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血も唾液も混ざり合って、黒に犯されたい。
11話 俺はどうしようもなくクロードをぐちゃぐちゃに犯したいんだ。
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授業が終わり、...
「静雅帰ろ~ぜ。」
「部活あるから無理。」
部活って..
「帰宅部だっただろ。」
「康介が早退したときの体育が自由時間になって...」
「えっ、なんで!?」
「康介が早退した後、...いや、少し前だったかな?トイレに行った...あっ、入江が戻ってこなくなって、廊下で倒れてたらしくてそれで自由時間になった。」
へぇー、そんなことがあったのか。...でなんでこの話に...
「あっ、で、なんで部活入ることになったんだよ。」
「その自由時間のバスケで結構活躍したの、それで練習にだけ顔出さないか?って。」
「へぇー。」
「だから僕はこのまま部に行くから。」
「おー。」
なんかフラれた感じ。まぁフラれてはいるか。
ーーー下駄箱にて、靴を履き替えたところで
「ねぇ。」
声をかけられた。「ふふっ。」微笑む声、俺の横で外靴を落としバンッという音を鳴らす。
入江瑠夏だ。
「一緒に帰らない?」
「ハロウィンだけの限定でいいんだろ?」
彼女は顔にかかる髪を耳にかけた。
「少しくらい仲良くなってもいいんじゃない?ぎこちないカップルは私嫌だもん。」
「そうかよ。」
「もしかして、やっぱり嫌になった?」
「嫌っていうか、おーけーしたっけ?」
「さぁ?でも、断ってもないんじゃない?」
さ、行きましょうか?と彼女は俺に向かって手の平を向けた。
これは、...手を繋ごうってことなのか?俺の目線は彼女の手と顔を行ったり来たりする。
時間切れと言わんばかりに、彼女の手がグイッと俺の手を掴んだ。
「これからよろしくね、康介くん。」
ゾワゾワと全身になにかが襲う。
「あ、あぁ。」
手が繋がった瞬間、まるで心臓を鷲掴みにされているような、全身に悪寒が走る。
唾を飲み込む。手を繋ぐという行為がこんなにも不快感があるなんて知らなかった。
手を繋いで1分ほど、...下駄箱から校門までで、俺の腕は彼女の手を振り払っていた。
「なにか、...忘れ物かな?」
「えっと、今日は駅に用事があるから...だから、一緒に帰るのは無理って感じ。」
「ふーん、じゃあ明日一緒に帰りましょ。」
「あぁ。」
早歩きで、...でもすぐに曲がって、俺は走り出していた。
入江瑠夏は左手の親指を口に、カチッと音を鳴らす。
「ーーーくそっ...家が分からねぇだろ。」
ーーー
ーーー○ー○ー○ーー
ーーー
カッカッカッ...押しても速くならないのが分かっていても、俺はエレベーターのボタンを連打する。
あぁ、早く...会いたい。
ガチャ。
「ただいま。」挨拶は心の中で済まして、靴は脱ぎ散らかして、家の中で走るからドッドッという足音を鳴らし、迷わずリビングに向かう。
「お、かえり?」
テレビは夕方放送の恋愛ドラマが映っており、...俺はクロの顔を見るより前に、テレビの方から主電源を消す。
ここまで無我夢中になっていた俺は息があがっており、ようやくクロを見ることができたときには、...クロはソファに座り、キョトンと首を傾けていた。
「クロ...」
「んっ。」
クロの肩を掴み、クロをソファに寝かせるようにして、互いの唇を重ねた。
「お願い、口あけて。」
「い、っ、やだ。」
下唇を軽く噛み、プルっと震える小さな口。
吸血鬼ってもっと強いんじゃないのか?なぁ、なんでこんな組み敷かれて...俺に襲われてるんだよ。
ブカブカの白いシャツをめくって、ヘソ上から舌でなぞり、小さな愛らしい二つの蕾の真ん中で顔をあげる。
どんな顔をしているのかと思ったら、...クロは目に涙を浮ばせ、指を噛んでいた。
「なんで、...ハイドリヒの臭いがまたするの?」
「さぁ...」
またその名前だ。
「なんで、...こ、んなこと、するの?」
「クロが好きだから。」
「すき?」
「あぁ、クロをぐちゃぐちゃにしたい。」
「ひゃぁ!?」
クロの右足を持ち上げ、俺の肩にかける。そして布越しとはいえ、俺は昂っているソレをクロの股間に押しつける。
「クロの中に入りたい。」
「や、だ。」
「はは、想像だけでイきそう。」
俺は右手でボタンを3つほど外し
「噛んで。」
「えっ...」
「噛んでいいから、だから...お互いに好きなことしよーぜ。」
ポロッと涙が流れる。俺は頭をさげ、クロの小さな桃色の蕾を舌で触れる。
クロは恐る恐る、怯えながらも両手を俺の背中に回し、首を舌でなぞると...歯を突き立てた。
ブチッ...肌を突き破り、なにかが中に入っていくような感覚に襲われた。
不思議と痛みはなかった。
「静雅帰ろ~ぜ。」
「部活あるから無理。」
部活って..
「帰宅部だっただろ。」
「康介が早退したときの体育が自由時間になって...」
「えっ、なんで!?」
「康介が早退した後、...いや、少し前だったかな?トイレに行った...あっ、入江が戻ってこなくなって、廊下で倒れてたらしくてそれで自由時間になった。」
へぇー、そんなことがあったのか。...でなんでこの話に...
「あっ、で、なんで部活入ることになったんだよ。」
「その自由時間のバスケで結構活躍したの、それで練習にだけ顔出さないか?って。」
「へぇー。」
「だから僕はこのまま部に行くから。」
「おー。」
なんかフラれた感じ。まぁフラれてはいるか。
ーーー下駄箱にて、靴を履き替えたところで
「ねぇ。」
声をかけられた。「ふふっ。」微笑む声、俺の横で外靴を落としバンッという音を鳴らす。
入江瑠夏だ。
「一緒に帰らない?」
「ハロウィンだけの限定でいいんだろ?」
彼女は顔にかかる髪を耳にかけた。
「少しくらい仲良くなってもいいんじゃない?ぎこちないカップルは私嫌だもん。」
「そうかよ。」
「もしかして、やっぱり嫌になった?」
「嫌っていうか、おーけーしたっけ?」
「さぁ?でも、断ってもないんじゃない?」
さ、行きましょうか?と彼女は俺に向かって手の平を向けた。
これは、...手を繋ごうってことなのか?俺の目線は彼女の手と顔を行ったり来たりする。
時間切れと言わんばかりに、彼女の手がグイッと俺の手を掴んだ。
「これからよろしくね、康介くん。」
ゾワゾワと全身になにかが襲う。
「あ、あぁ。」
手が繋がった瞬間、まるで心臓を鷲掴みにされているような、全身に悪寒が走る。
唾を飲み込む。手を繋ぐという行為がこんなにも不快感があるなんて知らなかった。
手を繋いで1分ほど、...下駄箱から校門までで、俺の腕は彼女の手を振り払っていた。
「なにか、...忘れ物かな?」
「えっと、今日は駅に用事があるから...だから、一緒に帰るのは無理って感じ。」
「ふーん、じゃあ明日一緒に帰りましょ。」
「あぁ。」
早歩きで、...でもすぐに曲がって、俺は走り出していた。
入江瑠夏は左手の親指を口に、カチッと音を鳴らす。
「ーーーくそっ...家が分からねぇだろ。」
ーーー
ーーー○ー○ー○ーー
ーーー
カッカッカッ...押しても速くならないのが分かっていても、俺はエレベーターのボタンを連打する。
あぁ、早く...会いたい。
ガチャ。
「ただいま。」挨拶は心の中で済まして、靴は脱ぎ散らかして、家の中で走るからドッドッという足音を鳴らし、迷わずリビングに向かう。
「お、かえり?」
テレビは夕方放送の恋愛ドラマが映っており、...俺はクロの顔を見るより前に、テレビの方から主電源を消す。
ここまで無我夢中になっていた俺は息があがっており、ようやくクロを見ることができたときには、...クロはソファに座り、キョトンと首を傾けていた。
「クロ...」
「んっ。」
クロの肩を掴み、クロをソファに寝かせるようにして、互いの唇を重ねた。
「お願い、口あけて。」
「い、っ、やだ。」
下唇を軽く噛み、プルっと震える小さな口。
吸血鬼ってもっと強いんじゃないのか?なぁ、なんでこんな組み敷かれて...俺に襲われてるんだよ。
ブカブカの白いシャツをめくって、ヘソ上から舌でなぞり、小さな愛らしい二つの蕾の真ん中で顔をあげる。
どんな顔をしているのかと思ったら、...クロは目に涙を浮ばせ、指を噛んでいた。
「なんで、...ハイドリヒの臭いがまたするの?」
「さぁ...」
またその名前だ。
「なんで、...こ、んなこと、するの?」
「クロが好きだから。」
「すき?」
「あぁ、クロをぐちゃぐちゃにしたい。」
「ひゃぁ!?」
クロの右足を持ち上げ、俺の肩にかける。そして布越しとはいえ、俺は昂っているソレをクロの股間に押しつける。
「クロの中に入りたい。」
「や、だ。」
「はは、想像だけでイきそう。」
俺は右手でボタンを3つほど外し
「噛んで。」
「えっ...」
「噛んでいいから、だから...お互いに好きなことしよーぜ。」
ポロッと涙が流れる。俺は頭をさげ、クロの小さな桃色の蕾を舌で触れる。
クロは恐る恐る、怯えながらも両手を俺の背中に回し、首を舌でなぞると...歯を突き立てた。
ブチッ...肌を突き破り、なにかが中に入っていくような感覚に襲われた。
不思議と痛みはなかった。
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