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シロップかけすぎは許しません!?
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「お待たせしました!
私のフレンチトースト…
残っていますよね?」
フローラは、座るより先にフレンチトーストの確認をしている。
「フローラの大好物のフレンチトーストを私が食べるとでも?
私はフレンチトースト派ではないから安心なさい!」
ローランの皿に乗っているのは、ふわふわのパンケーキだ。
メープルシロップをドボドボかけた後に、チョコレートシロップも追加している…
「お兄様…
チョコレートシロップを1瓶使うなんて、胸焼けしそうですわ」
「ローラン様は、魔力が膨大ですからねぇ。
これだけ甘い物を召し上がっても全く太らないんですもの。
憎たらしいったらないわ」
モエノは、食べすぎると顔が丸くなりやすいと気にしているようで、いくら食べても太らないローランに腹を立てているようだ。
「モエノ…
そんな恐ろしい顔でにらまないでくれないか?
可愛い顔が台無しだよ?」
「お兄様!
私たちからしたら、甘い物を好きなだけお食べになるお兄様は敵ですのよ。
そうよね?モエノ」
「フローラ様の言う通りです!
ふわふわパンケーキにメープルシロップとチョコレートシロップを好きなだけかけるローラン様は私の敵ですわ!
しばらく、ローラン様とはお話しませんから」
どうやら、ふたりで話している時にローランが無神経な事をしたのか、言ったのか…
モエノを怒らせたようだ。
そこへ持ってきて、シロップドバドバ事件がモエノの怒りに拍車をかけたらしい。
「お兄様!モエノ!
せっかくの朝食が不味くなるじゃない?
仲直りして!」
フローラに言われたふたりは…
「「ごめんなさい」」
謝りあっていた。
「モエノもシロップ沢山かけたいなら糖質オフで美味しいシロップ作ってもらう事にする?」
フローラが提案すると…
「お願いします!
ローラン様に負けない位にドバドバかけたいんです私も」
「分かったわ。
スイーツ研究をしている友人に頼んでみるわ」
「フローラ様!
大好きですわ。
私の事をいつも細やかに見守って下さって本当に有難うございます」
フローラとモエノがイチャイチャしている…
俺の存在を忘れたように…
俺は空気か?
兄ってツラいなぁ…
◇◇◇◇◇◇◇
ローラン様がひとり黄昏ております。
メディクス家は今日もフローラ様を中心に回っているのです。
私のフレンチトースト…
残っていますよね?」
フローラは、座るより先にフレンチトーストの確認をしている。
「フローラの大好物のフレンチトーストを私が食べるとでも?
私はフレンチトースト派ではないから安心なさい!」
ローランの皿に乗っているのは、ふわふわのパンケーキだ。
メープルシロップをドボドボかけた後に、チョコレートシロップも追加している…
「お兄様…
チョコレートシロップを1瓶使うなんて、胸焼けしそうですわ」
「ローラン様は、魔力が膨大ですからねぇ。
これだけ甘い物を召し上がっても全く太らないんですもの。
憎たらしいったらないわ」
モエノは、食べすぎると顔が丸くなりやすいと気にしているようで、いくら食べても太らないローランに腹を立てているようだ。
「モエノ…
そんな恐ろしい顔でにらまないでくれないか?
可愛い顔が台無しだよ?」
「お兄様!
私たちからしたら、甘い物を好きなだけお食べになるお兄様は敵ですのよ。
そうよね?モエノ」
「フローラ様の言う通りです!
ふわふわパンケーキにメープルシロップとチョコレートシロップを好きなだけかけるローラン様は私の敵ですわ!
しばらく、ローラン様とはお話しませんから」
どうやら、ふたりで話している時にローランが無神経な事をしたのか、言ったのか…
モエノを怒らせたようだ。
そこへ持ってきて、シロップドバドバ事件がモエノの怒りに拍車をかけたらしい。
「お兄様!モエノ!
せっかくの朝食が不味くなるじゃない?
仲直りして!」
フローラに言われたふたりは…
「「ごめんなさい」」
謝りあっていた。
「モエノもシロップ沢山かけたいなら糖質オフで美味しいシロップ作ってもらう事にする?」
フローラが提案すると…
「お願いします!
ローラン様に負けない位にドバドバかけたいんです私も」
「分かったわ。
スイーツ研究をしている友人に頼んでみるわ」
「フローラ様!
大好きですわ。
私の事をいつも細やかに見守って下さって本当に有難うございます」
フローラとモエノがイチャイチャしている…
俺の存在を忘れたように…
俺は空気か?
兄ってツラいなぁ…
◇◇◇◇◇◇◇
ローラン様がひとり黄昏ております。
メディクス家は今日もフローラ様を中心に回っているのです。
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