、相手はお客様。そう思って毎日せっせとお客様に尽くす涙ぐましい努力のオレの物語。(*ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿してます。)


冴えないおじさんが雌になっちゃうお話。
丸井まー(旧:まー)
BL
馴染みの居酒屋で冴えないおじさんが雌オチしちゃうお話。
イケメン青年×オッサン。
リクエストをくださった棗様に捧げます!
【リクエスト】冴えないおじさんリーマンの雌オチ。
楽しいリクエストをありがとうございました!
※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる