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ドS聖女リリスの場合
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「聖女リリス!あなたはこの国には相応しくない!あなたは聖女ではなく魔女だ!これ以上、国民を惑わせないでくれ!
お願いだからこの国から出て行ってくれないか?」
泣き喚きながらリリスに訴えてくる国王。
「私を追放?いいわよ。後悔はしないでよ。サヨナラ」
聖女リリスは国から去った。
「これでリリスに悩まされずに安心して仕事が出来るぞ」
ホッとして執務室に戻ると側近達が荷物をまとめている。
「どうしたのだ?お前達!何をしている?」
「何を言ってるんですか?リリス様のいない王宮では働けません。私はリリス様の下僕ですから」
「リリス様!お供します!」
「リリス様!」
自分の右腕とか、懐刀だと思っていた側近達はどうやらリリス信者だったらしい。
王はひとり取り残された執務室で涙に暮れた。
お願いだからこの国から出て行ってくれないか?」
泣き喚きながらリリスに訴えてくる国王。
「私を追放?いいわよ。後悔はしないでよ。サヨナラ」
聖女リリスは国から去った。
「これでリリスに悩まされずに安心して仕事が出来るぞ」
ホッとして執務室に戻ると側近達が荷物をまとめている。
「どうしたのだ?お前達!何をしている?」
「何を言ってるんですか?リリス様のいない王宮では働けません。私はリリス様の下僕ですから」
「リリス様!お供します!」
「リリス様!」
自分の右腕とか、懐刀だと思っていた側近達はどうやらリリス信者だったらしい。
王はひとり取り残された執務室で涙に暮れた。
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