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259.愛し合う手順があるみたい ※微

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 この神殿は外が白い霧で、お天気も時間もよく分からない。でもお腹が空いた回数で数えた。もう3回目のご飯だから夜だと思う。セティがよく分かったなと褒めて、僕を抱き上げた。ベッドがある部屋に行くみたい。今日の僕は一度も歩いていなかった。

「僕、歩けるよ」

「無理だと思うが、試してみろ」

 言われて、優しく降ろされる。足をついて力を入れたら、がくんと崩れて落ちた。ぺたんと座った僕の腕を掴んだセティが笑う。酷い、笑わなくてもいいのに。唇を尖らせたら抱き上げながらキスをされた。

「なんで?」

「うーん、食べちゃったからかな」

 オレが原因だとセティが言う。神様に食べられると歩けないの? お尻の痛いのは治ったけど、足は別なんだね。

「変なとこで器用な奴なんだから」

 変な文句を言いながらガイアがトムを抱いて消える。隣の隣のお部屋に帰ったの。

 僕とセティが泊まる部屋は隣で、大きなベッドだった。宿屋で見たことがないくらい大きくて、セティの神殿のより広い。上から白い布がかかってて、柔らかい壁みたいだった。外が見えない。ここはセティの部屋なんだって。

 ベッドの上に降りて、這って移動する。天井にある布から明るいのだけ感じられた。真ん中で寝転がると、セティが隣に並ぶ。黒髪がベッドの白いシーツに散らばって、僕は指先でそれを捕まえた。セティの手が三つ編みを解いていく。

 黒髪がいっぱい! すごく綺麗、セティの紫の目に引き寄せられて近づく僕は、セティの上に跨った。困惑した顔のセティにキスをして、唇にもキスをする。いっぱい唇を噛んだり舐めたりされたから、まだぽてっと赤く腫れているけど。すごく気持ちいい。

 お腹の上に座ってセティにキスをしていると、セティの指が僕に悪戯を始めた。治ったばかりのお尻に指が触る。それからおちんちんも撫でられた。すぐに腫れて大きくなったおちんちんに困っていると、セティのも大きくなる。

「また、お尻から食べるの?」

「いつもそうだよ」

 当たり前だろと言われた。神様ってお尻が好きなの? それともお尻から食べるのがマナーなのかも。ご飯のマナーと同じで決まりごとがいっぱいあるなら、僕も覚えなくちゃ! ゲリュオンかガイアに聞いてみよう。贄のことなら神様が詳しいし……。

「げほっ、変なこと聞くな。オレが教えてやる」

 こてりと首を傾げた僕は、少し息が苦しい。胸がドキドキするし、張り詰めたおちんちんも痛い。それにおっぱい舐めるの、どうして? 抱き寄せられてセティの唇が僕のおっぱいを吸った。何も出ないよ、それに擽ったい。

 お尻に入った指は悪戯して、あちこちを押すの。もじもじしていると、おちんちんから白いのが出た。びっくりした僕の目の端にキスをしたセティが、さらに穴を広げた。

「愛し合う手順だ。オレがイシスの体をたくさん愛したら、白いのが出る。気持ちいいだろう?」

 うん、頷いた僕に「いい子だ」とキスをくれる。甘いキスに顔がへにゃりと崩れた。そんな僕を撫でながらセティの説明は続く。

「この後、イシスはオレを愛してくれ。オレはイシスの中に入りたい」

「うん」

 だからお尻から入るんだね。穴が空いてるのはこのためだったのかな? 贄は食べられる役目だと聞いたけど、食べるには種類があるのだと聞きながら、セティのおちんちんを受け入れた。
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