3 / 29
3.ステラの喪失
しおりを挟む
驚きで思わず身を引いたアルマを、ベスは真剣さと必死さがないまぜになった表情で見つめている。
「逃げるって、どこに……」
「どこでも良い。とにかく、アルフォンライン領から出て、領主の手が届かないところに行くんさね」
アルマは瞬間、すべてが腑に落ちて、すうっと心が冷えていった。
「今年の生贄は、わたしなのですね?」
「……噂ではそうなってる。エムイ村から出せるような娘は、あんたしかいないって」
ベスは心底アルマを気遣うような顔をした。
自分のことをここまで気にかけてくれる人が存在することに、アルマは驚き、そして神に感謝した。
「でも、わたしがいなくなったら別の女性が生贄になりますよね。わたしなら、いなくなっても誰も悲しみません」
アルマは努めて明るい声色で言った。自分で分かっているのだ。自分以上に、生贄の適任などいないことくらい、理解している。
ベスもアルマの身を案じてくれてはいるが、アルマの代わりに自分の娘を生贄に差し出すことはできないだろう。
「わたしは大丈夫です。母もいませんし、この村にはベスおばさん以外、わたしを心配してくれる人もいません」
アルマは再度重ねるように繰り返す。自分一人が犠牲になれば、解決する話だ。
アルマはベスが分けてくれた大麦の詰まった袋と、どっしりした燕麦パンを抱え直して、懐から黒く変色した銅貨を取り出す。
「竜に喰われて死んじまうなんて、あんまりじゃないか……! 親もいないで、汚れ仕事をやらされて、最期は生贄なんて……」
ベスのアルマを思う気持ちに、心が温かくなる。いなくなった母親を思い出す、そんな懐かしい気分になった。
アルマはベスの手に銅貨を握らせ、もう一度、大丈夫と繰り返す。
「それに、領主様だって、わたしの目の色を見たら逃げていくかもしれないじゃないですか」
ベスはますます顔を歪めてアルマを見た。なにか言いたそうにしているが、言うべき言葉が見つからないのか視線が空虚をさまよう。
やがてベスはそっとアルマの手を握った。アルマの痩せて冷え切った手が、やわらかく、包み込むような温かさで満たされる。
二人は言葉もなく、しばらくそうして手を握り合ったまま黙っていたが、アルマの方からそっとベスの手を離した。途端にぬくもりは消え、冬の気配が近づく寒風がアルマの手に吹きつける。
小窓から一歩、二歩と離れてベスに深々と頭を下げる。アルマはろくに顔も上げられず、背を向けた勢いで墓地まで走り通した。
◇ ◇ ◇
墓地へと続く道がいつもより騒がしい。普段はひっそりと静まり返っている墓地の方角から、子どもの笑い声や人々の喧騒が伝わってきて、アルマは背筋に冷たい汗をかいた。
自分が留守にしている間に、墓地でなにかが起こっている。まだ日の高い昼間に墓荒らしとは考えにくいし、なにより留守を預けていたステラが心配だった。
たっぷりと大麦の詰まった袋の重みが、アルマの歩調を鈍らせる。逃げるようにパン屋をあとにしてから、アルマはずっと走り続けていた。
腕からずり落ちてくる大麦の袋を抱え直し、ひたすらに墓地を目指す。
ようやく入口が見えてきたところで、アルマは地面に横たわる茶色の大きな物体を見た。
「ステラ!」
それがステラだと分かると、アルマは燕麦パンも大麦も放り出して一目散にステラへ駆け寄った。
白い毛で覆われていた腹の部分は、元の毛色が分からないほどに泥と血で汚れている。腹が微かに上下していることから息はあるようだが、何度呼びかけてもステラは固く目をつむったまま、アルマを仰ぎ見ることもしない。
アルマのぼろきれ同然の外套が、ステラの血に染まる。出血箇所を探そうにも、体毛はどこも泥と血に塗れていて、よく分からない。
出血は止まっているようで、地面の血だまりは広がりを見せないが、油断を許さない状況に変わりはないだろう。
「ねぇ、ステラ、返事をして……なにがあったの?」
答えるわけもないのに、アルマは話しかけるのをやめられない。
ふと辺りを見回したとき、アルマは遠巻きに自分とステラを見つめる影がいくつもあることに気づいた。
影は墓地と雑木林の境目辺りに立ち、にやにやとこちらを見つめている。見知った顔はいないが、おそらく皆、村の子どもや男だろう。膝を折ってステラの横に座り込むアルマを、まるで見世物のように見物していた。
「あなたたちが、やったの……?」
震える声で、なんとか絞り出す。ひたひたと近寄ってくる人影が、鼻で笑ったのが聞こえた。
「異端者が犬なんか飼うなよ」
「魔物かと思いきや普通の犬だったよな」
「腹蹴っただけで、ころっと倒れやがった」
げらげらと不快な声で、アルマを見下ろす人々が笑う。そのうちの一人がアルマに手を伸ばしたところで、アルマは怒りに任せて、その手を強く振り払った。
手のひらが熱を持ち、じんじんと痛む。相手もアルマの行動を予想していなかったようで、呆気に取られた顔をしたが、すぐさま鬼のような形相に変わる。
「おい」
首に巻きつけた墓守の印である赤い紐を強く引かれる。
