貴方を愛することできますか?

詩織

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同期の結婚式

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まさかの圭哉君がコンサルタントで来たときに、圭哉君に声かけてた同期の子が社内で出来ちゃった婚に。

合コンだのなんだのって一時期がんばってたもんな。

でも、圭哉君に脈がないと思ったらすぐ社内で恋愛をし、出来ちゃった婚!

早い!

披露宴の招待状が来たので参加した。

「水沢さん!」

同じ課の子が1人招待されていて、私が見えたようなので声かけて近づいてきた。

「なんかあっという間に結婚でビックリです」

「ほんと、いつの間に…て感じだね」

相手は営業の課長。と言っても若くして課長に昇進したので、30歳すぎたばかり。

周りを見渡すと、社内で見たことある人が何人もあるけど面識ない。

「はぁー、そろそろ私も身を固めたいな」

「え!?まだ23てしょ?」

同じ課の子は後輩で3歳も下。

まだ身を固める…人もいるけど、私ですらまだ身を固めてないのに。

「だって、こういうの見るとしたいと思っちゃいませんか?」

確かに…、披露宴とか出るとそれは思う。

結婚願望もないわけでないけど、私達恋人期間がないから今は恋人でいたいと思うのもあるんだよね。

お酒を飲みながら話と、食事をしたらあっという間に披露宴は終わり、二次会もあるようで

「今から参加でもいいから来ない?」

と言われたけど

「ごめん、私ちょっと予定が…、今日は招待ありがとうね!お幸せに」

と言って家に帰ろうと駅に向かったら

「えっ!?圭哉君?」

「おつかれ!」

と言って引き出物を持ってくれた。

「いや、折角さフォーマルの服着てるからちょっとデートでもしたいなーって」

「えっ?」

圭哉君もスーツ着てるけど

「たまには、いいでしょ?」

と言って、電車に乗って有名なホテルの最上階のレストランに入った。

ドレスコードとかありそうなお店じゃん。

「予約してた江原ですけど」

「お待ちしておりました」

えっ!?予約してたの?

そういえば披露宴何時に終わる?て聞いてたっけ?

まさかこのために?

入ると今まで経験したことないもう品のあるお店で、絶対にラフな格好では無理だわ。

窓側の景色がよく見えるテーブルに案内してもらって

ワインで乾杯した。

「こんな凄いレストラン入ったことないよー、緊張しまくるんだけど」

と言うと

「俺もない」

と言って苦笑された。

料理はコースが頼まれていて、もうデザート食べるころになると2時間くらいたっていて、お腹も胸もいっぱい。

外は既に暗くなっていて

「なんか凄い記念になったね」

と言うと

「じゃ、もう1つ記念に…」

と言って、小さな小箱をテーブルの上に置いた。

えっ!?これってまさか…

「結乃がまだ結婚に乗り気でないのは知ってるから、予約だけでもさせて」

まさかこんなタイミングで…

「受け取って欲しいんだけど」

「わ、わたし…」

「結乃の今の気持ち聞いていいかな?」

「わ、私、結婚願望がないとかでないの。でも圭哉君とはもう少し恋人期間が欲しくって。もっと恋人として色々したいなーと」

「うん」

「展開が早かったし、ついていけてないのもあったしで、今は毎日圭哉君と一緒にいられるの充実してる」

「うん」

「上手く言えないけど、今は恋人として満喫したい」

「わかった。でもこれは受け取ってくれないかな?」

勿論この先結婚するなら、圭哉君以外考えられないけど

「で、でも…」

「だめ?」

不安そうな顔されたら、どうしていいか解らないよ

「わ、わかった。これは預かっとくて形でいいかな」

「ひとまずはそれでいいよ」

と言って、私はその小箱を受け取った。

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