17 / 45
推し変はあり?なし?
しおりを挟む
こんにちは!
私、推しを愛でる会内ジョナス会メンバーのモエノ•シュルツです。
魔法省推薦枠の試験に受かり、大好きな推しであるジョナス殿下がいらっしゃる魔法省に入る事が出来ました。
15歳での魔法省入りは国内初だそうです。
私の場合、大神殿で聖女見習いをしていたのですが聖魔法と他属性の魔法の重ねがけの研究を独自にしていたのをジョナス殿下が見出してくれて、研究室を持つ気はないか?と言われたのです。
馴染み深い大神殿の皆様とお別れするのは寂しかったのですが…
敬愛するジョナス殿下と一緒に働ける!
好きな魔法の研究を出来るのが嬉しくて…
幸せいっぱいで魔法省入りしたのです。
新人研修のチームもジョナス殿下推しであるフローラ様やシャロン様と一緒になり、推しを愛でる会にも入り…
推しについての情報交換や推しの尊いところを言い合って…
趣味が合うヒトと話すのって、なんて楽しいんだろ?と幸せな気分に浸っていたのですが…
魔法省の寮に入っている私を心配して週末は泊まりに来ない?とか、ご飯を食べに来て!とフローラ様が誘ってくれて、メディクス家に時々お邪魔してフローラ様と色々な魔法について話すのですが…
ついつい魔法談義が長くなり、ご飯を食べるのも忘れてふたり聖魔力と他属性の魔力を合わせて作るお守りを作ったりしていると…
心配したローラン様がご飯を食べようと呼びに来てくれるのです。
大神殿にいる時はご飯を食べていなくても、誰も気にしてくれなくて1日何も食べないとか、1日1食とかだったので…
心配してくれる家族がいるのっていいなぁと思い、ついついフローラ様のところにお邪魔してしまうのです。
ローラン様から、君は成長期なんだからしっかりご飯を食べなさい!と言われ、魔法省でお会いする度にお菓子をくれるのですが…
私の事…
何歳だと思っているのでしょう?
お兄様がいたら、こんな風に心配してもらえるんだなぁ…とぼんやり考えながら歩いていたら転びそうになり、ローラン様に助けてもらったのですが…
「君は…フローラ以上に目が離せないよ!
もう…目を離すと何をしているのか心配で仕方がない!
私の側から離れないでくれないか?」と言われたのですが…
これは…
どういう事ですか?
私…一生、ジョナス殿下推しだと思っていたのですが…
ローラン様の突然の告白にドキドキしてます!
これは…恋?
私…
ローラン様推しになりそうです…
愛でる会の皆様は…
推し変には寛容なのでしょうか?
先ずはフローラ様に相談してみる事にします。
私、推しを愛でる会内ジョナス会メンバーのモエノ•シュルツです。
魔法省推薦枠の試験に受かり、大好きな推しであるジョナス殿下がいらっしゃる魔法省に入る事が出来ました。
15歳での魔法省入りは国内初だそうです。
私の場合、大神殿で聖女見習いをしていたのですが聖魔法と他属性の魔法の重ねがけの研究を独自にしていたのをジョナス殿下が見出してくれて、研究室を持つ気はないか?と言われたのです。
馴染み深い大神殿の皆様とお別れするのは寂しかったのですが…
敬愛するジョナス殿下と一緒に働ける!
好きな魔法の研究を出来るのが嬉しくて…
幸せいっぱいで魔法省入りしたのです。
新人研修のチームもジョナス殿下推しであるフローラ様やシャロン様と一緒になり、推しを愛でる会にも入り…
推しについての情報交換や推しの尊いところを言い合って…
趣味が合うヒトと話すのって、なんて楽しいんだろ?と幸せな気分に浸っていたのですが…
魔法省の寮に入っている私を心配して週末は泊まりに来ない?とか、ご飯を食べに来て!とフローラ様が誘ってくれて、メディクス家に時々お邪魔してフローラ様と色々な魔法について話すのですが…
ついつい魔法談義が長くなり、ご飯を食べるのも忘れてふたり聖魔力と他属性の魔力を合わせて作るお守りを作ったりしていると…
心配したローラン様がご飯を食べようと呼びに来てくれるのです。
大神殿にいる時はご飯を食べていなくても、誰も気にしてくれなくて1日何も食べないとか、1日1食とかだったので…
心配してくれる家族がいるのっていいなぁと思い、ついついフローラ様のところにお邪魔してしまうのです。
ローラン様から、君は成長期なんだからしっかりご飯を食べなさい!と言われ、魔法省でお会いする度にお菓子をくれるのですが…
私の事…
何歳だと思っているのでしょう?
お兄様がいたら、こんな風に心配してもらえるんだなぁ…とぼんやり考えながら歩いていたら転びそうになり、ローラン様に助けてもらったのですが…
「君は…フローラ以上に目が離せないよ!
もう…目を離すと何をしているのか心配で仕方がない!
私の側から離れないでくれないか?」と言われたのですが…
これは…
どういう事ですか?
私…一生、ジョナス殿下推しだと思っていたのですが…
ローラン様の突然の告白にドキドキしてます!
これは…恋?
私…
ローラン様推しになりそうです…
愛でる会の皆様は…
推し変には寛容なのでしょうか?
先ずはフローラ様に相談してみる事にします。
0
お気に入りに追加
96
あなたにおすすめの小説

いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
婚約破棄からの断罪カウンター
F.conoe
ファンタジー
冤罪押しつけられたから、それなら、と実現してあげた悪役令嬢。
理論ではなく力押しのカウンター攻撃
効果は抜群か…?
(すでに違う婚約破棄ものも投稿していますが、はじめてなんとか書き上げた婚約破棄ものです)
絶対婚約いたしません。させられました。案の定、婚約破棄されました
toyjoy11
ファンタジー
婚約破棄ものではあるのだけど、どちらかと言うと反乱もの。
残酷シーンが多く含まれます。
誰も高位貴族が婚約者になりたがらない第一王子と婚約者になったミルフィーユ・レモナンド侯爵令嬢。
両親に
「絶対アレと婚約しません。もしも、させるんでしたら、私は、クーデターを起こしてやります。」
と宣言した彼女は有言実行をするのだった。
一応、転生者ではあるものの元10歳児。チートはありません。
4/5 21時完結予定。

もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら
みおな
恋愛
子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。

【完結】公爵令嬢は、婚約破棄をあっさり受け入れる
櫻井みこと
恋愛
突然、婚約破棄を言い渡された。
彼は社交辞令を真に受けて、自分が愛されていて、そのために私が必死に努力をしているのだと勘違いしていたらしい。
だから泣いて縋ると思っていたらしいですが、それはあり得ません。
私が王妃になるのは確定。その相手がたまたま、あなただった。それだけです。
またまた軽率に短編。
一話…マリエ視点
二話…婚約者視点
三話…子爵令嬢視点
四話…第二王子視点
五話…マリエ視点
六話…兄視点
※全六話で完結しました。馬鹿すぎる王子にご注意ください。
スピンオフ始めました。
「追放された聖女が隣国の腹黒公爵を頼ったら、国がなくなってしまいました」連載中!

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる