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ローラン様の好みのタイプ!
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ローランside
彼女がジョナス殿下を見つめているのは知っていた。
フローラと気が合うようで、週末には泊まって行く事もある。
最初は、手間のかかる妹が増えた位にしか思っていなかった。
フローラは今まで勉強三昧で気をつけてやらないと、集中し過ぎて寝ない!食べない!が続くので常に早く寝なさいとか、ご飯を食べなさいとか…
母親のように世話していたのだが…
モエノとふたりで古代魔法やその他の魔法について語り出すと時間を忘れてしまうようでご飯も食べずに寝ないでふたり魔法談義をしているのだ。
魔力は凄いが、生活力皆無のふたりである…
父もまさにそのタイプの魔法バカなので、フローラは父似なのだろう。
モエノは…
最年少で魔法省入りしただけある天才肌のようでフローラの知らない魔法分野の知識が豊富で話が尽きないのだろう。
君たち…
一応はお年頃の女性なのだからね?
身だしなみとかね?
色々あるでしょ?
何でも魔法で解決しないでくれるかな?
フローラとモエノに説教していると…
「兄上…一段と母様に似てきまましたね…
小言ばかりの男はモテませんよ?」とフローラから面倒くさそうに言われ軽くしょげたところを…
「フローラ様!
ローラン様なら見た目に釣られて沢山魚が来ますから大丈夫ですわよ!
まさか…中身がおかんだなんて…言わなければわかりませんから…」とモエノがフォローしたつもりでザクザクと刺してくる…
お前らがヒトとして堕落しとるだけなんじゃーと叫んでしまいそうになりながらもグッとこらえるローラン。
◇◇◇◇◇
ローラン様の好みは世話の焼けるヒトなのかもしれない。
彼女がジョナス殿下を見つめているのは知っていた。
フローラと気が合うようで、週末には泊まって行く事もある。
最初は、手間のかかる妹が増えた位にしか思っていなかった。
フローラは今まで勉強三昧で気をつけてやらないと、集中し過ぎて寝ない!食べない!が続くので常に早く寝なさいとか、ご飯を食べなさいとか…
母親のように世話していたのだが…
モエノとふたりで古代魔法やその他の魔法について語り出すと時間を忘れてしまうようでご飯も食べずに寝ないでふたり魔法談義をしているのだ。
魔力は凄いが、生活力皆無のふたりである…
父もまさにそのタイプの魔法バカなので、フローラは父似なのだろう。
モエノは…
最年少で魔法省入りしただけある天才肌のようでフローラの知らない魔法分野の知識が豊富で話が尽きないのだろう。
君たち…
一応はお年頃の女性なのだからね?
身だしなみとかね?
色々あるでしょ?
何でも魔法で解決しないでくれるかな?
フローラとモエノに説教していると…
「兄上…一段と母様に似てきまましたね…
小言ばかりの男はモテませんよ?」とフローラから面倒くさそうに言われ軽くしょげたところを…
「フローラ様!
ローラン様なら見た目に釣られて沢山魚が来ますから大丈夫ですわよ!
まさか…中身がおかんだなんて…言わなければわかりませんから…」とモエノがフォローしたつもりでザクザクと刺してくる…
お前らがヒトとして堕落しとるだけなんじゃーと叫んでしまいそうになりながらもグッとこらえるローラン。
◇◇◇◇◇
ローラン様の好みは世話の焼けるヒトなのかもしれない。
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