気づけばアルマは数人の男に囲まれ、遠巻きに子どもたちが、好奇心を隠さずに様子を窺っている。
アルマはこらえきれずに顔を下げようとすると、ぐっと紐が引かれ、息が詰まる。
せわしなく浅い呼吸を繰り返しながら、アルマは自分が涙を流していることに気づいた。頬を濡らす涙は冷たい風に吹かれ、たちまち冷えていく。寒さとは別の、恐怖からくる身震いが止まらない。
「ははっ、こうしてるとお前も犬みたいだな」
紐の先を持つ男が、笑ってアルマを無遠慮にじろじろと舐めるように見つめる。
後ろから伸びてきた手が、アルマの外套を無理やり剥ぎ取る。
「やめて……!」
何年も着続けて擦り切れた衣一枚になり、アルマはがたがたと震えた。周囲から伸びてくる手が、アルマの体を乱暴にまさぐる。
「さっさとやっちまおうぜ」
「逃げるって、どこに……」
「どこでも良い。とにかく、アルフォンライン領から出て、領主の手が届かないところに行くんさね」
アルマは瞬間、すべてが腑に落ちて、すうっと心が冷えていった。
「今年の生贄は、わたしなのですね?」
「……噂ではそうなってる。エムイ村から出せるような娘は、あんたしかいないって」
ベスは心底アルマを気遣うような顔をした。
自分のことをここまで気にかけてくれる人が存在することに、アルマは驚き、そして神に感謝した。
「でも、わたしがいなくなったら別の女性が生贄になりますよね。わたしなら、いなくなっても誰も悲しみません」
アルマは努めて明るい声色で言った。自分で分かっているのだ。自分以上に、生贄の適任などいないことくらい、理解している。
ベスもアルマの身を案じてくれてはいるが、アルマの代わりに自分の娘を生贄に差し出すことはできないだろう。
「わたしは大丈夫です。母もいませんし、この村にはベスおばさん以外、わたしを心配してくれる人もいません」
アルマは再度重ねるように繰り返す。自分一人が犠牲になれば、解決する話だ。
アルマはベスが分けてくれた大麦の詰まった袋と、どっしりした燕麦パンを抱え直して、懐から黒く変色した銅貨を取り出す。
「竜に喰われて死んじまうなんて、あんまりじゃないか……! 親もいないで、汚れ仕事をやらされて、最期は生贄なんて……」
ベスのアルマを思う気持ちに、心が温かくなる。いなくなった母親を思い出す、そんな懐かしい気分になった。
アルマはベスの手に銅貨を握らせ、もう一度、大丈夫と繰り返す。
「それに、領主様だって、わたしの目の色を見たら逃げていくかもしれないじゃないですか」
ベスはますます顔を歪めてアルマを見た。なにか言いたそうにしているが、言うべき言葉が見つからないのか視線が空虚をさまよう。
やがてベスはそっとアルマの手を握った。アルマの痩せて冷え切った手が、やわらかく、包み込むような温かさで満たされる。
二人は言葉もなく、しばらくそうして手を握り合ったまま黙っていたが、アルマの方からそっとベスの手を離した。途端にぬくもりは消え、冬の気配が近づく寒風がアルマの手に吹きつける。
小窓から一歩、二歩と離れてベスに深々と頭を下げる。アルマはろくに顔も上げられず、背を向けた勢いで墓地まで走り通した。
◇ ◇ ◇
墓地へと続く道がいつもより騒がしい。普段はひっそりと静まり返っている墓地の方角から、子どもの笑い声や人々の喧騒が伝わってきて、アルマは背筋に冷たい汗をかいた。
自分が留守にしている間に、墓地でなにかが起こっている。まだ日の高い昼間に墓荒らしとは考えにくいし、なにより留守を預けていたステラが心配だった。
たっぷりと大麦の詰まった袋の重みが、アルマの歩調を鈍らせる。逃げるようにパン屋をあとにしてから、アルマはずっと走り続けていた。
腕からずり落ちてくる大麦の袋を抱え直し、ひたすらに墓地を目指す。
ようやく入口が見えてきたところで、アルマは地面に横たわる茶色の大きな物体を見た。
「ステラ!」
それがステラだと分かると、アルマは燕麦パンも大麦も放り出して一目散にステラへ駆け寄った。
白い毛で覆われていた腹の部分は、元の毛色が分からないほどに泥と血で汚れている。腹が微かに上下していることから息はあるようだが、何度呼びかけてもステラは固く目をつむったまま、アルマを仰ぎ見ることもしない。
アルマのぼろきれ同然の外套が、ステラの血に染まる。出血箇所を探そうにも、体毛はどこも泥と血に塗れていて、よく分からない。
出血は止まっているようで、地面の血だまりは広がりを見せないが、油断を許さない状況に変わりはないだろう。
「ねぇ、ステラ、返事をして……なにがあったの?」
答えるわけもないのに、アルマは話しかけるのをやめられない。
ふと辺りを見回したとき、アルマは遠巻きに自分とステラを見つめる影がいくつもあることに気づいた。
影は墓地と雑木林の境目辺りに立ち、にやにやとこちらを見つめている。見知った顔はいないが、おそらく皆、村の子どもや男だろう。膝を折ってステラの横に座り込むアルマを、まるで見世物のように見物していた。
