婚約破棄されたけど気にしないで推しへの愛に生きます!

まゆら

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推し変はあり?なし?

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こんにちは!

私、推しを愛でる会内ジョナス会メンバーのモエノ•シュルツです。

魔法省推薦枠の試験に受かり、大好きな推しであるジョナス殿下がいらっしゃる魔法省に入る事が出来ました。

15歳での魔法省入りは国内初だそうです。

私の場合、大神殿で聖女見習いをしていたのですが聖魔法と他属性の魔法の重ねがけの研究を独自にしていたのをジョナス殿下が見出してくれて、研究室を持つ気はないか?と言われたのです。

馴染み深い大神殿の皆様とお別れするのは寂しかったのですが…

敬愛するジョナス殿下と一緒に働ける!

好きな魔法の研究を出来るのが嬉しくて…

幸せいっぱいで魔法省入りしたのです。

新人研修のチームもジョナス殿下推しであるフローラ様やシャロン様と一緒になり、推しを愛でる会にも入り…

推しについての情報交換や推しの尊いところを言い合って…

趣味が合うヒトと話すのって、なんて楽しいんだろ?と幸せな気分に浸っていたのですが…

魔法省の寮に入っている私を心配して週末は泊まりに来ない?とか、ご飯を食べに来て!とフローラ様が誘ってくれて、メディクス家に時々お邪魔してフローラ様と色々な魔法について話すのですが…

ついつい魔法談義が長くなり、ご飯を食べるのも忘れてふたり聖魔力と他属性の魔力を合わせて作るお守りを作ったりしていると…

心配したローラン様がご飯を食べようと呼びに来てくれるのです。

大神殿にいる時はご飯を食べていなくても、誰も気にしてくれなくて1日何も食べないとか、1日1食とかだったので…

心配してくれる家族がいるのっていいなぁと思い、ついついフローラ様のところにお邪魔してしまうのです。

ローラン様から、君は成長期なんだからしっかりご飯を食べなさい!と言われ、魔法省でお会いする度にお菓子をくれるのですが…

私の事…

何歳だと思っているのでしょう?

お兄様がいたら、こんな風に心配してもらえるんだなぁ…とぼんやり考えながら歩いていたら転びそうになり、ローラン様に助けてもらったのですが…

「君は…フローラ以上に目が離せないよ!

もう…目を離すと何をしているのか心配で仕方がない!

私の側から離れないでくれないか?」と言われたのですが…

これは…

どういう事ですか?

私…一生、ジョナス殿下推しだと思っていたのですが…

ローラン様の突然の告白にドキドキしてます!

これは…恋?

私…

ローラン様推しになりそうです…

愛でる会の皆様は…

推し変には寛容なのでしょうか?

先ずはフローラ様に相談してみる事にします。





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