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level 17
「すごいぶっちゃけ話をはじめられました」
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「美月さんも、ヨシキの被害にあったんでしょ?」
不愉快になって、そろそろ会話を切り上げようとしたわたしに、意味深な微笑みを浮かべながら、美咲麗奈は胸をすり寄せて耳打ちしてきた。
「え? 被害、ですか?」
「じゃないと、あんな感情的にビンタなんてしないわよね」
「そういうわけではないです」
「隠さなくていいわよ。ヨシキとエッチしたんでしょ?」
「わっ、わたしは… そんなこと」
「美月さんほどの美少女に、あのヨシキが手ぇ出さないわけないじゃない」
「そんなことないです!(いや。あるんだけど)」
「教えてよ。ね? ヨシキとヤっちゃったんでしょ。だれにも言わないから♪」
「そんなこと、してませんっ!!」
あなたが人に言いふらさないわけがないじゃない!
もう別れたとはいえ、わたしがヨシキさんとつきあっていたなんて、あなたにだけは口が裂けても言えるもんか!!
「まあ、ぶっちゃけわたしも、ヨシキとエッチしてたしね~」
断固否定するわたしにおかまいなしに、美咲麗奈はすごいぶっちゃけ話をはじめた。
「えっ? 美咲さんが?!」
「もう、ヨシキったら猛烈に口説いてくるから、しかたなく、ね」
「猛烈に?」
「そうなのよ~。ホテルで個撮してたら終電がなくなって、そのままお泊まりしたの。
わたしは撮影だけのつもりだったのに、ヨシキのやつ急にイチャイチャしだして、気がついたらやられちゃってたってわけ」
「いっ、いったい、、、 いつ頃の話なんですか?」
「ん~、、、 確か、夏コミの夜かなぁ」
「夏コミ?!」
それって・・・
ヨシキさんとはじめて個撮して、キスしたのは、まさにその直後じゃない!
わたしと美咲麗奈と、ヨシキさんはほぼ同時につきあいはじめて、ずっと二股かけてたってわけ?!
信じられない!!
「いっ、今も続いているんですか?」
「今はもう、拒否ってるけどね」
「拒否ってるって、、、 別れたってこと?」
「ま。わたしがフったのよね~」
「美咲さんが?」
「気になる? やっぱり美月さんもヨシキにやられてたのかぁ」
「だから、、、 やられてませんってば!」
もうっ。
さっきから否定してるじゃない!
あなたはなんとしても、わたしとヨシキさんがエッチしていた事にしたいのね。
そりゃ…
確かにつきあっていたけど、、、
一ヶ月ばかり。
「なんだかんだいって、ヨシキはやっぱり、わたしがいいのよね~」
得意げな顔で、美咲麗奈は『ふふん』とせせら笑った。
「ヨシキのやつ、今でも未練タラっタラなのよ。イベントで会ってもおっぱいチラ見してくるし。わたしのこと、また脱がせて撮りたいのかな」
「脱がせてって… ヌードも撮ったんですか?」
「まぁね。どうしてもってヨシキが頼むから、つい。
でも困るのよね~、そういうの。あんな男とはもう、関わりたくないし」
「はあ…」
「美月さんも、もうあいつと関わるのやめなよ? 他のレイヤーにもあいつの悪行訴えて、みんなでヨシキのモデル、スルーしない?」
「スルー?」
「あいつにはそのくらいして、ギャフンといわせてやらないと、ダメなのよ」
「そ、そうですね。それが… いいのかも」
『ヨシキとエッチしてた』という唐突なカミングアウトに動揺していたわたしは、思わず彼女の提案にうなずいた。
わたしが同調したのが嬉しかったのか、美咲麗奈は声を弾ませて言う。
つづく
不愉快になって、そろそろ会話を切り上げようとしたわたしに、意味深な微笑みを浮かべながら、美咲麗奈は胸をすり寄せて耳打ちしてきた。
「え? 被害、ですか?」
「じゃないと、あんな感情的にビンタなんてしないわよね」
「そういうわけではないです」
「隠さなくていいわよ。ヨシキとエッチしたんでしょ?」
「わっ、わたしは… そんなこと」
「美月さんほどの美少女に、あのヨシキが手ぇ出さないわけないじゃない」
「そんなことないです!(いや。あるんだけど)」
「教えてよ。ね? ヨシキとヤっちゃったんでしょ。だれにも言わないから♪」
「そんなこと、してませんっ!!」
あなたが人に言いふらさないわけがないじゃない!
もう別れたとはいえ、わたしがヨシキさんとつきあっていたなんて、あなたにだけは口が裂けても言えるもんか!!
「まあ、ぶっちゃけわたしも、ヨシキとエッチしてたしね~」
断固否定するわたしにおかまいなしに、美咲麗奈はすごいぶっちゃけ話をはじめた。
「えっ? 美咲さんが?!」
「もう、ヨシキったら猛烈に口説いてくるから、しかたなく、ね」
「猛烈に?」
「そうなのよ~。ホテルで個撮してたら終電がなくなって、そのままお泊まりしたの。
わたしは撮影だけのつもりだったのに、ヨシキのやつ急にイチャイチャしだして、気がついたらやられちゃってたってわけ」
「いっ、いったい、、、 いつ頃の話なんですか?」
「ん~、、、 確か、夏コミの夜かなぁ」
「夏コミ?!」
それって・・・
ヨシキさんとはじめて個撮して、キスしたのは、まさにその直後じゃない!
わたしと美咲麗奈と、ヨシキさんはほぼ同時につきあいはじめて、ずっと二股かけてたってわけ?!
信じられない!!
「いっ、今も続いているんですか?」
「今はもう、拒否ってるけどね」
「拒否ってるって、、、 別れたってこと?」
「ま。わたしがフったのよね~」
「美咲さんが?」
「気になる? やっぱり美月さんもヨシキにやられてたのかぁ」
「だから、、、 やられてませんってば!」
もうっ。
さっきから否定してるじゃない!
あなたはなんとしても、わたしとヨシキさんがエッチしていた事にしたいのね。
そりゃ…
確かにつきあっていたけど、、、
一ヶ月ばかり。
「なんだかんだいって、ヨシキはやっぱり、わたしがいいのよね~」
得意げな顔で、美咲麗奈は『ふふん』とせせら笑った。
「ヨシキのやつ、今でも未練タラっタラなのよ。イベントで会ってもおっぱいチラ見してくるし。わたしのこと、また脱がせて撮りたいのかな」
「脱がせてって… ヌードも撮ったんですか?」
「まぁね。どうしてもってヨシキが頼むから、つい。
でも困るのよね~、そういうの。あんな男とはもう、関わりたくないし」
「はあ…」
「美月さんも、もうあいつと関わるのやめなよ? 他のレイヤーにもあいつの悪行訴えて、みんなでヨシキのモデル、スルーしない?」
「スルー?」
「あいつにはそのくらいして、ギャフンといわせてやらないと、ダメなのよ」
「そ、そうですね。それが… いいのかも」
『ヨシキとエッチしてた』という唐突なカミングアウトに動揺していたわたしは、思わず彼女の提案にうなずいた。
わたしが同調したのが嬉しかったのか、美咲麗奈は声を弾ませて言う。
つづく
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