「あなたたちが、やったの……?」
震える声で、なんとか絞り出す。ひたひたと近寄ってくる人影が、鼻で笑ったのが聞こえた。
「異端者が犬なんか飼うなよ」
「魔物かと思いきや普通の犬だったよな」
「腹蹴っただけで、ころっと倒れやがった」
げらげらと不快な声で、アルマを見下ろす人々が笑う。そのうちの一人がアルマに手を伸ばしたところで、アルマは怒りに任せて、その手を強く振り払った。
手のひらが熱を持ち、じんじんと痛む。相手もアルマの行動を予想していなかったようで、呆気に取られた顔をしたが、すぐさま鬼のような形相に変わる。
「おい」
首に巻きつけた墓守の印である赤い紐を強く引かれる。
気づけばアルマは数人の男に囲まれ、遠巻きに子どもたちが、好奇心を隠さずに様子を窺っている。
アルマはこらえきれずに顔を下げようとすると、ぐっと紐が引かれ、息が詰まる。
せわしなく浅い呼吸を繰り返しながら、アルマは自分が涙を流していることに気づいた。頬を濡らす涙は冷たい風に吹かれ、たちまち冷えていく。寒さとは別の、恐怖からくる身震いが止まらない。
「ははっ、こうしてるとお前も犬みたいだな」
紐の先を持つ男が、笑ってアルマを無遠慮にじろじろと舐めるように見つめる。
後ろから伸びてきた手が、アルマの外套を無理やり剥ぎ取る。
「やめて……!」
何年も着続けて擦り切れた衣一枚になり、アルマはがたがたと震えた。周囲から伸びてくる手が、アルマの体を乱暴にまさぐる。
「さっさとやっちまおうぜ」
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

【完結】殿下、自由にさせていただきます。
なか
恋愛
「出て行ってくれリルレット。王宮に君が住む必要はなくなった」
その言葉と同時に私の五年間に及ぶ初恋は終わりを告げた。
アルフレッド殿下の妃候補として選ばれ、心の底から喜んでいた私はもういない。
髪を綺麗だと言ってくれた口からは、私を貶める言葉しか出てこない。
見惚れてしまう程の笑みは、もう見せてもくれない。
私………貴方に嫌われた理由が分からないよ。
初夜を私一人だけにしたあの日から、貴方はどうして変わってしまったの?
恋心は砕かれた私は死さえ考えたが、過去に見知らぬ男性から渡された本をきっかけに騎士を目指す。
しかし、正騎士団は女人禁制。
故に私は男性と性別を偽って生きていく事を決めたのに……。
晴れて騎士となった私を待っていたのは、全てを見抜いて笑う副団長であった。
身分を明かせない私は、全てを知っている彼と秘密の恋をする事になる。
そして、騎士として王宮内で起きた変死事件やアルフレッドの奇行に大きく関わり、やがて王宮に蔓延る謎と対峙する。
これは、私の初恋が終わり。
僕として新たな人生を歩みだした話。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです
青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています
チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。
しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。
婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。
さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。
失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。
目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。
二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。
一方、義妹は仕事でミスばかり。
闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。
挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。
※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます!
※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。

この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。
鶯埜 餡
恋愛
ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。
しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる